【USCPAキャリア】基礎情報

USCPA(米国公認会計士)のキャリアー主な転職先



知りたい君
知りたい君
USCPA試験の勉強を始めたよ。

USCPA試験に合格したら、資格を活かして転職したいから、どんな転職先があるのか知りたいな。

どこ
どこ
USCPAのお勉強頑張っているね。

お勉強と並行してキャリアのこともきちんと考えているのは素晴らしいね。

USCPAのどこが、USCPAだとどのような転職が可能かお話しするね

USCPAの主な転職先

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. コンサルティングファーム
  4. 一般事業会社
  5. 海外就職・海外転職

ほか、金融機関や会計事務所なども考えられます。

このうち、どこがUSCPAとして働いたことがある、監査法人、一般事業会社、海外就職・海外転職について、特に詳しく書いていきます。

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1.監査法人

まずは、USCPAの転職先として、監査法人から見ていきます。

 

(1)会計監査

USCPAになったら、監査法人の会計監査職に転職することが第一に挙げられると思います。

基本的に監査法人の会計監査職では、公認会計士の資格がある人しか雇いません。

ですので、USCPAになったら、監査法人に入るためのパスポートを手に入れたようなものです。

せっかくUSCPAになったら、監査法人で働いてみたいと思うのは、もっともです。

監査法人は、大手から中小まであり、その規模によってそれぞれ異なります。

 

①大手監査法人

大手監査法人は、いわゆるBig4と言われ、以下の4法人が該当します。

大手監査法人(Big4)

  1. EY新日本有限責任監査法人(Ernst&Youngと提携)
  2. 有限責任監査法人トーマツ(Deloitte Touche Tohmatsuと提携)
  3. 有限責任あずさ監査法人(KPMGと提携)
  4. PwCあらた有限責任監査法人(PricewaterhouseCoopersと提携)

大手監査法人(Big4)の違いについては、こちらの記事も参考にしてください☟

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USCPA全科目合格で応募するのが基本。

どこも、全科目合格してすぐに、Big4大手監査法人に転職しました。

USCPA全科目合格の時点で転職エージェント(使用した転職エージェント☞【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】を通じて応募。

すぐにパートナーとの面接となり、1次面接のみで即内定をもらいました。

新卒や準新卒の場合は、会計や経理経験がなくても、USCPA全科目合格とTOEIC満点などの英語力が評価されて採用されているようでした。

20代後半の場合は、USCPA全科目合格と英語力、海外経験(留学や海外勤務)や会計・経理の経験があれば採用すると監査法人の人事から聞きました。

30代は採用しないとのことで(ぎりぎり30歳は採用されていましたが)、30代以上の方が入所してくることはありませんでした。

知りたい君
知りたい君
Big4大手監査法人の面接では、どんなことを聞かれたのか知りたいよ。
どこ
どこ
「Big4大手監査法人のうち、なぜここを選んだの?」と聞かれたよ。事前にBig4大手監査法人の特色は転職エージェントの担当者から聞いて把握していたから、きちんと答えられたよ。

でも、どちらかというと、質問されるより、「質問はありませんか?」と質問するよう促されたよ。もしかしたら、質問力が試されていたのかもしれないね。

Big4大手監査法人への転職については、こちらの記事も参考にしてください☟

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②準大手監査法人

比較的多くの上場会社をクライアントとしている以下の5法人が該当します。

準大手監査法人

  1. 太陽有限責任監査法人
  2. 東陽監査法人
  3. PwC京都監査法人
  4. 三優監査法人
  5. 仰星監査法人

USCPA科目合格でも応募は可能です。

どこのUSCPAの勉強仲間の何人かは、準大手監査法人に応募して採用されていました。

全科目合格できない(18ヶ月で全科目合格できず、科目合格が無効になってしまった)人や、大手監査法人4法人で不採用になった人だけではなく、準大手監査法人の方が自分に合うと思った人(お子さんがいる女性で、時間の融通がきくことが重要な人など)は、大手監査法人ではなく、準大手監査法人を選んでいました。

5法人それぞれに特色があり、大手監査法人より自分に合う可能性もありますので、準大手監査法人も転職先として候補に入れると良いかと思います。

 

③中小監査事務所

大手監査法人と準大手監査法人以外の、監査法人や個人事務所が該当します。

 

監査法人で働くことについては、こちらの記事も参考にしてください☟

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(2)会計アドバイザリー

USCPAの場合だと、主に財務会計アドバイザリーとして助言・指導・支援をすることが多いです。

ほか、内部統制などのリスクアドバイザリーや、M&Aや組織再編・起業再生アドバイザリーになることも考えられます。

どこが働いていたBig4大手監査法人では、IFRS対応や業務プロセス改善、決算早期化支援なども監査部門がやっていたので(ちなみに、どこも、IFRS対応のプロジェクトに入っていました)、このあたりは監査とアドバイザリーの垣根ははっきりとしていない気もします。

とはいえ、監査職でアドバイザリー業務はしても、アドバイザリー職で監査業務をすることはないと思います。

アドバイザリー業務がしたくても、監査職で入所して、希望によってアドバイザリー業務もやらせてもらうのは一案かと思います。

 

2.税理士法人

つぎに、USCPAの転職先として、Big4大手税理士法人も見ていきましょう。

Big4大手税理士法人

  1. EY税理士法人
  2. デロイトトーマツ税理士法人
  3. KPMG税理士法人
  4. PwC税理士法人

業務内容としては、移転価格部門での採用が多いのではないでしょうか。

グローバル企業では、移転価格の書類整備が必要とされ、税理士法人でもクライアントからお金が取れる儲かる業務の1つになっています(どこが勤務しているグローバル企業にも、Big4税理士法人の移転価格担当者が、よく営業しに来ていました)。

また、会計監査の一部として法人税も検証しますが、グループの税理士法人が法人税のチェックをすることになっており、Big4大手監査法人とBig4大手税理士法人が連携していました。

今までかかわった人の中では、Big4大手税理士法人で働いているUSCPAの方は、大学で税金関係を専攻していたり、USCPAだけではなく、税理士資格(科目合格も含む)も持っている方が多かったです。

 

3.コンサルティングファーム

さらに、USCPAとして、以下のような分野で活躍することが考えられます。

USCPAが活躍することが考えられるコンサルティング業務

  1. 国際ビジネスコンサルティング
  2. 会計システムコンサルティング
  3. 国際税務コンサルティング
  4. 内部監査コンサルティング

今までかかわった人の場合だと、監査法人で働いて経験と箔をつけたあとにコンサルティングファームに転職するパターンが多かったです。

USCPAに合格してすぐにコンサルティングファームに入るには、知識が十分ではなく、また自信もないため、監査法人の同僚でも、監査法人の次のステップがコンサルティングファームだと言っている人が何人かいました。

タイで働いていた時に、コンサルティングファーム勤務のUSCPAの方と仕事をしたことがありますが、その方も監査法人で経験を積んでからコンサルティングファームに転職したとのことでした。

クライシスマネジメントの「フォレンジック」という不正調査を担当している方でしたが、データ改ざんの見抜き方、会計不正の検証の仕方、プレゼン力やITスキルなどが素晴らしかったです。

コンサルティング業務は、監査業務よりも、幅広い知識と経験がないとできない仕事だと、その際に感じました。

 

4.一般事業会社

USCPAとして、事業会社にて以下のような業務で活躍できます。

USCPAが活躍することが考えられる事業会社での業務

  1. 英文経理(主に外資系企業にて)
  2. 連結決算(主にグローバル企業にて)
  3. 財務管理
  4. 海外法人の経営管理
  5. 内部監査

特に、外資系企業やグローバル企業でUSCPAの需要が高いですし、求人もたくさんあります。

どこは、USCPAを取得する前、米国企業で英文経理を担当していましたが、管理職になるにはUSCPAの取得が必須になっていました。

同僚もUSCPAを取得済み、もしくはUSCPAの勉強中という人が多かったです。

現在はグローバル企業にて、連結決算を担当しています。

USCPAでなければならないというわけではありませんが、米国に多数の子会社を抱える企業のため、USCPAの資格があるからこそ、高給で採用してもらえたのだと思います。

英語で決算書を作成したり、IFRS新基準の適用の担当になったり、財務文書の翻訳を依頼されたりと、USCPAとして役に立てていることが多くあります。

余談ですが、「Form1120(米国の法人税申告書)」が送付されてきたときに、さらさらっと内容を説明したら、非常に驚かれたなど、USCPAの試験で得た知識が活かせるタイミングも多々あります。

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5. 海外就職・海外転職

USCPAは、海外でも活躍できます。

特に、USCPA資格の「相互承認制度」がある国(2021年4月時点では、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、香港、アイルランド、メキシコ、スコットランド)では、公認会計士として働けるので、よりUSCPAの資格が活かせるでしょう。

USCPAが活躍することが考えられる海外での勤務先

  1. 海外大手会計事務所
  2. 日本企業の海外子会社・支店
  3. 現地のローカル企業

USCPAを取得していると、海外駐在を任される機会も増えるでしょう。

また、海外だと日本の公認会計士より、USCPAの方が知名度が高いため、USCPAの方が高い評価を受けている印象です。

どこは、タイの米国企業にて、シニアアカウンタントとして働いていました。

USCPAだから採用されたのであって(タイでの就職時に非常にお世話になったエージェント☞JAC Recruitment)、おそらくUSCPAではなかったら採用されなかったと思います。

その際は、米国企業でしたので、現地企業の決算書をUSGAAP(米国基準)にコンバージョンして、USGAAP(米国基準)で米国のレポーティングラインの上司に提出していました。

どこがUSCPAだということを、上司や同僚、監査法人の担当者は知っていましたので、有資格者だということで、安心して仕事を任せてくれていたように思います。

USCPAという資格の強さを、特に海外で思い知りました。

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以上、「USCPA(米国公認会計士)のキャリアー主な転職先」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPA試験合格後の、転職のイメージができたよ。勉強しながらどのような道に進むか考えてみるよ。
どこ
どこ
一度、転職エージェントと話をしてみるといいよ。

早めの相談が転職を成功させるポイントだよ。もし転職をしないとしても、自分のキャリアを見つめなおす機会になるからね。

どこがBig4大手監査法人に内定したときにお世話になったエージェントの公式サイトはこちら☟

プレミアムな転職をサポート|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】


USCPA合格前から相談していたので、合格してすぐにBig4大手監査法人から内定をもらえました。

 

どこがタイでの海外就職と、グローバル企業に内定したときにお世話になったエージェントの公式サイトはこちら☟

語学を活かして働きたい方に。外資系企業への転職はJAC Recruitment

 

対応が非常に丁寧です。タイでの就職の際は、タイだけではなく、マレーシアやベトナムなどの近隣諸国の求人も紹介してくれました。また、グローバル企業の内定時は、給与交渉をしっかりしてくれました。

年収を上げるという観点では、以下の記事も参考にしてください☟

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ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。