USCPA予備校おすすめ3校を比較|アビタス・CPA会計学院・TAC【2026年10月】
USCPA予備校を選ぶとき、「結局どこがいいの?」と迷う方は多いでしょう。
2026年10月時点で、USCPA講座を提供している主な予備校は、アビタス・CPA会計学院・TACの3校です。
結論からいうと、どのUSCPA予備校がおすすめかは、何を重視するかによって変わります。
どのUSCPA予備校がおすすめか?
2026年10月に、USCPA合格者・学習中の方を対象に
「どの学校で勉強しました(勉強しています)か?」
というアンケートを実施しました。
USCPA合格者、学習中の方へ質問です。
どの学校で勉強しました(勉強しています)か?
#USCPA— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) October 13, 2026
「閲覧のみ」を除くと、USCPA予備校受講生割合は、
- アビタス:62%
- CPA会計学院:33%
- 「その他」:5%
となりました。
たくさんの方にご回答いただき、
ありがとうございました。USCPA予備校の受講生割合は、
アビタス 62%
CPA会計学院 33%
その他 5%
となりました。アビタスの受講生割合は、
2024年 84%
2025年 76%
2026年 62%
と推移しています。
#USCPA https://t.co/wH2dDhcP6Y— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) October 15, 2026
「その他」はTACが大多数で、プロアクティブ、資格の大原なども含まれてます。
ただし、プロアクティブは新規受講生の募集を停止し、資格の大原はすでに講座を廃止しています。
アンケート結果からは、受講生が多い予備校がいいと考える場合、アビタスかCPA会計学院が候補になるでしょう。
とはいえ、受講生が多い予備校と、自分に合う予備校は必ずしも一致しません。
自分に合う予備校を見つけていただくため、この記事では、費用・教材・講義・単位取得・学習サポートなどを比較し、それぞれの特徴や選ぶ際の注意点を解説します。
私はアビタスを利用してUSCPA試験に全科目合格し、ライセンス登録まで完了したUSCPAです。
USCPA試験やキャリアについて解説した『USCPAになりたいと思ったら読む本』も出版しています。
自身の受験経験を踏まえながら、
- 「合格まで学習を続けられるか」
- 「単位・出願でつまずかないか」
- 「忙しい社会人でも使いこなせるか」
といった視点からも、3校を比較していきます。
USCPA予備校の選び方
受講料だけでなく、必要な単位数、教材や講義との相性、学習サポートなども含めて比較することが大切です。
また、キャンペーンや合格お祝い金などを利用した「実質負担額」だけで判断するのではなく、申し込み時に実際に支払う金額や、特典を受けるための条件を確認しておきましょう。
アビタスの公式サイトを確認する
合格実績や教材、サポート内容を詳しく確認したい方は、アビタスの公式サイトで最新情報を確認できます。
CPA会計学院の公式サイトを確認する
料金体系や教材、UWorld、学習サポートについて詳しく確認したい方は、CPA会計学院の公式サイトを確認してみてください。
【結論】USCPA予備校おすすめ3校を比較
アビタス・CPA会計学院・TACは、実績・教材・サポート・費用・単位取得の仕組みが違います。
まずは、3校の特徴を大きく分けて確認してみましょう。
そのうえで、3校の違いをもう少し詳しく比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | アビタス |
|
|
| 一言でいうと | 実績・コンパクト教材重視 | 日本語教材+UWorld・学習サポート重視 | TCP・Becker重視 |
| 合格実績 | 累計合格者8,328名(2026年10月時点) | 累計合格者140名以上(2026年10月時点) | 合格者数は公表せず/合格体験記を掲載 |
| サポート期間 | 5年間(学生専用パックは3年間) | 3年間 | 3年間 |
| 教材・利便性 | 完全オリジナル教材/コンパクト設計 | オリジナル教材+UWorld | オリジナル教材+Becker |
| 単位試験 | 自宅PC/50%以上で合格 | 自宅PC/60%以上で合格 | 自宅または会場/50%以上で合格 |
| 受講料 | 624,800円~ | 429,000円 | 400,000円~ |
| 単位取得費用 | 必要単位数に応じたパック料金で確認 | 最大51単位まで受講料に含まれる | 受講料とは別に必要 |
| 次に確認すること | 無料説明会で受験資格・必要単位・受講料を確認する |
無料の資料で講座内容を確認する |
アビタスとTACの違いを詳しく比較する |
アビタス:実績・コンパクトな教材を重視するなら
アビタスは、USCPA講座として長い運営実績があり、多くの全科目合格者を輩出しています。
アビタスのUSCPA講座では、重要論点に絞った完全オリジナル教材を採用しています。
講義・テキスト・問題演習を論点ごとに進める「スモールユニット方式®」により、学習範囲を広げ過ぎず、繰り返し学習しやすいのが特徴です。
また、学習カウンセリングに加え、受験手続きや学習方法、講義内容について24時間質問できる「AI学習コンシェルジュ」も提供されています。
ただし、グループコーチングなど、受講料に含まれない有料サービスがあるので注意が必要です。
アビタスを候補にしている人は、無料説明会で自分の受験資格・不足単位・学習プランを確認しておくと、CPA会計学院やTACと比較しやすくなります。
CPA会計学院:UWorld・単位取得・学習サポートを重視するなら
CPA会計学院は、最大51単位分の取得費用を含む料金体系で、日本語のオリジナル教材とUWorldを組み合わせて学習したい人に向いています。
受講料429,000円(税込)に17科目・最大51単位分の取得費用が含まれているため、不足単位が多い人でも予備校にかかる費用の総額を把握しやすいのが特徴です。
CPA会計学院のUSCPA講座では、日本語のオリジナル教材で基礎を固めたあと、UWorld Question Bankで英文問題の演習へ進む「2段階学習」を採用しています。
また、講師への質問・学習相談に加えて、FARではMILESTONE ASSESSMENTやオープンコーチングも用意されています。
一方で、USCPA講座は2023年12月に本開講した比較的新しい講座で、合格実績はまだ積み上げの途中です。
また、選択科目のISCには対応していないため、ISCを選ぶ可能性がある人は注意が必要です。
CPA会計学院を候補にしている人は、無料の資料で教材・講義・学習サポートが自分に合っているかを確認しておくと、アビタスやTACと比較しやすくなります。
TAC:REGとTCPをまとめて学習するなら
TACは、選択科目にTCPを選ぶ人にとって特徴的なカリキュラムを持つUSCPA予備校です。
必須科目のREGと選択科目のTCPをまとめて学ぶ「Hybrid講義」があり、内容が重複する2科目を効率よく学習できるカリキュラムになっています。
TACのオリジナル教材に加えて、Becker Onlineを利用できるのも特徴です。
ただし、Beckerは問題演習のボリュームが多く、すべてに取り組もうとすると、人によっては負担になることがあります。
教材量が多い方が安心という人には向きますが、コンパクトに学習したい人には合わない可能性があります。
また、TACのUSCPA講座では、以前中心的に講義を担当していた講師陣がTACを離れ、現在は講師体制が大きく変化しています。
そのため、過去のTACの口コミや評判が、現在の講義にもそのまま当てはまるとは限りません。
なお、TACは単位取得費用が受講料とは別にかかります。
そのため、講座の受講料だけで比較せず、自分に必要な単位取得費用まで含めた総額で比較することが大切です。
あなたに合うのはどこ?3校の特徴をチェック
次の項目を参考に、自分が重視する条件に合う予備校の目星をつけてみましょう。
アビタスが候補になる人
- USCPA講座としての長い運営実績・合格実績を重視したい
- 重要論点に絞ったコンパクトなオリジナル教材を使いたい
- 講義・テキスト・問題演習を論点ごとに繰り返したい
- 一般向けの5年間サポートを利用したい
- 人とAIの両方による学習サポートも活用したい
CPA会計学院が候補になる人
- 最大51単位分の取得費用が含まれる料金体系を重視したい
- 日本語のオリジナル教材で理解してから、UWorldで英文問題を演習したい
- 講師への質問や学習相談などのサポートを活用したい
- USCPA講座として比較的新しいことは気にならない
- 選択科目はBARまたはTCPを考えている
TACが候補になる人
- 選択科目でTCPを選び、REGとまとめて学びたい
- オリジナル教材とBeckerを併用したい
- 単位取得費用が受講料と別でも問題ない
- 講師体制変更後の現在の講義を確認したうえで選びたい
自分に合いそうなUSCPA予備校の目星がついたら、3校の費用・教材・講義・サポートを確認してみましょう。
費用を確認し、教材・講義・サポートの相性を比較するためにも、3校それぞれの無料説明会や無料資料を利用することをおすすめします。
USCPA予備校を比較する前に:「実質負担額」の見方に注意
USCPA予備校では、割引や給付制度、合格後のキャッシュバックなどを含めた「実質負担額」が大きく案内されることがあります。
ただし、「実質負担額」は、申し込み時に実際に支払う受講料とは限りません。
申し込み時の割引だけでなく、合格や転職など、将来一定の条件を満たした場合に受け取れるお金まで差し引いて計算されていることがあります。
2026年10月時点では、アビタスとCPA会計学院のどちらも「実質負担額」を前面に出しています。
ただし、それぞれ算出方法や適用条件が異なるため、表示された「実質負担額」を横並びにして比較することはできません。
そこで、ここでは2校の金額を比較表にはせず、それぞれの「実質負担額」が、どのような条件を前提に計算されているのかを個別に確認します。
アビタスの「実質負担額」はこう見る
アビタスは、2026年10月時点のキャンペーンで「実質負担額163,900円~」と案内しています。
公式ページでは、キャッシュバック最大50万円や10月限定の合格お祝い金20万円などを案内し、教育訓練給付金を含めた実質負担額を提示しています。
図解のとおり、163,900円~は、通常の受講料そのものではありません。
アビタスの案内では、ライトパックを例に、申し込み時の割引に加えて、
- 教育訓練給付金
- 合格お祝い金
- キャリア支援金
などを反映しています。
なかでも確認しておきたいのは、申し込み時に適用される割引と、将来条件を満たした場合に受け取るお金が、同じ「実質負担額」の中に含まれていることです。
たとえば、教育訓練給付金には、雇用保険の加入期間などの要件があり、修了試験への合格も必要です。
また、合格お祝い金20万円には入会から2年以内の全科目合格という条件があります。
そのため、アビタスに申し込めば誰でも163,900円~で受講できるという意味ではありません。
自分がどの制度の対象になり、どの条件まで満たせそうなのかを確認したうえで、実際の負担額を考える必要があります。
CPA会計学院の「実質負担額」はこう見る
CPA会計学院は、通常受講料429,000円から最大20万円の合格お祝い金を差し引き、「実質負担額229,000円」と案内しています。
また、セミナー参加者向けに10%OFFクーポンが案内されています。
20万円の合格お祝い金を受け取るには、3つの条件をすべて満たす必要があります。
- 入会後3年以内に全科目合格
- 科目合格ごとに、スコアリリースから1か月以内に合否を報告
- 顔写真付きの合格体験記を提出
キャッシュバックされるのは、全科目合格後に証明書類と合格体験記を提出したあとです。
つまり、229,000円は申し込み時の受講料ではありません。
また、10%OFFと20万円の合格お祝い金を両方反映した場合は、
429,000円
→10%OFFで386,100円
→条件達成後に20万円還元
→実質186,100円
となります。
こちらも申し込み時に186,100円を支払えば受講できるという意味ではありません。
予備校自身の「他校比較」も、条件をそろえて見る
CPA会計学院は公式サイトで、自校と「他校」の費用を比較しています。
ただ、このような予備校自身による比較を見るときも、何を差し引いた金額なのかを確認することが大切です。
たとえば、CPA会計学院の比較では、自校の実質負担額については20万円の合格お祝い金を差し引いた金額を提示しています。
一方、提示されている「他校」の実質負担額では、教育訓練給付金を反映する一方、同じ表に記載されている合格お祝い金は、同じようには差し引かれていません。
つまり、比較する金額の算出条件が完全に同じではありません。
ただし、こうした見せ方はCPA会計学院だけの話ではありません。
アビタスも、自社の「実質負担額163,900円~」では、教育訓練給付金や合格お祝い金、キャリア支援金など、複数の制度を利用できたケースを前面に出しています。
予備校自身の料金比較は、当然ながら自校のメリットが伝わりやすい見せ方になります。
だからこそ、第三者として比較するときは、同じ時点・同じ条件にそろえて見る必要があると考えています。
条件付きの還元を「もらえる前提」で考えない
私が特に気になっているのは、受け取れるかどうかが申し込み時点ではわからないお金まで、最初から受け取れる前提で費用を見積もってしまうことです。
申し込み時点では、
- 2年以内・3年以内に全科目合格できるのか
- 必要な報告を忘れずにできるのか
- 顔写真付きの体験記を提出できるか
- 所定の転職支援を利用して転職できるか
など、確定していません。
もちろん、条件を満たしてキャッシュバックを受け取れば、大きなメリットになります。
ですが、将来の条件付き還元を「確実な値引き」と同じように考えるのはおすすめしません。
USCPA予備校の費用は、次の順番で考えるとわかりやすいです。
- 受講料+必要な単位取得費用
- 申し込み時に確実に適用される割引
- 自分が対象となる給付制度
- 将来、条件を満たした場合に受け取れる還元
「一番安く見える金額」ではなく、「自分の場合に実際いくら負担するのか」で比較することが大切です。
価格ではなく、教材・講義・サポートで競ってほしい
私は、USCPA予備校には、価格の安さではなく教材・講義・サポートの質で競い合っていただきたいと思っています。
CPA会計学院は、USCPA講座に新規参入した当初、価格の安さが大きな強みでした。
ですが現在は、サポート体制が充実しており、価格以外に評価できる部分が増えているため、そろそろ「実質〇円」という安さを前面に出さなくても十分に競争できるのではないかと思います。
アビタスにも、高い合格実績・長年のサポートなど、価格以外の強みがあります。
だからこそ、両校が「実質負担額」でどちらが安いかを競うより、
- どちらの教材が学びやすいか
- どちらの講義が理解しやすいか
- どちらのサポートなら最後まで学習を続けられるか
で比較できる方が、USCPAを目指す人にとって有益だと思います。
その思いがあるため、この点についてはあえて厳しく書いています。
なお、この項目ではTACを取り上げていません。
TACは、今回のアビタスやCPA会計学院のように「実質負担額」を前面に出した価格競争を強く行っているわけではないからです。
実質負担額を見る時のポイント
- 予備校が示す「最も安くなるケース」ではなく、自分の場合に実際いくら負担するのかで比較する。
- 申し込み時点ではまだ受け取っていないお金まで差し引いて費用を考えると、実際の負担感とのズレが大きくなる。
- 合格お祝い金やキャリア支援金などの条件付き還元は、最初から確定した値引きのように考えない。
USCPA予備校選び4つのポイント:費用・教材・講義・サポート
USCPA予備校を比較するときは、費用・教材・講義・サポートの4つを確認しましょう。
USCPA予備校選び4つのポイント
- ポイント1:費用で比較
- ポイント2:教材で比較
- ポイント3:講義で比較
- ポイント4:サポートで比較
ポイント1:費用で比較
USCPA予備校の費用は、受講料だけでなく「受講料+単位取得費用」で比較することが大切です。
USCPA試験では、出願州の受験資格を満たすために、会計・ビジネス単位を追加取得する人が少なくありません。
そのため、予備校を比較するときは、単純な受講料だけでなく、
- 講座の受講料
- 受講料に含まれる単位取得費用
- 不足単位を追加取得する場合の費用
- 入会金などの追加費用
- 利用できる割引・支援制度
まで含めて確認しましょう。
なお、アビタスやCPA会計学院が案内している「実質負担額」には、将来一定の条件を満たした場合に受け取れる還元も含まれています。
「実質負担額」の考え方については、前の章で詳しく解説したため、ここでは各校の基本的な料金体系を比較します。
アビタスの費用
アビタスの受講料は、624,800円~です。
ただし、実際の費用は取得済みの単位によって異なり、必要な単位数に応じて、単位取得費用を含めたパック料金で案内されます。
そのため、アビタスを検討する場合は、表示されている受講料だけでなく、単位診断後の総額で比較するのがおすすめです。
また、2026年10月時点では、条件を満たした場合の「実質負担額163,900円~」が案内されています。
この金額には、教育訓練給付金、合格お祝い金、キャリア支援金などが反映されていますが、それぞれに適用条件があります。
「実質負担額」の算出方法や条件については、前の章で詳しく解説したとおりです。
アビタスは、取得済み単位によって必要なパックや費用が変わるため、まず説明会で、
- 不足している単位数
- 自分に必要なパック
- 実際の受講料
- 利用できる割引・支援制度
を確認しておくと、他校と比較しやすくなります。
CPA会計学院の費用
CPA会計学院の受講料は429,000円(税込)で、最大51単位分の取得費用が含まれています。
そのため、CPA会計学院は「受講料+単位取得費用」の総額を把握しやすい料金体系です。
また、2026年10月時点では、条件を満たすと最大20万円の合格お祝い金を受け取れるほか、期間限定の割引が実施されることがあります。
ただし、合格お祝い金と割引には、それぞれ適用条件があります。
「実質負担額」の算出方法や条件については、前の章で詳しく解説したとおりです。
CPA会計学院を検討する場合は、表示されている「実質負担額」だけでなく、自分が利用できる制度を確認したうえで、実際の負担額を比較するのがおすすめです。
CPA会計学院の受講料・最新キャンペーンは、こちらの記事で詳しく解説しています。
TACの費用
TACの通常受講料は、通学が400,000円、国内Web通信が430,000円です。
受講形態によって料金が異なります。
また、TACでは、単位取得費用は受講料とは別に必要です。
そのため、表示されている受講料だけを見て、「400,000円~だから一番安い」と判断しないようにしましょう。
費用を比較するときは、
- 講座の受講料
- 不足している単位の取得費用
- 利用できる割引・給付制度
まで含めた総額を確認することが大切です。
TACは、必要な単位数によって最終的な総額が変わりやすいため、受講料だけでなく単位取得費用まで含めて比較するのがおすすめです。
費用での3校比較
ポイント2:教材(テキスト・問題集)で比較
教材は、UWorldやBeckerを利用できるかだけではなく、予備校のカリキュラムの中でどのように使うのかまで確認して比較しましょう。
「コンパクトな教材を繰り返したいか」「多くの問題を解きたいか」によって、合う教材は異なります。
特に仕事をしながら学習する場合は、次の点を確認しましょう。
- 必要な内容を理解しやすいか
- 講義と問題演習を行き来しやすいか
- 繰り返し復習しやすいか
- 自分が最後まで使いこなせる量か
| 比較項目 | ![]() アビタス |
|
|
| 教材構成 | 完全オリジナル教材 | オリジナル教材+UWorld | オリジナル教材+Becker |
| 学習の特徴 | 重要論点をスモールユニット方式で反復 | 日本語のオリジナル教材→UWorldの2段階学習 | オリジナル教材とBeckerを併用 |
| 向いている人 | スキマ時間を活用したい人/コンパクトな教材で繰り返し学習したい人 | 日本語で理解してからUWorldで演習したい人 | Beckerを使いたい人/ボリュームのある教材でも進められる人 |
| 注意点 | 問題演習量を重視する人には、物足りなく感じる場合がある | 選択科目のISCには対応していない | Beckerも併用すると、学習量が多くなりやすい |
アビタスの教材
アビタスは、完全オリジナル教材を採用し、「スモールユニット方式®」で、講義・テキスト・問題演習を同じ論点ごとに進めます。
1トピックあたり、インプットとアウトプットを合わせて平均20分程度で完結する設計です。
私自身もアビタスで学習しましたが、学習範囲を広げ過ぎず、重要論点を繰り返し学習しやすかったことは、働きながら合格を目指すうえでメリットだと感じました。
一方で、幅広い問題に数多く取り組みたい人には、問題演習量が少なく感じられる可能性があります。
CPA会計学院の教材
CPA会計学院ではUWorld、TACではBecker Onlineを講座内で利用できます。
どちらも米国のCPA Review教材ですが、講座内での使い方には違いがあります。
CPA会計学院では、日本語のオリジナル教材で内容を理解してから、UWorldで英文問題の演習へ進む「2段階学習」を採用しています。
TACの教材
TACでは、オリジナル教材に加えてBecker Onlineを利用できます。
Beckerは問題演習のボリュームが多いため、自分が無理なく使いこなせるかも確認しておくといいでしょう。
教材での3校比較
ポイント3:講義で比較
講義の分かりやすさや講師との相性は、人によって異なります。
講師の肩書や講義時間だけで決めず、実際の講義を見て「自分が学びやすいか」「最後まで続けられそうか」を確認して比較しましょう。
特に仕事をしながら学習する場合は、次の点を確認しましょう。
- 1回の学習を短時間で区切れるか
- スキマ時間でも視聴しやすいか
- 講義を見たあとに問題演習へ進みやすいか
- 講義の構成や進め方が自分に合っているか
| 比較項目 |
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| 講師 | 全員USCPA試験合格者・実務経験あり | USCPAまたはJCPA試験合格者 | USCPA・JCPAを含む実務経験のある講師 |
| 講義の特徴 | 論点ごとに短く学ぶスモールユニット方式® | 全科目平均20分以内の短時間講義 | REGとTCPをまとめて学ぶHybrid講義 |
| 解説の特徴 | USCPA試験対策の視点から重要論点を解説 | 背景理解を重視して解説 | 日米の会計制度の違いや具体例を交えて解説 |
アビタスの講義
アビタスでは、USCPA試験合格者が講義を担当し、試験で重要な論点を中心に解説します。
「スモールユニット方式®」により、講義・テキスト・問題演習が論点ごとにつながっているのも特徴です。
私自身もアビタスで学習しましたが、講義を見たあとに対応する問題演習へそのまま進めるため、「次に何をすればよいか」と迷いにくく、働きながらでも学習を進めやすいと感じました。
CPA会計学院の講義
CPA会計学院は、USCPAまたはJCPA試験合格者が講義を担当し、背景理解を重視した解説を特徴としています。
背景までしっかり理解して学びたい人には合いやすいでしょう。
一方で、試験に必要な論点に絞って進めたい人は、解説の詳しさや講義のテンポが自分に合うかを、体験講義で確認するのがおすすめです。
TACの講義
TACの大きな特徴は、REGとTCPをまとめて学習する「Hybrid講義」です。
TCPを選ぶ人は、2科目で重複する内容を一体的に学べます。
一方、BARやISCを選ぶ人は、対応表でREGの受講範囲を確認しながら進める必要があります。
TCP以外を選ぶ場合は、「Hybrid講義」の構成が自分にとって学びやすいかを、体験講義で確認しましょう。
講義での3校比較
ポイント4:サポートで比較
USCPA予備校のサポートは、講義内容の質問対応だけではありません。
学習相談・単位取得・出願手続きまで、合格に向けてどのようなサポートを受けられるかを確認して比較しましょう。
学習を続ける中では、次のような場面でサポートが必要になることがあります。
- 学習方法や進捗について相談したい
- 不足単位や受験資格を確認したい
- 出願手続きで分からないことが出てきた
- 学習が止まったときに立て直したい
今回比較している3校では、学習上の質問・学習相談に加え、単位取得や出願手続きに関するサポートも用意されています。
違いが表れやすいのは、サポート期間と、誰にどのような方法で相談できるかです。
アビタスのサポート
アビタスの一般向けコースでは5年間のサポートを受けられます(学生専用パックは3年間)。
学習内容について疑問がある場合は、質問DB・AIチャット・Webフォームを利用できます。
また、定期開催の質問教室では、講師に直接質問できます(オンライン・匿名)。
学習の進め方に迷った場合は、学習カウンセリングやAI学習コンシェルジュを利用できます。
このほか、スタディグループ、グループコーチング(有料)、MC Knock、直前対策、1DAYゼミなど、学習の継続や試験対策を補うサービスも用意されています。
アビタスは疑問を解消するだけでなく、学習を続けるための選択肢が多い点が特徴です。
ただし、一部のサービスには追加料金がかかります。
利用したいサービスが受講料に含まれているか、事前に確認しておきましょう。
CPA会計学院のサポート
CPA会計学院のサポート期間は3年間です。
講師への質問には、対面・電話・Zoom・メールなど複数の方法が用意されています。
また、FARでは学習の進捗や理解度を確認する「MILESTONE ASSESSMENT」と、その結果をもとに学習方法を講師に相談できる「オープンコーチング」も用意されています。
講義内容について質問するだけでなく、学習の進め方について講師に相談しながら進められるのが特徴です。
TACのサポート
TACのサポート期間も3年間です。
学習中の疑問や不安について、講師または専門スタッフに、オンライン・電話で個別相談ができます。
メールによるサポート窓口も用意されています。
サポートでの3校比較
USCPA予備校選びで失敗しやすい3つのパターン
USCPA予備校は、受講料の安さや知名度だけで決めるものではありません。
特にUSCPAの場合は、出願州の受験資格や単位取得まで考えて予備校を選ぶ必要があります。
ここでは、USCPA予備校を選ぶ際に注意したい3つのパターンを紹介します。
USCPA予備校選びで失敗しやすい3つのパターン
- 失敗パターン1:表示されている受講料だけで決める
- 失敗パターン2:必要な単位や出願州を確認せずに決める
- 失敗パターン3:教材・講義・サポートを確認しない
失敗パターン1:表示されている受講料だけで決める
USCPA予備校の費用は、公式サイトなどに表示されている受講料だけでは比較できません。
受験資格を満たすために追加で単位を取得する場合は、単位取得費用まで含めた総額で考える必要があります。
たとえば、受講料が安く見える予備校でも、単位取得費用が別途必要であれば最終的な負担額は大きくなることがあります。
一方で、受講料に一定数の単位取得費用が含まれている予備校もあります。
そのため、まずは、
「受講料+自分に必要な単位取得費用」
で比較することが大切です。
また、割引や給付制度、合格お祝い金などを利用できる場合もありますが、条件付きの還元については、最初から確実に受け取れるものとして考えない方がいいでしょう。
「実質負担額」の考え方については、前の章で詳しく解説しています。
失敗パターン2:必要な単位や出願州を確認せずに決める
USCPAは、出願する州によって受験資格が異なります。
大学などですでに取得している会計・ビジネス単位によっても、追加で必要になる単位数は変わります。
そのため、予備校を決める前に、
- 自分がどの州に出願するのか
- 既に何単位持っているのか
- あと何単位必要なのか
- その単位を予備校で取得できるのか
を確認しておくことが大切です。
受講料だけを見て予備校を決めたあとで、
- 「思っていたより多くの単位が必要だった」
- 「希望する出願州に必要な単位を取得できなかった」
となると、追加の費用や手間がかかります。
特にUSCPA予備校は、講座そのものだけでなく、受験資格を満たすまでの単位取得も含めて選ぶ必要があります。
単位診断を受けられる予備校であれば、申し込み前に確認しておくと安心です。
失敗パターン3:教材・講義・サポートを確認しない
USCPA予備校は、安ければいいわけではありません。
また、「合格者が多い」「評判がいい」という理由だけで、自分にも合うとは限りません。
USCPAは長期間勉強することになるため、自分が使いやすい教材や、理解しやすい講義であることが重要です。
予備校によって、
- テキストの詳しさ
- 日本語と英語の使い方
- 問題演習の量や使用する問題集
- 講義の進め方
- 質問対応
- 学習相談などのサポート
には違いがあります。
そのため、説明会やサンプル講義などを利用して、
- 「この教材なら勉強を続けられそうか」
- 「この講義なら理解できそうか」
- 「困ったときに必要なサポートを受けられそうか」
を確認してから決めるのがおすすめです。
価格差だけで予備校を決めてしまい、自分に合わずに学習が止まってしまっては、結果的に時間も費用も余計に掛かります。
【結論】USCPA予備校は「自分の場合」で比較する
USCPA予備校選びでは、誰かにとって一番いい学校が、自分にとっても一番いいとは限りません。
必要な単位数、予算、教材との相性、講義の好み、必要なサポートは人によって違います。
そのため、
「どこが一番安いか」ではなく、
「自分の場合、どこが一番合っているか」
という視点で比較することが大切です。
予備校を決める前に確認しておきたいこと
独学と予備校利用の違いを確認する。
受講料・単位取得・受験料を含めた総額を確認する。
州ごとの要件や必要単位を確認する。
【まとめ】USCPA予備校は費用・教材・講義・サポートを総合的に比較しよう
USCPA予備校は、それぞれ料金体系だけでなく、教材・講義・問題演習・サポートにも大きな違いがあります。
3校の主な特徴をまとめると、次のようになります。
USCPA予備校3校の特徴
アビタス:豊富な合格実績、重要論点に絞ったオリジナル教材、一般向け5年間のサポート
CPA会計学院:最大51単位分の取得費用を含む料金体系、日本語のオリジナル教材からUWorldへ進む「2段階学習」、講師への質問・学習相談
TAC:REGとTCPをまとめて学ぶ「Hybrid講義」、オリジナル教材とBecker
私はアビタスを利用してUSCPA試験に全科目合格し、その後ライセンス登録まで完了しました。
実際に受講した経験から、重要論点に絞ったコンパクトな教材や長期間のサポートにはメリットがあると感じています。
ただ、現在はUSCPA予備校の選択肢も増え、それぞれに異なる強みがあります。
合格実績やコンパクトな教材、長期間のサポートを重視するならアビタス。
日本語教材とUWorldを組み合わせた学習や、質問・学習相談などのサポートを重視するならCPA会計学院。
REGとTCPをまとめて学びたい、Beckerを利用したいならTAC。
このように、何を重視するかによって候補は変わります。
また、USCPAは出願州や取得済み単位によって、追加で必要になる単位数も異なります。
費用を比較するときは、表示されている受講料だけではなく、自分に必要な単位取得費用まで含めた総額を確認しましょう。
ただし、予備校選びで一番大切なのは、単純に「一番安い予備校」を探すことではありません。
USCPAは長期間学習を続ける試験です。
そのため、
- この教材なら繰り返し使えそうか
- この講義なら理解しやすそうか
- 困ったときに必要なサポートを受けられそうか
という視点も大切です。
自分の受験資格・不足単位・学習時間・予算を確認したうえで、できれば複数校の説明会や教材、講義を確認し、同じ条件で比較して自分に合うUSCPA予備校を選びましょう。
アビタスの公式サイトを確認する
合格実績や教材、サポート内容を詳しく確認したい方は、アビタスの公式サイトで最新情報を確認できます。
CPA会計学院の公式サイトを確認する
料金体系や教材、UWorld、学習サポートについて詳しく確認したい方は、CPA会計学院の公式サイトを確認してみてください。
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