勉強は終わったけど、USCPA合格後にやるといいことがあるはずだよね。
何をしたらいいのかわからなくて困ったな。
USCPA全科目合格おめでとう!
実は、USCPA合格はゴールじゃなくてスタートなんだよね。
USCPAに合格したらやることを7ステップで紹介していくね。
USCPA合格後にやること USCPAに合格したら【7ステップ】
USCPA試験の勉強を必死に頑張って、USCPA全科目合格!
おめでとうございます!
ほっと一息、ゆっくり休みたい。
でも、USCPA合格後すぐやったほうがいいことがあるかな?
ゆっくり休む前にできるだけやっておきたい。
このように思ったあなたのための記事です。
USCPAの学習はUSCPAの予備校だより。
USCPA予備校の仕事はあなたを合格させること。
なので合格までに必要なサポートは万全!
あなたがUSCPAに合格したら、USCPA予備校の仕事は一段落。
あなたへのサポートは終了!
もうUSCPA予備校にたよれません。
ほやほやのUSCPA全科目合格者から
- 「USCPA合格後にやることがわからない」
- 「USCPA合格後のサポートがなくて困ってる」
- 「USCPA合格後の記事をどこさんは書いてない」←ごめんなさい
と言われることが増えたので、当記事を書いています。
自分の経験をもとに、USCPA合格後にやることを7つに厳選。
USCPAライセンス取得を含めて1つ1つ実行し、名実ともにUSCPAとして新しい生活を始めてね。
USCPA合格後にやるといいのは、この7つ!
USCPA全科目合格後にやること7ステップ
- USCPA合格の報告やお礼をする!
- 「Congratulatory Letter」(合格証明書)を入手する!
- USCPAライセンスを取得する!
- 転職エージェントに登録する!
- USCPAを活かした副業をする!
- 英語の勉強をする!
- 他の会計や監査の資格を取る!
それでは、USCPA合格後にやること7つを1つ1つ見ていきましょう!
1.USCPA合格の報告やお礼をする!

USCPA合格おめでとうございます!
合格したのはもちろん、あなたが努力したからです!
ですが、この合格はあなた一人だけで勝ち取ったものでしょうか?
周りのサポートもあったのではないでしょうか。
USCPA合格までに、周りにどんなサポートをしてもらったか?
- 家族に、勉強時間を確保できるよう気遣ってもらった。
- 同僚や上司に、残業時間や受験日を考慮してもらった。
- 友だちに、勉強からくるストレス発散に付き合ってもらった。
- 恋人に、勉強を続けられるよう励ましてもらった。
- USCPA予備校に、手続きで困った時に助けてもらった。
- 「独学だったし、誰にもUSCPAの勉強をしていることを言わなかった」
- 「誰の世話にもならなかったし、誰にも迷惑をかけなかった」
- 「報告する人はいないし、お礼を言いたい人もいない」
という人はいないのではないでしょうか。
合格後ぜひ早いうちに、お世話になった人にUSCPA合格の報告とお礼をしましょう。
きっと喜んでくれるでしょう!
そして、あなたの今後の活躍を願ってくれますよ!
お世話になった人に喜んでもらうと、合格したという実感が湧き嬉しくなるでしょう。
また、自分の中で、USCPAの学習が終了したという区切りにもなると思います。
全科目合格と同時にBIG4への転職が決まったけど「こんなに残業している中で合格したから、BIG4でも立派にやっていける!」と力強く送り出してくれて嬉しかった。
1年間ただただ見守ってくれた彼にお祝いしてもらったり、アビタスの合格者祝賀会に出席し、お世話になった講師の先生たちにお礼を言ったりしたよ。
2.「Congratulatory Letter」(「Successful Candidate Letter」:合格証明書)を入手する!

「Congratulatory Letter」について、2023年8月31日に大きなルール変更がありました。
今までは無料で入手できていたのですが、NASBA Storeで25ドル払って注文する形式になりました。
NASBA Storeでは「Successful Candidate Letter」と呼んでいます。

2023年9月時点でNASBAに問い合わせて聞いた結果としては、紙で国際郵便で送ってもらうだけではなく、メール添付でもいいのかは不明です。
国際郵便で送ってもらう場合、約130ドルもかかってしまいますので、メール添付で送ってもらえないか聞いてみるといいでしょう。
「Congratulatory Letter」という合格証明書を入手しましょう。
以前は依頼をしなくても、紙で国際郵便で送られてきました(どこが合格した頃は、何もしなくても紙で受け取れました)。
現在はNASBAに依頼するとメール添付で送られてくるようになっています。
通称「Congratulatory Letter」です。
どこへの質問では「Congratulation Letter」とおっしゃるUSCPA全科目合格者が多いです(何のことだかすぐわかるので、どちらでも大丈夫!)。
(1)「Congratulatory Letter」はなぜ必要?
「Congratulatory Letter」はなぜ必要かというと「合格証明書」だからです。
転職をする場合など、USCPA合格を証明するものを提出するように言われるでしょう。
ライセンス登録をすれば「CPA Verify」でUSCPA合格を証明できますし、ライセンス証が手元にあるわけです。
ですが、合格してすぐだと、まだライセンス登録していないので、オンラインで合格証明ができませんし、ライセンス証もありません。
よって「Congratulatory Letter」でUSCPA合格を証明することになります。
「Score Notice」でも合格の証明にはなります。
ですが「Congratulatory Letter」の方が全科目合格したことが伝わりやすいですよ。
USCPA合格後すぐだったから、まだライセンス登録してなかったけど「Congratulatory Letter」が全科目合格の証明としてBIG4で通用したよ。
(2)「Congratulatory Letter」はどんなの?
「Congratulatory Letter」の記載内容は以下のようなものです。
「Congratulatory Letter」の記載内容
- 受験者の名前
- 受験者の住所
- 各科目の合格スコアと受験日
「Congratulatory Letter」の記載文章は以下のようなものです。
「Congratulatory Letter」の記載文章
- USCPA試験全科目合格おめでとう。
- ライセンスを取得しないと、CPAと名乗ってはダメだよ。
- ライセンスを取得したいなら、次のステップはこんなのだよ。
- プロフェッショナルとして成功しますように。
英語だと「we congratulate you on passing all sections of the Uniform CPA Examination」とあるので、通称「Congratulatory Letter」と呼ばれるのだと思います。
参考までにクルーズさんの「Congratulatory Letter」をご覧ください。

congratulatory letter入手しました!
これにて、#USCPA 試験編完結。出願州のWAコーディネーターに何度メールしても返信無く困っていたのですが、@dokoblog どこさんに別の連絡先( cpaes-wa@nasba.org ) を教えてもらい入手に至りました。
※アドレスのwa を出願州略称に変えれば皆使えます。 https://t.co/fYyksdqmk4 pic.twitter.com/QSWzi8sNzE
— クルーズ@USCPA(WA) (@cruise_cpa) January 22, 2023
(3)「Congratulatory Letter」の入手方法
「Congratulatory Letter」の入手方法ですが、NASBAへ依頼することになります。
NASBAに「Congratulatory Letter」を依頼する場合、以下のようにしましょう。
NASBAへの「Congratulatory Letter」依頼先
メールアドレス:cpaes-xx@nasba.org
xxは出願州;
- ワシントン:wa
- モンタナ:mt
- ニューヨーク:ny
- グアム:gu
- アラスカ:ak
メールに明記する事項;
- 氏名
- 生年月日
- Jurisdiction ID
ちなみにどこは、メールアドレスで合格情報が紐づけされているからか「Congratulation Letterくださいな」とメールしただけで他の情報なしでも送られてきたよ。
「Congratulation Letter」でも通じて、すぐに送られてきて、NASBAはすごい!
3.USCPAライセンスを取得する!

USCPA合格の報告とお礼は、気持ちの問題でした。
ここからがUSCPA合格にやったほうがいいことの本番というか、一番の肝です。
それは、USCPAライセンスの取得。
(1)そもそもUSCPAライセンスを取得する?
そもそもですが、USCPAライセンスを取得しますか?
おそらく、USCPA予備校に申し込んだ時点で、USCPAライセンスを取得するかどうか決めた方が多いと思います。
ですが、USCPA全科目合格の時点でもまだ迷っている方がいるかもしれませんね。
結論としては、USCPAライセンスは取得することをおすすめします!
ライセンスの取得は手間だけど、あとになって取得しないといけないことになったら、もっと大変。
ライセンスの維持・更新は少しめんどうだけど、継続教育は勉強になるし、費用もそこまで大きな負担ではないよ。
本当に必要がなかったら一時的に無効にすればいいし。
簡単にUSCPAライセンスについて説明しておきます。
USCPAライセンスとは?
- USCPAライセンスとは、USCPAとしての免許のこと。
- 自分の事務所を開いたり、CPAとして独占業務を行う際に必要(ただし、米国のライセンス登録した州でのみ有効)。
- 日本人の場合は、米国でCPAとしての業務をしない限り、絶対必要というわけではない。
- ただし、日本国内でもUSCPAライセンスがないと、「USCPA」と名刺に入れられないし、対外的に「USCPA」と名乗れない。
- 日本国内でも、USCPAという肩書で仕事がしたい場合はUSCPAライセンスを取得した方がいい。
USCPAと名乗りたかったら、日本国内で働くとしてもUSCPAライセンスは必要なわけです。
特にUSCPAライセンスがあった方がいいのは、こんな人になります。
USCPAライセンスがあった方がいいのはどんな人?
- 監査法人で働く場合(特に会計監査職の場合)
- 事業会社で会計士などとやり取りが発生する場合
- コンサルティング会社で働く場合
- 金融機関の法人営業などをする場合
- 商社で事業投資案件などを担当する場合
- 海外で働く場合
USCPAと名乗って仕事をするのが都合がいい人(士業として仕事をしたい人・信頼を得たい人)は、USCPAライセンスはあったほうがいいわけですね。
正直なところ、USCPAライセンスがマストというわけではありません。
日本国内での転職では、USCPA試験に合格したという事実が大事。
USCPAライセンスの有無は重要視されません。
ただ、今は必要ないと思っても、将来的に何が起きるか分からないですよね。
USCPAライセンスを取っておいた方がいいのはなぜ?
- USCPAは基本的にはライセンスを取ることを前提としている。
- 以前はCertificateというステイタスを取る日本人合格者が多かったけど、今は推奨されていない。
- 米国以外の試験会場(日本の試験会場を含む)で受験した合格実績の記録は消える可能性がある。
- 転職や海外勤務などで、USCPAライセンスがマストになる可能性がある。
今のところほとんどの州で合格実績の記録が消えることはないです。
でも今後何十年間も、海外の試験会場で受験した人の合格実績を保管してくれるかなんて、誰にもわかりませんよね。
また何が起こるかわからないのが人生です!
日本企業に勤めているとしても、突然外資に買収されて、USCPAに合格しているからと、翌月から米国駐在になるかもしれません!
USCPAと肩書が入った名刺が持てたから、BIG4の会計監査でクライアントから信頼が得られやすかったよ。
それにUSCPA資格があったから、海外で働きたいと思った時に、米国企業に多くの候補者の中から採用してもらえたし、就労ビザが取りやすかったよ。
USCPAライセンスを取得した方がいいかについては、こちらの記事が詳しいです。

(2)USCPAライセンス州はどこにする?
日本在住の日本人のUSCPA合格者がUSCPAライセンスを取得する場合の話をしますね。
おそらく、USCPAライセンスはワシントン州かグアムで取得することになるでしょう。
現在、現実的にライセンス取得が可能なのはワシントン州かグアムくらいだからです。
ちなみに、ワシントン州とグアム以外のUSCPAライセンス取得条件はこのようになります。
ワシントン州とグアム以外のUSCPAライセンス取得要件
- 米国での監査経験(日本での監査経験は認めない)
- 直属の上司がUSCPAで、実務経験の承認をすること
- 米国の就労ビザと社会保障番号を持っていること(米国に居住していること)
米国での監査経験が必要だったり、USCPAの直属の上司に実務経験の承認をしてもらわないといけなかったり。
就労ビザや社会保障番号が必要だったり。
米国に住んで監査経験がないとなかなか条件が満たせなそうですよね。
ワシントン州かグアムのどちらがいいかは人によるよ。
USCPAライセンスはどの州で取得するのがおすすめかについては、こちらの記事が詳しいです。

(3)USCPAライセンス取得のために何をする?
USCPAライセンス取得のために何をするのかというと、主に以下のようなことになります。
USCPAライセンス取得のためにすること
- 教育要件(単位)を満たす
- 実務経験を積む
- AICPAのEthics(倫理試験)に合格する(ワシントン州のみ)
- Washington CPA Essentials視聴(ワシントン州のみ)
- 3名分の推薦状とパスポートコピー(グアムのみ)
- ライセンス申請料を払う
ワシントン州とグアムのライセンス取得で必要なことは、以下のようになっています。
ライセンス取得 | ワシントン州 | グアム |
出願州 | どの州で合格した場合も可(ただし、ワシントン州の教育要件を満たし、教育要件を満たしている証明、合格していることの証明が必要) | どの州で合格した場合も可(ただし、教育要件を考慮するとグアムが現実的) |
教育要件を満たすタイミング | ライセンスを申請するタイミング(合格後に単位の取得可) |
|
教育要件の内容 |
注:2023年4月に総単位120単位に緩和されました。 |
|
教育要件の確認 |
|
|
実務経験の時間 |
|
|
実務経験の内容 |
|
|
実務経験の証明者 | USCPAライセンスを5年以上保持していること(この要件を満たせば、社外の人でも、親族でも可、5年は連続していなくても可) | 申請者の実務経験期間に継続してUSCPAライセンスを保持していること |
費用 |
|
ライセンス申請料:225ドル |
必要なもの |
|
|
USCPAライセンス取得の詳細は、ワシントン州の会計士委員会(BOA)とグアムの会計士委員会(BOA)のサイトも参考にしてください。
実務経験の証明者が見つからない場合は、USCPA予備校に「USCPAライセンスサポート」をお願いできます。
USCPA予備校のUSCPAライセンスサポート
- アビタスのライセンス取得サポート:ワシントン州とグアム、受講生に限定、11,000円
- TACのライセンスサインサポート:ワシントン州、受講生に限定、35,000円
- プロアクティブのライセンス取得サポート:ワシントン州とグアム、受講生以外も可能、33,000円
TAC受講生はワシントン州にすることになりますね。
もしグアムにしたいなら、プロアクティブにお願いするという選択肢はあります(アビタスは受講生に限定のため)。
人事部が、同じ事業部内のUSCPAライセンス保持者(USCPAのシニアマネージャー)に証明者になるようコーディネートしてくれて。
アビタスのUSCPAライセンスサポートについて質問を時々いただくけど、アビタスにお願いしてないから、詳細はよくわからなくてごめんね。
(4)AICPAのEthics Exam(倫理試験)って?合格するには?割引クーポンは?
USCPA全科目合格者からの相談で多いのが「AICPAのEthics(倫理試験)に合格できない!」というもの。
ワシントン州でライセンスを申請する場合、AICPA Ethics Exam(倫理試験)に合格する必要があります。
なんと、90%以上の正答率をたたき出さないと合格できない!
本試験の75%より高いのです。
USCPA全科目合格者を容赦なく何度も不合格にさせる、最後の難関。
5科目目のUSCPA試験とさえ言われているのが、AICPAのEthics(倫理試験)。
もしかしたら、USCPA試験の中で一番合格率が低いかも(どこ調べ)。
本試験のように時間制限はないのですが、本試験と同じように4時間くらいかけている人が多い印象。
本試験と違って不合格だった場合に追加料金なく再受験できますが、50問くらいあるので何度も解きたくない!
最近受験した人に聞きますと、マニュアルを見ながら、出題された問題と自分の答えをエクセルなどにコピペして記録しつつ、丁寧に時間をかけて解答しているようです。
不合格だった場合再受験では、自信がなかった問題の答えを他の選択肢に変えるといった対策をし、苦労して何とかパスしているよう。
AICPA Ethics examに初トライして、スコア91点で1回で合格できました。これで試験関係は全て終了です。Ethics試験については時間かけて慎重にやりましたが、結構手強かったです。全体の感想ですが、USCPA合格には最後の最後まで忍耐と気合が必要ですね。
— reiparty (@reiparty) June 10, 2023
1回でAICPA Ethicsに合格できたという方は少ない印象。
でも時間をかけて慎重にやれば合格できます。
USCPA REGのスコアリリース待ちですが、先にAICPA Ethics Exam (倫理試験)受けました。マニュアル見ながら回答できるけど予想より大変で1回目89点でまさかの不合格。。2回目93点で無事合格しましたが、調べながら4時間、疲れました。。。
— Yuki Kinoshita (@Yuk1_0923) April 8, 2023
マニュアルを見て調べながら4時間、2回目で合格。
最後のREGのスコアリリース待ちに受けていらっしゃるのが立派!
AICPAのEthics(倫理試験)の割引クーポン
AICPAのEthics(倫理試験)の20%オフのクーポンが出ていることがあります。
USCPAライセンス取得を考えている場合、USCPA合格後からクーポンサイトをこまめに確認しましょう!

最近難しくなったのかも?
油断して受けると確実に落ちると思うので、本番の試験と同じくらいの気合で受けてね。
(5)USCPAライセンス証書の保管はどうする?
USCPAのライセンス証書は、どのように保管するかという質問もいただきます。
こんなイメージ?

こんな立派なものではなくても、お手軽なものでいいかもしれませんね。
ライセンスがあるか証明したい時は、CPA Verifyを見せればいいし。
いつか自分の素敵なオフィスをもったら、額縁に入れて目立つところに飾るかもしれないけどね。
4.転職エージェントに登録する!

USCPAに挑戦した理由が転職の場合、転職エージェントに登録しましょう。
まず1社だけでいいので登録し、相談にのってもらうのがおすすめ。
USCPAの場合は「LinkedIn」に登録し「LinkedIn」経由で転職をするというのもアリです。
とはいえ、転職慣れしていて、自分で自分に合った会社を選ぶ自信がある場合以外は、転職エージェントを利用するのがいいでしょうね。
どの転職エージェントがいいのかという質問をよくいただきます。
USCPAにおすすめの転職エージェントは「MS-Japan」です。
USCPAにおすすめの転職エージェント
「MS-Japan」
\登録無料、相談無料/
USCPAにおすすめの転職エージェントは「MS-Japan」の一択。
ぜひ登録だけしてみてください。
- どこがBIG4大手監査法人に転職した際にお世話になった転職エージェント。
- 「管理部門・士業特化型エージェントNo.1」で、希望職種が経理職・財務職だったり、監査法人志望だったりするなら、登録必須!
- 「USCPA」で検索でき「USCPA」向けの求人が多いので、どの転職エージェントよりも質の高い「USCPA」の求人に出会えます!
転職エージェントに登録すると、相談を通して色々な質問を受けます。
質問に答える中で、転職の軸が明確になってきます。
転職の軸がしっかりしていないと、転職失敗となる可能性が高まります。
なので、じっくり転職の軸を決めてくださいね。
USCPA合格後の転職で失敗したくないなら、転職活動を始める前に「転職の軸」を決めるのがおすすめ。
「転職の軸」は3つのステップで決める
1. 理想の未来を想像する
2. 理想の未来と現在のギャップを書き出す
3. ギャップが埋められるポイントを考える転職で改善したいことを明確に😊
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) May 25, 2023
転職の軸については、こちらの記事を参考にしてください。

転職はご縁だから、自分に合った求人がすぐにみつかるとは限らない。
転職したいと思ってから転職エージェントに登録するのでは手遅れかもしれないよ。
早めに登録しておけば、転職エージェントからどんどん自分に合った求人を紹介してもらえて、ご縁が増えるからね。
どんなUSCPA向けの求人があるか、登録して調べてみてください。
USCPAにおすすめの転職エージェント「MS-Japan」
\登録無料、相談無料/
今すぐ転職する気がなくても、登録だけはしておいた方がいいですよ。
希望にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届きます。
気になる求人をストックしておけば、転職したくなったときに必ず役立ちます!
5.USCPAを活かした副業をする!

USCPAに挑戦した理由が転職ではない場合は、転職以外でUSCPA資格を活かす道を考えましょう。
資格というのは「活かしてナンボ」ですよね。
おすすめは、USCPAを活かした副業をすることです!
USCPAを活かした副業として、大きく分けて以下の3つをおすすめしています。
USCPAを活かしたおすすめ副業
- 会計資格試験の指導、会計の講義
- 書籍や記事などの執筆
- 会計サポート
USCPAとして年収アップする手段としては、転職だけではありません。
本業の経験を副業に活かすことで、副業からプラスの収入が得られます
。
さらに、副業の経験で本業の年収アップも見込めます。
USCPAとして年収2,000万円を実現するのも夢ではありません!
転職する人は、生涯年収を最大化する生き方を『転職と副業のかけ算』から学んでみてくださいね。
USCPAの副業については、こちらの記事が詳しいです。

USCPAに挑戦するタイプは、アクティブでチャレンジ精神がある人が多いからかもね。
転職する予定がないなら、ぜひ副業を始めてみてね。
6.英語の勉強をする

USCPAとして仕事をする際、特に何が期待されるでしょうか。
予想がつくと思いますが、なんといっても英語力です!
英語で会計が分かる、ビジネスができるというのが、USCPAの最大の評価ポイント。
USCPA合格後も、英語の勉強だけはしっかりやった方がいいよ。
英語の勉強というのは、大きくは2つ。
USCPA合格後の英語の勉強
- TOEIC900点以上を取るための勉強
- 英会話力を向上させるための勉強
転職や社内での評価対策としてのTOEIC。
仕事をする上でのコミュニケーション対策としての英会話。
この2つがUSCPA合格後におすすめの英語の勉強となります。
(1)TOEIC900点以上を取るための勉強【転職や社内での評価対策】
USCPAに合格したのでしたら、おそらく既に高いTOEICスコアをお持ちだと思います。
とはいえ、まだTOEIC900点以上のスコアがないならば、TOEIC900点が取れるまで勉強することを強くおすすめします。
なぜなら、一般的に日本の会社で「ビジネスで英語ができる」とは、TOEIC900点以上を指すからなんです。
TOEIC900点以上あれば「ビジネスで英語ができる」ことをわかりやすく示せます。
ちなみに、どこはUSCPA受験時点では、TOEIC850点。
USCPAに合格してすぐBIG4に転職。
転職のためにTOEICを受けてみる時間はありませんでした。
BIG4では、英語力が必要な仕事は、TOEIC900点以上の人に割振られていました。
TOEIC850点で履歴書を出してしまったどこは、しばらく英語が必要な仕事が回ってこなかったのでした。
その後に受け直したらTOEIC950点。
USCPA合格後に受けておけば、もっと英語力が必要な仕事が割り振られたのにもったいないことをしました。
TOEIC950点のどこが、効果的なTOEICの勉強法を簡単にお伝えします。
それは、TOEICの公式問題集を完璧にすること。
特別な勉強は必要ないですし、お金は問題集1冊分だけですむので安心してください。
まず、最新のTOEICの公式問題集を買ってきましょう。
最新の1冊だけでいいです。
そして、時間をはかって通しで解いてみましょう。
答え合わせをしたあとが本番です。
TOEIC公式問題集で最初にすること
- 公式問題集に載っている英単語すべてを覚えること
- 公式問題集に出てくる英文法を完璧に理解すること
さらに深堀りします。
TOEIC公式問題集で深堀する方法
- リスニングの問題は、スクリプトをきちんと理解したうえで、何度も繰り返し音声を聴く。
- 英文は「ディクテーション(書き取り)」をする。
- 英文を声に出して「オーバーラッピング(音声に合わせて音読)」をする。
- なぜこのような選択肢が正解なのか、なぜ他の選択肢が正解ではないのか自分で説明できるようにする。
これを1冊やれば、確実に900点はいきます!
リスニング問題は、繰り返し聴く必要があります。
理解せずにただ繰り返し聴いても意味がありません。
英文の「ディクテーション(書き取り)」は、パート1や2などの短めの英文から始めましょう。
それから、パート3や4の長めの英文にチャレンジするといいでしょう。
リスニングについては、シャドーイングが有効ですので、こちらを参考にしてください。

TOEICのリスニングのスコアを上げたい場合の裏技も念のために紹介しておきます。
ちなみに、英語力は上がりませんので注意!
TOEICのリスニングのスコアを上げる裏技
TOEICという世界で「よく起こること」「存在しないもの」を知っておく!
「よく起こること」
- 全社員参加のピクニックがよく開催される。
- コーヒー(coffee)とコピー(copy)をよく聞き間違える。
- 歯医者の予約がよくリスケされる。
- 図書館はいつも改装中である。
- 会社の業績がいつも良い(倒産は起きない)。
「存在しないもの」
- 老人と子供は存在しない。
- アルコールやたばこは存在しない。
- 重い病気や大けがを経験した人はいない。
- 警察・消防・軍隊は存在しない。
- 犯罪・災害・戦争は存在しない。
このような「よく起こること」「存在しないもの」を事前に知っておくと、少し聞き逃しても、TOEICの世界での「常識」で選択肢が選べますよ。
ちなみに、TOEICの世界での「常識」を学ぶのにおすすめの本はこちら。
英語力は上がりませんが、TOEICのスコアアップには役立ちますよ!
(2)英会話力を向上させるための勉強【仕事でのコミュニケーション対策】
英会話力を向上させるための勉強でのおすすめは、オンライン英会話を受けることです。
レッスン料は非常に安く、家でも空いた時間にお手軽に受けられるので、ぜひ利用してもらいたいです!
おすすめのオンライン英会話はネイティブキャンプ。
ネイティブキャンプ公式サイト
ネイティブキャンプは、ビジネス英語の教材が充実しているのと、予約をしなくても好きな時間に好きなだけ受けられるのがいいです。
他のオンライン英会話だと、事前予約が必要。
残業が多いどこでも、イティブキャンプなら心配なし。
他のオンライン英会話だと予約時間までに帰宅できなくて。
何度もレッスンをドタキャンするといった羽目にはならないです!
どこの場合は、週末の午後、連続受講して「週末プチ留学」の気分になったり。
平日の夜、寝られない時、眠くなるまで講師の先生に雑談相手になってもらったり。

英語で色々な国の講師と話すので、海外旅行をした気分になれます。
色々な人と雑談ができるようになるので、英語会議でのアイスブレイクが得意になりますよ。
ネイティブキャンプについてはこちらを参考にしてください。

どのくらい英会話力がついたかは、CASEC(キャセック)というオンラインの英会話試験を受けてみるとわかります。
CASECは、三菱商事などをはじめ大手企業が導入しています。



CASECのテキストは本屋などでは見つからないです。
どこのお友達(英語ペラペラで米軍基地で働いていた方)がCASECの電子書籍を出しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
7.他の会計や監査の資格を取る!

USCPAとして仕事をする際、英語以外に何が期待されるか。
当たり前ですが、USCPAというのは米国の公認会計士なので、会計や監査の知識が期待されますよね。
よって、少し落ち着いたところで、他の会計や監査の資格も取ることをおすすめします!
具体的にどんな資格を取るといいかというと、特におすすめするのは2つ。
USCPA合格後におすすめの会計や監査の資格
- IFRS検定(国際会計報告基準検定・IFRS Certificate)
- CIA(公認内部監査人)試験
IFRS検定は、IFRS(国際財務報告基準)の知識が問われる試験。
CIA(公認内部監査人)試験は、内部監査の国際資格。
監査法人勤務希望の場合であっても、日本の公認会計士は必要ないと考えます。
詳しくはこちらを参考にしてください。
監査法人でUSCPAは日本の公認会計士のどちらも取得しなくていい【理由3つ】

それでは、IFRS検定とCIA(公認内部監査人)試験について詳しく見ていきましょう。
(1)IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)【国際会計資格】
USCPA試験では、USGAAP(米国会計基準)は勉強するけれど、IFRS(国際財務報告基準)は勉強しないです(以前はIFRSもUSCPA試験の範囲でしたが)。
USCPA合格者のみなさんは、IFRSの知識がないことが気になるのではないでしょうか。
実際にBIG4で会計監査、グローバル企業で連結決算を担当した経験からすると、USGAAPよりIFRSの方が知っておく必要があります。
なぜなら、USGAAP適用会社より、IFRS適用会社に関わる機会の方が多い可能性があるからです。
USGAAP(米国会計基準)は米国企業しか適用されていせんが、IFRS(国際財務報告基準)は欧州企業はもちろんのことアジアの企業も適用されてています。
BIG4でどこが担当したクライアントも、IFRS適用会社が9割、USGAAP適用会社が1割でした。
間違いなく、USCPA合格後はIFRSの勉強をしておいた方がいいです。
とはいえ、IFRSで使う会計用語とUSGAAPの会計用語の英語は大きく違うことはないので、日本語でIFRSの勉強をしておけばいいと思います。
IFRS検定の勉強は独学でもいいのですが、講座を受講して網羅的・効率的にIFRSの知識を身につけるといいと思いますよ。
アビタスがIFRS検定講座を開講しているので、アビタスでUSCPAの勉強をしたみなさんはまたアビタスにお世話になってもいいでしょう。
ちなみにどこは、USCPA合格後すぐ、アビタスでIFRS検定講座を受講し始めました。
IFRS知識が必要すぎて、アビタスを卒業したつもりがすぐに出戻り。
オールバック師匠とUSCPA合格祝賀会で涙の別れをしたのに、IFRS検定講座ですぐ再会したのでした。
アビタスのIFRS検定講座がおすすめ
- アビタスのIFRS検定講座は、日本で唯一、IFRSの基準書を体系的に学べるコンテンツ。
- IFRSの基準書を3ヶ月(150時間から200時間)でマスター可能。
- 日本語と英語併記のテキスト
そもそもですが、USCPA講座はTAC、大原簿記、プロアクティブなども提供していますが、IFRS検定講座はアビタスだけ。
講座受講を希望する場合、アビタス以外の選択肢はないです。
つまり、独学かアビタスの二択。
IFRS検定については、こちらの記事を参考にしてください。

どこはアビタスのUSCPA講座だけではなくIFRS検定講座も受講済み。
なのでIFRS検定講座の紹介ができます。
受講料が3,000円割引になるので、少しですが安く受講したい方は「紹介ご依頼フォーム」からご依頼くださいね。
【アビタスへの紹介ご依頼フォーム】USCPA講座・IFRS検定講座 紹介割引

(2)CIA(公認内部監査人)【内部監査資格】
最近思うのが、USCPA合格後、CIA(公認内部監査人)試験に挑戦する人が増えてきたことです。
USCPA合格後、CIAに挑戦する人が増えてきた印象がある😊
■USCPA(米国公認会計士)
・国際ビジネス資格の最高峰
・世界で戦うビジネスパーソンに必須
・グローバル人材へのパスポート■CIA(公認内部監査人)
・時代が求める「内部統制・内部監査」のスペシャリスト
・組織を守るホームドクター— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) April 20, 2023
USCPA(米国公認会計士)は国際ビジネス資格の最高峰。
CIA(公認内部監査人)は内部統制・内部監査のスペシャリスト。
USCPA合格後にCIAにも挑戦し、ダブルライセンスにするのは非常におすすめ!
USCPA×CIAがおすすめな理由
- USCPAのAUDやBECの知識がCIAで活かせる:USCPAとCIAは親和性あり
- 外部監査と内部監査の両方の理解があることを示せる:転職で高評価
なんとCIA試験の出題範囲の約9割が、USCPA試験の出題範囲と重複しています。
よって、USCPA合格者であれば、1ヶ月くらいの学習で合格できる可能性があります(あくまでも可能性で保証はできませんが)。
CIAが気になるなら、USCPA合格直後のまだUSCPAで学んだことが頭に残っているうちがチャンス。
CIAに挑戦するのは早めがよし。
転職市場で外部監査と内部監査のどちらも理解しているとアピールできます。
なので個人的には「USCPA×日本の公認会計士」よりも「USCPA×CIA」の方がおすすめだと思っています。
USCPAほどではないですが、CIAも独学するのは少々難しいです。
CIA(公認内部監査人)試験が独学が難しい理由
- 過去問が非公開なため、教材が少なく情報収集が難しい。
- ビジネスやITなどの幅広い知識が問われるため、独学だと時間がかかる。
よって講座を受講することになるのですが、なんとアビタスにCIA講座もあります!
アビタスのCIA講座がおすすめ
- 圧倒的な合格実績:日本のCIA合格者の60%以上がアビタス受講生
- 教材と講師:試験傾向を徹底分析した教材とCIAを知り尽くしたプロ講師
- サポート:学習回答サービスと受験手続サポート
なんと、USCPA講座で大人気の伊藤講師がCIA講座も担当!
\アビタスに無料で資料請求する/
CIA(公認内部監査人)については、こちらの記事を参考にしてくださいね。

まとめ:USCPA合格後にやるといいこと7ステップ(どこの経験からおすすめ!)
USCPA全科目合格後にやるといいことは、この7つ。
USCPA全科目合格後にやるといいこと7ステップ
- USCPA合格の報告やお礼をする!
- 「Congratulatory Letter」(「Successful Candidate Letter:」合格証明書)を入手する!
- USCPAライセンスを取得する!
- 転職エージェントに登録する!
- USCPAを活かした副業をする!
- 英語の勉強をする!(TOEICと英会話)
- 他の会計や監査の資格を取る!(IFRS検定とCIA試験)
合格したら合格の報告やお礼をして、USCPA受験生の生活とは区切りをつける。
そして、USCPAとしてのキャリアを始めるために、USCPAライセンスを取得。
転職エージェントに登録し、相談にのってもらいつつ、転職面接を受けていく。
USCPAを活かした副業をして、生涯年収の最大化を図るのも大事でしょう。
「本業×副業」で年収2,000万円を達成するのも、USCPAであれば夢ではありません。

さらに、英語力を高めたり、会計・監査資格の勉強を始める。
TOEIC900点以上を目指して、社内や転職でアピールできるスコアを取ったり。
オンライン英会話で英語での仕事でも困らない英会話力を磨く。
IFRS検定の勉強で、USGAAP(米国会計基準)だけではなくIFRS(国際財務報告基準)にも詳しくなる。
また、CIA(公認内部監査人)試験で、外部監査と内部監査のスペシャリストになり、USCPA×CIAのダブルライセンスに!
USCPA合格後、7ステップをこなせば、最強のUSCPAになれると思いますよ。
引き続きがんばっていきましょうね!
以上、「USCPA合格後にやること USCPAに合格したら【7ステップ】」でした。
今から1つ1つやってみるね。
USCPA合格はゴールではなく、スタート。
だから、さらなる高みを目指して、今後もがんばっていこうね。
USCPAに合格したあなたなら、どんなに高い山でも登り切れるから大丈夫。
USCPA(米国公認会計士)
USCPA講座の資料請求(無料)
USCPA講座の紹介割引依頼(11,000円オフ)

USCPAの受験ガイド(USCPAどこの本)
『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』を出版しました!

USCPAの始めかた
USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら【5ステップ】

CIA(公認内部監査人)
CIA講座の資料請求、説明会申し込み(無料)
CIAの詳細情報
CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?

IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)
IFRS検定講座の紹介割引(受講料3,000円オフ)

IFRS検定の詳細情報
【アビタス紹介割引あり】IFRS検定(国際会計基準検定)の難易度、活かし方

BATIC(国際会計検定)
BATICは2022年11月28日に終了しました。
ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。
BATICの公式テキスト・公式問題集
USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)
USCMAとEAの講座の資料請求(無料)
USCMAとEAの詳細情報
国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?

簿記検定
USCPAと簿記検定の比較
USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?

公認会計士
公認会計士講座の資料請求(無料)
USCPAと公認会計士の比較
USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)の試験の違い
