【USCPAキャリア】基礎情報

USCPA(米国公認会計士)のキャリア USCPAの活かし方・使い道のまとめ

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験を受けてみようか考えているよ。

USCPA試験に合格したら、仕事でUSCPAがどのように活かせるのか知りたいな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUCSPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA試験に合格後のキャリアパスは、色々あるよ。

どのようにUSCPAが活かせるのか、使い道について、わかりやすくまとめてお話しするね。

 

1.USCPA試験合格を目指す動機

そもそもUSCPA受験生は、どのような動機があって、USCPA試験合格を目指すのでしょうか。

USCPA試験合格を目指す動機

  1. 転職の武器になるから(外資系企業・国内企業)
  2. 就職の武器になるから(新卒・第二新卒・女性)
  3. 海外で働きたいから(海外駐在・現地採用)
  4. キャリアアップしたいから(社内での昇進・仕事の幅の拡大)

USCPA試験合格を目指す動機は、大きく分けると4つになります。

 

(1)転職の武器になるから(外資系企業・国内企業)

転職の武器になるので、USCPAを取得しようと考える方が多いです。

 

USCPAという資格は、米国の資格であり、英語で受験するということもあり、外資系企業に転職したいと考える方にとっては、取得するに最適な資格です。

外資系企業に転職できれば、自分の能力が活かせるし、能力次第で高給も目指せるので、USCPA試験合格にかかる時間や費用を考えても、十分に回収できます。

 

外資系企業だけではなく、国内企業でも、会計・財務部門などでUSCPAという資格は高く評価されます。

大企業は海外に子会社を持っている場合が多いので、海外とのやり取りをする際に、英語で会計が理解できるのは大きなアドバンテージです。

英語を使わないとしても、USCPAに合格したということは、ビジネスの専門知識があるという証明になり、簿記検定などしか持っていない人と差別化できます。

 

(2)就職の武器になるから(新卒・第二新卒・女性)

就職の武器になるので、USCPA資格を取得しようと考える方も多いです。

 

新卒・第二新卒の方で、USCPA資格に興味を持つ方が増えてきているのを感じます。

最近は、就職活動中の大学生の方からのUSCPA試験に関するご質問が多いです。

他の就職活動生との差別化がしたく、さらに、グローバルに活躍したいと考える場合に、USCPAという資格は取得するのに最適な資格です。

 

会計の道に進みたいと考える場合、以前は日本の公認会計士を考える大学生が多かったのですが、最近はUSCPAも負けずに人気です。

日本の公認会計士ほど学習時間がかからないけれど、日本の公認会計士と同じように監査法人などで働けるというのが魅力です。

 

また、女性は、男性以上に資格を持っていると心強いということもあり、USCPA資格を取得しようと考える方が多いです。

結婚や出産を機に、経理職などを退職したけれど、再就職に向けてUSCPA資格を取得しようとする方、また、育児休業中にUSCPAの勉強を始める方も多いです。

USCPA資格を持っている女性は、英語で会計が理解できると高く評価されますので、キャリアにブランクがある女性がUSCPAに興味を持たれます。

 

(3)海外で働きたいから(海外駐在・現地採用)

海外で働きたい場合も、USCPA資格を取得しようと考える動機になります。

 

海外駐在を狙っている場合、USCPA資格があると、選ばれやすくなります。

身につけた専門知識や学習意欲が評価されるという点もありますが、USCPAのような専門資格があると、海外で働く際に必要となるビジネスビザとワークパ―ミット(労働許可証)の手続きがしやすくなるという点もあるからです。

 

また、現地採用(会社から派遣されるのではなく、自分で仕事を探す)の場合も、USCPA資格は海外でも知られている資格ですので、海外での求職活動でも高く評価されます。

USCPA資格は、米国以外でも知名度が高いので、USCPA資格を持っているだけで採用される確率が格段に高くなります。

 

(4)キャリアアップしたいから(社内での昇進・仕事の幅の拡大)

転職する予定が無い場合も、USCPA資格を取得しようと考える動機になります。

特に、入社して5年くらいたった20代の方が、USCPA取得に興味を持ちます。

 

USCPA資格を現職で活かそうと考えるのは、まずは、日本の公認会計士、経理職、財務職など、CPA関連業務に就いている方が挙げられます。

外資系企業などのクライアントも担当したい日本の公認会計士や、マネージャーになる要件がUSCPAなためUSCPAを目指す外資系企業の経理職の方など、明確な理由があります。

「英語×会計」の知識を身につけ、活躍の場を広げたり、昇進の要件を満たすために、USCPAを取得しようと考えるわけです。

 

また、銀行員、営業マン、商社員など、CPA関連業務に就いていない方も、USCPA資格を現職で活かそうと考えます。

USCPAは、ビジネスの基礎を幅広く浅く勉強することになるので、効率よくビジネス知識を身につけられます。

また、ライセンスを取れば、名刺にUSCPAと書けるため、顧客とやり取りが多い方にとっては、箔がつくのが魅力です。

「英語×ビジネス」の知識を身につけることで、対応できる業務の幅を広げたり、肩書で他者と差別化したりするために、USCPAを取得しようと考えるわけです。

 

2.USCPA試験合格後のUSCPAの活かし方

では、USCPA受験者は、USCPA試験合格後に、どのようにUSCPA資格を活かしているのでしょうか。

USCPA試験合格後のUSCPA資格の活かし方

(1)転職しない

(2)転職する

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. コンサルティングファーム
  4. 一般事業会社
  5. 海外就職・海外転職

大きくは転職しない場合転職する場合となり、転職する場合は主に5パターンで、合計6つのUSCPA資格の活かし方が挙げられます。

 

(1)転職しない場合

まず、転職しない場合のUSCPAの活かし方を見ていきましょう。

 

大部分のUSCPA合格者が転職するように感じるかもしれません。

ですが、USCPA受講生への「USCPA取得の目的」のアンケートでは、転職の意向がある人が44%、転職の意向が無い人が56%で、転職の意向が無い人の方が多かったそうです(アビタス調べ)。

 

転職しない場合は、USCPA試験の学習を通して業務で必要な知識を身につけ、他の部署への異動や海外駐在などのチャンスを得ています。

 

転職しない場合のUSCPAの活かし方については、こちらの記事を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士) 転職しない場合の現職でのUSCPAの活かし方
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(2)転職する場合

つぎに、転職する場合のUSCPAの活かし方を見ていきましょう。

USCPAの主な転職先

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. コンサルティングファーム
  4. 一般事業会社
  5. 海外就職・海外転職

大きく分けると、監査法人・税理士法人・コンサルティングファームで「専門家として働く」か、「一般事業会社で働く」か、「海外で働く」の3つが挙げられます。

 

①専門家として働く

USCPAの資格がダイレクトに活かせるのは、監査法人、税理士法人、コンサルティングファームなど、資格と専門知識が重要視される職でしょう。

専門家として働く場合

  1. 監査法人(BIG4大手監査法人・準大手監査法人・中小監査事務所)
  2. 税理士法人(BIG4大手監査法人と提携)
  3. コンサルティングファーム(BIG4大手監査法人と提携)

 

世界4大会計事務所(BIG4)と提携している日本のメンバーファームで、会計監査やアドバイザリーを担当します。

また、系列の税理士法人やコンサルティングファームで、国際的な税務や会計のコンサルティングを行います。

 

監査法人の監査職では、基本的には公認会計士しか採用しないため、USCPA資格は、監査法人で働くためのパスポートとなります。

また、USCPA試験で学習した、財務会計、監査論、税務などは、業務で十分に活かせます。

 

②一般事業会社で働く

USCPAの資格があると、一般事業会社の以下のような業務で活かせます。

一般事業会社で働く場合

  1. 外資系企業(英文経理・本国へのレポーティング)
  2. 日系大手企業(連結決算・海外子会社管理)
  3. 日系企業(内部監査・経営企画・財務分析)

 

外資系企業の会計職だと、「英語×会計」の知識がダイレクトに活かせますので、USCPAの需要が高いです。

ほか、USGAAPやIFRSの知識があり、英語で対応できることから、日系大手企業の連結決算などでもUSCPAが多く採用されます。

会計や監査だけではなく、ビジネスの知識があるということで、英語が必要なくても、日系企業で経営に近いポジションでUSCPAが採用されます。

 

③海外で働く

USCPAを取得するのは、海外で働きたいからという方も多いでしょう。

海外で働く場合

(1)海外駐在(会社から派遣される)

(2)現地採用(自分で仕事を探す)

  1. 海外大手会計事務所
  2. 日本企業の海外子会社・支店(財務・経理・工場管理)
  3. 現地のローカル企業(財務・経理)

 

USCPA資格を持っていると、海外駐在のチャンスが増えます。

また、USCPAの知名度は海外でも高いため、USCPA資格を武器に、自分で仕事を探す現地採用の道もあります。

 

USCPA資格の「相互承認制度」がある国で、CPAとして会計事務所などで働くことができます。

一般事業会社でも、USCPAであれば、会計関連の業務で採用されます。

 

転職する場合のUSCPAの活かし方については、こちらの記事を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)のキャリア USCPAの転職先を見てみましょう
USCPA(米国公認会計士)のキャリア USCPAの転職先を見てみましょうUSCPA(米国公認会計士)の転職先について、取りまとめています。USCPAが活躍できる転職先として、監査法人、税理士法人、アドバイザリー会社、コンサルティング会社、一般事業会社、海外就職について、日本の公認会計士の転職との違いや自分の転職経験を交えて説明します。...

 

まとめ:USCPAの活かし方

USCPA資格の活かし方について見てきました。

USCPA試験合格後のUSCPA資格の活かし方

(1)転職しない

(2)転職する

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. コンサルティングファーム
  4. 一般事業会社
  5. 海外就職・海外転職

 

USCPA受験生の多くは、20歳代後半から30代前半です。

日本の公認会計士試験の受験生は学生が多いのですが、USCPA試験の受験生は社会人、しかも、仕事にある程度慣れてきた社会人が多いです。

つまり、自分のキャリアを見つめなおし、専門性をつけたいと考えたり、キャリアアップやキャリアチェンジを考えたりした結果、USCPAという資格にたどり着いたということでしょう。

 

転職しない場合」も「転職する場合」も、USCPAが活かせています。

 

USCPA合格後に転職をしない場合でも、社内でのキャリアアップや、今までの職種とは違う職種へのキャリアチェンジが可能となっています。

 

USCPAとして転職する場合は、当然ではありますが、CPA関連(監査・会計・財務)の職種に転職することが多いです。

とはいえ、20代の方の場合は、USCPA資格を取得したことで、今までの職種(たとえば営業など)からCPA関連の職種にキャリアチェンジできている方も多いです。

 

また、USCPA資格を武器に、海外で働くことを選択する方もいます。

米国の資格ですが、米国の会計事務所で働くという方だけではなく、アジアなどでもUSCPAとして活躍している方が増えつつあります。

 

USCPAが活かせなかったという声もありますが、それは、これまで経験してきた業務とUSCPAを取得したタイミング(USCPAを取得したときの年齢)の問題でしょう。

USCPAの転職 実務経験のある・なし、20代・30代・40代でどう違う?を参考にしてください。

USCPAという資格自体が役に立たないというわけではありませんので、そのようなネガティブな声は無視してよいかと思います。

 

何らかの実務経験が十分にある20代、30代前半の方は、USCPAに興味がありましたら、取得しない理由はないと思います。

ぜひ、USCPAを活かして、自分の望むキャリアを築いていきましょう。

 

 

以上、「USCPA(米国公認会計士)のキャリア USCPAの活かし方・使い道のまとめ」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験に合格したら、仕事でどのように活かせるのか、使い道が分かったよ。

転職してもいいし、転職しなくてもいいし、国内で働いてもいいし、海外で働いてもいいし、専門家として働いてもいいし、事業会社で会計職に就いてもいいんだね。

どこ
どこ
USCPA試験合格後のキャリアは、さまざまだね。

人によって違うけれど、みなそれぞれに、USCPA資格を活かして、キャリアアップ・キャリアチェンジしているよ。

実務経験がない年代が高めの方の場合は、自分の望むキャリアに繋がらない場合があるけれど、そうでなければ、USCPA資格が、あなたの望むキャリアを築く後押しになると思うよ。

USCPAが気になっているのなら、ぜひチャレンジしてみてね。

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ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。