事前に持ち物の準備がしたいけど、試験会場に何を持っていったらいいのかわからなくて困ったな。
USCPA試験の受験当日に、プロメトリック(Prometric)のテストセンターに持っていく必要がある物・持っていくと便利な物・貸し出される物をリストにしたよ。
プロメトリックにも定期的に問い合わせて情報を更新しているので、ぜひ参考にしてね。
USCPA試験 受験当日の持ち物は?変更が多いので注意!
USCPA試験の受験当日の持ち物についてご説明していきます。
USCPA試験の受験当日の持ち物
- USCPA試験でテストセンターに持っていく必要があるもの
- USCPA試験でテストセンターに持っていくと便利なもの
- USCPA試験でテストセンターで貸し出されるもの(自分で用意しないもの)
USCPAの試験は、日本で受験する場合、御茶ノ水ソラシティか大阪の中津のどちらかのプロメトリックセンターで受験することになります。
御茶ノ水ソラシティも大阪の中津もどちらも運営は同じで、試験環境も同じとのことです。
USCPA試験の運営については頻繁に変更されますので、当記事に書かれていることが既に変更されている可能性があることをご承知おきください。
ですが、USCPA試験の運営管理をしているプロメトリックに、1月おきに問い合わせて最新の情報になるよう努めています。
プロメトリック問い合わせ履歴
- 2021年2月22日
- 2021年4月26日(前回から変更なし)
- 2021年7月5日(前回から変更なし)
- 2021年7月27日(ソーシャルディスタンスについて、運営方法が2021年8月2日から変わるとのNASBAによる発表を受け、臨時に問い合わせ、変更あり)
- 2021年8月6日(スクラッチペーパーとペンの使用が基本になるとのことで、追加で情報を問い合わせ)
- 2021年9月2日(前回から変更なし)
- 2021年11月2日(前回から変更あり:A3用紙と鉛筆の使用に変更)
- 2022年1月4日(前回から変更なし)
- 2022年2月14日(電卓の機種について問い合わせ)
- 2022年3月2日(前回から変更なし)
- 2022年5月2日(マスク着用義務について、2022年5月1日から有効のNASBAのアップデートについて問い合わせ、前回から変更なし)
- 2022年7月1日(前回から変更なし)
- 2022年9月1日(前回から変更なし)
- 2022年11月1日(前回から変更なし)
- 2023年1月4日(前回から変更なし)
NASBAより、ソーシャルディスタンス対応について、「2021年8月2日以降、段階的にパンデミック前の運営に戻す」との発表がありました。
ですが、日本のテストセンターについては、2021年8月2日になっても、パンデミック前の運営に戻さないそうです(プロメトリックに、2021年7月27日に確認済み)。
2022年になっても、依然としてパンデミック前の運営に戻さないそうです(プロメトリックに、2023年1月4日に再確認)。
また、NASBAより、「2022年5月1日以降、マスク必須の運用を解除する」との発表がありました。
ですが、日本のテストセンターについては、2022年5月1日になっても、マスク着用は必須となっているそうです(プロメトリックに、2022年5月2日に確認、2023年1月4日に再確認)。
受験当日の流れについては、こちらの記事を参考にしてください。


1.USCPA試験 テストセンターに持っていく必要がある物
受験当日に、USCPA試験のテストセンターに持っていく必要がある物は、以下の3つです。
USCPA試験テストセンターに持っていく必要がある物
- NTS(受験票)
- パスポート
- 試験予約時のConfirmation Number(確認番号)ー念のため
(1)NTS(受験票)
NTS(受験票)は、USCPA試験のテストセンターに必ず持っていく必要があります。
プリントアウトしなくても、スマホの画面などでPDFで表示させるだけで大丈夫です。
ですが、万が一に備え、プリントアウトして紙で持っていくと安心だと思います。
#WednesdayWisdom You must present your NTS at the testing center. Either a printed paper copy or an electronic version from your phone may be used (if using an electronic version, the NTS must be clear and legible.) pic.twitter.com/t2nLVQJzJq
— NASBA (@NASBA) December 14, 2022
↑このように、NASBAのツイッターでも、スマホの画面を見せてもいいことが記載されています(ただし、読みやすく!)。
NTS(受験票)は、NASBAのシステムから確認できます。
ただし、NASBAのシステムは、定期的にアクセスできなくなる日があります。
受験当日になってアクセスできないということにならないよう、NTS(受験票)は、早めにプリントアウトしたり、スマホ画面の保存をしておくことをおすすめします。

↑このように、NASBAのツイッターにて、システムにアクセスできない日のお知らせがされます。
(2)パスポート
パスポートは、身分証明書として、USCPA試験のテストセンターに必ず持っていく必要があります。
運転免許証や健康保険証は身分証明書として使えませんので、注意が必要です。
パスポートは、有効期限内である必要があります。
有効期限切れになっていないか、いま一度有効期限を確認しましょう。
また、パスポートの名前とNTS(受験票)の名前は同じ(スペルも)である必要があるので、注意しましょう。
パスポートは、常時携帯する必要があり、会場内にも持ち込むことになります。
(3)試験予約時の確認番号(Confirmation Number)ー念のため
テストセンターの予約をすると、プロメトリックから確認メールが来るのですが、そのメールに確認番号(Confirmation Number)が記載されています。
ちなみに、受験の数日前にも、リマインダーのメールが来ます。
以前は、確認番号(Confirmation Number)も必ず必要だったのですが、現在は特に必要はないそうです。
ですが、念のため、スマホの画面で見せられるようにしておくと安心でしょう。
2.USCPA試験 テストセンターに持っていくと便利な物
USCPA試験のテストセンターに持っていくと便利な物は、以下の通りです。
USCPA試験テストセンターに持っていくと便利な物
- 耳栓
- 目薬
- 水やお茶などの飲み物
- カフェインなどが入った飲み物
- エナジードリンク
- チョコやラムネなどのお菓子
大きく分けると、休憩時間に、エネルギー・水分・糖分を補給する物と、それ以外の物になります。
休憩時間について
テストレット3とテストレット4の間の15分間の休憩は、タイマーが進みません(試験時間が短くなりません)。
テストレット1と2、テストレット2と3、テストレット4と5の間に休憩を取ることは可能ですが、タイマーは進みます(試験時間が短くなります)。
(1)耳栓
試験会場内では、うるさくて気が散ることがあるので、耳栓を持っていくと安心です。
試験会場には、USCPAの試験だけではなく、他の試験を受験している人もいます。
タイミングによっては、キーボードのタイピングを絶え間なく(そして、かなりうるさく)している人がいる可能性があります。
音を遮断するための防音ヘッドフォン(イヤーマフ)が各机に備え付けられているのですが、それだけでは十分ではなかったり、自分に合わなくて耳が痛くなったりします。
ですので、耳栓があると安心です。
紐付きの耳栓や、耳栓ケースは持ち込めず、シンプルなタイプの耳栓のみ、セキュリティーチェックの際に持ち込みを希望する旨を伝えれば持ち込めます。
USCPAの試験を受験した方に聞いてみると、「試験に集中するため耳栓を持っていって良かった」との声を多く聞きます。
ちなみに、このような耳栓を持っていく方が多いようです(買い忘れていたら、とりあえず100円ショップの耳栓でもいいでしょう)☟
(2)目薬、エネルギー・水分・糖分補給のための飲み物・お菓子
休憩時間のためにぜひ持っていきたいのが、USCPA試験の長丁場で疲れた頭と心と体を労わるための目薬や、飲み物・お菓子です。
ふだん飲み慣れていないのに、突然エナジードリンクなどを飲むと、反対に具合が悪くなったり、おなかを壊すことが考えられますので、少なくとも一度、模試などで試しておくといいと思います。
お菓子については、食べやすい小さめのチョコやラムネなどがおすすめです。
↑特にラムネは、ぶどう糖が取れるので、試験だけではなく普段の勉強のオトモにしてもいいと思います(どこも、このラムネを仕事のオトモにしてます)。
休憩時間にロッカーを開け、ロッカーから飲み物や食べ物を取り出すことは可能です。
ですが、休憩中時間にテキストやスマホは見てはいけないことになっています。
よって、ロッカーに私物を入れる際に、飲み物やお菓子は、鞄から出してロッカーの手前に置くようにすると、不正を疑われるリスクが回避できます。
3.USCPA試験 テストセンターで貸し出される物
自分で持っていくのではなく、テストセンターで貸し出される物は、以下の通りです。
USCPA試験テストセンターで貸し出し可能な物
- 電卓
- 鉛筆とA3用紙
- ブランケット、ティッシュ
(1)電卓
電卓は、セキュリティーチェックの際、貸し出しを希望する旨を伝えると貸し出し可能です(最近は、貸し出しを希望する旨を伝えなくても、渡してもらえることが多いようです)。
座席分の電卓が用意されているので、足りなくなるという心配はいらないそうです。
電卓の機種は購入時期によってメーカーが異なったり大きさも違いますが、電卓の機能は同じとのことです。
プロメトリックへの問い合わせ(2022年2月14日)では、電卓の機種はしばしば変更されるため、公表しないとのことでした(その後も、公表しないという方針は続行中)。
ただ、Twitterでの受験生からの情報では、電卓の機種は以下のようになっています(プロメトリックでは教えてもらえず、みなさんのツイートを参考にさせていただいています、ありがとうございます)。
御茶ノ水ソラシティ会場の電卓は、「Canon LS-101T」のようです。
大阪中津会場の電卓は、「CASIO MW-102CL」のようです。
2023年1月に大阪中津会場にて受験なさった方からも、電卓は「CASIO MW-102CL」だったとの情報をいただいています。
23年1月現在 変更なし👮🚨👮♂️ https://t.co/2iFSAFynVv
— Pitti ピッティ (@USCPA5555) January 31, 2023
ちなみに、「USCPAでおすすめの電卓は何か」というご質問を時々いただきますが、ご回答は「プロメトリックの会場で貸し出されるのと同じ電卓」となります。
特にFAR対策で電卓対策がしたいということでしたら、このようなレベルの電卓に慣れておくのがおすすめです。
御茶ノ水ソラシティ会場では電卓が選べず、中津会場では選べるという違いが発生しています(とはいえ、中津会場で「CASIO MW-102CL」しか用意がなかったという声もあります)。
これは、御茶ノ水ソラシティ会場では満席の場合が多いので、選ぶ余裕がないからだそうです。
会場の受験者人数の差となりますので、了承いただきたいとのことです。
電卓を受け取ったら、まず電卓の使いやすさを確かめましょう。
試験会場で貸し出されるのは、それほど性能の良い電卓ではありません。
数字キーが押しづらく、押したつもりで押せておらず、計算結果が間違ってしまうというケースがあるようです。
使いづらい場合は、パソコン上の電卓やエクセルを使った方が良いかもしれません。

↑パソコン上の電卓。
本番の試験でのパソコン上の電卓やエクセルについては、こちらの記事を参考にしてください。

また、パソコンのキーボードはUS配列ですが、品番についてはプロメトリックは公表しないとのことです(2022年9月1日にお問い合わせ)。
本番の試験でのパソコンについては、こちらの記事を参考にしてください☟

(2)鉛筆とA3用紙
チェックインの際に、鉛筆とA3用紙が貸し出されます。
A3用紙については、3枚貸し出されたという受験生からの情報がありますが、プロメトリックからは1枚との返事をいただいています。
鉛筆もA3用紙も、鉛筆の芯が丸くなって書きにくくなったり、用紙が足りなくなったら試験監督に申し出れば、追加で都度交換されるそうです。
ですが、テストレット3の後の休憩の際に申し出るとスムーズかもしれませんね。
以前は、ラミネートのノートボードが貸し出されていましたが、コロナの影響による一時的措置により、スクラッチペーパー(紙)の貸し出しとなりました。
そして、現在は、基本運用がスクラッチペーパー(紙)の貸し出しとなっています。
2021年8月2日後は、NASBAへ事前申請しなくても、スクラッチペーパーは貸し出されるそうです。
計算用紙の貸し出しに関する最近の変遷
- コロナ前:基本運用がマーカーとラミネートのノートボードの貸し出し。ペンとA4用紙を借りるために、NASBAへ事前申請の必要あり。
- コロナ禍:一時的措置でペンとA4用紙の貸し出し。ペンとA4用紙を借りるために、NASBAへ事前申請の必要なし。
- コロナ後(2021年8月2日時点):基本運用がペンとA4用紙の貸し出しに変更。ペンとA4用紙を借りるために、NASBAへ事前申請の必要なし。
- 現在(2021年11月以降):基本運用が鉛筆とA3用紙の貸し出しに変更。鉛筆とA3用紙を借りるために、NASBAへ事前申請の必要なし。
注)コロナ後は、NASBAへの申請は、「マーカーとラミネートのノートボードを借りたい場合」となっています。
(3)ティッシュとブランケット
自分のティッシュやブランケットは持ち込みはできません。
セキュリティーチェックの際、貸し出しを希望する旨を伝えると、ティッシュやブランケットは貸し出されます。
ティッシュは2枚だけもらえ、足りない場合は、使った都度言うことになります。
「ブランケットの貸し出しはなくなった」と受験した方がツイートしていましたが、実際はまだ貸し出しをしているそうです。
ただし、ブランケットは数に限りがありますので、足りなくなった場合はご了承くださいとのことです。
ブランケットについては、あまり大きくなく、足元が冷える女性(スカートの方?)へのひざ掛けとしての貸し出しを想定している気がします。
寒さ対策としては、ご自分で上着を用意するのがよいと思います。
プロメトリックに確認したところでは、上着は着用した状態で中に入り、試験中に脱着可能だそうです。
ロッカーに厚めの上着を入れておき、あまりにも寒かったら、テストレット1のあとに休憩を取り、上着を着てもいいかもしれません。
少し時間をロスしても、テストレット3の後の休憩まで寒さを我慢するよりいいと思います。
4.補足
ほかにも、何か貸し出してほしいものがあれば、事前にプロメトリックに相談をしてくださいとのことです。
心配なことがあったり、聞きたいことがありましたら、ツイッターなどで情報を探したり、古いブログを読んでみたりするのではなく、直接プロメトリックに問い合わせてしまった方が良いと思います。
どこは今まで何度もプロメトリックにメールで問い合わせましたが、その日のうちに回答が来ており、早い・確実・丁寧です(ただし、土日に問い合わせをすると、月曜日に回答がきます)。
以上、「USCPA試験 受験当日の持ち物は?変更が多いので注意!」でした。
受験当日に慌てないように、受験の数日前には持ち物の準備を終えるようにするね。
特に、パスポートだけは原本が必要だから、持っていくのを忘れないようにね。
パスポートを持っていくのを忘れて受験できなかったという声を聞くからね。
また、NTS(受験票)はNASBAのサイトにアクセスできない日があるので、早めにダウンロードしておこうね。
当日になってNTS(受験票)をダウンロードしようとし、ダウンロードできず受験できなかったという声も聞くよ。
受験当日は、本番中に緊張してお手洗いに行きたくなる人が多いようなので、本番直前までできる限りお手洗いに行くようにしてね。
受験直前にやっておいた方がいいことについては、こちらの記事を参考にしてください。

受験当日の流れについては、こちらの記事を参考にしてください。



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