挑戦・撤退

USCPA合格までの総費用 【費用対効果を事前に検討】

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)に挑戦するか検討しているよ。

USCPAの予備校費用や受験料などがかかると思うんだけど、最終的にどのくらいお金がかかるのかわからなくて困ったな。

どこ
どこ
どこはワシントン州のUSCPAだよ。

USCPAにチャレンジすると決める前に、USCPAにかかる総費用を見積もるのは大切だね。

USCPAという資格の費用対効果は、最初に考えておくべきことだからね。

USCPAにかかる総費用は100万円前後だから、詳細を詳しくお伝えしていくね。

注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります!

2024年にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?

変更後はしばらくUSCPA試験の対策が大変になるので、USCPAにチャレンジすることを考えているなら、USCPAの勉強を早く始めることをおすすめします。

 

USCPAの学校はアビタスがおすすめです。

アビタスへの資料請求や説明会申込み(無料)↓

アビタス公式サイト

 

アビタス紹介割引(入学金11,000円オフ)↓

アビタスへの紹介ご依頼フォーム 

 

アビタスにするか決められない場合は、日本には4つのUSCPA予備校があるので、それぞれに資料請求して比較しましょう。

各USCPA予備校資料請求無料

  1. アビタスに資料請求:アビタス公式サイト
  2. プロアクティブに資料請求:プロアクティブ公式サイト
  3. TACに資料請求:TAC公式サイト
  4. 大原に資料請求:大原公式サイト

USCPA合格までの総費用 【費用対効果を事前に検討しましょう】

USCPA合格までの総費用 【費用対効果を事前に検討しましょう】

USCPA合格までの総費用を把握して、USCPAに挑戦することの費用対効果を検討しましょう。

 

資格を取得するには時間もお金もかかるので、費用対効果を事前に検討することが大切です。

結論から言うと、USCPA合格までにかかる総費用は、70万円から132万円くらいです(2023年3月時点では)。

 

USCPA合格までにかかる総費用

  1. 学習にかかる費用:32万円~92万円
  2. 受験資格を得るまでにかかる費用:1万円~3万円
  3. 受験にかかる費用:37万円(8万円増/1受験回数増)

総費用:70万円~132万円くらい(2023年3月時点では)

大きくは、学習にかかる費用、受験資格を得る前にかかる費用、受験にかかる費用の3つに分かれます。

 

USCPA合格までにかかる総費用に大きな幅があるのは、学習にかかる費用がどの学校を選ぶかで異なるからです。

各費用についてご説明していきますね。

 

 

1.USCPAの学習にかかる費用

USCPAの学習にかかる費用

はじめに、学習にかかる費用を見ていきましょう。

 

学習にかかる費用

  1. USCPA予備校代(スクール代)
  2. 追加教材代(テキスト・問題集)
    学習にかかる費用は、USCPA予備校代(スクール代)と追加教材代です。

 

(1)USCPA予備校代(スクール代)

なんと言っても、USCPA予備校代がUSCPAにかかる費用の中で一番大きいです。

 

USCPA予備校代がいくらかかるかは、どのUSCPA予備校を選ぶかによります。

日本には、USCPA予備校が4校あります。

USCPAの講座がある予備校

  1. アビタス
  2. プロアクティブ
  3. TAC
  4. 大原

 

USCPA予備校代は、「受講料+単位取得料」で考えることになります。

ほとんどのUSCPA受験生は、受験資格を得るために必要な単位が足りないため、受講料だけではなく、単位取得料がかかります。

 

本来、単位取得料は、受験資格を得るまでにかかる費用でしょう。

ですが、アビタスと大原については、料金体系が「受講料+単位取得料」になってしまっていますので、単位取得料も予備校代に含めます。

 

2023年3月時点では、単位が全く必要ではない場合、プロアクティブの32万円が最安値です(ただし、必要単位数によって追加料金がかかってきます)。

アビタスの53単位取得料込みのフルパックは815,800円ですので、これを最高値と仮定します。

 

USCPA予備校代は、教育ローンが使えます。

ですので、お金が今すぐ用意ができなくても、今から受講をすることがきます。

 

たとえば、アビタスの場合は学費ローンがあり、分割支払手数料が必要ですが、最大60回(5年)の分割で入学金・受講料が支払えます。

同じように、TAC、プロアクティブ、大原も、教育ローンを用意しています。

 

各USCPA予備校のスクール代とその比較については、こちらの記事をご覧ください。

USCPAの予備校4校を4つのポイントで比較!失敗しない学校選び

 

(2)USCPA追加教材(テキスト・問題集)代

USCPA予備校の教材に追加して、テキスト・問題集を購入する人も少なくはありません。

 

よく使われるUSCPAのテキスト・問題集は以下のようになっています。

USCPAのテキスト・問題集

  1. Wiley☞Amazonで購入可能
  2. Becker☞Beckerサイトで購入可能、TACで使用
  3. Roger☞Rogerサイトで購入可能、大原で使用
  4. Gleim☞Gleimサイトで購入可能

 

アビタス受講生については、アビタスの教材だけで十分とアビタスの教材だけで合格できたアビタス元受講生としては思います。

もし、アビタス受講生があえて追加で使うとしたら、Wileyかと思います。

 

ただし、REGに関しては、正直に言ってしまうとアビタスのREGの教材は少し弱い気がします。

一方、TACのREG直前対策は評判がいいので、アビタス受講生でも購入してもいいのかと思います(メルカリなどでも買えます)。

 

アビタス受講生以外の場合は、アビタスの中古教材をメルカリなどで購入している人が多いようです。

 

洋書問題集については、以下の記事をご覧ください☟

USCPAの洋書問題集(テキスト)は必要?Wiley(ワイリー)がおすすめ!

 

 

2.USCPAの受験資格を得るまでにかかる費用

USCPAの受験資格を得るまでにかかる費用

USCPAの受験資格を得るまでにかかる費用も見ていきましょう。

 

USCPAの受験資格を得るまでにかかる費用

  1. 英文成績証明書・英文卒業証明書発行費用
  2. 学歴評価料

USCPAの受験資格を得るまでにかかる費用は、各種証明書の発行費用と学歴評価料です。

 

(1)英文成績証明書・英文卒業証明書

学歴評価(次の項目で説明します)で、英文成績証明書と英文卒業証明書が必要となります。

自分が卒業した大学に、厳封で発行してもらうよう依頼します(メール添付の場合は別)。

英文成績証明書が2通(1通は自分の確認用)と英文卒業証明書1通の計3通が必要と考えるといいでしょう。

 

費用は大学によって違います。

ちなみに、どこの大学の場合は、1通400円でした。

 

(2)学歴評価料

学歴評価料もかかってきます。

 

学歴評価というのは、USCPA受験生が米国以外の大学(日本の大学など)で学位や単位を取得した場合に必要となります。

学歴評価機関に学歴評価(Academic Credential Evaluation)の依頼をし、取得した学位や単位が、米国で取得したものと同等であることを公式に証明してもらいます。

 

学歴評価手続きは、各州会計士委員会が指定する、次のような学歴評価機関を利用します。

学歴評価機関

  1. NIES(ワシントン、アラスカ、モンタナ、ニューヨーク、グアム):225ドル
  2. FACS(グアムのみ):100ドル

 

グアムの場合のみ100ドル、他の州は225ドルと考えればいいでしょう。

また、学歴評価書類をNIESまたはFACSに送付する際に、EMSなどの料金がかかりますが、2,000円くらいと考えていいと思います。

 

 

3.USCPAの受験にかかる費用

USCPAの受験にかかる費用

さいごに、USCPAの受験にかかる費用を見ていきましょう。

 

USCPAの受験にかかる費用

  1. USCPA試験の出願手数料(Application Fee)
  2. USCPA試験の日本会場手数料(International Surcharge)
  3. USCPA試験の受験料(Examination Fee)
  4. テストセンター(東京・大阪)への交通費や宿泊代

USCPAの受験にかかる費用は、受験料だけではなく、出願手数料、日本会場手数料、受験地までの交通費などがあります。

 

出願手数料、日本会場手数料、受験料は、米国の試験で米ドルでの支払いですので、為替レートの影響を受けます(円安だとつらいですね)。

また、日本にはテストセンターは東京と大阪しかないので、遠方だと新幹線代・飛行機代や宿泊代が上乗せされます。

 

(1)USCPA試験の出願手数料(Application Fee)

USCPA試験の出願料ですが、出願州によって出願にかかる手数料は異なります。

また、初めての出願か再出願かによっても異なります。

出願手数料の目安

  1. 初めての出願:170ドルから250ドルくらい
  2. 再出願:100ドルくらい/回

 

再出願を2回すると仮定すると、全部で400ドルくらいの出願手数料がかかります。

 

(2)USCPA試験の日本会場手数料(International Surcharge)

USCPA試験の日本会場手数料は、USCPA試験を日本のプロメトリックのテストセンターで受験する場合にかかる手数料です。

USCPA試験は、米国とカナダ以外の国で受験する場合は、追加で費用がかかってきます。

 

受験票(NTS)を受領したあと、受験の予約をする前に日本会場手数料を支払う必要があります。

日本会場手数料を支払わないと日本での受験予約ができないので注意しましょう(予約できない方から、よく相談のご連絡をいただきます)。

日本会場手数料

390ドル/科目

 

しばしば変更されるので、最新の日本会場手数料は、NASBAのサイトでご確認ください。

2023年3月時点では、390ドルです(2023年1月に371.55ドルから値上げしました)。

4科目、1回ずつの受験で合格するとしても、1,560ドルかかります。

  1. 日本だけではなく、米国(ハワイを含む)とカナダ以外で受験する場合は、追加で会場手数料がかかります。
  2. たとえば、グアムで受験する場合は、「Guam Surcharge」が1科目受験ごとに140ドル必要です。
  3. 最新のグアム追加料金は、NASBA Guam Surchargeでご確認ください。

 

(3)USCPA試験の受験料(Examination Fee)

USCPA試験の受験料は、全米統一料金です。

USCPA試験の受験料(Examination Fee)

約238ドル/科目

 

2022年に、受験料も226ドルから238ドルに12ドル値上がりしました。

4科目1回ずつの受験でストレート合格するとしても、4科目で合計約950ドルかかります。

 

(4)テストセンター(東京・大阪)への交通費や宿泊代

USCPA試験は、東京か大阪にあるプロメトリックのテストセンターで受験することになります。

 

東京か大阪から自宅が遠い場合、飛行機代・新幹線代や宿泊代もかかってきます。

 

  1. USCPAの試験科目は4科目ありますので、最低でも4回受験することになります。
  2. 不合格になった場合は、合格するまで再受験し続けますので、受験にかかる費用は、何回で合格できるかによります。
  3. 1回再受験が増えるごとに、2023年3月時点のレートで約8万円費用が増えます。

 

 

まとめ:USCPA合格までの総費用【自分にとってのコスパはどう?】

USCPA合格までの総費用

USCPA合格までにかかる総費用を見てきました。

 

USCPA合格までにかかる総費用

  1. 学習にかかる費用:32万円~92万円
  2. 受験資格を得るまでにかかる費用:1万円~3万円
  3. 受験にかかる費用:37万円(8万円増/1受験回数増)

総費用:70万円~132万円くらい(2023年3月時点では)

 

予備校代にプラスして、最低でも40万円くらいはかかります。

不合格で再受験となり、受験回数が1回増えるごとに、約8万円受験費用が増えます。

さらに、受験地の東京か大阪までの交通費や宿泊費も、必要に応じてかかります。

 

USCPA合格までにかかる総費用

項目 費用 2023年3月時点の1ドル136円で計算
予備校代 32万円から82万円 最低:単位が必要ない場合のプロアクティブ(32万円)

最高:アビタスフルパック(82万円)

追加教材 0円から10万円 最低:何も使用しない(0円)

最高:Wiley Test Bank4科目とTACのREG直前対策(10万円と仮定)

学歴評価料 1万円から3万円 最低:FACSの1.4万円(100ドル)

最高:NIESの3.1万円(225ドル)

出願手数料 5万円 初回出願:2.8万円(200ドル)とする

再出願:1.4万円(100ドル)とする

再出願は2回と仮定

日本会場手数料 20万円 4科目1度の受験で合格と仮定

受験が1回増えるごとに約5.3万円(390ドル)増加

受験料 12万円 4科目1度の受験で合格と仮定

受験が1回増えるごとに約3.2万円(約238ドル)増加

合計 70万円から132万円 ただし、再受験で受験回数が1回増加するごとに、約8万円増加(2023年3月時点では)

 

USCPA試験合格までには、思ったより費用がかかると思います。

お金が無いけれど、USCPA予備校費用は教育ローンで支払えるのでUSCPAの勉強を始めたけれど、受験費用が払えないという方(特に学生さん)が増えてきています。

 

予備校費用はローンが使えますが、受験費用はローンにできないので注意しましょう。

ちなみに、金銭的な余裕がない方は、受験費用を考慮して予備校費用のローン返済の期間を長めにする(月の返済額を少なめにする)などの選択をしています。

 

事前にどのくらい費用がかかるか知っておくことは大事でしょう。

これだけの費用がかかると知っていても、自分のキャリアでUSCPAという資格やUSCPAの学習で得られる知識が大事だと思え、自分の中では費用対効果が高いと判断するなら、ぜひUSCPAにチャレンジしていただきたいです。

 

どこ自身としては、USCPA合格までに100万円くらいのお金をかけましたが、そのくらいのお金は転職することで1年かからず回収できたので、費用対効果は非常によかったと思っています。

USCPA合格後にBIG4大手監査法人に転職をし、その後も順調に年収を上げることができたのはUSCPAのおかげです。

 

USCPAに短期で合格すれば、時間も受験費用(1回不合格になるごとに再受験で追加で8万円かかります)も節約できますので、どのUSCPA予備校に入るかが非常に大切です。

短期合格を目指すなら、どこも利用したアビタスで勉強することを強くおすすめします。

アビタスのUSCPA講座の良い評判、残念な評判は?【口コミも】

 

見かけの安さでプロアクティブなどにすると、結局は安いわけではなく、しかも不合格が続き受験料がかさむことになるので注意が必要です。

プロアクティブのUSCPA講座の良い評判、残念な評判は?安さで選ばず口コミ確認!

 

アビタスのUSCPA講座の資料請求をしたり、説明会に申し込んでみてください(無料)。

アビタス公式サイト

 

アビタスのUSCPA講座を最大限お安く申し込みたい場合は、こちらの記事も参考にしてください。

【紹介割引1万円】アビタスUSCPA割引完全版!キャンペーンや割引で費用を最安値に

 

 

以上、「USCPA合格までの総費用 【費用対効果を事前に検討!】」でした。

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)合格まで、思ったよりお金がかかるんだね。

人によるけど、ざっくり100万円くらいはかかると思っておいた方がよさそうだね。

費用が一番大きいのは、USCPAの予備校代だね。

でもそれよりも、不合格で再受験となり、受験回数が増えるたびに8万円も受験費用が増えていくのは、懐に響くなあ。

どこ
どこ
USCPAの予備校代が節約できるポイントだけど、安いというだけで予備校を決めてしまって自分に合わないと、なかなか合格できなくなるかもしれないからね。

何度も受験を繰り返すことになると受験費用がかさむし、時間の無駄になるね。

予備校代や教材はケチらず必要だと思うものにお金をかけるのが、早くUSCPA試験に合格するためには大事なことだね。

注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります!

2024年にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?

変更後はしばらくUSCPA試験の対策が大変になるので、USCPAにチャレンジすることを考えているなら、USCPAの勉強を早く始めることをおすすめします。

 

USCPAの学校はアビタスがおすすめです。

アビタスへの資料請求や説明会申込み(無料)↓

アビタス公式サイト

 

アビタス紹介割引(入学金11,000円オフ)↓

アビタスへの紹介ご依頼フォーム 

 

アビタスにするか決められない場合は、日本には4つのUSCPA予備校があるので、それぞれに資料請求して比較しましょう。

各USCPA予備校資料請求無料

  1. アビタスに資料請求:アビタス公式サイト
  2. プロアクティブに資料請求:プロアクティブ公式サイト
  3. TACに資料請求:TAC公式サイト
  4. 大原に資料請求:大原公式サイト
資格取得のための参考情報

資格取得のための参考情報

USCPA(米国公認会計士)

USCPA講座の資料請求・説明会申し込み(無料

アビタスUSCPA公式サイト

 

USCPA講座の紹介割引(入学金11,000円オフ

アビタスへのUSCPA紹介ご依頼フォーム

 

USCPAの受験ガイド(どこの本)

 

USCPAの始め方(参考ページ)

USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら

 

CIA(公認内部監査人)

CIA講座の資料請求、説明会申し込み(無料

アビタスのCIAコース

TACのCIAコース

 

CIAの詳細情報(参考ページ)

CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?

 

IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)

IFRS検定講座の紹介割引(受講料3,000円オフ)

アビタスへの紹介ご依頼フォーム

 

IFRS検定の詳細情報(参考ページ)

【アビタス紹介割引あり】IFRS検定(国際会計基準検定)の難易度、活かし方

 

BATIC(国際会計検定)

BATICは2022年11月28日に終了しました。

ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。

BATICの公式テキスト・公式問題集

 

USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)

USCMAとEAの講座の資料請求(無料

TACのUSCMAコース

TACのEAコース

 

USCMAとEAの詳細情報(参考ページ)

国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?

 

簿記検定

簿記検定2級と3級のコース利用(完全無料

CPA Learning(ラーニング)の簿記コース

 

USCPAと簿記検定の比較(参考ページ)

USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?

 

公認会計士

公認会計士講座の資料請求(無料

CPA会計学院の公認会計士コース

大原の公認会計士コース

TACの公認会計士コース

 

USCPAと公認会計士の比較(参考ページ)

USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)の試験の違い

こちらの記事もおすすめ
http://blog.with2.net/ping.php/2050339/1600398354