【USCPAキャリア】基礎情報

USCPAが転職したいと考えたら「転職の軸」を明確にするのが転職成功の最大のポイント

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)試験に合格したら、転職する予定だよ。

転職をする前に、何をしておいたら良いのか分からなくて困ったな。

どこ
どこ
どこは、USCPAの資格を持っているよ。

合格後すぐに、BIG4大手監査法人に転職したんだよ。

USCPA合格後のファーストキャリアは、BIG4で監査をするのを目指していたから、予定通りではあったよ。

自分の経験を踏まえて、USCPAが転職したいと考えたら、まずは明確にしたい「転職の軸」についてご紹介するね。

 

 

1.キャリアに迷うUSCPAが意外と多い

USCPA合格者の中には、合格したら転職すると決めてはいるものの、具体的なキャリアプランが全くない方がいます。

 

どことしては、本来は以下のような流れだと思っています。

  1. 将来のキャリアプランがある。
  2. 目指すキャリアを実現したい、もしくは、理想のキャリアにできるだけ近づけたい。
  3. そのためには、USCPAという資格やUSCPA試験の学習で得た知識が必要である。
  4. だから、USCPAにチャレンジした。

 

USCPAに合格してからキャリアを考え始めるのでは、順番が逆ではないかと思っています。

当記事でご紹介していることは、本来はUSCPAにチャレンジする前の人が考えるべきことですが、USCPA合格者の方にも参考にしていただけるようにしました。

 

 

2.転職までの流れ

1度でも転職をしたことがある人ならば、転職までの流れはご存知かと思います。

転職をすると決めてから、実際に転職するまでの流れは、以下のようになります。

転職までの流れ

  1. 転職すると決める
  2. 転職の軸」を決める ☜当記事のメインテーマ
  3. スケジュールを立てる
  4. 「自己分析」をする
  5. 情報収集をする
  6. 応募書類を作成する
  7. 面接を受ける
  8. 内定が決まる
  9. 退職手続きを進める
  10. 転職する

 

この中で断トツで大切なのは、「転職の軸」を決めることです。

「転職の軸」とは?

  1. 転職で実現したい最優先事項は何か?
  2. そのためには、何を捨てても良いか?

転職ですべてをかなえるのは無理なので、優先事項を決め、取捨選択が必要!

 

USPCA合格者の中で、「転職の軸」が決まっていないことで「転職の沼」にハマっている方を見かけます。

また、「転職の軸」が甘くて、「実現したいことをかなえる」のが転職する理由であるはずなのに、転職活動を早く終えたくて「内定を得る」のが目的になってしまう方がいるので注意です。

 

転職の軸」が決まっていないと、転職は失敗すると言い切っていいと思います。

よって、当記事でも「転職の軸」についてメインにお話していきます。

 

 

3.「転職の軸」の決めかた

最近USCPAに合格した方が転職活動についてツイートしていましたので、気になってツイートをチェックしていました。

どう考えても、応募先企業から提示された「年収」と応募先企業が「どれだけ有名か」だけを気にしているようで、さらに、応募先企業や転職エージェントに言われたことに振り回されていました。

これは、「転職の軸」がないことが原因でしょう。

 

転職の成功は、「年収が上がる」だけでも、「大企業・一流企業・有名企業に入る」だけでもないはずです。

「年収」や「会社の知名度」は、本当にあなたにとって大切なことなのでしょうか?

 

まずは自分が優先したいことを明確にしないと、このように「年収」と「会社の知名度」という分かりやすいものだけで応募先企業を決めることになってしまいます。

そして、転職先でまた不平不満を言い、再転職に繋がる可能性が高まります。

この方は、現在の勤務先の不平不満をたくさんツイートしていますので、なぜそれが解消できる転職先を探さないのか疑問です(第三者からすると、この方が本当は何を望んでいるのかがよく分かるのですが)。

 

では、どのように「転職の軸」を決めたらよいのでしょうか。

「転職の軸」の決め方

  1. 「理想とする未来」をイメージする
  2. 「理想とする未来」と「現在」を比較し、違いを挙げる
  3. 「違いを小さくできること」を優先順位で並べる

「違いを小さくできること」のうち、自分の行動でできることが「USCPAに合格すること」です。

そして、USCPAに合格することで「違いを小さくできる手段」を手に入れたので、それを利用して、実際に「違いを小さくできる場所」にシフトするため転職するわけですね。

 

(1)「理想とする未来」をイメージする

まずは、「理想とする未来」をイメージしてみましょう。

「理想とする未来」の例

  1. とにかくお金持ちになって、リッチな生活がしたい。
  2. お金はなくてもいいので、家族と過ごす時間が多くほしい。
  3. 趣味や副業など、好きなことをする時間がほしい。

「理想とする未来」がイメージしにくい場合は、「絶対に避けたい未来」を考えてみてもいいと思います。

 

(2)「理想とする未来」と「現在」を比較し、違いを挙げる

つぎに、「理想とする未来」と「現在」を比較し、違いを挙げてみましょう。

もし違いがなかったり、違いがあっても大して重要ではなかったり、今の職場でも「理想とする未来」にたどり着ける可能性が高かったりする場合は、転職をする必要がないかもしれません。

 

違いがあれば、以下のように、具体的に1つ1つ書きだしてみましょう。

「理想とする未来」と「現在」の違いの例

  1. 家族と旅行に行く時間がほしいが、休日出勤や単身赴任などで、ずっと行けていない。
  2. こどもに将来留学させたいので、この10年で1,000万円貯金しておきたいが、今の年収では確実に無理。
  3. 毎日筋トレがしたいけど、深夜残業が多くて、平日の夜はジムに行く時間が全く取れない。

 

(3)「違いを小さくできること」を優先順位で並べる

さいごに、「違いを小さくできること」を考え、優先度が高い順に並べてみましょう。

具体的にどうすれば、「理想とする未来」に近づけるのでしょうか。

 

転職で改善できるポイントは、以下のようにたくさんあります。

「違いを小さくできる」会社の例

  1. 年収が高い
  2. 知名度がある
  3. 規模が大きい
  4. 有給休暇取得率が高い
  5. フレックスタイムなど時間の融通がきく
  6. 福利厚生が充実している
  7. ワークライフバランスを重視する
  8. 管理職に女性が多い
  9. 子育てと両立している女性が多い
  10. 完全リモートワーク制
  11. 勤務地が自宅に近い
  12. 転勤が絶対ない
  13. 部下をつけてくれる
  14. スキルが身につく

全部がかなえられる会社は存在しないので、自分の優先度が高いことがかなえられる会社を選ぶ必要があります。

どれなら我慢できるのかも、併せて明確にする必要があるわけですね。

「転職の軸」を決めるのが思ったより難しそうだということでしたら、漫画『エンゼルバンク』を参考にしてください。

 

特に「成功の五角形」を書いてみることを強くおすすめします。

持ち点を合計25点とし、以下の5つについて、「現在」と「理想とする未来」について点数をつけます。

  1. 給料
  2. やりがい
  3. 労働時間
  4. 将来性
  5. 安定性

よくある誤解は、転職で持ち点を25点より増やせると考えてしまうことです。

転職というのは、持ち点を25点より増やすことではありません。

転職は、持ち点の配点を変えるチューニングなのです。

 

詳しくは、こちらを参考にしてください☟

【エンゼルバンク-転職は人生のチューニング-】

 

 

以上、「USCPAが転職したいと考えたら「転職の軸」を明確にするのが転職成功の最大のポイント」でした。

困った君
困った君
転職をする前に「転職の軸」を明確にするのが大切なんだね。
どこ
どこ
USCPA合格者の中には、USCPA資格は転職で評価されないなどという人がいるよね。

でも、転職で失敗するのはUSCPA資格のせいではなく、「転職の軸」がなかったからだと思うよ。

「転職の軸」があって、USCPA資格が必要だからチャレンジし、USCPA資格が活かせる場所に応募すれば、評価されないわけがないよね。

USCPA合格者で、転職でうまくいかない場合は、USCPA資格のせいにするのではなく、「転職の軸」を考えてみるといいと思うよ。

本当はUSCPAにチャレンジする前に「転職の軸」を考えてほしいけど、転職前ならまだ手遅れではないからね。

 

早めに転職エージェントに相談をするのが、転職を成功させるために重要です。

「転職の軸」がなかなか決まらない場合、一人で悩まず、相談にのってもらった方が良いでしょう。

 

USCPAにおすすめの転職エージェント

登録無料、相談無料

管理部門・士業特化型エージェントNo.1 MS-Japan

 

どこがBIG4大手監査法人に転職したときに、お世話になった転職エージェントです。

管理部門に特化した転職エージェントですので、監査職だけではなく、経理職への転職でも、相談するのに一番おすすめです。

ABOUT ME
USCPAどこ
ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。
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