でも、「USCPAは取っても意味ない」とよく聞くよね。
一方で、「USCPAを取ったら人生が変わる」とか「USCPAがあれば人生一発逆転できる」とかも聞くよね。
結局どっちなのかわからなくて、USCPAに挑戦するか決められなくて困ったな。
結論からすると、USCPAは取る意味のある資格だと思うし、USCPAを取ったら人生が変わることも十分にあると思っているよ。
USCPAになりたいと思ってから、USCPA試験の勉強をして、USCPA試験合格後にどのようなキャリアを築いたか、自分の経験をご紹介するね。
USCPAを取っても意味がないかもと、挑戦しようか迷っている人が決断できる一助になると嬉しいよ。
注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります!
USCPA試験にチャレンジするか悩んでいる人は、迷っているなら早く勉強を始めることをおすすめします。
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USCPAになるために何から始めたらいいのかわからない場合は、USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったらを読んでみてください。
Q.USCPAは取る意味がないの? A.意味はあります!

「USCPAは取る意味がないの?」。
よくこのご質問をいただきます。
どこの考えとしては、「USCPAは取る意味があります!」。
USCPAは取る意味がないと言っている人は、以下の2つのパターンが多いです。
USCPAは取る意味がないと言う人のパターン
- USCPA試験に合格できなかった(合格前に挫折した)
- USCPAという資格を活かせなかった
USCPA試験に挑戦したけれど合格できなかった人は、USCPA試験に挑戦しようとする人・挑戦している人に対して、「USCPAは取る意味がない」と言います。
ですが、これは「取れないぶどうは酸っぱい」の理屈ですので、無視をしていいでしょう。
取れなかったので負け惜しみを言っているだけです。
USCPA試験に合格はできたけれど資格を活かせなかった人も、時間と労力をかけた甲斐がなかったとして、「USCPAは取る意味がない」と言います。
ですが、単に「USCPAってなんかカッコいい!」くらいの理由で目指したり、USCPAという資格を活かそうと努力をしていないことが多いですので、これも無視をしていいでしょう。
ただ単にこの人だけの問題です。
USCPAが無駄にならないよう、USCPAに挑戦する前に自分はどうか考えてみることは大切だと思います。

実際にUSCPAになった人の話を聞いてみると、ご自分の将来を考えるうえで役に立つと思いますので、今回はどこの経験をお話していきます。
USCPAになりたいと思ったきっかけ

最初に、どこはなぜUSCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったのか、きっかけを話していきます。
どこはオーストラリアに1年ほど住んで、High Schoolで日本語のアシスタント教師をしていました。
その際に、図書館にあった会計の本を読んで英語で会計を学ぶことにすっかりはまり、将来の目標を日本語を教えることから、会計を教えることに方向を大きく変えました。
そんなとき、2ヶ月ほどの短期ですが、オーストラリアのシドニーにあるローカル企業の経理部で会計インターンをする機会を得ました。
驚いたことに、そのシドニーにある某企業の経理部のみなさんは、オーストラリア人ではなく、スリランカ人やマレーシア人などの外国人でした。
さらに驚いたことに、その経理部のみなさんはアメリカ人ではないのにUSCPAでした。
当時、USCPAのことはよく知らなかったのですが、「USCPAという資格があるからこそ、外国人がプロフェッショナルとして職を得られている」という事実に大きな衝撃を受けました。
そして、「USCPAになりたい」「どの国でも働けるようになりたい」「会計を教えられるようになりたい」と強く思いました。
USCPA試験の勉強を始める前にやったこと

つぎに、USCPA試験の勉強を始める前にやったことについて、話していきます。
(1)「会計×英語」の勉強が自分に合うか確かめる
USCPA(米国公認会計士)の勉強を始める前に、「会計×英語」の勉強が自分に合っているか確かめました。
どこは、「米国公認会計士になる」と決意しましたが、会計の知識は簿記3級レベルしかなく、勘定科目や簡単な仕訳だけなら英語でもわかるというお粗末なものでした。
ですので、オーストラリアから帰ってすぐ、まずはBATIC(国際会計検定)の勉強をしました。
日本に帰国してすぐの回でAccountantレベルをパスして、その次の回でAccounting Managerレベルをパスしました。
ぎりぎりControllerレベルには届かなかったのですが、「これなら米国公認会計士の勉強にも対応できる」という自信がつきました。
USCPA受験に必要な英語力と会計知識については、こちらの記事を参考にしてください☟

BATICについては、こちらの記事を参考にしてください☟

(2)自分に合ったUSCPAの予備校を選ぶ
BATICの勉強と並行して、USCPAの予備校選びもしました。
日本にあるUSCPAの予備校は、4つです。
なので、4つの予備校からパンフレットを取り寄せ、無料説明会に参加した結果、アビタスに通うことにしました。
アビタスにしたのは、他の予備校はどちらかというと日本の公認会計士や税理士の講座がメインな感じがしましたが、アビタスは、USCPA講座がメインで、テキストや問題集がわかりやすく、「最低限これだけやれば合格できる」と確信できたからです。
予備校選びは悩むでしょう。
受講料との兼ね合い、授業やテキストの相性などポイントはありますが、どこはアビタスにして心からよかったと思います。
約1年で合格できたのは、アビタスのおかげだと思っています。
USCPAの予備校については、こちらの記事を参考にしてください☟

アビタスについては、こちらの記事を参考にしてください☟

USCPA試験の勉強中に心がけたこと

さらに、USCPA試験の勉強中に心がけたことについて、話していきます。
(1)1年だけは勉強に身も心も捧げる
USCPA試験の勉強を始めてから1年だけは、勉強に身も心も捧げました。
USCPA試験の勉強は、思ったより大変です。
USCPA予備校の広告を見ると、誰でも簡単に合格できそうな感じがしますが、残念ながらそこまで楽ではありません(笑)。
社会人の皆さんは、仕事と勉強を両立するのはかなりハードだと覚悟してください。
どこの場合は、アビタスのUSCPA無料説明会で、アビタス元代表の三輪先生が「何もしなくても1年は経ってしまいます。それなら、人生で頑張った1年があってもいいですよね」とおっしゃったのですが、その言葉を心にとめてがんばりました。
1年だけ勉強に身も心もささげようと思いました。
残業が多くて疲れているときも、問題集の正答率がなかなか上がらなくてくじけそうになった時も、「1年だけ、1年だけ」と思って頑張り続けました。
USCPA試験と仕事の両立については、こちらの記事を参考にしてください☟

(2)必ず毎日勉強する
USCPA試験の勉強は、必ず毎日しました。
基本的には、週20時間は勉強するようにしました。
いったん勉強を止めてしまうと再起動するのは大変ですので、短くてもいいので毎日勉強を続けて、勉強を始めた日から合格した日まで勉強しなかった日は作りませんでした。
USCPA試験の範囲は思った以上に広いので、勉強したことを忘れないように、毎日全範囲を復習するようにしていました。
USCPA試験の勉強の継続については、こちらも参考にしてください。

USCPA試験合格後のキャリアについて

さいごに、USCPA試験合格後のキャリアについて、話していきます。
(1)全科目合格後、BIG4大手監査法人へ
全科目合格後、BIG4大手監査法人へ監査職として転職しました。
Big4で働いていたという経験があれば、その後どんな企業で働くときも大きくプラスになると思ったのと、監査のノウハウを身につけたかったからです。
あいにく、どこがBIG4に応募しようとした頃は、日本の公認会計士でさえ採用を控えていた時期で、USCPAの中途採用をしていませんでした。
ですが、何とか転職エージェントのサポートのおかげで面接にこぎつけ、面接を担当していただいたパートナー(事業部のトップ社員)と相性が合ったため、会計監査職の正職員として採用してもらえました。
USCPAは、「日本の公認会計士にバカにされるのか」というご質問をいただくことがありますが、そんなことはありませんでした。
社会人経験を活かして、日本の公認会計士よりもクライアントとのコミュニケーションがうまくいっていたので、十分にバリューが出せていたと思います。
USCPAになったことでBIG4で採用され、日本の公認会計士と肩を並べて監査の実務経験を積めたので、USCPAはコスパの良い資格だとしみじみ思いました。
監査法人への転職については、以下の記事を参考にしてください☟

監査法人で働いた経験については、以下の記事を参考にしてください☟

(2)海外移住し、海外就職
その後、タイのバンコクに移住し、バンコクにある米国企業のシニアアカウント(社外的には、アジアパシフィック地域コントローラー)として採用されました。
英語がそれほどできないにもかかわらず(当時TOEIC850点くらいでした)、USCPAというだけで、多数の応募者の中から採用してもらえました。
USGAAP(米国会計基準)でのレポーティング、SOX(内部統制)整備のサポートや、監査対応など、USCPAの勉強を活かせる場面が多かったです。
USCPAで勉強していたからこそ、何かイレギュラーな取引が起きても、既にどうすればいいか知っている、もしくは、少し調べれば対応できました。
海外就職については、以下の記事を参考にしてください☟

バンコクで働くことについては、以下の記事を参考にしてください☟

(3)管理職として、連結を担当
日本に帰国後は、グローバル企業にて、連結決算書の作成、海外子会社の管理など、幅広く担当させてもらっています。
海外子会社はすべて担当していますが、その中でも米国とアジアの海外子会社管理がメインであり、USCPAであること(そして、アジアに住んでいたことがあること)が評価されて採用されたので、USCPAで良かったと思います。
BIG4の監査を受けていますが、監査人のみなさんは、どこがUSCPAだということを知っていますので、安心して監査対応を任せてもらっているのも、USCPAで良かったと思う点です。
海外子会社の会計基準でよくわからなくても、自分で調べられています
USCPA試験のリサーチ問題で、調べ方を勉強したことに感謝していますし、広く浅く勉強する必要があり、実践的な問題が出題されるUSCPA試験の特徴にも感謝しています。
USCPA試験は実務的な内容が出題されるので、理論的なことが多く出題される日本の公認会計士試験と大きく違く、USCPA試験の勉強をしてよかったと心から思っています。
USCPAのキャリアについては、こちらの記事を参考にしてください☟

USCPAと日本の公認会計士の違いについては、こちらの記事を参考にしてください☟

キャリア形成にプラスになるなら、USCPAを取る意味があります!

結局のところ、どんな形であれキャリア形成にプラスになるなら、USCPAを取る意味があると思います。
どこの場合は、USCPAに全科目合格していたから、BIG4に採用されました。
そして、USCPAを取らなかったら考えられなかったような、充実したキャリアを築くことができました。
ですので、USCPAを取ることにした自分の判断は間違っていなかったと思います。
あなたはどうでしょうか?
USCPAという資格は、今の会社で活かせるでしょうか?
もしくは転職をして活かせるでしょうか?
さらに将来の夢をかなえる一助になるでしょうか?
よく考えてみてください。
USCPAになりたいと思いましたら、こちらの記事も参考にしてください。

以上、「【体験談】USCPAは取る意味がないの?人生が変わるの?USCPAが語る」でした。
まずは、各USCPAの予備校に資料請求をしたり、説明会に参加して、USCPAが活かせるのか確かめてみようかな。
USCPAは取る意味がないのかグダグダ考えているより、何か行動を起こすのが大事だよね。
コツコツと1科目ずつ勉強していけばいいんだよ。
USCPAになれば、その後の人生は広がるよ。
苦しんで頑張った以上のリターンはあるから、ぜひチャレンジしてみてほしいよ。
USCPA(米国公認会計士)
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USCPAの受験ガイド(どこの本、アビタスの三輪先生の本)

USCPAの始め方(参考ページ)
BATIC(国際会計検定)
BATICは2022年11月28日に終了しました。
ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。
BATICの公式テキスト・公式問題集
IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)
IFRS検定講座の紹介割引(受講料3,000円オフ)
IFRS検定の詳細情報(参考ページ)
【アビタス紹介割引あり】IFRS検定(国際会計基準検定)の難易度、活かし方
USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)
USCMAとEAの講座の資料請求(無料)
USCMAとEAの詳細情報(参考ページ)
国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?
CIA(公認内部監査人)
CIA講座の資料請求、説明会申し込み(無料)
CIAの詳細情報(参考ページ)
内部監査資格 CIA・CISA・CFEの比較、どれを取るといいのか?
簿記検定
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CPA Learning(ラーニング)の簿記コース
USCPAと簿記検定の比較(参考ページ)
USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?
公認会計士
公認会計士講座の資料請求(無料)
USCPAと公認会計士の比較(参考ページ)