USCPAは独学で合格できないわけではありません。

ただし、誰にでもおすすめできる方法ではありません。

 

USCPAを独学で目指す場合、試験勉強だけでなく、受験資格の確認、会計単位・ビジネス単位の充足・出願手続き、NTS取得、試験予約、最新版教材の準備まで、自分で対応する必要があります。

特に日本の受験生は、会計単位やビジネス単位が足りないことも多く、独学で最初につまずきやすいのは「勉強」よりも「受験資格と手続き」です。

 

この記事では、USCPAを独学できる人の条件、独学ロードマップ、勉強時間、教材・参考書、勉強法を解説します。

目次(見たい項目へ)

1.USCPAは独学できる?結論と条件

USCPAは独学で合格できないわけではありません。

ただし、USCPA独学は、かなり条件が限られます。

 

USCPAを独学で目指す場合、試験勉強だけでなく、

  • 受験資格の確認
  • 会計単位・ビジネス単位の充足
  • 出願手続き
  • NTS取得
  • 試験予約
  • 最新版教材の準備

まで、自分で対応する必要があります。

特に日本の受験生の場合、最初に壁になりやすいのは「勉強そのもの」よりも、受験資格・単位取得・出願手続きです。

 

そのため、USCPA独学が現実的なのは、すでに受験資格を満たしていて、英語力・会計知識があり、手続きや教材選びも自力で進められる人です。

一方で、会計単位やビジネス単位が足りない人、英語教材だけで学習するのが不安な人、出願手続きに不安がある人は、USCPA予備校を使う方が現実的です。

 

(1)USCPAを独学しやすい人・難しい人

USCPA独学は、向いている人と向いていない人がかなり分かれます。

 

独学しやすいのは、次のような人です。

  • 受験資格をすでに満たしている人
  • 追加の会計単位・ビジネス単位が必要ない人
  • 米国大学の会計学専攻の卒業生
  • 日本の公認会計士試験の学習経験がある人
  • 監査・経理などの実務経験がある人
  • 英語力が高い人
  • 分からないことを自力で調べて解決できる人

 

 

USCPA独学できる人・難しい人

 

USCPA独学で特に大きいのは、受験資格をすでに満たしているかどうかです。

USCPA試験は、誰でもすぐに受験できる試験ではありません。

州によって要件は異なりますが、学位要件や会計単位・ビジネス単位の要件があります。

受験資格を満たしていない場合、独学で勉強を始める前に、まず足りない単位をどう取得するかを考えなければなりません。

 

また、英語教材を読みこなせる英語力や、会計・監査の基礎知識がある人ほど、独学でも進めやすくなります。

逆に、会計単位が足りない、英語教材だけでは不安、出願手続きに自信がない、最新情報を自分で追うのが苦手という人は、独学のハードルがかなり高くなります。

 

費用を少しでも抑えたい気持ちはよく分かります。

ですが、独学にこだわった結果、受験資格・出願手続き・教材選びでつまずき、合格までの時間が大きく伸びてしまうこともあります。

 

(2)USCPA独学でつまずきやすい5つの壁

USCPA独学でつまずきやすいポイントは、勉強内容だけではありません。

独学の場合、受験資格・出願手続き・勉強時間・教材選び・情報収集まで、すべて自分で進める必要があります。

 

特につまずきやすいのは、次の5つです。

USCPA独学で詰まりやすい5つの壁

 

USCPA独学で最初に確認すべきなのは、受験資格と単位です。

会計単位やビジネス単位が足りない場合、独学で必要単位をそろえるのは、現実的にはかなり大変です。

 

次に、出願手続きも大きな壁になります。

学歴評価、出願、NTS取得、試験予約、日本会場手数料の支払いなど、USCPA受験には独特の手続きがあります。

独学の場合、これらも自分で調べながら進めなければなりません。

 

さらに、勉強時間・教材選び・情報収集も重要です。

USCPA試験は、2024年に大きな試験制度変更があり、現在は必須3科目と選択1科目の構成になっています。

 

現在のUSCPA試験科目

必須科目:FAR・AUD・REG

選択科目:BAR・ISC・TCPのうち1科目

 

中古教材や古い教材を使う場合、現在の試験制度に対応していない可能性があります。

独学ほど、教材がどの制度に対応しているかを見抜く力が必要です。

 

(3)USCPAを独学する場合のロードマップ

USCPAを独学で進める場合は、いきなり教材を買って勉強を始めるのではなく、受験資格・単位・手続き・教材の順番を整理しておく必要があります。

独学ロードマップを図でまとめると、次のとおりです。

 

USCPA独学ロードマップ

 

USCPAを独学で進めるなら、まず受験資格と単位状況を確認しましょう。

そのうえで、足りない単位があるのか、出願手続きを自力で進められるのか、現在の試験制度に対応した教材を用意できるのかを確認します。

受験資格・手続き・教材の見通しが立ってから、学習計画を作り、演習中心で勉強を進めるのが安全です。

 

独学は、勉強そのものよりも、最初の準備で失敗しやすいです。

そのため、独学できるか迷っている場合は、まず自分の単位状況と受験資格を確認することから始めましょう。

 

 

USCPAを独学で進めるかどうかを考える前に、まずは自分がUSCPAの受験資格を満たしているのか、追加単位が必要なのかを確認することが大切です。

この部分を自力で判断するのはかなり難しいため、最初はUSCPA予備校の無料説明会や無料単位診断を利用すると安心です。

 

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独学できるか迷っている方は、アビタスの無料説明会で、受験資格・単位状況・出願サポートを確認してみるとよいでしょう。

 

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2.USCPA独学の壁1:受験資格と単位取得

まず、独学の場合、USCPA受験に必要な受験資格をどう満たすのかについて、見ていきましょう。

 

(1)USCPAの受験には必要単位を満たさなくてはならない

USCPAの試験を受けるには、受験資格を満たしていなければいけません。

USCPAの受験資格

  1. 学位要件:大学を卒業して学位があるか
  2. 単位要件:会計単位とビジネス単位を一定以上取得しているか

 

受験資格には、学位要件単位要件があります。

基本的には大学を卒業している必要があります(学位要件)。

また、一定以上の会計単位とビジネス単位を持っている必要があります(単位要件)。

 

USCPA受験生の多くは、大学を卒業していても、会計単位またはビジネス単位、あるいは両方の単位が足りていません。

よって、USCPA予備校に入学して「単位取得サポート」を利用し、必要な単位を取得することになります。

 

USCPAの受験資格を理解するのが、まず一番大事!

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アビタスの「単位取得サポート」を使うと、必要単位を取得する流れが分かりやすくなります。

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(2)独学の場合、必要単位を満たすには?

結論から言うと、独学の場合、自力で単位を取得するのは、手間がかなり大きくなります

「絶対不可能」とまでは言いませんが、州ごとの要件確認・単位の取り方・証明書手配まで含めて、手間がかかりすぎます。

 

たとえばアビタスの「単位取得サポート」を利用すれば、必要単位を取得する流れが分かりやすくなります。

ですが、これはアビタスのUSCPA講座の受講生を対象としています。

 

単位取得だけを切り出して利用できるケースは、かなり限られます。

USCPA予備校を利用するのは、教材(テキストや講義)のためだけではなく、受験資格を満たすためとも言えるわけですね。

 

USCPA予備校の2つの役割

  1. USCPA試験合格のサポート(教材の提供と受験手続きの情報提供)
  2. USCPA受験資格を満たすためのサポート(単位取得のため米大学と提携)

 

反対に言えば、会計学部やビジネス系の学部卒で、単位を十分に持っていて、追加で単位を取得する必要がなければ、USCPA予備校を利用する必然性は下がります。

それでも、米国の大学などで会計を英語で学んだ経験がなければ、英語教材だけで独学するのは難しいと思います。

 

(3)結局どうする?:単位が足りているか確かめる!

結局のところ、USCPAを独学で目指せるかどうかは、単位が足りているかどうかで大きく変わります

USCPA予備校に大学の「成績証明書」を見せれば、会計単位・ビジネス単位をどのくらい持っているか、受験資格をどの程度満たしているかを確認してもらえます。

 

独学したい場合でも、まずは自分の単位状況を確認することが第一歩です。

単位が足りていれば、独学で進める余地があります。

 

一方で、会計単位・ビジネス単位が足りない場合は、独学でも必要単位をそろえるのは現実的にかなり大変です。

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独学できるか迷っている方は、アビタスの無料単位診断サービスで、自分の単位状況を確認してみるとよいでしょう。

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3.USCPA独学の壁2:出願手続き・NTS・試験予約

つぎに、独学する場合、USCPA受験の手続きをどう進めるのかについて見ていきましょう。

 

(1)USCPA受験にはどんな手続きが必要なの?

まず、USCPA試験の受験手続きの流れを押さえておきましょう。

USCPA試験の受験手続きの流れ

  1. 学歴評価依頼
  2. 出願
  3. 試験料の支払い
  4. 受験票(NTS)の確認と印刷
  5. 日本会場手数料の支払い
  6. 試験会場の空きの確認と予約
  7. 試験結果(スコア)の確認

 

USCPA試験では、まず1科目目の受験ができる状態になるまでが大変です。

そして、全科目合格までに、多くの手続きがあります。

手続き先も一か所だけではないので、余計に複雑です。

しかも、手続きは、英語で行わなくてはなりません(米国の試験ですから)。

 

つまり、出願、NTS、試験予約など、やることが複数あり、「勉強」と別の体力が必要なわけです。

 

USCPA受験でやることは、こちらを参考にしてください↓

USCPA受験手続きのスケジュール|合格までにやること6ステップ
USCPA受験手続きのスケジュール|合格までにやること6ステップUSCPA(米国公認会計士)試験に挑戦する人向けに、合格までに必要な受験手続きの流れを6ステップで解説。出願州選び、受験資格、学歴評価、NTS取得、試験会場予約、スコア確認まで、USCPAがわかりやすく整理します。...

 

 

(2)独学の場合、手続きを進めるには?

結論から言うと、USCPA試験の受験手続きに関しては、自力でも可能ではあります。

ただし、かなり非効率になりやすいと考えてください。

 

日本語で説明された受験手続きマニュアルのようなものは、市販では手に入りません。

AICPA(米国公認会計士協会)やNASBA(全米州試験委員会連合)などの英文サイトで、情報を集めてきて、自力で手続きをすることになります。

 

これは慣れていない人にとっては、かなり負担の大きい作業です。

困ったときに助けてくれる人もいませんし、米国の機関とのやり取りがスムーズに進まず、どこかでつまずく可能性もあります。

 

その点、USCPAの予備校を利用すれば、受験手続きマニュアルが用意されています。

また、何かわからなければスタッフさんに質問できますし、代わりに米国の機関に連絡してもらうなどアシストしてもらえます。

 

どこはアビタス卒業生ですが、アビタスの受験手続きマニュアルのおかげで受験手続きがスムーズに進みました。

また、受験手続きでトラブルがあったり不安になった場合、アビタスのスタッフさんに助けてもらったり、相談にのってもらいました。

 

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きちんと、1つ1つ見本付きの手続きマニュアルが用意されており、それに従えばスムーズに手続きが進められますよ。

自分で調べながらではメインの勉強に集中できなかったと思います。

手続きで分からないところが出てきたらどうしたらいいのか分からず、ストレスが溜まり、受験自体をあきらめていたかもしれません。

 

(3)結局どうする?:「USCPA受験サポート」を利用!

とはいえ、アビタスのサポートが良いと言われても、独学したい方にとっては「予備校を使わない方法が知りたい」というところですよね。

どうしても独学したい場合は、教材や講義は使わず、出願手続きだけを外部サービスに相談する方法もあります。

いわゆる「USCPA受験サポート」を利用すれば、学歴評価・出願・NTS取得・試験予約など、手続き面の負担を減らせる可能性があります。

 

  1. どうしても独学したいけれど、受験手続きの手間は省きたい場合、「USCPA受験サポート」などを利用してみる!
  2. USCPA予備校のフルサポートではなく、必要なところだけ、外部にサポートをお願いするならコスパがいい?

 

 

4.USCPA独学の勉強時間はどのくらい?

USCPAを独学する場合、勉強時間は人によってかなり差が出ます。

 

独学に挑戦できる人は、もともと会計知識や英語力が高いことが多いため、合格者だけを見れば1,000時間前後で収まるケースもあるでしょう。

ただし、受験資格・手続き・教材選びでつまずくと、学習開始前や学習途中で大きく時間を失う可能性があります。

 

(1)USCPA予備校を利用した場合の勉強時間

まず、USCPA予備校を利用した場合の勉強時間です。

 

どのくらいの勉強時間が必要かは、USCPA試験の勉強開始時点での、受験者の会計知識(会計の実務経験)と英語力に大きく左右されます。

USCPA予備校を利用した場合、合格までに必要な勉強時間(目安)

  1. 日本の公認会計士試験合格者×TOEIC600点以上=800時間くらい?
  2. 日商簿記検定2級か3級合格者×TOEIC600点以上=1,000時間くらい?
  3. 会計資格なし×TOEIC600点未満=1,500時間くらい?

 

ちなみに、どこは、アビタス利用、USCPAの勉強開始時点は、日商簿記検定3級合格、TOEIC850点というスペックで、全科目合格までの勉強時間は約1,000時間でした。

 

USCPAの勉強時間については、こちらの記事も参考にしてください。

USCPAの勉強時間は何時間?合格までの目安・科目別時間・社会人の学習期間を解説
USCPAの勉強時間は1,000〜1,500時間?科目別の目安と社会人のスケジュールを解説USCPA合格までの勉強時間は1,000〜1,500時間が目安です。会計初学者・英語が苦手な人は1,500〜2,000時間かかることも。科目別の勉強時間、社会人が週20時間を確保する方法、1年〜1年半で合格を目指すスケジュールをUSCPAが解説します。...

 

(2)独学の場合の勉強時間

つぎに、独学の場合の勉強時間です。

独学にチャレンジするような人は、USCPA試験の勉強開始時点で、会計知識も英語力も高いと推測します。

会計知識も英語力もない場合、完全独学でUSCPAを目指すのはかなり厳しいです。

 

独学の場合の、合格までに必要な勉強時間(推測)

  1. 日本の公認会計士試験合格者×TOEIC600点以上=1,000時間くらい?
  2. 監査実務経験者×TOEIC900点以上=1,000時間くらい?

 

会計知識も英語力もあれば、独学で勉強することによる非効率さがあるとしても、結局は1,000時間くらいになるのではないかと思います。

勉強時間については、USCPA予備校を利用しても1,000時間で合格するのは無理だと言う人もいますし、人それぞれなので推測するのは難しいですね。

 

(3)結局どうなの?:独学できる人は前提スキルが高いため、勉強時間は人による

独学で合格できる人は、もともと会計知識や英語力が高いケースが多いです。

そのため、合格者だけを見ると、予備校利用者と勉強時間が大きく変わらないこともあるでしょう。

ただし、受験資格・出願手続き・教材選びでつまずくと、勉強開始前に大きく時間を失う可能性があります。

 

独学したい人は、そもそもハイスペック。

多少非効率的な勉強になっても、1,000時間くらいの勉強時間で合格するのでは?

 

 

5.USCPAを独学すると費用はどのくらい抑えられる?

USCPAを独学する最大のメリットは、予備校費用を抑えられることです。

USCPA予備校を利用する場合、講座費用だけで数十万円かかることが多いです。

そのため、「市販教材や海外教材を使って独学すれば、かなり安く済むのでは?」と考える方もいるでしょう。

 

たしかに、独学であれば予備校代はかかりません。

ただし、USCPAは独学だからといって、無料に近い金額で受験できる試験ではありません。

独学でも、学歴評価費用、出願料、受験料、国際受験料、教材費はかかります。

 

独学でも必要になる費用を整理すると、次のとおりです。

費用項目 独学でも必要か
学歴評価費用 必要
出願料 必要
受験料 必要
国際受験料 日本受験なら必要
教材費 必要
単位取得費用 不足単位がある場合は必要
予備校費用 独学なら不要

 

このように、独学で大きく抑えられるのは、主に予備校費用です。

一方で、学歴評価費用、出願料、受験料、国際受験料、教材費は、独学でも必要になります。

また、会計単位・ビジネス単位が足りない場合は、単位取得のための費用も必要です。

 

特に注意したいのは、受験資格を満たすための単位取得費用です。

USCPA試験は、出願州ごとに受験資格が異なります。

会計単位やビジネス単位が足りない場合は、追加で単位を取得する必要があります。

 

つまり、独学で予備校費用を抑えられたとしても、受験資格を満たすための費用や、出願手続きで失敗した場合のやり直しコストが発生する可能性があります。

USCPAを独学する場合は、「予備校代がかからないから安い」と単純に考えるのではなく、受験資格・単位取得・出願手続き・教材費まで含めて、トータルで判断することが大切です。

 

USCPAにかかる費用については、以下の記事で詳しく解説しています。

USCPAの費用はいくら?総額100万円前後の内訳と安くする方法を解説
USCPAの費用はいくら?総額100万円前後の内訳と安くする方法を解説【2026年最新】USCPA(米国公認会計士)の費用は総額いくらかかるのか、予備校代・受験資格審査料・試験料・国際会場手数料までUSCPAが実体験をもとに解説。合格までに100万円前後かかる理由と、費用を安くする方法も紹介します。...

 

 

6.USCPA独学の教材・参考書はどう選ぶ?

独学の場合、どうやってUSCPAのテキストを手に入れるかです。

 

(1)市販のテキストはあるの?

USCPA試験については、日本語で読める市販教材も一部あります。

 

たとえば、このような本があります。

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タイトルに“独学”という文字が入っていますが、この本だけで独学するのは無理がありますのでご注意ください。

 

USCPA試験は、市販テキストだけを買って独学で完結できる試験ではありません。

特に大きいのが、受験資格と単位取得の問題です。

出願州ごとの受験資格を満たす必要があり、会計単位やビジネス単位が不足している場合は、追加で単位を取得しなければなりません。

 

また、出願州選び、学歴評価、NTS取得、試験予約なども自分で進める必要があります。

そのため、日本語の市販教材が一部あったとしても、USCPAを完全独学で目指すのはかなり難しいです。

基本的には予備校を利用して、受験資格・単位取得・出願手続き・学習指導をまとめてサポートしてもらう方が現実的です。

 

なお、古いUSCPA教材を古本屋などで見かけることもあります。

たとえば、Anjoインターナショナル(2006年に破綻した、当時の最大手USCPA予備校)が出版したUSCPAのテキストなどです。

ですが、古すぎて現在の試験制度には対応していないため、購入はおすすめしません。

 

英語の市販教材なら、米国のCPAプログラムのプロバイダーがテキスト・問題集を提供しています。

単位が足りており、英語で勉強できる場合は、Becker、Gleim、U Worldなどの洋書問題集で独学する道は考えられます。

 

USCPAの洋書問題集については、以下の記事を参考にしてください☟

USCPA教材は追加で必要?洋書問題集はGleimがおすすめ!
USCPA教材は追加で必要?洋書問題集はGleimがおすすめ!USCPA(米国公認会計士)洋書問題集は、GleimのMega Test Bankがおすすめ!Wiley(ワイリー)のTest Bankは単科購入できない。また、どんな受験生が洋書問題集を追加でやる必要があるのかも併せて解説。...

 

(2)USCPA予備校の中古教材を買えばいい?

独学用の教材として、一番候補に挙がるのは、メルカリやヤフオクで出品されているUSCPA予備校(アビタスやTAC)の中古テキスト・問題集でしょう。

ただし、すでに全科目合格した人や、途中で挫折してしまった人などが出品しているので、なかなか最新版が手に入らなかったり、最新版は価格が高かったりします。

 

USCPA試験は、科目によっては、出題内容の改定が頻繁にありますので、最新の出題内容に基づいて問題を解く必要があります。

最新版でない場合、出題されないことを勉強したり、すでに変更されていることを間違って覚えてしまったりするので、注意が必要です。

 

また、そもそもですが、USCPA予備校(アビタス)のテキストや問題集の転売は禁止されています。

 

(3)結局どうする?:Gleimの問題集と「理解補助」を併用する!

最善策は最新版のGleimなどの問題集を正規に購入し、問題演習を軸にすることです。

そのうえで、理解が追い付かないところは、正規に入手できる範囲の日本語解説で補助をすると、独学の精度が上がります。

 

  1. 問題演習は、Gleimなどの問題集で。必ず最新版を購入する。
  2. 日本語の市販の本などで理解を補う。

再度繰り返しますが、アビタスのテキストはメルカリなどでの売買は禁止されています。

「中古で安く」の気持ちは分かりますが、リスクが大きいのでおすすめしません。

 

 

7.USCPA独学の勉強法:演習中心で進める

独学の場合、USCPA合格にはどのような勉強法が必要になるのでしょうか?

 

(1)テキストだけでどうにかできる?

メルカリやヤフオクでUSCPA予備校のテキストを購入したとします(ただし、売買は禁止されています)。

その場合、USCPA予備校の講義は聴けません。

つまり、テキストを読み込み、問題をひたすら解くという勉強法になります。

 

分からない場合に、USCPA予備校のスタッフに質問もできません。

そもそも、USCPA予備校のプログラムは、テキスト、問題集、講義がワンセットになっており、講義を聴くことで、理解が深まるようになっています。

この講義がすっぽり抜け落ちてしまうので、効率のいい勉強から遠ざかるでしょう。

 

(2)実践演習はどうする?

ただテキストを読んで、問題集を解いても、受験対策としては不十分です。

USCPA予備校の模擬試験を受けたり、AICPA Released Questions(リリース問題)を解いたり、直前対策講義を受講したりといった受験対策が必要です。

ただ単に問題集を解くだけでは理解不足だった点を補い、合格可能なスコアに到達できるようになります。

 

USCPA予備校を利用しない場合、予備校の模擬試験、AICPA Released Questionsを使った演習、直前対策講義などを活用できません。

AICPA公式のSample Testsはありますが、あくまでも試験画面や出題形式に慣れるためのサンプルです。

本試験レベルの問題演習をしっかり積むには、予備校や市販教材で演習量を確保する必要があります。

 

(3)結局どうする?:米国のUSCPA受験生から情報をダイレクトに仕入れる

独学が非効率になりやすいことは分かっていても、それでも独学したい場合。

Redditなど、米国のUSCPA受験生が情報交換しているサイトから情報を集める方法もあります。

注意:ただし、Redditの受験生の情報は間違っていることが多いので注意してください(人によって違うのに、全員に当てはまるかのように書いているパターンもあります)。

 

実は、どこは自分が受験生だったときは、米国のCPA受験生がどのように勉強しているのか、どのように情報交換をしているか、全く関心がありませんでした(知る必要もなかったので)。

ですが合格後、そのような情報交換サイトを見ていると、色々な情報にあふれていることに気づき、驚きました(米国の試験なので、当たり前ですが米国のサイトの方が情報が多いです)。

 

受験生が疑問に思うポイントは、国が違っても共通しているようです。

誰かが疑問に思って書き込むと、誰かが回答しています。

こんな勉強法が良かったとか、こんな問題が出題されたとか(出題された問題のSNSでの共有は禁止されていますが)、色々な人が書いています。

ですので、情報を効率よく探し、自分の勉強にどう活かすかが、独学のコツになるでしょう。

 

  1. 米国の試験なので、米国の受験生の方が情報は多く持っている。
  2. 独学するなら情報戦で勝つ。
  3. とはいえ、情報集めばかりして勉強時間がなくなると本末転倒。

AIの精度が上がってきたので、ChatGPTなどに質問しながら学習を進めるというのはアリです。

ただし、間違いもあるので、鵜呑みにするのは良くありません。

どこは、USCPAに特化したGPT(カスタムGPT、チャットボット)を作成しています。

無料で使えるので、必要に応じて活用してください。

ChatGPT – どこのUSCPA試験サポートGPT

 

 

まとめ:USCPA独学は条件が揃えば可能だが難易度は高い

USCPAは独学できないわけではありません。

ただし、独学が現実的なのは、すでに受験資格を満たしていて、英語力・会計知識があり、受験手続きや教材選びも自力で進められる人です。

 

USCPA独学で特に大きな壁になりやすいのは、次の5つです。

  • 受験資格・単位取得
  • 出願手続き
  • 勉強時間の確保
  • 最新版教材の選び方
  • 勉強法・情報収集

 

特に日本の受験生の場合、独学で最初に壁になりやすいのは、試験勉強そのものよりも、受験資格・単位取得・出願手続きです。

単位が足りない場合や、出願手続きに不安がある場合は、USCPA予備校を使う方が現実的です。

 

費用を抑えたい気持ちはよく分かります。

ですが、独学にこだわった結果、受験資格・手続き・教材選びでつまずき、合格までの時間が大きく伸びてしまうこともあります。

どうしても独学したい場合でも、まずは自分が受験資格を満たしているか、会計・ビジネス単位がどのくらい足りているかを確認しましょう。

 

どこはアビタスを利用し、必要単位の取得と受験手続きを進めながら、USCPA全科目に合格しました。

独学できるか迷っている方は、アビタスの無料説明会で自分の単位状況を確認してみるといいでしょう。

 

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