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USCPAの転職先6つを解説!USCPAの転職先に関するよくある10の質問に回答

USCPA(米国公認会計士)のキャリア USCPAの転職先を見てみましょう
知りたい君
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USCPA(米国公認会計士)の勉強を始めたよ。

USCPAに合格したら、USCPAを活かして転職したいから、どんな転職先があるのか知りたいな。

どこ
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どこはワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPAのお勉強と並行して、合格後のキャリアもきちんと考えているのは素晴らしいね。

USCPAだとどのような転職が可能か、日本の公認会計士の転職との違いや、自分の転職経験を交えながら説明していくね。

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USCPAの転職先6つを解説!USCPAの転職先に関するよくある10の質問にも回答

USCPAの転職先6つを解説!USCPAの転職先に関するよくある10の質問にも回答

USCPAが転職することを前提として、USCPAの転職先をご紹介していきます。

 

当記事では、USCPAの転職先として以下を取り上げています。

USCPAの主な転職先

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. アドバイザリー会社
  4. コンサルティング会社
  5. 一般事業会社
  6. 海外就職・海外転職

 

自分で事務所を開く(起業)というのは、USCPAの場合はほとんどありませんので、当記事では取り上げません。

USCPAは、国内では独占業務権限を持たないため、日本の公認会計士や税理士に比べ、USCPA単独で独立開業する人はほぼいません。

 

最後に、「USCPAどこのブログ」でよくご質問をいただく「USCPAの転職先」についての10の質問を取り上げ、回答していきます。

USCPAの転職先に関してよくある10の質問

  1. USCPA科目合格で、BIG4に転職できる?
  2. USCPA合格後、国際税務に転職できる?
  3. USCPA合格後、コンサルティング会社へ転職したい。資格が評価される?
  4. USCPAは監査法人でパートナーになれないのか?出世できないのか?
  5. USCPAは、大手監査法人と中小監査法人のどちらで採用されやすい?
  6. USCPA合格後、BIG4の監査職へ転職希望。採用されやすい時期はある?
  7. USCPAの転職先はどこが一番多い?
  8. USCPAに合格したが、英語にあまり自信がない。転職はできる?
  9. USCPA合格後、転職予定。転職活動はいつから始めるといい?
  10. USCPAに合格したけど、会計関連の経験なし。転職できる?

 

USCPAの転職に関しては、USCPAに挑戦すると決めた時点での情報収集が大事です。

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USCPAの転職先1:監査法人

USCPAの転職先1:監査法人

USCPAの転職先として、監査法人から見ていきます。

 

監査法人の会計監査では、基本的には公認会計士の資格がある人しか雇いません。

ですので、USCPAになったら、監査法人で働くパスポートを手に入れたようなものでしょう。

 

USCPAは、日本の公認会計士試験合格者ほどには、合格後に監査法人に転職する人は多くないです。

日本の公認会計士は、修了考査の実務要件を満たすため、ほとんどが監査法人に就職します。

一方、USCPAは、監査法人へ転職すると、前職より給与が下がる場合が多いこともあり、監査法人への転職は希望しない人もいるからです。

 

とはいえ、USCPAにとって監査法人は、人気のある転職先と言えるでしょう。

監査法人は、大手から中小まであります。

 

(1)大手監査法人(BIG4)

大手監査法人は、BIG4と呼ばれ、以下の4法人が該当します。

大手監査法人(BIG4)

  1. EY新日本有限責任監査法人(Ernst&Youngと提携)
  2. 有限責任監査法人トーマツ(Deloitte Touche Tohmatsuと提携)
  3. 有限責任あずさ監査法人(KPMGと提携)
  4. PwCあらた有限責任監査法人(PricewaterhouseCoopersと提携)

 

USCPAがBIG4に転職するのは、しばらく監査経験を積み、外資系企業のCFOなどのポジションで転職することを目的としている場合が多いです。

また、監査業務を経験し、税務やコンサルティングなどの業務に転職することを目的とする場合も多いです。

 

USCPAは、会計知識よりも英語力が期待されます。

クライアントの海外子会社や海外提携ファームとのやり取り、監査法人内の外国人スタッフのチームにアサインされるなど、英語力が活かせる機会が多いです。

 

大手監査法人(BIG4)の違いについては、こちらの記事も参考にしてください。

BIG4監査経験のあるUSCPAが各BIG4監査法人の違い・特徴を解説

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BIG4監査法人は、USCPA全科目合格で応募するのが基本。

どこも、全科目合格してすぐ、BIG4大手監査法人に転職しました。

会計監査職で、配属先は国際部、クライアントはほぼ外資系企業という環境でした。

 

USCPA全科目合格の時点で転職エージェント(管理部門・士業特化型エージェント MS-Japanを通じて応募。

1回目からパートナーとシニアマネージャーとの面接となり、その1回の面接のみで即内定をもらいました(面接した日に採用の連絡あり)。

 

入所後に、USCPAの採用について、人事やパートナーから聞いたUSCPAを採用する条件は、以下の通りです。

  1. 準新卒(海外の大学卒)の場合は、会計や経理経験がなくても、USCPA全科目合格とTOEIC満点など英語力が高いと採用。
  2. 20代半ばから後半の場合は、USCPA全科目合格、英語力、海外経験(留学や海外勤務)、会計・経理の経験があれば採用。
  3. 30代は採用しない(ぎりぎり30歳は採用されていましたが、31歳以上の方が入所してくることはありませんでした)。

 

どこの場合も、USCPA全科目合格、英語力(TOEIC845点くらいしかなかったですが)、海外経験(ワーホリ経験しかなかったですが)、経理経験(米国企業の英文経理)と条件をクリアしていたので採用されたそうです。

 

 

知りたい君
知りたい君
BIG4大手監査法人の面接では、どんなことを聞かれたのか知りたいよ。
どこ
どこ
「BIG4大手監査法人のうち、なぜここを選んだの?」と聞かれたよ。BIG4大手監査法人の特色については、事前に転職エージェントの担当者から聞いて把握していたから、きちんと答えられたよ。

でも、どちらかというと、質問されるより、「質問はありませんか?」と質問するよう促されたよ。もしかしたら、質問力が試されていたのかもしれないね。

 

BIG4大手監査法人への転職については、こちらの記事も参考にしてください。

USCPAのBIG4大手監査法人への転職必勝法【BIG4に採用されたUSCPAが解説】

USCPAのBIG4大手監査法人への転職必勝法
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(2)中小監査法人

代表的な中小監査法人は、以下の通りです。

代表的な中小監査法人

  1. 太陽有限責任監査法人(Grant Thornton Internationalと提携)
  2. 東陽監査法人(BDO Crowe Globalと提携)
  3. 三優監査法人(BDO Internationalと提携)
  4. PwC京都監査法人(PricewaterhouseCoopersと提携)
  5. 仰星監査法人(NEXIAと提携)
  6. アーク有限責任監査法人(Kreston International)
  7. ひびき監査法人(PKF International)

 

通常、日本の公認会計士の場合は、合格後に最初に入所するのはBIG4監査法人である場合が多く、中小監査法人に入所するのは少ないです。

日本の公認会計士で中小監査法人に入所するのは、就職難の年であったり、最初から中小監査法人を希望していた場合を除けば、合格時の年齢が高かったり、コミュニケーション能力が低いため、大手監査法人に入所できなかった場合が多いそうです。

 

中小監査法人(特に、準大手監査法人)でも、上場企業のクライアントを抱えている場合は、USCPAを採用しています。

ただし、大手監査法人ほどには英語やUSGAAPの知識が活かせるクライアントは少ないため、USCPAは昇進などで不利になります。

よって、積極的に中小監査法人に転職するUSCPAは少ない印象です。

 

とはいえ、中小監査法人には、大手監査法人と比べ、以下のようなメリットがあります。

中小監査法人のメリット

  1. 部門分けされていないため、幅広く業務を任される
  2. 小規模なため、仕事が回ってくるのが早い
  3. 評価されれば、昇進が早い
  4. 大手と比較して営業する必要があるため、営業の意識がつく

 

USCPA科目合格でも、年齢が少し高くても、中小監査法人なら応募は可能です。

 

どこのUSCPAの勉強仲間の何人かは、中小監査法人に応募して採用されていました。

全科目合格できない(18ヶ月で全科目合格できず、科目合格が無効になってしまった)人や、BIG4すべての法人で不採用になった人、合格した時点で30代だった人です。

 

ただし、大手監査法人より自分に合う可能性もありますので、中小監査法人も転職先として候補に入れてもよいとは思います。

 

監査法人で働くことについては、こちらの記事も参考にしてください。

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USCPAの転職先2:税理士法人

USCPAの転職先2:税理士法人

つぎに、USCPAの転職先として、税理士法人も見ていきましょう。

 

税理士法人も、監査法人と同様に、大手から中小まであります。

BIG4大手税理士法人

  1. EY税理士法人
  2. 税理士法人トーマツ
  3. KPMG税理士法人
  4. PwC税理士法人

代表的な中小税理士法人

  1. BDO税理士法人(BDO International)
  2. 辻・本郷税理士法人
  3. 税理士法人 山田&パートナーズ(Grant Thornton Internationalと提携)
  4. 太陽グラントソントン税理士法人(Grant Thornton Internationalと提携)

 

日本の公認会計士の場合は、将来的に独立を考えて、BIG4監査法人からBIG4税理士法人に転職する人もいます。

日本の公認会計士は、合格しただけでは税理士登録ができないので、監査法人でしばらく働き、公認会計士登録をした後に、税理士登録もして、税理士法人に転職するという流れになっています。

BIG4税理士法人の場合は、クライアントが大手企業となるため、日本の公認会計士は、連結納税、組織再編税制など、高い税務知識が必要な業務を担当することになるようです。

 

USCPAの場合は、英語力や米国税務などの海外税務・国際税務の力が期待されます。

移転価格、海外M&A税務、税務デューディリジェンス、米国税務などの業務を任されることが多いようです。

日本の公認会計士や税理士があまり得意ではない分野ですので、差別化が可能であり、出世しやすいと言えます。

 

中小税理士法人の場合は、大手企業以外の中堅企業が主なクライアントですが、提供サービスに特殊性がある場合が多いです。

USCPAとしては、自分の興味に合う分野の税務業務を行っている法人を選ぶといいでしょう。

 

 

USCPAの転職先3:アドバイザリー会社

USCPAの転職先3:アドバイザリー会社

さらに、USCPAの転職先として、アドバイザリー会社を見ていきます。

 

BIG4監査法人のアドバイザリーのグループ会社は、以下の通りです。

大手アドバイザリー会社

  1. EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社
  2. デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社
  3. 株式会社 KPMG FAS
  4. PwC アドバイザリー合同会社

 

アドバイザリー会社は、大きくはファイナンシャルアドバイザリーとトランザクションアドバイザリーの2つに分かれます。

BIG4監査法人は、ファイナンシャルアドバイザリー、または、トランザクションアドバイザリーのグループ会社を持っています。

 

アドバイザリー会社の業務内容としては、以下が挙げられます。

アドバイザリー会社の業務内容

  1. 財務デューディリジェンス(M&A・事業再編・事業再生など)
  2. バリュエーション
  3. リストラクチャリング
  4. フォレンジング

 

アドバイザリー会社の業務内容は、監査スキルがないとできないため、USCPA合格後にすぐに転職するのは難しいでしょう。

3年くらいの実務経験を積んだ後、監査法人から転職するというのが現実的です。

 

USCPAは、英語力が期待され、海外M&Aのデューデリジェンスを任されることが多いようです。

アドバイザリー会社では、監査法人よりは会計知識が必要ないので、日本の公認会計士より昇進などで不利になることがないというメリットがあります。

 

 

USCPAの転職先4:コンサルティング会社

USCPAの転職先4:コンサルティング会社

USCPAとして、コンサルティング会社に転職することも考えられます。

 

コンサルティング会社の業務の例

  1. 会計システムコンサルティング
  2. 国際ビジネスコンサルティング
  3. 国際税務コンサルティング
  4. 内部監査コンサルティング

 

コンサルティング会社も、監査などの実務経験がないと業務ができないため、USCPA合格後にすぐ転職するのは難しいでしょう。

USCPAとして数年の実務経験を積んでから転職するのが、現実的な選択でしょう。

 

USCPAとしては、会計関連のコンサルティング業務を担当することが多いようです。

例えば、IFRSやUSGAAP、US-SOXなどの知識を活かしたり、決算早期化や開示作成のサポートをすることなどが考えられるでしょう。

また、USCPAの場合は、ITのコンサルティングをする場合も多いのが特徴として挙げられます。

 

コンサルティングは、経営者のサポートをしますので、やりがいがありますが、監査より仕事はハードです。

USCPAとしては、コンサルティング会社は実力主義なので、仕事ができれば昇進などで不利にならないのがメリットです。

 

 

USCPAの転職先5:一般事業会社

USCPAの転職先5:一般事業会社

USCPAとして、一般事業会社にて以下のような業務で活躍できます。

 

USCPAが活躍することが考えられる事業会社での業務

  1. 英文経理(外資系企業などで)
  2. 連結決算(日系大手企業などで)
  3. 財務管理
  4. 経営企画
  5. 内部監査

 

特に、外資系企業やグローバル企業でUSCPAの需要が高く、求人がたくさんあります。

経理、財務、経営企画、内部監査などのポジションが多いのですが、他のポジションで採用されることもあります。

 

ほか、日本の大企業(JTC)や金融機関でもUSCPAは採用されています。

たとえば、以下のような名だたる法人(商社、証券会社、保険会社、メーカーなど)や金融機関でUSCPA向けの求人が出されています。

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、野村證券、大和証券、ソニー生命保険、ソニー、シャープ、キャノン、資生堂、武田薬品工業、トヨタ自動車、日産自動車、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行

どこは、USCPAを取得する前、米国企業で英文経理を担当していましたが、マネージャー以上になるには、USCPAの取得が必須になっていました。

同僚もUSCPAを取得済み、もしくはUSCPAの勉強中という人が多かったです。

 

現在は日系大手企業にて、連結決算を担当しています。

USCPAでなければならないというわけではありませんが、米国に多数の子会社を抱える企業で、米国子会社の管理も担当しているため(海外事業部の業務も一部兼任)、USGAAP(米国基準)を理解していることは、大きなアドバンテージとなっています。

 

英語で決算書を作成したり、IFRS新基準適用の担当になったり、財務文書の翻訳を依頼されたりと、USCPAとして役に立てていることが多くあります。

海外子会社の監査で海外出張にも行くため、監査法人で身につけた監査実務やUSCPAのAUDの知識も活かせています。

 

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USCPAの転職先6:海外就職・海外転職

USCPAの転職先6:海外就職・海外転職

USCPAは、海外就職・海外転職して活躍できます。

 

USCPAが海外で自分で仕事を探す場合(現地採用の場合)は、以下のような勤務先が考えられるでしょう。

海外でのUSCPAの勤務先(現地採用の場合)

  1. 海外大手会計事務所
  2. 日本企業の海外子会社・支店
  3. 現地の外資系企業
  4. 現地のローカル企業

 

また、USCPAを取得していると、海外駐在を任される機会も増えるでしょう。

さらに、USCPA資格の「相互承認制度」がある国(2023年6月時点では、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アイルランド、メキシコ、スコットランド)で、その国の公認会計士として働けるので、よりUSCPAの資格が活かせるでしょう。

 

海外だと日本の公認会計士よりUSCPAの方が知名度が高いため、USCPAの方が高い評価を受けている印象です。

どこは、タイにある米国企業にて、シニアアカウンタントとして働いていました(社内組織上はシニアアカウンタント、業務内容や対外的にはマネージャー、タイ労働局に対してはコントローラー)。

USCPAだから採用されたのであって、おそらくUSCPAではなかったら採用されなかったと思います。

 

現地企業(シンガポール子会社担当だったので、シンガポール基準)の決算書をUSGAAP(米国基準)にコンバージョンして、USGAAP(米国基準)で米国のレポーティングラインの上司に決算書を提出していました。

どこがUSCPAだということを、上司や同僚、監査法人は知っていましたので、有資格者だということで、安心して仕事を任せてくれていたように思います。

 

タイで、シンガポール担当、米国に報告という、日本人である必要性が全く無いポジション(笑)に就けたのも、USCPAという資格があったからであり、USCPAという資格の強さを、海外で思い知りました。

 

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Q&A:USCPAの転職先に関してよくある10の質問

USCPAの転職先6つを解説!USCPAの転職先に関するよくある10の質問に回答

USCPAの転職先について「USCPAどこのブログ」に寄せられる質問のうち、よくある10の質問とその回答をご紹介します。

USCPAの転職先に関してよくある10の質問

  1. USCPA科目合格で、BIG4に転職できる?
  2. USCPA合格後、国際税務に転職できる?
  3. USCPA合格後、コンサルティング会社へ転職したい。資格が評価される?
  4. USCPAは監査法人でパートナーになれないのか?出世できないのか?
  5. USCPAは、大手監査法人と中小監査法人のどちらで採用されやすい?
  6. USCPA合格後、BIG4の監査職へ転職希望。採用されやすい時期はある?
  7. USCPAの転職先はどこが一番多い?
  8. USCPAに合格したが、英語にあまり自信がない。転職はできる?
  9. USCPA合格後、転職予定。転職活動はいつから始めるといい?
  10. USCPAに合格したけど、会計関連の経験なし。転職できる?

 

Q1:USCPA科目合格で、BIG4に転職できる?

USCPA科目合格だと、BIG4に転職できるかは、今までの実務経験やスキルによります。

経理財務や会計事務所での経験があれば、転職できる場合が多いです。

未経験の場合、日商簿記2級やTOEIC800点くらいはないとなかなか厳しいでしょうね。

監査トレーニーなら、USCPA全科目合格前にBIG4で働けますので、検討してみてくださいね。

 

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Q2:USCPA合格後、国際税務に転職できる?

USCPAが国際税務で採用される可能性は十分にあります。

ですが、日本ではやはり日本の税理士の方が優遇されるでしょう。

いくら海外との絡みがあっても、USCPAをわざわざ採用する理由は少なめです。

ただし、移転価格税制のアドバイザリーについては、USCPAの求人はよくあります。

 

Q3:USCPA合格後、コンサルティング会社へ転職したい。資格が評価される?

USCPA資格は、転職の書類選考では評価されると思います。

ですので、書類選考は通るかもしれませんが、面接ではあまりプラスにならないでしょう。

面接では資格ではなく今までの職務経験が重要視されます。

今までどのような貢献をしてきたか、そして、コンサルティング会社に転職したら、どのような貢献ができるかが問われます。

貢献できると会社側に思ってもらえなければ、いくらUSCPAであっても面接で落とされるでしょう。

 

Q4:USCPAは監査法人でパートナーになれないのか?出世できないのか?

USCPAは監査法人で出世できないのかとよく聞かれますが、そんなことはないです。

USCPAしか資格がなくても(日本の公認会計士とのダブルライセンスではなくても)、監査部門でもアドバイザリー部門でも、パートナーになれます。

現に、USCPAの女性でお子さんもいて、家庭と両立なさっているパートナーといっしょに監査の仕事をしたことがあります。

 

BIG4大手監査法人の組織とUSCPAの出世

BIG4大手監査法人の組織とUSCPAの出世
BIG4大手監査法人の組織とUSCPAの出世どこは、USCPAとしてBig4大手監査法人で働いていた経験があります。その経験から、監査法人の組織とその特徴についてお話します。また、監査法人でUSCPAが出世できるかどうか、出世するために何が必要かもお伝えします。...

 

Q5:USCPAは、大手監査法人と中小監査法人のどちらで採用されやすい?

USCPAは、BIG4大手監査法人の方が採用されやすい印象です。

というのは、大手監査法人は複数部門で求人を出しており、採用人数も多め。

中小監査法人は採用人員が限られており、どのような人物を採用したいか限定。

USCPAがその条件にちょうどマッチするとは限らず、採用候補にならないことが多いです。

 

Q6:USCPA合格後、BIG4の監査職へ転職希望。採用されやすい時期はある?

監査法人の採用については、景気がいい時は求人が増えるというのはあります。

USCPAの監査職での採用も、景気が悪いと求人数を減らす傾向にあります。

とはいえ、1年でいえば、採用されやすい時期(何月が採用されやすい)というものはないです。

ただ入所時が超繁忙期だと、最初から忙しくてつらいかも。

監査法人の新年、繁忙期などについては、こちらの記事を参考にしてください。

 

監査未経験の新人USCPAのためのBIG4大手監査法人のイロハ

監査未経験の新人USCPAのためのBIG4大手監査法人のイロハ
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Q7:USCPAの転職先はどこが一番多い?

USCPAの転職先は、監査法人が一番多いと思います。

監査法人といっても監査ではなく、アドバイザリーが多い印象。

USCPAが監査で採用される場合は、外資系金融機関の監査に配属されている人が多いです。

有名な外資系銀行、証券会社、投資会社の監査ですね。

米国企業ならUS基準での監査、欧州企業ならIFRSでの監査となります。

ちなみに、私がBIG4で監査をしていた時は、9割が欧州企業でした

米国企業は数えるくらいしかなかったです。

 

Q8:USCPAに合格したが、英語にあまり自信がない。転職はできる?

英語があまり得意ではなくても、転職できます。

ですが、当たり前ですが、USCPAには英語力が期待されますよね。

英語が苦手なUSCPAだと、アピールポイントが半減どころではないと思います。

英語が苦手な場合、英会話力は向上させるのに時間がかかりますが、TOEICならスコアを上げるのは簡単。

履歴書に書くためにも、TOEIC900点以上を目指してスコアアップ対策を早急にするのがいいでしょう。

公式問題集1冊を完璧になるまで繰り返し解けば、TOEIC900点以上に到達します。

USCPAに合格した英語力があるあなたなら、公式問題集だけで十分です。

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注)基本的に最新の公式問題集を買ってくださいね。

 

Q9:USCPA合格後、転職予定。転職活動はいつから始めるといい?

USCPAに挑戦すると決めてすぐ転職エージェントに登録し、相談するのをおすすめしています。

学習のモチベーションになるし、合格後すぐに転職可能となるからです。

求人の情報収集と、転職エージェントとの連携は早いほど良し。

USCPA合格後に転職エージェント探しを始めるのでは遅いです。

 

USCPAの転職エージェント探しで失敗すると、転職自体も失敗するので注意してください。

 

USCPAの失敗しない転職エージェント選び【BIG4に転職したUSCPAが解説】

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Q10:USCPAに合格したけど、会計関連の経験なし。転職できる?

会計関連の経験がなくても、USCPAであれば転職できる可能性があります。

ただし、経理財務や内部監査などに転職したい場合は、資格より実務経験が求められる傾向が強いので、転職活動に苦戦するかもしれないです。

一方で、監査法人、税理士法人、会計事務所などに転職したい場合は、経験よりも資格が重視される場合が多いので、採用されやすくなります。

 

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USCPAの転職 実務経験あり・実務経験なし、20代・30代・40代でどう違う?USCPA(米国公認会計士)という資格は、誰が取得しても、転職で大きな武器になるのでしょうか?実務経験があるかないか、USPCA合格時の年齢が20代、30代、40代で、USCPA資格が活かせるのか変わります。採用をしている立場、USCPA合格後に転職した立場から、詳しくご説明していきます。...

 

 

以上、「USCPAの転職先6つを解説!USCPAの転職先に関するよくある10の質問に回答」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPAの転職先6つがよく分かったよ。

USCPA合格後の転職のイメージができたので、USCPAの勉強と並行してどのような道に進むかよく考えてみるよ。

どこ
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できれば早い段階で一度、転職エージェントと話をしてみるといいよ。

早めの相談が転職を成功させるポイントだよ。

もし転職をしないとしても、自分のキャリアを見つめなおす機会になるから、転職エージェントにキャリア相談するのをおすすめするよ。

ABOUT ME
USCPAどこ
USCPA(米国公認会計士)/ アビタス元受講生(アビタス紹介割引の紹介可)/「USCPAどこのブログ」管理人/ USCPA試験とUSCPAのキャリアを発信/著書『USCPAになりたいと思ったら読む本』中央経済社
USCPAのための転職情報
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