でも、タイのバンコクで働くというイメージが全くわかなくて、困ったな。
タイのバンコクでUSCPAとして会計の仕事をしていたどこが、タイで働いてみたい人のための情報を紹介するね。
アフターコロナのバンコク情報(2022年12月14日追記)
- コロナの影響はかなり少なくなった(在住者はマスクあり、観光客はマスクなしで真っ二つに分かれている)。
- バンコクの物価が上昇中(バーツ円レートは×4くらいのイメージ)。円で給料をもらっている駐在員は、円安もあってかなり倹約している。
- 2022年12月より、BTS(スカイトレイン)の初乗りも17バーツ(約70円)に値上げ。
- マッサージ屋の値段がコロナ前に比べて2倍になり、マッサージ師も新人が増えた。
- アソークのターミナル21のフードコートは安いまま。
- QRペイでの支払い、モバイルバンキングが主流のため、現金はあまり持ち歩かなくなった。
- フリーペーパーが廃刊し、インスタでの情報収集が主流になってきた。
- ムーブミ(トゥクトゥク配車アプリ)が最近流行りだした。
バンコク在住の日本人の方に情報提供と記事監修をしていただきました(2022年12月)。
1.タイの基本情報

タイのイメージは、どんな感じでしょうか?
一年中暑い?ゾウがたくさんいる?きれいなビーチもたくさんある?トムヤムクンなど辛い料理が有名?
はい、全部合っています。
でも、どこは日本の友達に「ゾウで通勤しているの?」「ビーチで海を眺めながら、シンハー(タイのビール)を飲みつつ働いているの?」と冗談で聞かれていましたが、それは違います(笑)。
少なくともバンコクの中心街で働く限りは、日本の中規模都市で働くのとほぼ同じです。
通勤はBTS(スカイトレイン)で、きれいな近代的な高層ビルで働いていました。
ビルの中にはスタバ、ローソン、銀行、ドラッグストアなどが入っており、日本のオフィスビルと同じような環境でした。
さて、前置きはこのくらいにして、タイの基本情報を見てみましょう。
人口 | 約6千600万人(2021年時点) |
面積 | 約51万4千㎡(日本の約1.4倍) |
言語 |
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通貨 |
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宗教 |
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政治 |
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気候 |
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タイは居心地がいいです。
寒くないし、主食が米だから食事に困らないなど、色々な理由があるのですが、仏教徒が95%と大半を占めているのが理由かと思っています。
仏教だと、宗教的にも文化的にも日本と通じる部分があります。
たとえば、同じ東南アジアでもマレーシアだと、60%はイスラム教で、服装からしても少し違和感があります(ダメだというわけではなく、馴染みがないという意味です)。
タイ語が全くできなくても(英語もできなくても)、バンコクでしたら何とかなります。
というのは、日本企業が多く進出しているので、日本人用のサービスがあったり、日本人のコミュニティーがあるからです。
ただ、日本人用のサービスは日本人価格なので高くなりますし、タイ人とタイ語で話せるとお得なことが多いですし、楽しい生活が送れます。
働く場合は、タイ語ができないと職場のタイ人とうまくコミュニケーションが取れないので、タイ語をマスターするのは必須です。
たとえば、どこの会社は、米国企業で社内の共通言語は英語でしたが(メールなども英語です)、それでも社員の9割はタイ人でしたので、タイ語ができないとなかなか同僚と仲良くなれませんでした。
ただでさえタイ人は本音を言わないため、タイ語で話しかけていかないと距離が縮まらず、いつまでもお客様のような対応をされてしまうことになります。
基本的なタイ語会話だけでいいので、本を読んだり、学校に通ったりして、なるべく早くマスターしておくと良いと思います。
- おすすめのタイ語の本
日本で買えるタイ語のテキストの中で、一番使いやすいと思います。
日常の場面ごとに学ぶ形式で、その場面に関連した文法や語彙が覚えられます。
CD付きなので、CDを聴きながら、一人で学習できます。
少しタイ人からすると変な言い回しも載っているのですが、日本人が言うと笑いが取れるので良しとしましょう(失礼な言い回しはないです)。
- おすすめのオンラインタイ語学校
オンラインでタイ語が学べるので、日本にいる間も、タイに行ってからも続けられます。
担任制で、自分に合った先生から、マンツーマンで教えてもらえます。
他のオンライン語学学校よりリーズナブルです。
先生の質と授業料のバランスがよく、コスパがいいと思います。
なんと、芸能人の小島よしおさんが副校長です(校長の次男らしいです)。
- おすすめのバンコクのタイ語学校
駐在員の奥様御用達の学校として有名ですが、土曜日のクラスはビジネスマンも多く通っています。
タイ人の先生が、日本語で細かく解説してくれる上、授業料が安く、通いやすい場所(BTSプロンポン駅とアソーク駅の間)にあります。
どこも、土曜日の3時間のクラスに1年間通いました。
通い始めてすぐに、タイ語でタクシーでドライバーに道の指示をしたり、レストランで料理の注文ができるくらいにはなります!
2.タイの就職情報

実はタイは、他のアジアの国に比べて就業に必要な条件が緩いです。
関連職種・業種での経験があれば、基本的には働けます(大卒ではなくても働けるのは珍しいと思います)。
そもそもアジアは、欧米に比べて条件が緩いのですが、その中でも緩いと考えてください。
ですので、タイは、実は海外で働いてみたいという人にとって、かなりハードルが低い国なのです。
タイは在留邦人数が75,000人以上、日系企業は6,000社以上が進出しており、日本人コミュニティーができあがっています。
日系企業が多いということは、つまり日本人の需要があるということです。
タイにおいては、この6,000社以上の日系企業のどこかに雇われると考えてよいでしょう。
おすすめのタイの転職エージェント
- タイに来る前から転職活動を始めたい人向け。公式サイトはこちら☟
日本では数少ない、海外駐在や海外転職に強い転職エージェント。
日本でタイの転職活動がしたいなら、登録しておきましょう。
- タイに来てから転職活動を始めたい人向け。公式サイトはこちら☟
長くバンコクに住んでいる日本人ならほとんどの人が知っている、現地では有名な転職エージェント。
現地の転職エージェントで紹介される求人はお給料が安いので、おすすめはできないです。
なにも準備なく衝動的にタイに来てしまって仕事を探す場合は、利用を考えてもいいでしょう。
(1)日本人の求人について
日本人の求人が多いのは、日系の自動車、電機関連の製造業、商社、物流関係です。
営業職やエンジニア職の求人が多く、事務職や人事総務職の求人は少なめです。
営業職だと、若くて経験が少なめでも商社などで採用されているイメージです。
日系企業といったら、以前は現地の工場と言った製造拠点が主でしたが、最近はサービス業の参入が増えています。
よって、日系企業の業種としては、製造業と非製造業の割合は半々になっています。
勤務地は、バンコク市内のBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)といった公共交通機関で通える便利なオフィス街。
あるいは、バンコクから1時間から2時間ほど離れたアマタシティ(アマタナコン)、シラチャ、アユタヤなどの工業団地になることが多いです。
採用面接については、1回目はオンラインで受けられることがほとんどですが、最終面接については、実際に現地に来るように言われることもあります。
最近はコロナの関係もあり、オンライン面接だけで終わることもありますが、技術職の場合は、現地の工場に一度は来てほしいと言われるようです。
(2)日本人の給与について
日本人の給与ですが、タイでの現地採用の場合、日本での相場の70%くらいと言われています。
日系企業だと、経験の少ない若者だと月給50,000バーツ(約200,000円)以上。
管理職だと月給150,000バーツ(約600,000円)くらいまでと考えるといいでしょう。
職種 | 平均月給 |
コールセンター | 30,000~50,000バーツ(約120,000~200,000円) |
事務職 | 50,000~70,000バーツ(約200,000~280,000円) |
営業職 | 50,000~80,000バーツ(約200,000~320,000円) |
技術者 | 60,000~100,000バーツ(約240,000~400,000円) |
管理職 | 80,000~150,000バーツ(約320,000~600,000円) |
ちなみに、タイ人の最低給与額は月給9,000バーツ(約36,000円)、大卒の平均給与は月給15,000バーツ(約60,000円)から30,000バーツ(約120,000円)くらいです。
よって、タイ人と比べると月給50,000バーツ(約200,000円)でも、タイで暮らす上では少ない額ではないですし、一般のタイ人からするとうらやましい額なのです。
タイの物価は日本より安く、生活費が日本よりかからないため、結果的に、日本にいるときより貯金はできることが多いです。
家賃、光熱費、通信費などが安いため、入ってくるお金が少なくても、出ていくお金も少ないので、十分にお金が残るわけです。
どこの場合も、日本にいたときよりタイにいたときの方が、多く貯金できていました。
日本だと、洋服代、付き合いの食事代などがかかり、支出が多くなっていました。
タイだと、年中暑いので、季節ごとに服をそろえる必要がないですし、無駄な付き合いもありません。
よほど家賃が高いところに住んで、毎晩お姉さんのいるお店で飲んだりしなければ、無理に節約したり、我慢したりしなくても、日本より、心にもお金にも余裕のある生活ができます。
2022年12月14日追記:今現在は、物価上昇と円安の影響で、節約が必要な日本人駐在員が増えたそうです。
(3)タイでの就業環境について
会社にもよりますが、一日8時間勤務で、バンコク市内の会社だと週5日勤務、工場勤務だと週6日勤務が多いです。
有給休暇については、1年以上勤務すると6日以上が付与されます。
また、病気休暇(Sick Leave)が年30日間有給で取得可能です。
ただし、1週おきに月曜日に病気休暇を取得しているタイ人スタッフがいたりしましたが、すぐにずる休みだと分かるので、全部取得しようとするのはやめましょう。
医療保険については、会社により違いますが、日本人の場合は民間の保険会社の保険(たとえば、AIUや東京海上など)に加入させてもらえる場合が多いです。
ただし、どのレベルの保険に加入させてくれるか、どのくらい会社が保険料を負担してくれるかは、会社次第なので、採用前の面談で確認しましょう。
ボーナスは年に1回か2回、昇給は年1回の会社が多いようです。
これも、採用前の面談で確認しましょう。
ほか、会社によって、残業代、通勤補助、住宅手当、昼食補助などが出たり、運転手付きの社用車が支給されることがあります。
どこの場合は、週5日8時間勤務、有給休暇は働き始めてすぐに10日間支給。
外国人用の民間保険に全額会社負担で加入(ただし、歯科費用はカバーされず)。
ボーナスは年2回(12月の年末ボーナスと2月のインセンティブボーナス)、昇給は年1回(物価上昇を反映させるためで、全員同じパーセントで昇給)。
退職金積立制度(Provident Fund)には加入させてもらえました。
管理職扱いなので残業手当はつかず、通勤手当、住宅手当、昼食補助などもありませんでした(通勤手当はつかないのは普通です)。
(4)就労ビザ、労働許可証について
タイで外国人が働く場合、就労ビザ(ビジネスビザ)と労働許可証(ワークパ―ミット)が必要となります。
就労ビザと労働許可証について
- 就労ビザ(ビジネスビザ、Non Immigrant Business Visa):タイで働く人向けのビザ。パスポートに添付される。
- 労働許可証(ワークパ―ミット、Work Permit):タイで働くための許可。パスポートと同じくらいのサイズの青の小冊子(現在は電子版もあり)
タイは、この就労ビザが世界でも出やすい国として有名です。
高卒、新卒でも就労ビザが取れてしまいます(最近は、新卒だと少し厳しくなりつつありますが)。
学歴や職歴の規定がないので、働きたい人に取ってはハードルが低いです。
その代わり、採用する側は、外国人を雇用するためにタイ人を4人雇用する必要があり、外国人1人につき200万バーツの資本が必要となるので、要求されるものが大きいです。
タイで外国人が働くためには就労ビザと労働許可証が必要です。
ですが、日本の会社(日本食レストランなど)の中には、観光ビザや学生ビザで日本人を働かせるところもあるようです。
外国人が観光ビザや学生ビザで働くのは違法労働ですので、就労ビザの手続きをしない会社では働かないようにしましょう。
内定をもらってから、就労ビザ(ビジネスビザ)と労働許可証(ワークパ―ミット)を取得するまでの流れを簡単に説明します。
就労ビザ(ビジネスビザ)と労働許可証(ワークパーミット)取得の流れ
日本で就労ビザ(ビジネスビザ)の取得
- ビザ申請の書類準備
- 在日タイ大使館または領事館にてビザの申請
- ビザ取得
タイで労働許可証(ワークパーミット)の取得
- 労働許可証の書類準備
- タイの労働局にて労働許可証の申請
- ワークパーミット取得
基本的に、内定が出た会社の総務・人事担当者が手続きのサポートをしてくれますので、心配はいりません。
というよりは、会社が用意すべきものが多いですので、そのほか個人が用意すべきものについて会社から指示がもらえるはずです。
就労ビザ(ビジネスビザ)と労働許可証(ワークパ―ミット)を取得するために個人で用意するのは、以下のとおりです(参考までにですので、ご自分でも確認してください)。
就労ビザ(ビジネスビザ)と労働許可証(ワークパーミット)取得の必要書類
就労ビザ(ビジネスビザ)取得の必要書類
- パスポート(有効期限が6ヶ月以上)
- 申請書
- 証明写真3枚(撮影から6ヶ月以内)
- 英文経歴書
- 航空券予約確認書
労働許可証(ワークパーミット)取得の必要書類
- パスポート
- 証明写真3枚(撮影から6ヶ月以内)
- 英文経歴書
- 英文卒業証明書
- 健康診断書(タイの病院で簡単に頼める)
個人が用意する書類で、勤務することになる企業が用意する書類は他にあります。
手続きには、パスポートはもちろんのこと、英文経歴書、英文卒業証明書が必要になります。
よって、早めに英文経歴書を作成し、卒業した大学に英文卒業証明書の発行依頼をしておきましょう。
3.タイ(バンコク)の生活情報

バンコクで生活をする場合は、日本での生活と大きくは変わらないと思ってよいです。
生活費は、安くすませようと思えば、月30,000バーツ(約120,000円)くらいですみます。
一番コストがかかるのは家賃なので、どのレベルの住宅に住むかで生活費は大きく変わってきます。
バンコクに住む場合、家賃は10,000バーツ(約40,000円)はかかると思った方が良いです。
バンコクでなければ、3,000バーツ(約12,000円)くらいで住めたりします。
さらに、食事が和食中心かタイ料理中心かで、生活費が変わってきます。
タイ料理だと、バンコクでも1食30バーツから50バーツくらい(約120円から200円)で食べられます。
和食だと、安くても1食100バーツ(約400円)はします。
ここからは、あくまでもバンコクでの生活について書きます。
(1)住宅
バンコクだと、コンドミニアム、アパート、サービスアパートメントに住んでいる日本人が多いです。
サービスアパートメントは、掃除や洗濯をしてもらえて、ホテルに住んでいるのに近い感じです(駐在員が住んでいることが多いです)。
日本人が住むレベルのコンドミニアムだと、フィットネスジムやプール設備がある場合が多いです(もちろん、住人は無料で使えます)。
通常、どの物件も家具や家電(エアコン・冷蔵庫)は備え付けで、キッチン、シャワー、トイレがあります。
洗濯機とバスタブは、ついている場合とついていない場合があります(外国人用の物件でないと付いてない場合が多いです)。
洗濯機が部屋になくても、建物内にコインランドリーがありますし、バスタブがない場合は、温泉施設(たとえば、湯の森)などに行けるので、困りはしないでしょう。
日本人が多く住んでいるのは、BTS(スカイトレイン)スクンビットライン(黄緑色のライン)沿線のアソーク駅からオンヌット駅の間です。

☝バンコクの路線図は、こちらの記事からお借りしました。
特に、プロンポン駅、トンロー駅、エカマイ駅に、日本人の駐在員一家が多く住んでいます(日本人学校の送迎バスがこのあたりまでしか来ないため)。
特に、プロンポン駅は、日系の店が多く集まっており、いわば「バンコクの日本人街」です。
現地採用の一人暮らしの場合、プラカノン駅とオンヌット駅が、通勤時間がそれほどかからない割に家賃が安くなるため人気です。
15,000バーツ(約60,000円)から20,000バーツ(約80,000円)といったお手頃な家賃で、フィットネスジムとプール設備(さらに、サウナ)のあるコンドミニアムのスタジオ・1DK・1LDKに住めます。
もう少し費用を抑えたい場合は、ウドムスック駅やバンナー駅あたりも、コスパがいいです。
大体10,000バーツ(約40,000円)から15,000バーツ(約60,000円)で、プラカノン駅やオンヌット駅あたりのコンドミニアムと同じ条件(フィットネスジムとプール設備あり)の物件に住めます。
入居時はその月の家賃とデポジット2ヶ月分で、3ヶ月分の家賃が必要になる場合が多いです(デポジットは退去時に戻ってきますし、礼金という制度はないです)。
1年契約の場合が多く、パスポートと3ヶ月分の家賃があればすぐに住めることが多いので、部屋を借りるハードルはかなり低いです。
日本で部屋を借りるよりかなり簡単ですし、オーナーは「日本人ならきちんと家賃を払ってくれる、部屋をきれいに使ってくれる」と考えるのか、喜んで貸してくれます。
(2)食事
タイ料理は、観光客が行くような高級レストランから、フードコート・屋台など、予算に合わせて色々な種類があります。
タイ料理だけだけではなく、和食、イタリア料理、スペイン料理、フランス料理と、世界中の料理のレストランがあります。
チーズを使った料理は少し高い印象ですが、基本的に日本と同じか、日本より安く各国料理が食べられます。
和食だと、日系のチェーン店が多く進出しているのが特徴です。
大戸屋、CoCo壱番屋、牛角、とんかつ和幸、スシローなどの全国展開しているチェーン店や、世界の山ちゃんなど名古屋の手羽先の店、だるまなどの大阪の串カツの店などの日本各地の名店などなど。
また、Grabフードやフードパンダなどの、フードデリバリーも発達しているので、アプリで注文して、安い配達料で料理の取り寄せが可能です。
どこの場合は、平日は会社の近くのフードコートで、タイ人のスタッフとランチをしていましたが、40バーツ(約160円)のランチセット(ご飯、おかず2品、スープ)を食べることが多かったです。
そして、会社に戻りながら、道端のフルーツスタンドでカットフルーツを2種類(マンゴーやパパイヤなど)を1種類あたり20バーツ(約80円)で買い、タイ人のスタッフと仕事中におしゃべりしながら食べていました(タイでは仕事中に何か食べるのは普通です)。
週末はショッピングモールの中のMKというタイスキのレストランで友達と食べたり、大戸屋などで和食を食べたり、マック・KFC・モスバーガーなどのファーストフードやスタバ・オーボンパンなどのカフェで軽くすませたりしていました。
(3)買い物
買い物は、高級デパートから、ローカルのショッピングモール・スーパー、外にある市場など、生活に困ることはありません。
日系のデパート(日系の高島屋、東急、伊勢丹など)、スーパー(ドン・キホーテや日本食材の品ぞろえの良いフジスーパーなど)、コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)、100円ショップ(ダイソーなど)、紀伊国屋書店、ユニクロ、無印良品などもあります。
日本製品は、日本で買うより高いです。
なので、たとえば本などは、紀伊国屋書店で買うのではなく、日系の古本屋や漫画喫茶などを利用すると安くすみます。
また、日系のリサイクルショップがあり、駐在員が本帰国する際に大量に売っていきますので(たとえば、炊飯器、アイロン、こどものおもちゃ、夏服など)、いいものが安く手に入ります。
(4)交通事情
バンコクであれば、鉄道、BTS(スカイトレイン)、MRT(地下鉄)、バスなどの公共交通機関を利用して移動が可能です。
タクシーは、非常に安く(120円くらいから)、Grabタクシーなどのアプリもあり便利なのですが、渋滞に巻き込まれるので、通勤や急いでいるときに使うのはおすすめできません。
また、タイの乗り物として有名なトゥクトゥクは観光用という感じで、通常の移動手段としては使いません。
さらに、バイタク(バイクのタクシー)は渋滞の中をすり抜けることができて便利ですが、事故にあう確率が高いので、できることなら利用は避けた方がいいです。
2022年12月14日追記:トゥクトゥク配車アプリのムーブミが流行っており、シーロ(トラックの荷台に座る乗り物)の代わりにトゥクトゥクも乗ることがあるそうです(いっときの流行りになる可能性が高いですが)。
(5)病院
日本人の通訳さんが常駐している、ホテルのように豪華な病院がいくつかあります。
サミティヴェート病院、バンコク病院、バムルンラードインターナショナル病院などが日本人がよく使う病院として挙げられます。
医療のレベルは高いので、安心して診てもらうことができます。
会社が民間のある程度きちんとした保険に加入してくれていれば、キャッシュレスもしくは立替払いで、保険会社の全額負担で利用できます。
ただし、歯に関しては、病気ではないということで、保険会社の保険がきかないことが多いです。
歯科医のレベルも高いのですが、日本で受診するより費用がかかりますので、虫歯がある人は、タイに来る前に事前に治療を終えておくとよいでしょう。
(6)マッサージ
タイに住んでいて心から良かったと思うのは、マッサージが安いことです!
街中のどこにでもマッサージ屋があり、予約もいらず、コーヒー代くらいの値段なので、カフェに入るような感覚でマッサージが受けられます。
どこがよく行っていたのは、会社や家の近くの1時間150バーツ(約600円)のマッサージ屋さんです。
タイ語が分からなくても、1時間のフットマッサージなら、人差し指を1本立てて、足を指せば通じます(「1hour、foot massage」くらいなら英語でも通じます)。
少し奮発して、1時間500バーツ(約2,000円)のハイソなスパ(それでも日本と比較にならないほど安いです)に行くこともありましたが、普段行くのは安いマッサージ屋で十分です。
お気に入りのマッサージ師がいて、マッサージをしてもらいながら、タイ語で今日あったことなどを話していました。
身体の疲れと心の疲れが取れて、タイ語の上達にもつながり、「一石三鳥」でした。
2022年12月14日追記:マッサージ店はコロナで大打撃を受けて、壊滅的な状態となりました。現在は値段が2倍の1時間300バーツ(1,200円)になり、上手なマッサージ師も減ったそうです。
(7)休日の過ごしかた
休日の過ごしかたは人によって違います。
日本人の独身女性がバンコクでどのように休日を過ごしていたのか、どこの過ごしかたを例としてご紹介します。
土日が休みでしたが、金曜日や月曜日に有給を取って三連休にしやすかったです(タイは、有給が取りやすいのが大きなポイントです)。
土日だけの休みは、タイ語の学校に行ったり、友達とランチをしたり、デパートやショッピングモールで買い物をしたり、自分の住まいのプールでのんびり泳いだり、パタヤなどの近場のビーチリゾートに1泊2日で出かけたりしました。
三連休にした時は、ラオス、カンボジア、マレーシアなどの近隣諸国に小旅行にでかけることが多かったです(タイにいた間に東南アジア10ヶ国を制覇しました)。
国際線でも、エアアジアやノックエアなどの航空会社を利用すれば、片道1,000バーツ(約4,000円)もかかりませんので、気軽に海外旅行ができます。
4.タイ(バンコク)の情報源

タイ語がわからないと、日本語でのタイ(バンコク)の情報源が貴重となってきます。
タイ(バンコク)の情報が得られる日本語のフリーペーパーが、日本人がよく行くレストランやスーパー、紀伊国屋書店などに置いてあります。
無料ですし、日本語でグルメ、美容、ニュース、観光やイベントなどの最新情報が得られるので、街中で見かけたら、ぜひ入手しましょう。
2022年12月14日追記:フリーペーパーはみかけなくなってきたそうです。インスタが特に駐在員の奥様達のメインの情報源になってきました。
webサイトでも一部は見られますので、代表的なフリーペーパーのリンクを載せておきます。
(1)一般在住者、観光客向け無料情報誌
バンコクで手に入る、一般在住者、観光客向け無料情報誌は、以下の通りです。
一般在住者、観光客向け無料情報誌
2022年12月14日追記:DACOは2023年からwebサイトのみに。フリコピは最近は店でみかけないそうです。
(2)駐在員の奥様、女性在住者向け無料情報誌
バンコクで手に入る、駐在員の奥様、女性在住者向け無料情報誌は、以下の通りです。
駐在員の奥様、女性在住者向け無料情報誌
2022年12月14日追記:nico laboは最近は店でみかけないそうです。
(3)駐在員、現地で働いている人向け無料情報誌
バンコクで手に入る、駐在員、現地で働いている人向け無料情報誌は、以下の通りです。
駐在員、現地で働いている人向け無料情報誌
2022年12月14日追記:news clipやバンコク週報は最近は店でみかけないそうです。
追記:人気のあるインスタアカウント
フリーペーパーに代わり、インスタでの情報収集が主流になってきたとのことで、人気のあるインスタアカウントを紹介します。
タイ(バンコク)の情報収集に役立つインスタアカウント
どこも今でも時々チェックしている、信頼のおけるインスタアカウントです。
まとめ:タイ・バンコクへの海外移住・海外就職
海外へ移住して働くなんて、すごいこと、難しいこと、のように感じていませんか?
タイなら住みやすいですし、仕事を見つけることも比較的簡単です。
日本だと頑張りすぎて疲れてしまう人、人間関係でしんどい思いをしている人にこそ、「タイ移住」に挑戦してもらいたいです。
ゆったりしたタイで、ゆるゆるとしたタイ人たちと、心とお金に少しゆとりのある生活をしてみませんか?
「タイ移住・タイ就職」が気になった場合は、すぐに仕事探しを始めましょう。
タイの仕事探しは、こちらから☟
海外案件・外資系企業に強い Samurai Job の一択です。
タイでうまく働いていけるのは、柔軟性があって、異文化を楽しめて、行動力がある人です。
ちょっと日本と違う点があっても楽しめてしまったり、何か起きてもどうにかしてしまえる人。
仕事探しでは、待遇がいい会社を探すよりは、色々な経験が積める会社を探してみると吉だと思います。
若くてもマネジメント経験を積ませてもらえたりします(タイ人のマネジメントは大変ですが)。
タイなら、海外に住んでみたい!海外で働いてみたい!という夢をかなえられます!
お仕事を決めてしまえば、あとは流れに乗るだけですので、転職支援サービスに登録してしまいましょう。
タイの仕事探しは、こちらから☟
海外案件に強い転職支援サービス Samurai Job
以上、「【保存版】タイ・バンコク 海外移住・海外就職ガイド 迷いを全部解決!」でした。
生活情報を知って、バンコクで働きながら暮らすイメージができたよ。
まずは転職支援サービスにコンタクトをとってみるね。
働いてみたいと思ったかな?
転職支援サービスにどのような求人があるのか聞いてみて、さらにイメージを膨らませてみてね。
海外で働きたい場合、転職支援サービスを使いましょう!
海外案件・外資系企業に強い Samurai Job の一択です。
- 40年以上、英国を起点とした11カ国において、日系企業の海外進出をサポート。
- 海外駐在などの海外転職から、バイリンガルポジションまで、さまざまなニーズに対応。
\海外で働きたいなら無料登録/

すぐに転職しないとしても、早めに登録して、情報を集めておくことが大事です。
タイで働くことを考えている場合、タイに家族で移住したい場合、こちらの本が参考になります☟
バンコクで会計事務所を開いている公認会計士さんが書いた本です。
お金が既にあるので、働く必要がないという場合は、こちらの記事も参考にして、自分に合ったVisaを取得してタイに移住しましょう。
USCPA(米国公認会計士)
USCPA講座の資料請求・説明会申し込み(無料)
USCPA講座の紹介割引(入学金11,000円オフ)
USCPAの受験ガイド(どこの本、アビタスの三輪先生の本)

USCPAの始め方(参考ページ)
BATIC(国際会計検定)
BATICは2022年11月28日に終了しました。
ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。
BATICの公式テキスト・公式問題集
IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)
IFRS検定講座の紹介割引(受講料3,000円オフ)
IFRS検定の詳細情報(参考ページ)
【アビタス紹介割引あり】IFRS検定(国際会計基準検定)の難易度、活かし方
USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)
USCMAとEAの講座の資料請求(無料)
USCMAとEAの詳細情報(参考ページ)
国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?
CIA(公認内部監査人)
CIA講座の資料請求、説明会申し込み(無料)
CIAの詳細情報(参考ページ)
内部監査資格 CIA・CISA・CFEの比較、どれを取るといいのか?
簿記検定
簿記検定2級と3級のコース利用(完全無料)
CPA Learning(ラーニング)の簿記コース
USCPAと簿記検定の比較(参考ページ)
USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?
公認会計士
公認会計士講座の資料請求(無料)
USCPAと公認会計士の比較(参考ページ)