試験制度

米国公認会計士(USCPA)の合格率は高い?合格率が高くてお得なのはいつ?

サイト内にプロモーションを含みます

 

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験の勉強を始めたよ。

USCPA試験の合格率ってどのくらいなのか知りたいな。

合格率が高くて受けたらお得な時期ってあるのかな?

日本人だけの合格率はすごく低いのかな?

昔より難しくなって、合格率が下がったりしてないのかな?

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA試験の合格率(Pass Rate)は、本当はあまり気にしなくていいと思うんだけど、気になるよね。

USCPA試験の直近の合格率はどのくらいなのか、日本の合格率は他国と比べてどうなのか、昔と比べて合格率はどう変わったのか、合格率にはどのような傾向があるのか。

合格率について深堀りしていくね。

注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります

2024年1月にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?

新USCPA試験に合わせた教材を使わないと合格が難しくなるでしょう。

 

新USCPA試験になってもアビタスなら安心!

アビタスは新USCPA試験対応の教材を業界最速でリリース。

どこもアビタスのおかげでUSCPA短期合格

 

アビタスへの資料請求無料

アビタス公式サイト

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

 

どこアビタスの元受講生なので、アビタスに紹介可能。

アビタス紹介割引(入学金11,000円割引

アビタスへの紹介依頼フォーム

Abitus紹介ご依頼フォーム

米国公認会計士(USCPA)の合格率は高い?合格率が高くてお得なのはいつ?

USCPA試験の合格率の意味は?

USCPA試験の合格率(Pass Rate)は高いとよく言われますね。

 

USCPA試験の合格率については、AICPAが四半期ごとに公表しています。

過去の合格率を見ていただくと分かるのですが、合格率は変動しています。

 

USCPA試験の合格率が変動するのは、試験が簡単だったり、難しかったかりするからでしょうか。

いいえ、違います。

 

AICPAによれば、USCPA試験の合格率は「USCPA受験者がどれだけ試験の準備ができていたか」を示すもの。

つまり、合格率が高かったときは、試験が簡単だったわけではなく「しっかりと準備をして、試験に挑めた受験者が多かった」ということを示します。

 

過去にさかのぼってみていくと、USCPA試験の合格率の変動には傾向があることが分かってきます。

ですが、このことを理解していれば、「合格率が高いときに自分も受験しよう」などという、的外れの受験計画をたてなくなるでしょう。

 

いつ受けると合格率が高くてお得かという質問をいただくことがありますが、しっかり対策した受験生が多ければ合格率が高くなるだけ。

合格率を上げたかったら、あなたもしっかり対策すればいいだけです。

 

合格率に惑わされないのが吉」です。

とはいえ気になると思いますので、合格率について深堀りしていきます。

 

 

1.最近の米国公認会計士(USCPA)試験の合格率

最近のUSCPA試験の合格率

 

まず、最近のUSCPA試験の合格率を見ていきましょう。

 

2020年度、2021年度、2022年度、2023年度のUSCPA試験の合格率(小数点以下四捨五入)は、以下のようになります。

参照先:AICPA公表のUSCPA試験の合格率(CPA Pass Rate)

 

(1)2023年度のUSCPA試験の合格率

2023年度の合格率は、以下の通りです。

科目 Q1 Q2 Q3 Q4 累計
AUD 47% 48% 46% 47%
BEC 57% 59% 55% 57%
FAR 42% 43% 44% 43%
REG 59% 59% 59% 59%

 

2023年12月時点では、2023年Q3の合格率までが公表されています。

 

2023年Q1の合格率は、全科目が低水準にとどまっています。

特に、BECの合格率57%で低いのが気になります。

もしかしたら、2024年1月からの新制度に際し、駆け込み受験が増えており、準備が十分ではない受験生が増えている可能性はあります。

 

2023年Q2の合格率は、Q1と大きくは違っていません。

少しBECの合格率は上がったくらいです。

 

2023年Q3の合格率は、Q1と大きくは違っていません。

BECの合格率がまた下がって55%に。

AUDも下がりました。

BECはQ1と同じ理由で駆け込み受験が増え、AUDも新制度では負担が増えるので、いま受験してしまおうとした人が増えたからかもしれません。

 

(2)2022年度のUSCPA試験の合格率

2022年度の合格率は、以下の通りです。

科目 Q1 Q2 Q3 Q4 累計
AUD 46% 49% 49% 47% 48%
BEC 57% 62% 60% 60% 60%
FAR 45% 46% 44% 41% 45%
REG 60% 61% 62% 56% 61%

 

2022年Q1の合格率は、REG以外は低水準にとどまっています。

特に、BECの合格率57%で低いのが気になります。

もしかしたら、2024年1月からの新制度を踏まえて傾向が変化しているので、その影響かもしれません。

 

2022年Q2の合格率は、通常通り全科目で上がりました。

BECの合格率62%で通常通りになりました。

 

2022年Q3の合格率も、特に変な動きをしている科目はないです。

試験内容の変更の影響がなく、十分に準備ができた受験生が多かったということではないでしょうか。

 

2022年Q4の合格率は、FARとREGが低いです。

FARの合格率41%なのも気になりますが、REGの合格率56%なのは特に低く感じます。

 

(3)2021年度のUSCPA試験の合格率

2021年度の合格率は、以下の通りです。

科目 Q1 Q2 Q3 Q4 累計
AUD 49% 50% 47% 45% 48%
BEC 62% 63% 62% 60% 62%
FAR 47% 43% 48% 40% 45%
REG 59% 59% 63% 58% 60%

 

2021年Q1の合格率は、2020年Q1の合格率と大きな差異はありません。

 

2021年Q2の合格率は、2020年Q2の異常に高かった合格率と比較すると、通常に戻っていますが、FARの合格率43%で下がっています。

理由については、不明です。

調査しましたし、AICPAに問い合わせもしましたが、AICPAからは返事がありませんでした(何かを問い合わせても分かるときは返事がくるので、返事がないのは分からないから?)。

 

2021年Q3の合格率は、AUDが47%でBECが62%合格率が下がっていますが、2021年7月の試験内容の変更による影響だと考えられます。

2021年7月の試験内容の変更では、AUDとBECについては、増加した項目が多く負担が重くなりましたので、AUDとBECについては、準備が間に合わなかった受験生がいたことでしょう。

ちなみに、FARとREGについては、増加した項目が無く、削減した項目のみで負担が軽くなりましたので、合格率に影響はなかったようです。

 

2021年4Qの合格率は、まだAUDが45%でBECが60%合格率は下がったままです。

そして、またFARの合格率40%で下がっています(なぜなのかは不明です)。

 

(4)2020年度のUSCPA試験の合格率

2020年度の合格率は、以下の通りです。

科目 Q1 Q2 Q3 Q4 累計
AUD 48% 65% 57% 48% 53%
BEC 62% 77% 70% 61% 66%
FAR 46% 63% 56% 44% 50%
REG 55% 75% 66% 58% 62%

 

2020年は、1年を通して、4科目とも合格率が高くなりました。

2020年のQ2とQ3の合格率は異常な高さで、Q2の合格率は、過去10年の中で最も高くなりました。

特に、BECの2020年Q2の合格率は、Q1より15%増の77%で過去最高だったそうです。

 

2020年の合格率の急上昇は、新型コロナが原因です。

世界のほとんどの地域でロックダウンが実行されていたため、受験者にとっては勉強時間が増え、勉強時間を奪うような用事が減っていました。

AICPAによれば、合格率が上がっただけでなく、スコアも向上していたそうです(4科目全てにおいて、MC問題、TBS問題、WC問題で通常よりスコアが良かったそうです。

 

2020年は特殊な年だったので、これから受験するあなたにとっては、あまり参考にはならないかもしれません。

ですが、過去の合格率と比較する際に間違った解釈をしないよう、急上昇した理由を挙げ、あえて記載しておきます。

 

 

2.国ごとの米国公認会計士(USCPA)試験の合格率

日本を含めた国ごとのUSCPA試験の合格率

 

つぎに、日本を含めた国ごとのUSCPA試験の合格率を見ていきましょう。

 

(1)2018年度の国ごとのUSCPA試験の合格率

2018年の国ごとの合格率をサイトに記載している方がいたので、参考にさせていただきました(今は見られなくなってしまったので、参照リンクは削除)。

 

CPA受験者の数が多い上位5ヶ国の2018年の合格率は、以下の通りです。

ちなみに、米国を除けば日本が一番CPA受験者が多いです。

国名 受験者数 合格率
日本 1,852名 43.1%
インド 1,378名 41.7%
中国 1,283名 50.5%
韓国 988名 48.3%
カナダ 327名 51.8%

 

2018年の日本の受験者の合格率43.1%だそうです。

このデータを見る限りは、日本の受験者の合格率はそこまで低くないと思うのですが、いかがでしょうか。

 

(2)最近の日本の受験者のUSCPA試験の合格率

NASBAが、日本の受験者の合格率の詳細データを公表したのは、2014年の分が最後です(もし、最近また公表していましたら、教えていただけると嬉しいです)。

2014年当時は、日本の受験者が年々減少しており、合格率もあまり高くなかったです(それは、日本だけではなく、全体的にですが)。

 

「日本の受験者の合格率は、実際はかなり低い、だまされるな(?)」などと言われたりしていますが、2014年当時のデータを見て言っている方が多いです。

2014年当時とは状況が変わっていますし、2014年のデータでは古過ぎではないでしょうか。

 

2014年当時は、日本でのUSCPAブームは去ったのかと思っていたのですが、最近は広告宣伝効果もあるのか、USCPAの認知度が上がり、色々な方がUSCPAに挑戦するようになっています。

さらに、日本で受験できるようになったので、気軽にUSCPA試験にチャレンジできるようになりました。

合格率自体は、日本では色々な方が挑戦できるので、他の国と比べるとそこまで高くないかもしれません(TOEICのスコアも、同じ理由で高くないですよね)。

 

とはいえ、きちんと試験の準備をして受験すれば合格するので、合格率はあまり気にしなくてもいいかと思います。

試験の準備が十分でなければ不合格になるだけ、合格率は関係なく、自分は自分、しっかりと勉強すれば良いだけでしょう。

 

  1. 2019年の日本在住者のUSCPA合格率41.2%
  2. 2020年以降の日本在住者のUSCPA合格率は非公開。
  3. 2024年以降に最新の日本在住者のUSCPA合格率が公表される予定。
  4. 日本は他国に比べればUSCPA受験の門戸が開かれており、気軽にUSCPA受験できるため、他国よりUSCPA合格率は低めになるのでは(TOEICなどと同じ)。
  5. USCPAはきちんと準備をして受験すれば合格するので、合格率は気にしなくていい。

 

 

3.科目別の米国公認会計士(USCPA)試験の合格率推移

過去の科目ごとのUSCPA試験の合格率の推移

 

さらに、科目ごとのUSCPA試験の合格率の推移を見ていきましょう。

注1:2017年に合格率がいったん下がっているのですが、これは2017年に大きな試験変更があり、十分に準備ができなかった受験者が多かったことが原因だと考えられます。同様のことが2011年の試験変更でも起きています。

注2:2020年は、前述のように、新型コロナの影響で、合格率が通常より高くなりました。少し特殊な年であったことことに留意してください。

 

(1)AUDのUSCPA試験の合格率

過去のAUDの合格率は、以下の通りです。

合格率
2016 46%
2017 49%
2018 51%
2019 51%
2020 53%
2021 48%
2022 48%

 

AUDの合格率は、50%前後です。

そして、4科目の中ではちょうど平均的な合格率となっています。

米国の受験者にとっては、AUDは大変な科目という認識はあまりないようです。

ですが、日本の受験者の一定数は、「AUDの沼」にはまってしまう場合があるので、もう少し合格率が低いのではないかと思います。

 

(2)BECのUSCPA試験の合格率

過去のBECの合格率は、以下の通りです。

合格率
2016 55%
2017 53%
2018 59%
2019 60%
2020 66%
2021 62%
2022 60%

 

BECの合格率は、60%前後で、合格率は右肩上がりと言っていいでしょう。

そして、4科目の中で最も高い合格率となっています。

BECの合格率が高いのは、BECは最後に受験をする受験者が多いので、既にFARやAUDの知識を活かせるからだと言われています。

ですが、これは米国の受験者の場合で、日本の受験者は、FARの次に受験する場合も多いですし、WC問題(記述式問題)でハンデがあるので、そこまで合格率が高くないと思います。

 

(3)FARのUSCPA試験の合格率

過去のFARの合格率は、以下の通りです。

合格率
2016 46%
2017 44%
2018 46%
2019 46%
2020 50%
2021 45%
2022 45%

 

FARの合格率は、45%前後で、合格率の変動はあまり大きくないと言えるでしょう。

そして、4科目の中で最も低い合格率となっています。

 

FARの合格率が低いのは、USCPA受験者にとって、最も準備が大変な科目だからだと言われています。

FARの範囲が広いこと、単に暗記するだけではなく、関連する概念を理解して仕訳や計算をする必要があることなどが原因として挙げられます。

 

とはいえ、それは米国の受験者の場合でしょう。

日本の受験者は、既に日商簿記2級に合格している人も多く、受験にさえたどり着けば合格する人は多い印象です(受験にたどり着けない人は多そうです)。

よって、もう少し合格率は高いのではないかと思います。

 

(4)REGのUSCPA試験の合格率

過去のREGの合格率は、以下の通りです。

合格率
2016 48%
2017 47%
2018 53%
2019 56%
2020 62%
2021 60%
2022 61%

 

REGの合格率は、最近は60%に届いています。

そして、BECに次いで高い合格率となっています。

 

REGは、税法やビジネス法など会計以外の分野が問われますので、会計しか馴染みがなかった受験者にとっては、取っつきにくい科目です。

とはいえ、REGは準備が大変だという声はあまり聞きません。

特に、日本の受験者は、最後にREGを受験する場合が多いので、勉強法が既に確立されていたり、ラストスパートで追い込んでいたりするので、合格率も高めかと思います。

 

推察:科目ごとのUSCPA試験の合格率の推移

2016年から2022年の7年間の科目ごとの合格率を記載しましたが、約20年間の合格率を見ても、基本的には右肩上がりで合格率が上がってきています。

 

ただし、2011年のUSCPA試験の大きな改正があったのち、科目ごとの合格率には、大きな差が出るようになりました。

2011年までは、各科目の合格率にほとんど差はありませんでした。

 

2011年のUSCPA試験の改正までは、FAR、AUD、REGの3科目でWC(記述式問題)が出題されていましたが、2011年以降は反対に、BECだけでWC(記述式問題)が出題されることになりました。

また、FARでIFRS(国際会計基準)が出題されるようになりました(ただし、2021年にIFRSは出題されなくなりました)。

 

2011年のUSCPA試験の改正後は、BECの合格率が他の科目に比べて高くなり、FARの合格率が他の科目に比べて低くなっています。

日本人受験者の間では、WC(記述式問題)は大変だというイメージが強いのですが、米国の受験者にとっては、WC(記述式問題)は得点源で、BECの合格率が高くなったのかもしれません。

また、FARの範囲が広くなったことが、特に米国の受験者には大きな負担となって、FARの合格率が低くなる要因になったのかもしれません。

 

前述のように、2021年7月にも、大き目な試験内容の変更がありました。

受験者にとっては、FARとREGは負担が軽くなり、AUDとBECは負担が重くなりました。

ですので、2021年3Qと4QのAUDとBECの合格率が低くなっています。

 

 

4.四半期別の米国公認会計士(USCPA)試験の合格率の傾向

USCPA試験の合格率の傾向

 

さいごに、四半期別のUSCPA試験の合格率の傾向についてご説明します。

四半期別のUSCPA試験の合格率の傾向

  1. 四半期でUSCPA試験の合格率が変動する!
  2. Q2とQ3のUSCPA試験の合格率が高くなる!

 

(1)四半期でUSCPA試験の合格率が変動する!

ここ10年くらいの合格率を見ると、明らかな傾向があることが分かります。

それは「Q1とQ4の合格率が低く、Q2とQ3の合格率が高い」という傾向です。

前述の通り、合格率が高いのは、試験が簡単だからというわけではないので、Q2かQ3に試験を受けようと考えるのは早計です。

 

(2)Q2とQ3のUSCPA試験の合格率が高くなる!

Q2とQ3の合格率が高くなるのには、きちんとした理由があります。

USCPA試験でQ2とQ3の合格率が高くなる理由

  1. Q1は繁忙期で勉強がしにくい(米国の多くの企業は、12月末決算ですね)。
  2. Q1とQ4は年末年始やクリスマスなどのイベントで勉強がしにくい。
  3. Q2は繁忙期が終わり、勉強に時間が取れるようになる。
  4. Q2は大学を卒業したばかりの受験者が、大学の授業に時間がとられないようになる(米国の大学は、9月から5月までの学期制で、5月に卒業ですね)。
  5. Q3はQ2から試験の準備をしてきた受験者の準備が十分に整う。

合格率が季節変動するのは、米国の決算スケジュールや大学の学期制の影響ですね。

 

日本の受験者の皆さんだと、3月決算の会社にお勤めの場合も多いでしょうし、大学の卒業も3月です。

それに、大学生の受験者の皆さんは、在学中に並行して勉強すると思うので、卒業とはあまり関係ない気もします。

つまり、日本の受験者の皆さんだけの合格率の統計を取ると、AICPAの公表の合格率と傾向が違ってくるでしょう。

 

米国公認会計士(USCPA)試験の合格率に関するよくある質問

よくある質問 Q&A

USCPA試験の合格率に関してよくいただく質問にお答えします。

 

(1)USCPA全科目一発合格する率は?

USCPA試験に全科目一発合格する率(全科目合格率)ですが、公表はされていません。

どこが受験生だったときの肌感としては、20%くらいなのではないかと思います。

 

1科目の合格率はざっくり50%です。

100人の受験生がいるとして、FARで50人だけが合格となります。

次にその50人がAUDを受験した場合、25人だけが合格となります。

FARとAUDに関しては1回くらいずつ不合格になる人が多い印象。

 

FARもAUDも一発で合格した人は、その後のBECやREGは合格できる可能性が高い印象。

ですが、BECとREGに関しては、25人中20人くらいは一発合格するのではないかと思います。

つまり、20%くらいが全科目一発合格。

 

USCPA試験に関しては、不合格になる人は何度も不合格。

不合格になった理由をきちんと考えなかったり、見当違いな理由を考えてしまうためなのだと思います。

合格できる人は合格できる!

 

USCPA試験に全科目一発合格する率(全科目合格率)を非常に低く見積もっている人がいますよね。

ですが、合格できない人が何度も不合格になって合格率を押し下げ、受験回数を押し上げているだけだと思っています。

 

何度も不合格にならないためには、USCPA試験の勉強方法をFARの学習を始める時点で理解しておきましょう。

USCPA試験 FAR対策 最初の科目でつまずかないための勉強のポイントとコツ
FAR必勝勉強法をUSCPA合格者が伝授!【FARが1科目なら要注意】USCPA試験のFARの勉強法が知りたい方は必見!FARは最初に勉強する場合が多くボリュームが大きいため、勉強法に迷う人が多い!FARの必勝勉強法とFAR特有の勉強のコツとポイントを「USCPAどこのブログ」のどこが伝授。...

 

(2)USCPA試験は合格率が高いから簡単なの?

USCPA試験の合格率はざっくり50%なわけです。

USCPA試験の合格率を高いと取るか低いと取るか、人によって違うかもしれません。

ですが、少なくとも日本の公認会計士試験の合格率が10%くらいと言われているので、高いと考える人が多いでしょう。

 

合格率が高いと簡単なのかというと、それは全くの誤解です。

USCPA試験の場合、合格率が高いのはそもそも受験生のレベルが高いからだと考えられます。

 

USCPA試験は、大学卒であり会計やビジネス単位が一定数以上必要といった受験資格があります。

誰でも受験できる受験資格なしの日本の公認会計士試験とは比較できないでしょう。

 

(3)2024年1月からの新USCPA試験の合格率は下がる?

2024年1月からUSCPA試験制度は変更となります。

合格率は一時的に下がると考えています。

 

試験制度が変更となったときは、試験対策がしにくいからです。

現に、2017年や2011年の大きな試験制度変更でも、合格率がいったん下がっています。

 

また、試験制度変更ではなく、試験内容の変更でも、増加項目が多かったときは合格率が下がっています。

たとえば、2021年7月のAUDとBECの試験内容変更では、増加項目が多く負担が重くなりったので、AUDとBECの合格率はいったん下がっています。

 

アビタスは新USCPA試験では合格率は下がらないとの見解を出していました(新USCPA試験のウェビナーで)、過去の試験制度変更では明らかに合格率が下がっていました。

ですので、合格率が下がらない理由はないと現時点では思っています。

 

2024年1月からの新USCPA試験制度変更の影響で合格する確率を下げないためにも、新USCPA試験がどうなるか理解しておきましょう。

【2024年1月改正】USCPAの新ライセンスモデルと新試験の内容を先取り
【重要】新USCPA試験は2024年1月開始!まもなく新試験制度に!どうなる!?【2024年】新USCPA(米国公認会計士)試験はどう変わる?試験制度変更徹底解説!CPA Evolutionでは、必須3科目(CORE)と選択3科目(DISCIPLINE)に!2024年1月からの新USCPA試験について受験生が知っておくべきことは何?...

 

 

以上、「米国公認会計士(USCPA)の合格率は高い?合格率が高くてお得なのはいつ?」についてでした。

知りたい君
知りたい君
USCPA試験の合格率が分かったよ。

Q2とQ3の合格率が高いけど、Q2とQ3は試験が簡単というわけではないんだね。

それに、合格率は右肩上がりと言えるんだね。

どこ
どこ
2020年は、コロナの関係で合格率が大幅にアップ。

また、米国の試験で米国の受験者が多く受けるから、合格率も、米国の企業や大学のサイクルの影響を大いに受けているということだね。

以前は4科目の合格率はほぼ同じだったのに、今はBECの合格率が高く、FARの合格率が低くて差が大きくなっているんだね。

つまり、今は多くの受験者にとって、BECの準備はしやすく、FARの準備はしにくいということが言えるかな。

色々と合格率について分かったことがあるけど、結局のところ合格するかは、どれだけ準備ができているかにかかっているわけだよね。

結論としては、自分の環境に影響を与える要因を事前に把握して、少しでも影響を受けないですむような勉強のスケジュールを立てることが大事ってことだろうね。

注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります

2024年1月にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?

新USCPA試験に合わせた教材を使わないと合格が難しくなるでしょう。

 

新USCPA試験になってもアビタスなら安心!

アビタスは新USCPA試験対応の教材を業界最速でリリース。

どこもアビタスのおかげでUSCPA短期合格

 

アビタスへの資料請求無料

アビタス公式サイト

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

 

どこアビタスの元受講生なので、アビタスに紹介可能。

アビタス紹介割引(入学金11,000円割引

アビタスへの紹介依頼フォーム

Abitus紹介ご依頼フォーム
会計関連の資格取得のための参考情報

資格取得のための参考情報

USCPA(米国公認会計士)

USCPA講座の資料請求無料

アビタスUSCPA公式サイト

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

 

USCPA講座の紹介割引依頼11,000円オフ

アビタスへのUSCPA紹介ご依頼フォーム

Abitus紹介ご依頼フォーム

 

 

 

USCPAの受験ガイド(USCPAどこの本)

『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』を出版しました!

『USCPAになりたいと思ったら読む本』を出版しました!
『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』出版!USCPA(米国公認会計士)に興味のある方は必見!『USCPAになりたいと思ったら読む本』を著者の「USCPAどこのブログ」管理人のUSCPAどこが紹介!USCPA資格、USCPAのキャリア、USCPA試験短期合格のコツを解説!...

 

USCPAの始めかた

USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら【5ステップ】

USCPAの始めかた 5ステップ
USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら【5ステップ】米国公認会計士(USCPA)になりたい方は必見!「USCPAの始めかた」を5つのステップで「USCPAどこのブログ」のUSCPAどこが解説!米国公認会計士(USCPA)になるためには何をしたらいいのかシンプルにわかる!...

 

CIA(公認内部監査人)

CIA講座の資料請求、説明会申し込み無料

アビタスのCIAコース

TACのCIAコース

 

CIAの詳細情報

CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?

CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?
CIA(公認内部監査人)試験の難易度は?独学可能?おすすめのCIA講座は?CIA(公認内部監査人)に興味がある方は必見!CIA試験の難易度や勉強法について詳しく解説!実は、CIA試験は独学できますが、CIA講座を受講するのが確実。アビタスとTACのCIA講座を比較しているので、どちらにするか決められます。...

 

IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)

IFRS検定講座の紹介割引(受講料3,000円オフ)

アビタスへのIFRS紹介ご依頼フォーム

Abitus紹介ご依頼フォーム

 

 

 

IFRS検定の詳細情報

【アビタス紹介割引あり】IFRS検定(国際会計基準検定)の難易度、活かし方

【アビタス紹介割引あり】IFRS Certificate(国際会計基準検定)の難易度、活かし方
IFRS検定って?難易度、勉強方法、活かし方は?USCPAとも比較IFRS Certificate(国際会計基準検定)、通称IFRS検定に興味がある方は必見!IFRS検定がどんな資格で、どう勉強したらいいのか、どう資格が活かせるのか、IFRS検定とUSCPAの違いを「USCPAどこのブログ」のどこが解説!...

 

BATIC(国際会計検定)

BATICは2022年11月28日に終了しました。

ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。

BATICの公式テキスト・公式問題集

 

USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)

USCMAとEAの講座の資料請求(無料

TACのUSCMAコース

TACのEAコース

 

USCMAとEAの詳細情報

国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?

国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?
USCPA・USCMA(米国公認管理会計士)・EA(米国税理士)国際資格比較!【国際資格比較】USCPA(米国公認会計士)・USCMA(米国公認管理会計士)・EA(米国税理士)の3つの国際資格の違いと活かしかたを「USCPAどこのブログ」のどこが解説!自分が必要な国際資格は?...

 

簿記検定

USCPAと簿記検定の比較

USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?

USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?
米国公認会計士(USCPA)と簿記検定どっちが役に立つ?USCPA(米国公認会計士)と日商簿記検定のどっちがいいか知りたい方は必見!4つのパターン(大学生・経験のある社会人・経験のない20代の社会人・経験のない30代以上の社会人)に分け、USCPAと日商簿記検定のどちらが役に立つのか解説!...

 

公認会計士

公認会計士講座の資料請求(無料

CPA会計学院の公認会計士コース

TACの公認会計士コース

 

USCPAと公認会計士の比較

USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)の試験の違い

日米の公認会計士試験の内容比較
米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士の試験内容比較【簡単なのは?】米国公認会計士(USCPA)試験と日本の公認会計士(JCPA)試験の内容を「USCPAどこのブログ」のどこが解説!日本の公認会計士合格者がUSCPA試験の学習をする場合、どのくらいの追加学習が必要なのかがわかる!...
こちらの記事もおすすめ