困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)の間で、ロンドン大学(UoL)の会計学修士が人気みたいだね。

どんなプログラムなのかな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPAにロンドン大学(University of London / UoL)の会計学修士が人気な一番の理由は、

  • USCPAなら出願要件が“資格ベースで通りやすい”
  • 英語要件も資格で満たせる場合がある
  • 180 creditsのうち120 creditsが認定→学ぶのは実質60 credits

 

という「短距離で修士(MSc)を取りにいける設計」だから。

USCPA合格者(ライセンス保持者)が迷子にならないように、学費・難易度・要件・学習の進め方までまとめるよ。

 

まだUSCPA(米国公認会計士)ではない場合

 

まずはUSCPAを目指してください(当記事はUSCPA・USCPA検討者向けです)。

 

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USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)の始め方ロードマップ|何から始める?【5ステップ】
USCPA(米国公認会計士)の始め方ロードマップ|何から始める?【5ステップ】USCPA(米国公認会計士)になりたい人のためのUSCPA始め方ロードマップ。最初に潰す壁と一手→今日やること2つで何からを解決。始め方5ステップで、予備校比較・州選び・費用/英語の不安まで整理します。...

 

USCPAに合格している場合USCPA合格後にやること」も参考にしてくださいね。

USCPA合格後
USCPA合格後にやること7つ|ライセンス・転職・英語・副業まで解説USCPA合格後にやることを7つに分けて解説。合格報告、合格証明書、ライセンス取得、転職準備、副業、英語学習、追加資格まで、USCPA合格後に迷わないための流れを紹介します。...

 

どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしていただけると嬉しいです。

USCPA資格の活かしかたUSCPA短期合格のコツを記載しています。

 

 

目次(見たい項目へ)

ロンドン大学会計学修士はUSCPAにおすすめ?最初に結論

ロンドン大学会計学修士が向いている人・向いていない人

 

結論からいうと、ロンドン大学の会計学修士は、USCPAライセンスを持っていて、会計学をさらに深めたい人には検討する価値があります。

ただし、USCPA全科目合格だけの人、すぐ転職や年収アップにつなげたい人、経営全般を学びたい人には、必ずしも最優先ではありません。

 

ざっくり言うと、ロンドン大学会計学修士は「USCPAライセンスを持っていて、会計学をさらに深めたい人」向けです。

一方で、USCPA全科目合格のみの人や、すぐに転職・年収アップを狙いたい人は、先にライセンス取得や実務経験を優先した方がよい場合があります。

 

ロンドン大学(UoL)会計学修士を徹底解説

ロンドン大学の会計学修士プログラム

 

ロンドン大学(UoL)の会計学修士(MSc in Professional Accountancy)が最近USCPA(米国公認会計士)の間で人気です!

特にX(旧Twitter)で話題になることが多いので、Xを見ている人は気になっているのではないでしょうか。

 

実際にロンドン大学の会計学修士プログラムを受講しているUSCPAの方のポストも、みつかります。

UoLの会計学修士を取得する理由は、試験にパスする勉強ではなくて、視野を広げるため学問として学びたかったのと、米国だとマスターとってる人多くて、将来海外就職したいと思った時、役立ちそうだから。あとは費用も安いし、通信だし。

 

 

そもそもですが、USCPAとロンドン大学の会計学修士は、根本から大きく違います。

USCPAはアメリカの公認会計士の「資格」、ロンドン大学の会計学修士は「学位」です。

 

 

USCPAとロンドン大学の会計学修士は違う!

USCPA:資格

ロンドン大学の会計学修士:学位

 

 

 

USCPAにロンドン大学の会計学修士が人気なのは、以下の5つのメリットがあるからです。

 

USCPAにロンドン大学の会計学修士が人気な理由

  1. USCPAは出願手続きが簡単
  2. 英語力証明(TOEFL・IELTS)が免除
  3. 最短6ヶ月で修了可能(短期プログラム)
  4. 比較的低コストで受講可能(約100万円)
  5. オンラインで受講可能(仕事を続けながら学習可能)

 

 

一番の理由は、USCPAなら多くの出願書類が免除または軽減されることでしょう。

そして、短期間・低コストで海外の修士号を取得できるのも魅力。

さらに、オンライン受講が可能なので、仕事を辞める必要も現地に引っ越す必要もないです。

 

既存の会計知識を活かしつつ、さらに専門性を高められるということで、キャリアアップ次のステップへの足がかりとなります。

USCPA試験で学習習慣ができたという人にとって、学習を継続したり、新たな挑戦の機会となりますね。

 

それでは、ロンドン大学の会計学修士プログラムについて、徹底解説していきます。

この記事について

 

  • ロンドン大学の会計学修士プログラムについては、公式サイトを見れば情報は全て載っています。
  • 英語で公式サイトを確認するのは大変だと思うので、日本語で取りまとめています。
  • どこが確認した時点での情報ですのでご留意ください(なるべく最新情報にアップデートはしています)。
  • USCPAであることが前提なので、まだUSCPAではない場合、まずはアビタスのUSCPAセミナーに参加して、USCPAになることを考えてください。

 

 

会計学修士か?経営学修士か?

 

  • 「会計の道を究めたい!アカデミックな知識を深めたい!」なら、ロンドン大学の会計学修士は良い選択。
  • 「会計の道にこだわらない!経営に興味がある!」「マネジメントになる!CFOを目指す!」ならUMass MBA(経営学修士)の方がおすすめです。
  • ロンドン大学の会計学修士プログラムも、UMass MBAも、USCPA(資格)×修士号(学位)が揃えられます。

 

ちなみに、どこは既に、自分で手を動かす会計実務者ではなく、管理職として、部下をマネジメントする立場なので、どちらかを選ぶなら、UMass MBA(経営学修士)にします。

「UMass MBA Program」も候補に入れるなら、まずはUMass MBA説明会に参加して、会計学修士がいいか、経営学修士がいいか考えてみてください。

 

UMass MBAについては、こちらの記事を参考にしてください。

アビタス UMass MBAとは?費用・評判・給付金まで徹底解説【日本にいながら米国MBA】
アビタス UMass MBAとは?費用・評判・給付金まで徹底解説【日本にいながら米国MBA】アビタスのUMass MBAとは?オンラインでMBAを取りたい人へ!最短1年10ヶ月で修了できるオンラインMBAの仕組み、費用の目安、難易度、メリット/デメリット、向いている人/合わない人をまとめて解説。...

 

 

 

1.ロンドン大学の会計学修士プログラムとは

ロンドン大学の会計学修士プログラムとは?

 

ロンドン大学(University of London, UoL)の会計学修士は、USCPAのような会計系資格を持つ社会人にも検討しやすい、オンライン中心の修士プログラムです(正式名称:MSc in Professional Accountancy)。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムとは

  1. 会計・財務分野における修士レベルの理解とスキルを身につけることが目的
  2. USCPA(米国公認会計士)やACCA(英国勅許公認会計士)などの会計資格保有者が対象
  3. オンライン受講の通信制大学院で、最短6ヶ月で修了可能
  4. 修了者には修士号(Master’s Degree)がロンドン大学(UoL)から授与

 

University College London(UCL:ユニバーシティ カレッジ ロンドン)の一流の専門家が開発および指導。

UCLは、名門大学の 1 つであり、2023年のQS世界大学ランキング(QS World University Rankings)では世界8位にランクされています。

 

University of London(UoL)から修士号が授与。

修士号は、FHEQ(Frameworks for Higher Education Qualifications:イングランド・ウェールズ・北アイルランド高等教育資格枠組)レベル7となります。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムは、既に会計の専門知識をもつ人が対象。

既存の会計知識を深め、より高度な会計理論や実践的スキルを習得するためにあります。

 

入学にはロンドン大学が認定した会計士団体の公認会計士資格(ライセンス)が必要。

USCPA(米国公認会計士)やACCA(英国勅許公認会計士)などが対象です。

日本の公認会計士は残念ながら対象外。

 

オンライン受講の通信制大学院なので、通学の必要がありません。

しかも、最短6ヶ月と短期間で修了可能です。

日本でも修士課程は2年(博士課程は3年)なので、かなり短期間ですよね。

 

 

 

2.USCPAなら優遇されること

USCPAなら優遇される?

 

なぜUSCPA(米国公認会計士)の間でロンドン大学の会計学修士プログラムが人気なのかというと、USCPAだと出願要件や単位認定の面で優遇されるからです。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムでUSCPAが優遇されること

  1. USCPAは多くの出願書類が免除または軽減される。
  2. USCPAなら英語要件(IELTS 6.5 や TOEFL iBT 92)が免除される。
  3. USCPAならプログラムの180単位中120単位が認定される。

 

つまり、USCPAであれば出願するのがラクですし、英語要件が免除されますし、少ない単位で修了できるというわけですね。

ただし、USCPAの場合は全科目合格だけではなく、ライセンスまで保有している必要があるので注意してください。

 

USCPAのライセンスについては「AICPAのFull member の CPA」であることが求められています。

ロンドン大学ライセンス

 

USCPAのライセンスについては、こちらを参考にしてください。

USCPAのライセンスは取得すべき?取得後はどう維持・更新するの?
米国公認会計士(USCPA)のライセンスとは?必要?どんな人は取得すべき?米国公認会計士(USCPA)のライセンスとは?USCPAライセンスは取得した方がいい?「USCPAどこのブログ」のどこが、どんな人はUSCPAライセンスが必要か解説!USCPAライセンス保持者の実際の考えも紹介。...

 

USCPAからロンドン大学会計学修士を目指す場合の流れを整理すると、以下のようになります。

USCPAからロンドン大学会計学修士までの流れ

 

ポイントは、USCPA全科目合格だけではなく、USCPAライセンス登録やAICPA正会員などの要件確認が必要になることです。

「USCPAに合格したからすぐ出願できる」と思い込まず、必ず最新の出願要件を確認しましょう。

 

 

Guam inactive licenseはOK?(よく質問をいただきます)

 

グアムの実務経験なしのライセンス(Guam-inactive License)でも大丈夫なのか、あるいは、activeライセンスのみか確認しました。

ロンドン大学に問い合わせたところ、担当者からの回答では、グアムのinactiveライセンスではダメとのことでした。

とはいえ、グアムのinactiveライセンスで大丈夫だと言っている方が過去いました(ただし、結局その方は入学しなかったので、信憑性は高くありません)。

気になる方は問い合わせてみるといいと思います(チャットで担当者とやりとりもできましたよ、ただし日本時間だと深夜ですが)。

 

 

 

3.ロンドン大学の会計学修士プログラムの特徴

ロンドン大学の会計学修士プログラムの特徴

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムの特徴は以下の6つとなります。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムの特徴

  1. 短期間での修了(最短6ヶ月)
  2. 難易度は低くない(英語課題・論文作成が必要)
  3. オンラインで柔軟な学習(仕事と両立可能)
  4. 低学費(為替レートによるが約100万円)
  5. 世界的な高評価(ロンドン大学が提供)
  6. モジュール単位での受講(必要なモジュールのみ選択)

 

(1)短期間での修了(最短6ヶ月)

ロンドン大学の会計学修士は、USCPAであれば多くの単位が認定されるため、最短6ヶ月で修了できる可能性があります(最長5年)。

日本の修士課程は2年が一般的なので、かなり短期間で修士号を目指せる点は大きな魅力です。

ただし、最短6ヶ月で修了できる可能性があるからといって、学習内容が簡単という意味ではありません。

難易度については、次で詳しく見ていきます。

 

(2)難易度は低くない(英語課題・論文作成が必要)

ロンドン大学の会計学修士は、USCPAであれば単位認定があり、最短6ヶ月で修了できる可能性があります。

ただし、「短期間で修了できる=簡単」という意味ではありません

 

大学側が提示する学習目安時間は、週15時間ほどです。

ただし、英語力や論文作成に慣れているかによっては、週20時間くらいは確保した方がいいと考えておいた方がよいでしょう。

 

評価は試験ではなく、課題で行われます。

期間内に課題を完成させ、オンラインで提出する形です。

 

ただし、課題はボリュームのある論文作成が中心で、一部Excelを使う課題もあります。

USCPA試験のように選択問題を解く勉強とは、求められる力がかなり違います。

 

特に注意したいのは、USCPAなら英語要件が免除される場合がある点です。

英語要件が免除されるからといって、英語力が不要になるわけではありません。

 

USCPA試験は、リーディング中心でも合格できます。

ですが、ロンドン大学の会計学修士では、英語で自分の考えを組み立て、論文・レポートとして提出する力が必要です。

 

そのため、難易度は「会計の内容」だけでなく、「英語で書く力」「学術的に考える力」「仕事と並行して課題を進める力」で決まると考えた方がいいです。

 

(3)オンラインで柔軟な学習(仕事と両立可能)

オンラインでの受講が可能で、自宅や職場から柔軟に学習できます。

場所や時間の制約が少なく、仕事や家庭と両立しやすい点は大きなメリットです。

オンライン講義や教材を活用し、自分のペースで学習を進められます。

講義は録画になっており、リアルタイムで観る必要はありません。

 

ただし、必須科目の一部のみ、他のメンバーとのグループワークがあります。

日本在住の場合は、時差が少なくてすむアジアパシフィックのメンバーと組む可能性が高いようです。

グループワークでは、リアルタイムでの参加が必要になる場合があります。

 

オンライン受講であれば、世界のどこからでも受講できます。

対面で受講するTeaching Centerもありますが、日本にはありません。

 

オンライン(通信)だけではなく、対面(Teaching Center)での受講も可能。

オンライン(通信)であれば、世界のどこでも受講できます。

対面(Teaching Center)は、香港、シンガポール、ネパール、パキスタン、アラブ首長国連邦、ナイジェリアにあります。

ロンドン大学の会計学修士プログラムTeaching Center

 

(4)低学費(為替レートによるが約100万円)

学費は約100万円ほどで、比較的低コストで修了可能です。

 

日本在住者(Band B countries)の学費は5,211ポンドです(2025年~2026年の場合)。

ロンドン大学の会計学修士プログラムの学費

 

為替レートによりますが、どこが見た時点で、5,211ポンドは約100万円(1,086,272円)です。

ロンドン大学の会計学修士プログラムの学費(円換算後)

注意:ロンドン大学のFeeページには、通貨換算機能があるので、1クリックで日本円への換算(概算)が可能です。

 

ちなみに、居住国(Band A countriesとBand B countries)で学費が異なります。

日本在住者は、Band B countries(高所得国)となります。

 

Band A countries(低所得国)

Countries and Regions in BandA

Band B countries(高所得国)←日本はこちら

Countries and Regions in BandB

 

他のフルタイムプログラムと比較し、学費が低く設定されていることがわかりますね。

ロンドン大学の別の会計関連プログラム(MSc in Accounting and Financial Management)だと約300万円ですので、約3分の1です。

 

学費は為替レートで変動しますし、また、毎年約5%値上げされる(On average, fees are subject to a five per cent year-on-year increase.)のでご注意ください。

また、テキストが上限で年間300ポンド(6万円)必要になる可能性があります。

 

とはいえ、オンライン受講なので、通学の交通費が必要ありません。

もちろん、ロンドンに滞在する必要もありませんので、留学費用(現地の生活費・留学ビザ取得の費用)も必要ないです。

コスト効率が非常に高いことがわかりますね。

注意:ただし、Teaching centerで受講する場合、追加費用が必要。

 

(5)世界的な高評価(ロンドン大学が提供)

世界的に評価の高いロンドン大学(University of London:UoL)の学位として、修士号(Master’s Degree)を取得できます。

ロンドン大学は1836年に設立された歴史のある大学です。

オンラインコースでも、キャンパスで学ぶのと同等の価値がある学位として認められるのが魅力ですね。

 

(6)モジュール単位での受講(必要なモジュールのみ選択)

モジュール単位での受講が可能です。

必要なモジュールのみ選択できる柔軟なプログラムになっています。

学費も一括払いだけではなくモジュールごとの支払いも可能ですので、財政的な負担を分散できます。

 

  • ロンドン大学の会計学修士プログラムは、高品質な教育を比較的低コストで受けられる点が大きな特徴となっています。
  • 特に、既に会計資格を持つ社会人にとっては、効率的かつ経済的に修士号が取得できる魅力的な選択肢と言えるでしょう。

 

 

4.ロンドン大学の会計学修士プログラムの入学方法

ロンドン大学の会計学修士プログラムの入学要件

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムの入学方法を見ていきましょう。

 

(1)USCPAなら入学要件が緩い!

ロンドン大学の会計学修士プログラムの入学要件は以下のようになっています。

ロンドン大学の会計学修士プログラムの入学要件

  1. 会計資格の保有:USCPAやACCA
  2. 学歴要件:4年制大学の学士号
  3. 英語要件:IELTS 6.5以上(各セクション6.0以上)やTOEFL iBT 92以上などのスコア ←USCPAやACCAなど、試験が英語で実施される資格は免除
  4. 実務要件:ある程度の実務経験(特定の実務経験年数は明示されず)
  5. オンライン学習への適性:自己管理能力と独立して学習を進める能力

 

(2)出願時期は年2回

ロンドン大学の会計学修士プログラムの出願は以下のようになっています。

ロンドン大学の会計学修士プログラムの出願

  1. 出願期間:年2回
  2. 出願方法:オンラインでの出願が可能

 

出願できるのは年2回です。

4月入学希望の場合、出願開始が12月、出願締切が3月、講義登録締切が3月、講義開始が4月というスケジュールになります。

タイミングにより、締め切りや入学月が異なるため、公式の案内ページで最新スケジュールを確認してくださいね。

 

たとえば、2026年10月入学の場合のスケジュールは以下のようになっています。

ロンドン大学の会計学修士プログラムのスケジュール

出願開始が2026年4月29日、出願締切が2026年9月9日、講義登録締切が2026年9月28日、講義開始が2026年10月ですね。

 

(3)出願書類はライセンス証と志望理由書

出願に必要な書類は以下の通りです。

ロンドン大学の会計学修士プログラムの出願書類

  1. 会計資格の証明書(USCPAライセンスやACCA資格証明書など)
  2. 大学の学位証明書
  3. 英語力証明書 ←USCPAやACCAなど、試験が英語で実施される資格は不要
  4. 志望理由書(英語で200ワードくらい)
  5. 履歴書(個人情報:氏名・国籍・生年月日・住所・連絡先など)

 

USCPAの場合、基本的にはライセンス証明書と志望理由書が核になります。

「USCPAなら出願がラク」と言われる理由は、ここにあります。

 

(4)出願はオンラインで

出願は、ロンドン大学の公式ページからオンラインで進められます。

MSc Professional Accountancy | University of London

必要書類のアップロード、確認、連絡もオンラインで完結しやすいので、日本にいながらでも進めやすいです。

 

  • USCPAであれば、試験や単位取得などは必要ないため、入学に必要な準備期間は比較的短くなります。
  • 通常、出願から入学までの準備に2〜3ヶ月程度を見込んでおけば十分でしょう。
  • とはいえ、希望する開始時期に合わせ、余裕を持って準備を始めることをおすすめします。

 

 

5.ロンドン大学の会計学修士プログラムの修了要件

ロンドン大学の会計学修士プログラムの修了要件

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムの修了要件を見ていきましょう。

 

(1)USCPAなら取得単位は60単位のみ

ロンドン大学の会計学修士プログラムの修了に必要な単位は180単位です。

ロンドン大学の会計学修士プログラムの修了に必要な単位

総単位数:180単位

USCPAとして認定される単位数:120単位

実際に受講するモジュール:60単位

  • 必須科目:30単位
  • 選択科目:15単位×2科目(4科目から2科目選択)

 

とはいえ、USCPAの場合は、前述のように120単位が入学要件の専門資格(Professional Qualification)で充足されます。

そのため、残りの60単位をプログラムで取得することになります。

 

60単位は、約600時間の学習に相当すると考えられます。

というのは、15単位は150時間の学習時間に相当との記載(Each 15-credit module equates to 150 hours.)があるからです。

 

学習時間の目安を週あたりにすると

  • 15単位=150時間(目安)→週15時間×約10週間
  • 60単位=600時間(目安)→週15時間×約40週間(約10ヶ月)

 

ですが、各人の英語力に大きく依存するでしょうね。

日本人の場合は2倍近くかかると想定して、1,000時間くらいの学習時間が修了までに必要と思っていいのではないでしょうか(USCPA試験と同じくらいですね)。

 

(2)必須科目(30単位)

まず、必須科目があります。

ロンドン大学会計学修士プログラム必須科目(Capstone project)

必須科目は、Capstone project ですね。

 

実践的な研究プロジェクトで、学んだ知識を応用する機会となります。

2クオーター連続(前半・後半)で受講します。

 

(3)選択科目(15単位×2科目)

さらに、選択科目があります。

ロンドン大学会計学修士プログラム選択科目

選択科目は以下の4つです。

  • Analysing risk for decision making
  • Capital markets and global perspectives
  • Global issues in finance and accounting
  • Issues in investment management

 

自分のキャリア目標や興味に合わせ、この4科目から2科目を選択します。

1クオーターの完結です。

 

  • USCPAであれば、総単位数180単位のうち120単位が認定されるので、実際に受講するのは60単位のみです!
  • 600時間の学習時間が想定されていますが、英語力に大きく左右されると考えられ、1,000時間くらいは見込んだ方がいいのではないでしょうか。
  • 週20時間の学習で、約1年かかるという感じでしょうか。

 

 

6.ロンドン大学会計学修士はUSCPAのキャリアにどう効く?

ロンドン大学の会計学修士プログラム修了後のUSCPAのキャリアパス

 

ロンドン大学の会計学修士を取得したからといって、すぐに転職で無双できるわけではありません。

日本の転職市場では、学位そのものよりも、実務経験・英語力・マネジメント経験の方が強く見られることが多いです。

 

特に会計・経理・監査のキャリアでは、「何を学んだか」だけでなく、「実務で何をしてきたか」が重要です。

そのため、ロンドン大学の会計学修士は、短期的に年収を上げるための資格というより、長期的にプロフィールを強化するための学位と考えた方がいいでしょう。

 

(1)プラスに働きやすいケース

USCPAライセンスに加えて、海外大学の会計学修士号があると、以下のような場面ではプラスに働く可能性があります。

 

  • 外資系企業やグローバル企業で、英語・会計・学位の組み合わせを見せたい場合
  • 海外就職や海外大学院など、国際的なプロフィールを整えたい場合
  • 会計・財務の専門性を、資格だけでなく学位でも示したい場合
  • 将来的に教育・研究・講師業など、アカデミック寄りの活動も視野に入れている場合
  • 英文レジュメやLinkedInで、国際的に説明しやすい学歴を追加したい場合

 

特に海外では、資格だけでなく学位も見られる場面があります。

USCPAに加えて、University of Londonの会計学修士があれば、会計分野で学び続けていることを示しやすくなります。

 

また、日本国内でも、外資系企業・グローバル企業・英語を使う経理財務ポジションでは、USCPAと英語で学んだ修士号の組み合わせは、プロフィール上の見え方として悪くありません。

 

(2)ただし、実務経験の代わりにはならない

一方で、会計学修士を取ったからといって、実務経験の不足を一気に補えるわけではありません。

 

たとえば、監査法人、経理、連結決算、FP&A、内部監査、海外子会社管理などのポジションでは、最終的には「実務で何ができるか」が見られます。

そのため、今すぐ転職したい人、年収を上げたい人、監査法人や事業会社で実務経験を積みたい人は、修士号よりも実務経験を優先した方がよいケースもあります。

 

どこ自身も、バンコクの米国企業で働いたときは、USCPA資格だけで十分に評価されていました。

会計学修士があればさらに見栄えはよかったかもしれませんが、実務上必須とは感じませんでした。

 

(3)USCPA合格後の選択肢としてどう考えるか

USCPA合格後に何をするかは、人によって違います。

 

ライセンス登録を優先する人もいれば、監査法人や事業会社に転職する人もいます。

英語力を伸ばす人、IFRSを学ぶ人、MBAや会計学修士を検討する人もいます。

ロンドン大学会計学修士は、その中の一つの選択肢です。

 

「USCPAの次は必ず会計学修士を取るべき」というものではありません。

ただし、USCPAライセンスを持っていて、会計学を深めたい、海外大学の修士号がほしい、長期的にプロフィールを強化したい人にとっては、検討しやすい選択肢です。

 

大事なのは、学位そのものに飛びつくことではなく、自分のキャリア目的に合っているかを考えることです。

「簡単に安く学位が取れるのだから、取らなかったらモッタイナイ」という現在の風潮はちょっと違うと思います(必要ないものは、簡単だろうが安かろうが必要ないです)。

 

 

補足:どこがロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦しない理由

 

どこもロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦したいか検討しましたが、挑戦しなくていいという結論になりました。

自分には必要ないと考えただけで、ロンドン大学の会計学修士プログラムが良くないと思っているわけではないことにご留意ください。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦しない理由は、大きく分けると以下の3つです。

ロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦しない理由

  1. USCPA資格とIFRS検定の学習で十分だから
  2. アカデミックな知識より実務知識を身につけたいから
  3. 他のやりたいことにお金も時間もかけたいから

 

(1)USCPA資格とIFRS検定の学習で十分だから

ロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦しない理由の1つ目は、USCPA資格とIFRS検定の学習で十分だと思っているからです。

 

もしかしたら、欧州で働く場合はロンドン大学の会計学修士号は、大きな効力を発揮するのかもしれません。

ですが、どこがバンコクの米国企業で働いた際は、USCPA資格だけで十分に評価されており、会計学修士号も必要とは思わなかったです。

 

たしかに、マネージャー以上になるには、どの国の資格でもよいのでCPA資格、もしくは、会計学修士の学位が必要でした。

たとえば、バンコクの米国企業では、上司のタイ人はタイのCPAであり(ちなみに、タイのCPA試験は、日本の公認会計士試験より難しい)、周りのタイ人同僚はオーストラリアなどの大学の会計学修士号があったりしていました。

USCPAであるどこは、アメリカのCPAなので、マネージャーになるための要件を既に満たせていました。

 

外資系企業で出世する場合

CPA資格 または 会計学修士号以上 が条件

→USCPAなら既に条件を満たしている

 

IFRS(国際財務報告基準)の勉強がしたいのでロンドン大学の会計学修士プログラムを検討する方もいると思います。

ただ、プログラムを見た限りでは、特にIFRSの学習をするようなものではないと思っています。

 

個人的には、IFRSの勉強がしたいのであれば、IFRS検定の学習をすれば十分と思っています。

どこも、アビタスのIFRS Certificate(IFRS検定)講座で効率的にIFRSの概要を身につけ、そのあとは独学しています。

 

IFRS検定(IFRS Certificate)については、こちらを参考にしてください。

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(2)アカデミックな知識より実務知識を身につけたいから

ロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦しない理由の2つ目は、身につく知識がアカデミックなものになるからです。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラムの内容を見てみると、かなりアカデミックな内容になっていますよね。

今のところアカデミックな会計学の知識に興味はないです。

なぜなら、どこ自身のキャリアでは、学術に時間をかけるより、実務での勝ち筋を太くする方が投資効果が高いからです。

 

とはいえ実はどこは、会計学の修士課程ではないのですが、ビジネス系の修士課程に学部からそのまま進学しました。

大学生の頃は国際機関か総合研究所(シンクタンク)でのキャリアを目指していたので、修士号以上の学歴が応募要件でマストだったからです。

 

大学院では、教授と一対一で討論したり学術論文を書いたりしたので、深く考えられるようになり、進学したこと自体は後悔していません。

ですが、大学院で学んだアカデミックな知識が、USCPA取得後に勤めたBIG4の監査職や外資系企業の経理職などの実務で直接的に活かせたとは思えません。

 

最終的な人生の目標は、海外の大学で会計実務を教えることなので、学術キャリアに戻る可能性はあります。

ですが、直近では、実務の積み上げが大事な世界から戻るつもりはありません。

 

(3)他のやりたいことにお金も時間もかけたいから

ロンドン大学の会計学修士プログラムに挑戦しない理由の3つ目は、他のやりたいことにお金も時間もかけたいからです。

 

修士号を低コスト・短期間で取得できるというのは、魅力的ですよね。

ですが、修士号を取得したからといって、どの程度・どんな見返りがあるか未知数です。

 

現時点では、どこにとっては特に見返りがあるとは思えず、お金と時間の無駄になる可能性が高いです。

どんなに低コストとはいえ約100万円はかかるわけですし、学習時間も1,000時間くらいかかる可能性があります。

今は他にお金も時間もかけたいことがあって、それは確実にどこにとって見返りがあるので、そちらを優先させます(100万円って安くないと思うのですが)。

 

  • ロンドン大学の会計学修士プログラム自体はいいと思います。
  • ただ必要かどうかは、人によって違うのでよく検討した方がいいですね。
  • USCPA資格もそうですが、ロンドン大学の会計学修士も、そこまで必要性がないと途中で勉強をやめたくなってしまうでしょう。
  • なんとなくUSCPAの間で流行っていますが、お金と時間の無駄にならないか、どんな見返りがあるのか考えてみてくださいね。

 

 

まとめ:ロンドン大学の会計学修士プログラムはUSCPAなら要検討!

まとめ:ロンドン大学の会計学修士プログラムはUSCPAなら要検討!

 

結論からすると、ロンドン大学の会計学修士プログラムは、USCPAなら一度は検討していいでしょう。

 

既に会計資格をもつ専門家が、低コストかつ短期間で修士号が取得できる魅力的な選択になっています。

USCPAであれば入学資格が満たせるし、英語要件が免除されるし、少ない単位で修了できるわけです。

つまり、USCPA合格後に修士号がほしい場合、出願要件や単位認定の面で進めやすいため、USCPAにとってメリットが大きいプログラムと言えますね。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラム:USCPAにとってメリット大!

 

ですが、ロンドン大学の会計学修士プログラムでは、英語での学術的な論文作成能力が求められます。

厳格な採点基準があるため、ウェブサイトのコピペやChatGPTなどで作成した文章をそのまま提出して通用するものではありません。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラム:英語での論文作成能力が必要!

 

前述のように、USCPAなら英語要件(IELTS 6.5 や TOEFL iBT 92)が免除されますので、英語力が高くなくても入学できてしまいます。

免除されているというのは、同程度の英語力が既にあるとみなされるというだけで、英語力がなくてもいいというわけではないでしょう。

 

USCPA試験だとそこまで高い英語力がなくても合格できてしまいますよね。

新試験になってBECのWC問題(Written Communication:英作文問題)がなくなり、ライティングスキルが必要ないので、リーディングスキルだけで合格できてしまいます。

 

よって、ライティングスキルが高くない人は、USCPAであっても苦労する可能性が高いです(少なくとも、BECのWC問題よりも英語での論文作成は難しいです)。

高い英語力が必要で、そこまで気軽に挑戦するものではないことに注意が必要ですね。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラム:高い英語力が必要なので注意!

 

修了すればその後のキャリアパスにプラスになるでしょう。

修士号という学位が評価される場面もありますし、身につけた知識を活かして、会計関連分野での転職やキャリア形成につなげられる可能性があります。

国内だけではなく、海外で活躍する機会も増える可能性はあります。

 

ロンドン大学の会計学修士プログラム:グローバルなキャリアの選択肢が広がる可能性も

 

 

以上、「ロンドン大学会計学修士はUSCPAにおすすめ?UoLの学費・難易度・入学要件を解説」でした。

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)にとって、なぜロンドン大学の会計学修士が人気なのかわかったよ。

出願書類や英語要件の一部が免除・軽減され、日本にいたまま、仕事を辞めずに、低コストかつ短期間で海外大学の会計学修士号を目指せるからなんだね。

どこ
どこ
USCPAなら出願要件や単位認定の面で有利だから、資格だけではなく学位もほしい場合は、かなり検討しやすい選択肢にはなるね。

ただし、最短6ヶ月で修了できる可能性があるからといって、簡単に取れる修士号というわけではないからね。

英語での課題作成や論文作成が必要になるため、自分の目的と学習時間に合うかを考えて判断してね。

 

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ロンドン大学の会計学修士プログラムは、説明会がないので、ご紹介できません(ごめんなさい)。