MENU
【USCPA試験】基礎情報

USCPA(米国公認会計士)試験の勉強時間ー科目別の勉強時間と勉強時間を減らすコツ

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験を受けようと思ってるんだけど、試験合格までにどのくらい勉強時間が必要なのか知りたいな。
どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

何時間くらい勉強時間が必要なのかがわかれば、1日に勉強可能な時間や、毎日勉強できるかなど、自分のライフスタイルに照らし合わせて、勉強開始から合格までの期間も把握できるよね。

USCPA(米国公認会計士)試験の勉強時間について、説明していくね。

1.USCPA予備校公表の勉強時間

USCPAの予備校によれば、USCPA合格までに必要な勉強時間は、約1,000時間とのことです。

 

(1)予備校の公表は現実的か?

1週間あたり20時間の勉強を続ければ、1年間が50週なので、1年間で1,000時間の勉強時間を確保し、合格できるということになります。

ただ、これは、毎日必ず勉強ができればということであり、体調を崩したり、会社や家庭の事情で勉強できない日が発生することを考えると、1年で1,000時間勉強して合格するというのは、なかなか難しいでしょう。

1,000時間以上勉強することになったり、勉強できない日が発生する可能性を見込むと、1年半くらいで合格というのが現実的でしょう。

USCPAの予備校側も、1年間で合格可能と言いつつも、1年半くらいで合格できれば上出来だと思っている節があります。

というのは、アビタスのUSCPA合格者パーティーで「ほぼ1年で合格した」とアビタスのスタッフに話したところ「かなり早いですね!1年半くらいかかる人が多いです」と言われたからです。

なので、これは予想なのですが、アビタスは「会計知識なし」で「高い英語力なし」でも大丈夫と言っているだけあって、そのような人が受講するので、平均で1,500時間くらいの勉強時間となっているのではないかと思います。

 

(2)USCPAであるどこの所感

どこは、大体1,000時間の勉強で合格しており、USCPAの予備校が公表している通りではあります。

合格するまでは遊ばないという覚悟で、平日は毎日2時間、週末は10時間、最低週20時間の勉強を1年間きっちりと続けました。

ただし、合格までに1年3か月かかっています。

最後の残り1科目の試験を大事な用事で受けるタイミングを逃したため、合格までに3ヶ月多くかかりました(当時、1年に4回しか受験できないため、その期を逃したら、次の期まで受験できませんでした)。

ハプニングは起きましたが、1年3か月、1,000時間(プラスアルファ)で合格しました。

 

(3)勉強開始時のレベルを考慮すると?

USCPA試験は、会計の試験ですが、英語で受けます。

ですので、どのくらいの勉強時間が必要かは、USCPA試験の勉強開始時点での受験者の会計知識(会計の実務経験)と英語力に大きく左右されでしょう。

受験者の勉強開始時のレベルを考慮せずに「必要な勉強時間は1,000時間」と言い切るのは、少し乱暴だと思います。

 

ちなみに、どこがUSCPA試験の勉強を始めたとき、会計と英語のレベルは以下の通りでした。

どこがUSCPA試験の勉強を始めたときの会計と英語のレベル

  1. 日商簿記検定3級合格
  2. BATIC(国際会計検定)のAccounting Managerレベル
  3. TOEIC845点(ただし、Readingパートのスコアは低い)
  4. 経理の実務経験が2年くらい

つまり、USCPA試験の勉強開始時には既に、会計と英語の下地がある程度はできていたと言えます。

会計知識がなく、英語があまり得意ではないと、どこの1.5倍はかかるのではないかと思います。

つまり、1,500時間くらいは最低かかると考えて良いのではないでしょうか。

 

反対に、英語力が最低限あり(TOEIC600点以上)、既に日本の公認会計士試験に合格していたり、簿記検定1級に合格したりしている場合は、800時間ほどで合格が可能なのではないでしょうか。

USCPA試験合格までに必要な勉強時間

  1. 日本の公認会計士試験合格×TOEIC600点以上=800時間くらい?
  2. 日商簿記検定2級か3級合格×TOEIC600点以上=1,000時間くらい?
  3. 会計の資格何もなし×TOEIC600点未満=1,500時間くらい?
USCPA試験勉強開始時の「会計知識」と「英語力」のレベルによる

 

2.科目別の勉強時間

科目別の合格までに必要な勉強時間も見ていきましょう。

その科目との相性や、一度で合格できない場合なども考えると、人によって変わってきてしまいますので、各科目の「ボリューム」と「難易度」で考えた、あくまでも目安です。

 

(1)各科目の「ボリューム」と「難易度」

4科目それぞれの「ボリューム」と「難易度」を見ていきます。

「ボリューム」については、アビタスの講義時間と、問題集の問題数から判断しています。

FAR BEC AUD REG
ボリューム(全体を100%とする) 35% 15% 20% 30%
難易度(1:易ー4:難) 2 3 4 1
難易度を加味した後のボリューム 35% 15% 25% 25%

どこの感覚では、勉強時間は、FARとBECで全体の半分、AUDとREGで残りの半分と考えるといいのではないかと思います。

 

(2)各科目の勉強時間目安

4科目それぞれの勉強時間の目安を見ていきます。

USCPA試験勉強開始時の「会計知識」と「英語力」のレベルに従い、勉強時間が800時間必要、1,000時間必要、1,500時間必要の3パターンに分け、各科目の勉強時間を計算してあります。

FAR BEC AUD REG
勉強時間800時間の場合 280時間 120時間 200時間 200時間
勉強時間1,000時間の場合 350時間 150時間 250時間 250時間
勉強時間1,500時間の場合 525時間 225時間 375時間 375時間

 

(3)各科目の勉強時間を減らすコツ

理論上は、既に述べたような勉強時間が必要となります。

ですが、USCPA試験は、各科目75点以上で合格なので、75点を目指して最低限の勉強をするだけにすれば、勉強時間は減らせます。

各科目別の勉強時間を減らすコツについて見ていきます。

 

①FAR

FARを一番最初に受ける受験生が多いと思います。

1科目目なので、まだUSCPA試験の勉強法が確立できておらず、念入りに勉強し、受験までに勉強時間をかけすぎてしまうパターンが多いです。

まだ受験できる状態に仕上げられていないと思っても、意外とすんなり合格するので、とっとと受験してしまうのが、最終的な勉強時間を減らすコツです。

②BEC

BECは唯一WC(Written Communication)という記述式問題があります。

15%を占めるので、英語のライティングが苦手で避けてしまうと、WC以外でカバーしなくてはならなくなるので、ギリギリで不合格になる可能性が高まります。

とはいえ、WCはいくらでも時間をかけた対策ができてしまうので、WCについて理解をした上で勉強を始めるのが、勉強時間を減らすコツです。

BECのWCの勉強については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA試験 BECのWC(ライティング)まず知っておきたい概要と勉強法USCPA(米国公認会計士)試験で、BECだけWC(記述式問題)が出題されますが、日本人のUSCPA受験者の中には、苦手としてしまっている人も多いようです。ですので、まず、WCはどのような問題が出題され、どのように解答すれば良いかをご説明し、さらに、WCの勉強法もご紹介します。...

③AUD

計算問題が出ないし、問題集を繰り返し解いて、なんとなく正解できるようになったから受験すると、ギリギリで何度も不合格になりがちです。

AUDは他の科目と違って、かなり深い理解が必要です。

AUDは他の科目と性質が違うと考え、最初から勉強法を変えるのが、最終的な勉強時間を減らすコツです。

AUDの勉強法については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA試験 AUD対策 なかなか受からない沼にはまらないための勉強のポイントとコツUSCPA(米国公認会計士)のAUD(監査論)という科目は、なかなか受からない受験生が多いようです。ですが、AUDは難しい科目ではなく、ポイントさえ分かっていれば、一度で合格できる科目だと思います。なかなか受からない沼にはまらないように、どのように勉強したら良いのか、AUDの勉強のポイントを見ていきましょう。...

④REG

REGを一番最後に受ける受験生が多いと思います。

難しくはないのですが、覚えることが多く、最後に受験生を泣かせる科目です。

ただ、AUDのように深い理解は必要ないので、ただ覚えることだけに労力をかけると良いです。

どこは、アビタスの受講生仲間と一緒に語呂合わせを作ったり、覚えられない事項を並べて歌にして、強引に暗記していました。

それでも覚えられないものは、受験直前に一瞬だけ覚えて、試験会場の自分の席に座ったら、すぐに紙にメモをして(そして、そのまま忘れて)試験を始めるという方法を取りました。

各科目の特徴については、以下の記事も参考にしてください☟

USCPA試験 各科目(FAR・BEC・AUD・REG)の特徴と対策USCPA(米国公認会計士)試験は、FAR、BEC、AUD、REGの4科目ありますが、科目ごとに特徴があります。各科目の特徴と、どのように勉強するといいのかご説明します。...

 

最後に:勉強時間の作り方

USCPA試験を受けるのは、忙しい社会人が大半ですので、勉強時間をどのように捻出するかが大切となってきます。

社会人が勉強時間を捻出するためにおすすめしているのは、「やらないことリスト」を作成することです。

「やらないことリスト」を作成すると、自分にとって必要のないことはやらなくなるので、時間だけではなく、体力も残すことができます。

また、USCPA試験の勉強で、何をやらないのか「やらないことリスト」を作成しておくと、最低限の勉強時間で合格できます。

「やらないことリスト」については、以下の記事を参考にしてください。

社会人がUSCPA(米国公認会計士)試験の勉強時間を作る方法ーやらないことリストの作成「やることリスト」を作って、やるべきことを把握するのは大切ですが、やるべきことをどんどん足してしまうと、キャパオーバーになってしまいます。ですので、「やらないことリスト」を作って、自分がやる必要がないこと、自分にとって優先度が低いことは「やらない」と決意し、生活の中から消していきましょう。やらなくてよいことを断捨離すれば、USCPAの勉強に使える時間が増えます。...

 

 

以上、「USCPA(米国公認会計士)試験の勉強時間ー科目別の勉強時間と勉強時間を減らすコツ」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験合格まで、どのくらい勉強時間が必要なのか目安が分かったよ。

「会計知識」も「英語力」もあまりないから、1,500時間くらいの勉強時間が必要だと思うことにするよ。

どこ
どこ
勉強開始時の自分の「会計知識」や「英語力」がどのくらいなのかで勉強時間は変わってくるね。

それに加えて、どうすれば勉強時間が少なくても合格できるか戦略を練っているかによっても、勉強時間が変わってくるよ。

USCPAの予備校の教材を利用して、予備校のアドバイス通りに効率的に勉強すれば、短期間で合格できるよ。

高得点は狙わないで、最低限の勉強時間で合格できるよう、科目別に勉強法を考えてみてね。

USCPAについては、こちらの記事も参考にしてください☟

【USCPA(米国公認会計士)とは?】 知っておきたい情報を10にまとめてご紹介USCPA(米国公認会計士)の立場から、USCPAについて、試験制度、勉強時間、難易度、受験資格、総費用、学習方法、キャリアなどを10にまとめてご紹介しています。...
ABOUT ME
どこ
ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。
こちらの記事もおすすめ