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【USCPA試験】勉強中

USCPA試験 各科目(FAR・BEC・AUD・REG)の特徴と対策

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験の勉強を始めたよ。

4科目あると思うけど、それぞれ、どんな科目なのか知りたいな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

科目ごとに特徴があるから、勉強を始める前にその特徴を把握して、どのように勉強するといいのか考えておこうね。

 

USCPA試験の科目は、以下の4科目あります。

USCPA試験の科目

  1. FAR (Financial Accounting & Reporting):財務会計
  2. BEC (Business Environment & Concepts):企業経営環境・経営概念
  3. REG (Regulation):諸法規
  4. AUD (Auditing & Attestation):監査及び諸手続き

4科目について、それぞれの科目の特徴と、どのように対策をすれば良いか、ご説明していきます。

 

1.FARの特徴と対策

まずは、FARについて見ていきましょう。

(1)全科目の基礎となる

FARは、USCPA試験全科目の基礎となる科目です。

FARで学習した知識は、特にBECやAUDの勉強で必要となってきます。

FARの知識がないと、BECやAUDで解けない問題もあります。

USCPA試験の学習は、まずはFARから始めましょう。

 

(2)ボリュームが多く、計算問題が多い

FARは、試験範囲は広く、ボリュームがあります。

アビタスの教材で判断すると、USCPA試験全体(4科目)を100%とすると、FARは35%くらいを占めています。

また、計算問題が多いため、MCなどの問題を解くのにも時間がかかります。

特に、簿記検定などの勉強をしたことがなく、簿記や会計の知識が無い場合、学習に時間がかかります。

既にある程度、簿記や会計の知識がある場合も、FARはUSCPA試験で最初に学習する科目となりますので、学習のコツがつかめていなかったり、受験のタイミングを延ばしてしまいがちになります。

ダラダラと勉強せず、学習したことを忘れないよう、適度に復習しつつ、とっとと受験する必要があります。

FARは、できるだけ早く全範囲の学習を終え、さっさと受験しましょう。

 

(3)仕訳のスキルが大切

FARで必ず攻略しておかなくてはならないのは、「仕訳」です。

「仕訳」とは、取引をルールに従って記録することです。

普段から仕事で「仕訳」をしている経理の方や、簿記検定の学習をしたことがある方なら、おそらく、最初からある程度理解できていると思います。

もし、USCPA試験で初めて「仕訳」に触れる場合は、まずは「仕訳」のスキルを身につけることが必要不可欠です。

「仕訳」ができないと、AUDでも解けない問題があります。

取引を見たら仕訳を書いてみるクセをつけること。

 

(4)政府・非営利組織会計の出題割合が意外に大きい

FARの出題割合は、企業会計が80%、政府・非営利組織会計が20%となっています。

政府・非営利組織会計の出題割合は20%と大きいので、しっかりと対策をする必要があります。

ただし、出題されるのは簡単なものが多く、計算問題もほとんどないため、基礎を理解しておくだけでいいでしょう。

TBSで出題されることもありますが、大半はMCで出題されます。

MCの5問中2問は、政府・非営利組織会計と思ってよいでしょう。

政府・非営利組織会計は、簡単な問題が多いので、得点源になる。

計算問題はほとんど出ないので、本番の時間稼ぎにする。

本番のMCで、企業会計と混乱するなら、テストレット内で別々に解く。

本番のMCでは、企業会計の問題と、政府・非営利組織会計の問題が、混ざって出題され、混乱しがちです。

ですので、どこの場合ですが、MCの1つのテストレット内で、政府・非営利組織会計の問題は最初は全部飛ばし、企業会計の問題を全部解いてから、最初からまとめて解くという方法を取っていました。

 

2.BECの特徴と対策

つぎに、BECについて見ていきましょう。

(1)試験範囲が幅広い

BECの試験範囲は幅広いです。

コーポレートガバナンス、経済学、財務管理、IT概論、管理会計の5分野から、まんべんなく出題されます。

そして、各分野は、互いにあまり関連していません。

浅く広い学習が必要となります。

BECは、各分野からまんべんなく出題されるので、苦手な分野を作らないこと。

 

(2)WC(記述式問題)が出題される

BECでは、USCPA試験で唯一、Written Communication(記述式問題)が出題されます。

WCの配点は15%で、3問出題されます(1問はダミー問題で採点されません)。

WCでは、FARやAUDの範囲について出題されることがあります。

ですので、書く内容よりも、どちらかというと、どのように書くかが大事だと考えていいでしょう。

BECでは、WC(記述式問題)が出題されるので、英語で書く練習が必要。

BECのWC(記述式問題)については、こちらの記事を参考にしてください。

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(2)FARの知識が必要

BECの財務管理や管理会計といった分野では、FARの財務会計の知識が必要となります。

ですので、FAR学習をした後に、BECの学習を始めると良いでしょう。

ただし、管理会計に関しては、FARの学習だけでは不十分なので、苦手分野になりそうならば、簿記検定2級の工業簿記テキストなどで理解を補強するといいかもしれません。

BECの学習は、FARの学習を終えてからにしましょう。

 

(3)AUDの知識も必要

BECのコーポレートガバナンスの分野では、AUDの内部統制やリスクマネジメントといった知識が必要となります。

ですので、AUDを学習した後であれば、コーポレートガバナンスの分野は理解がしやすくなります。

BECをAUDより先に学習する場合、AUDの内部統制やリスクマネジメントだけでも先に学習をしておくいいでしょう。

特に、コーポレートガバナンスは、計算問題がなく、難しい問題は出題されないため、基礎だけ理解して、得点源にすると良いでしょう。

コーポレートガバナンスの分野は、簡単な問題が多いので、得点源になる。

計算問題はほとんど出ないので、本番の時間稼ぎにする。

AUDの内部統制やリスクマネジメントを併せて勉強する。

 

3.AUDの特徴と対策

さらに、AUDについて見ていきましょう。

(1)沼にはまりやすい

AUDは、日本人のUSCPA受験生が苦手としがちな科目です。

何度もギリギリ73点や74点で不合格になってしまう受験生を見てきました。

AUDは出題範囲が狭く、ほとんど計算問題が出題されないため、簡単だと誤解して、甘く見てしまうようです。

また、監査や会計の実務経験がないと理解しにくい問題や、抽象的な言い回しの問題が出題されるため、実務経験や英語力が高くない受験生にとっては、ハードルが高い科目となります。

他の科目と違って、簡単に見えるけど、合格しにくい科目。

他の科目と違う勉強法が必要となる。

 

(2)深い理解が必要

AUDは、他の科目に比べて深い理解が必要です。

テキストの隅から隅までしっかりと読み込んで、理解を深める必要があります。

MCを解く際も、なんとなく解くのではなく、なぜこの選択肢が正解になるのか考えるなど、1問1問を深堀りしていく必要があります。

また、個々の監査手続きを理解するだけではなく、監査というプロセスの中のどれに該当し、どのような役割があるのか、監査意見に与える影響なども、常に意識する必要があります。

テキストを熟読し、問題を深堀りしていく。

 

(3)レポートの基本形の暗記が必要

AUDでは、監査意見のレポートの基本形を覚え、他の各レポートとの違いを理解することが大切です。

レポートの基本形さえ覚えておけば解ける問題も出題されます。

基本形をベースにして、他の各レポートで変わってくる文言をハイライトして理解していくといいでしょう。

レポートの基本形は暗記し、他のレポートとの違いを理解する。

 

4.REGの特徴と対策

さいごに、REGについて見ていきましょう。

(1)ボリュームが多く、暗記事項も多い

REGは、FARの次にボリュームが多いです。

アビタスの教材で判断すると、USCPA試験全体(4科目)を100%とすると、REGは30%くらいを占めています(FARは35%くらい)。

また、数値を覚えるなど暗記をしなくてはいけない科目です。

REGは、他の科目とあまり関連性が無いため、最後に受験する場合が多いと思いますが、最後に重くのしかかってくる科目と言えます。

REGは、最後に根性で暗記して乗り越えましょう。

 

(2)税法は深い理解が必要、ビジネス法は広く浅い理解でOK

REGの出題範囲は、大きくは、米国連邦税法、ビジネス法、ビジネス倫理・職業責任に分かれています。

米国連邦税法が70%、ビジネス法が15%、ビジネス倫理・職業責任が15%という配点割合です。

税法は、TBSの出題に対応するためにも、深い理解が必要となります。

特に「Basis」の理解と整理、納税申告書に慣れることが重要となってきます。

ビジネス法は、出題範囲が広いのですが、主にMCでの出題ということや、配点が15%ほどということもあり、広く浅い理解でいいでしょう。

税法は深い理解、ビジネス法は広く浅い理解と濃度を変える。

 

(3)ビジネス倫理・職業責任の出題割合が意外に大きい

ビジネス倫理と職業責任は、出題範囲は狭いのですが、前述のように配点割合が15%と高いので、しっかりと対策する必要があります。

ただし、出題されるのは簡単なものが多く、計算問題もほとんどないため、基礎を理解しておけばいいでしょう。

TBSで出題される可能性がありますが、基本的にはMCで出題されます。

倫理規定や職業責任のルールなどを理解し、頻出分野を確実に押さえれば対応できるでしょう。

ビジネス倫理と職業責任は、簡単な問題が多いので、得点源になる。

計算問題はほとんど出ないので、本番の時間稼ぎにする。

 

 

以上、「USCPA試験 各科目(FAR・BEC・AUD・REG)の特徴と対策」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験の4科目それぞれの特徴が分かったよ。どのように勉強するかのイメージもできたよ。
どこ
どこ
科目ごとに特徴があるから、時間と労力をかけるべきところを考え、効率的な勉強をしてね。

理論をしっかりと理解し基礎を固めてから、細かい論点を覚えたり、深堀りして応用力をつけていくのは、どの科目でも同じだから忘れないでね。

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ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。
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