困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)試験を受けたよ。

結果発表されたらすぐ確認したいけど、日本時間で何時ごろわかるの?

どこ
どこ
どこはUSCPA(米国公認会計士)だよ。

2026年のスコアリリースはいつなのか、日にち日本時間をまとめるね。

いまは、結果表示(合否)→ あとからスコア表示(点数)の順なので、そこも含めて解説するね。

 

USCPA試験の結果(スコア)は、郵便やメールで届くわけではありません。

結果発表(スコアリリース)の日に、自分で確認する必要があります。

 

結果(スコア)と「Score Notice(スコアレポート)」の確認方法は、こちらを参考にしてください。

USCPA試験 結果(スコア)とScore Notice(スコアレポート)の確認方法
USCPA試験の結果(スコア)と「Score Notice(スコアレポート)」の確認方法USCPA試験の結果(スコア)と「Score Notice(スコアレポート)」の確認方法を解説!実は、確認方法が分からず、試験結果が見られなくて慌てる方がいます。事前に確認方法をチェック!...

 

どこ
どこ
USCPA試験の結果発表は「スコアリリース」「スコリリ」「合格発表」などと呼ばれているよ。

 

目次(見たい項目へ)

USCPAスコアリリースはいつ?結果発表日と日本時間予想

USCPA試験のスコアリリース

 

まず、次回のUSCPA試験のスコアリリース日と日本時間予想をお話ししてしまいます。

 

 

次回のUSCPA試験スコアリリース日と日本時間予想

受験 結果表示  スコア表示
16

必須科目

12/9~

12/31

1/12(月)

23時50分

1/13(火)

8時00分

Q1

選択科目

1/1~

1/31

3/12(木)

23時50分

3/13(金)

8時00分

必須科目:FAR・AUD・REG

選択科目:BAR・ISC・TCP

 

 

結果表示(合否)があって、それからスコア表示(点数)という順番になっています(通称「フライングスコリリ」)。

どのように確認するかは、結果の見かたを参考にしてください。

 

それでは、USCPA試験のスコアリリースについて、詳細を解説していきます!

 

 

1.USCPA試験のスコアリリース日を確認

USCPA試験の結果発表(スコアリリース)の日を確認する

 

スコアリリース(結果発表・合格発表)の日を確認しましょう。

 

(1)2026年のスコアリリースは?

2026年のUSCPA試験のスコアリリースの日は、以下のようになります。

 

➀必須科目のスコアリリース日

 

必須科目のスコアリリース日はこちら。

 

2026年のUSCPA試験スコアリリース日

 

必須(コア)科目:FAR・AUD・REG

受験 スコア表示
16 12/9~12/31 1/13
1 1/1~1/23  2/10
2 1/24~2/14 2/24
3 2/15~3/9 3/17
4 3/10~3/31 4/9
5 4/1~4/23 5/7
6 4/24~5/16 5/27
7 5/17~6/8 6/16
8 6/9~6/30 7/10
  下半期は未掲載 未掲載

 

:年末年始はプロメトリックが休業となるため、2025年は12月31日まで受験できるわけではないですし、2026年は1月1日から受験できるわけではないです。

プロメトリックの休業を考慮すると、受験できるのは、2025年末は12月26日まで、2026年初は1月5日からです。

ただし、予約の空きがあるかは別で、年初は予約の空きが5日はなさそうです(ご自分でご確認くださいね)。

 

 

必須科目は「通年受験(Continuous Testing)」となっています。

通年受験ですが、スコア表示(スコアリリース)は、「ターゲット日」にまとまっています。

2026年は上半期だけでも、この「ターゲット日」が8回ありますよ。

 

➁選択科目のスコアリリース日

 

選択科目のスコアリリース日はこちら。

 

2026年のUSCPA試験スコアリリース日

 

選択(専門)科目:BAR・ISC・TCP

受験 スコア表示
Q1 1/1~1/31 3/13
Q2 4/1~4/30 6/16
Q3 Q3は未掲載 未掲載
Q4 Q4は未掲載 未掲載

 

注:年末年始はプロメトリックが休業となるため、2026年は1月1日から受験できるわけではないです。

プロメトリックの休業を考慮すると、受験できるのは、1月5日からです。

ただし、予約の空きがあるかは別で、年初は予約の空きが5日はなさそうです(ご自分でご確認くださいね)。

 

 

選択科目は、「四半期のみの受験」となっています。

毎四半期の最初のひと月(1月・4月・7月・10月)に受験し、スコア表示(スコアリリース)は、「ターゲット日」にまとまっています。

2026年は上半期だけでは、この「ターゲット日」が2回ありますよ。

 

どこ
どこ
選択科目は公平なスコアを出すため、受験期間を短くし、受験者数を確保する必要があるから、受験回数は四半期のみだよ。

 

(2)スコアリリース日の確認方法は?

スコアリリース(結果発表)の日は、AICPAの公式サイトを確認すれば分かります。

【AICPA公式サイト】 CPA Exam Score Release Dates

 

AICPA公表のスコアリリースの日付は、米国東部標準時に基づいています。

米国東部標準時と日本標準時との時差

  1. 米国東部標準時(EST)と日本標準時(JST)の時差:14時間
  2. 米国東部標準時夏時間EDT)と日本標準時(JST)の時差:13時間

夏時間は、現地時間の3月の第2日曜日(2026年は3月8日)から11月の第1日曜日(2026は11月1日)までです。

 

どこ
どこ
といっても、AICPAが公表するのはスコアリリースの日付のみ。

時間ではないので、日本との時差は気にしなくても大丈夫!

 

どこ
どこ
どこが覚えている限り(少なくとも2021年~2025年は)、実際のスコアリリース日は、AICPAの公式サイトに書かれている日より1日早かったよ。

新試験制度になっても実際のスコアリリース日は、AICPAの公式サイトに書かれている日より1日早いままだね。

 

スコアリリース(結果発表)はAICPA公表より1日早い?

 

USCPA試験のスコアリリースは、AICPA公式サイトに書かれている「ターゲット日(Target Score Release Date」より1日早いです(12月時点)。

2021年~2025年のスコアリリース に記録は残してありますので参考にしてくださいね。

 

NASBAによると

  • 「ターゲット日」の前日の夕方に処理を完了してきた。
  • だけど、これはあくまでも目標。
  • 処理を完了する保証はしていない。

とのことでした。

つまり、変更や遅れの可能性はゼロではないことは念頭に置く必要がありますね。

 

といっても、日本時間で考えた場合。

日本の方が1日進んでいるので、結果的にはAICPA公式サイトに書かれている日と同じになります。

 

 

 

2.USCPA試験のスコアリリース時間を把握(日本時間は何時ごろ?)

USCPA試験の結果発表(スコアリリース)の時間を知る

 

スコアリリース(結果発表・合格発表)の時間を把握しましょう。

 

 

補足:結果の見かたは?

現在は、結果(合否)だけ早く表示され、後からスコア(点数)が表示される方式になっています。

日本だと、「ターゲット日」の前夜に合否→朝に点数ということ。

 

結果の見かたがわかりにくいので、注意してください。

まず、Statusを見てください。

  • Attended:まだスコアは掲載されていない(もう少し待ちましょう)
  • Scored:スコアが掲載された(結果を確認しましょう)

 

Scoredになったら、結果(合否)を確認しましょう。

View Exam Section History をクリックすると、結果が表示。

 

 

合格なら「You have credit for this exam」の表記があります。

合格の場合↓

USCPA試験のスコアリリース合格(Credit)

 

不合格ならチェックできる(選択できる)状態になっています。

不合格の場合↓

USCPA試験のスコアリリース不合格の場合

 

 

 

Exam Section Statusが白いままの場合

 

Apply Nowに入ってください(Homeではありません)。

 

最後の科目で合格の場合(全科目合格の場合)

 

CPA EXAMINATION PASSED」のメッセージが表示されます。

USCPAスコアリリースで最後の科目が合格の場合

 

完走おめでとうございます。

全科目合格後にやることも参考にしてください。

USCPA合格後
USCPA合格後にやること!USCPAに合格したら【7ステップ】USCPA合格後にやることを解説!合格後にやることは7つのステップ!USCPA合格報告、合格証明書入手、USCPAライセンス取得、転職エージェント登録、副業で年収2,000万円、英語の勉強、他の資格・学位取得の7つ!...

 

不合格で再受験したい場合

 

不合格であることが夜中に判明した場合。

翌朝のスコア表示前に再受験のためのNTSを発行してしまうと、スコアとパフォーマンスレポート(Performance Report)がすぐには確認できなくなってしまいます。

ずっと見られないわけではないですが。

 

再受験の日を決めるには、スコアとPerformance Reportを確認し、再受験までにどの程度の学習時間がかかるか検討した方がいいでしょう。

よって、夜中に不合格がわかって、勢いで再出願の手続き(NTSの発行手続き)をしたくなりますが、翌朝のスコア表示まで待った方がいいと思いますよ。

 

再受験については、スコアリリースで不合格だった場合【再受験対策】を参考にしてください。

 

(1)2026年のスコアリリース日本時間は?

2026年のスコアリリースの日本時間の予想と実際を見ていきましょう。

 

 

USCPA試験スコアリリース日と日本時間予想と実際

 

必須科目については、12月時点では、2025年の16回目のスコアリリースがまだです。

 

受験 結果表示 スコア表示
16

必須科目

12/9~

12/31

1/12(月)

23時50分

1/13(火)

8時00分

Q1

選択科目

1/1~

1/31

3/12(木)

23時50分

3/13(金)

8時00分

 

必須科目:FAR・AUD・REG

選択科目:BAR・TCP・ISC

実際は、どこがXをチェックして、最初に報告した人の時間

 

 

必須科目については「AUD→FAR→REG」のアルファベット順に表示されていることが多いようです。

ただし、みなさんのSNSでの報告を見ているとそうなっているように思えるだけで、NASBAなどが公表しているわけではありませんのでご注意ください。

 

どこ
どこ
結果(合否)は、AICPAの公式サイトに書かれているスコアリリース日の前日、日本時間の23時50分に見られると予想。

ただし、表示される時間は人によって(受験科目によって?)違うよ。

スコア(得点)は、AICPAの公式サイトに書かれているスコアリリースの当日、日本時間の朝8時くらいに見られると思うよ。

夜中にソワソワ待ちたくない場合は、当日の朝に結果(合否)とスコア(点数)を併せて確認してもいいかもね。

 

(2)スコアリリース時間の把握方法は?

正確なスコアリリース(結果発表)の時間を把握するために、NASBAのX(Twitter)アカウントをフォローすることをおすすめします。

NASBAの公式Twitterアカウント

 

スコアリリースの時間が近くなると「スコアリリースに備え、オンラインでスコアを確認するにはCPA Portalアカウントの設定が必要(まだ設定していない場合)」とポストされます。

 

スコアリリースの数時間前には「今夜5時にスコアリリースします」などどいうツイート(ポスト)もされます。

このツイートで、正確なスコアリリースの時間を知ることができますね。

なぜかCDT(夏時間)のままになっていますが、既に夏時間は終わってCSTなので、日本時間だと12月16日朝8時です。

 

 

NASBA CPAモバイルアプリでも、スコア確認ができます。

 

USCPAどこチャンネルでも解説したので、よければ確認してくださいね。

 

 

NASBAのツイートは、米国中部標準時に基づいています。

ちなみに、AICPA公表のスコアリリース(結果発表)の日付は米国東部標準時ですので、NASBAとAICPAで違います。

米国中部標準時と日本標準時との時差

  1. 米国中部標準時(CST)と日本標準時(JST)の時差:15時間
  2. 米国中部標準時夏時間CDT)と日本標準時(JST)の時差:14時間

夏時間は、現地時間の3月の第2日曜日(2026年は3月8日)から11月の第1日曜日(2026は11月1日)までです。

 

 

3.スコアリリースまでの有効な過ごしかた【結果待ちの科目も勉強】

USCPA結果発表(スコアリリース)までのおすすめの過ごしかた【結果待ちの科目を並行して勉強する】

 

USCPAのスコアリリース(結果発表)までは、どう過ごすといいのでしょうか。

結論からすると「スコアリリースまでは結果待ちの科目も並行して勉強する」のをおすすめしています。

 

スコアリリースまでの過ごしかたの選択肢

  1. 結果待ち科目も並行して勉強する
  2. 結果待ち科目はスッパリ切って、次の科目だけ勉強する

 

「結果待ちの科目も引き続き勉強し、次の科目と並行する」か「結果待ちの科目は合格したと考え、次の科目に専念する」かですね。

 

次の科目に進むのは全然OKです。

ただ、「結果待ちの科目を完全に終わりにする」のはおすすめしていません

理由はシンプルです。

 

USCPAのスコアリリース(結果発表)までの有効な過ごしかた

スコアリリースまでは結果待ちの科目を並行して勉強するのがおすすめ。

理由:

  1. USCPA試験は「手応えと結果」が一致しにくいから
  2. 一致しにくいのはUSCPA試験の2つの特徴が要因
  3. だから、並行して勉強するのが安全

 

(1)USCPA試験は「手応えと結果」が一致しにくいから

次の科目の勉強を始めるとしても、結果待ちの科目も並行して勉強した方がいいと思う理由ですが、一番の理由はUSCPA試験の「手応えと結果」は一致しにくいからです。

 

  • 「絶対受かった」→落ちる
  • 「絶対落ちた」→受かる

これがフツーに起こります。

 

手応えの感覚は人それぞれなので、正直なところ他の人の感覚を聞いても意味はありません。

スコアリリース前に、Xで「手応えと結果」のポストを漁って参考にするのは、だいたい時間のムダ。

 

(2)一致しにくいのはUSCPA試験の2つの特徴が要因

手応えと結果」が一致しないのは、USCPA試験の2つの特徴からきていると考えます。

USCPA試験の2つの特徴

  1. 採点方法:採点は「正解数=点数」ではない(難易度が加味される)
  2. ダミー問題:「採点されない問題」がまざる

 

①採点方法(難易度が考慮され、正解数で合否が決まらない)

USCPA試験については、難易度に応じて得点の調整がされるため、正解数の比率とは一致していません。

つまり、難しい問題に正解した場合と、簡単な問題に正解した場合では、同じ点数が配点されるわけではありません。

 

たくさんできたと思っても簡単な問題だと大きな得点にはなっていません。

反対に、できなかったと思っても難しい問題だと大きな失点になっていないわけです。

この採点方法により「手応えと結果」が一致しなくなるわけです。

 

採点方法は理解しておいた方がいいので、以下の記事を参考にしてください。

USCPA試験の採点方法【スコアは正解数で決まるわけではない】

USCPA(米国公認会計士)試験の採点方法
USCPA試験の採点方法は:スコアは正解数でも正答率でも決まらない(75点の意味)USCPA受験生は必見!合格したいならUSCPA試験の採点方法を知っておくべき!スコアはどう決まる?合格点75の意味は?スコアは正解数で決まるのではない!...

 

➁ダミー問題(採点されない問題が出題される)

USCPA試験には通称ダミー問題という、採点されない問題も含まれます。

 

新試験ではダミー問題がなくなったという話が出回っていましたが、新試験でもあります!

 

旧USCPA試験では、MC問題の約20%がダミー問題でした。

新試験ではどのくらいがダミー問題か、AICPAには教えてもらえませんでした。

 

  • 「できた!」と思う問題がダミー問題:採点されず、得点につながらない
  • 「できなかった・・・」と思う問題がダミー問題:採点されず、失点を免れる

このダミー問題により「手応えと結果」が一致しなくなるわけです。

 

ダミー問題については、こちらの記事を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の2大特徴 難易度変化とダミー問題
USCPA試験ダミー問題とは(Pretest)とは?採点される?見分け方・影響・対策を解説USCPA試験の「ダミー問題(pretest)」は採点される?見分けられる?不安を3分で解消。公式情報をもとに、影響・対策・手応えがズレる理由までわかりやすく解説。...

 

(3)だから、並行して勉強するのが安全!

結局のところ、どんなに手応えがあったとしても、不合格という結果になる可能性があるわけです。

 

よって、スコアリリースまでは、結果待ちの科目も並行して勉強しておくと

  • 落ちた時に再起動が速い
  • 受かってた時も、その知識が次の科目に活きる(特にFAR→BAR/AUDなど)

 

今やっている努力がムダになりにくいのが、並行の強み。

 

 

そもそもですが「手応えと結果」は人によって感覚が違います。

 

  • 「実際は良くできていない人ほど、自分の点数を高く予想」
  • 「実際は良くできていた人ほど、自分の点数を低く予想」

というものがあります。

これを「ダニング=クルーガー効果」といいます。

 

「自信がない」と言っている人ほど合格。

「これなら90点くらいで合格かも」と自信がある人ほど不合格。

 

「絶対落ちた!」と引き続き同じ科目の勉強を続けたら、90点台で余裕の合格。

「絶対合格した!」と自信満々でテキストを知り合いにあげたら、60点台で不合格(あわててテキストを返してもらっていた受験生がいました)。

 

なので、Xでの「手応えと結果」のツイートを探して、自分の結果を予想するのはムダになりますよ。

人の感覚ほどアテにならないものはないので。

 

前述のように、USCPA試験は試験の特徴から「手応えと結果」が一致しないことが多いです。

ですので、他の資格試験より、さらに手応えがアテにならないものになっていますよ。

 

 

どこ
どこ
USCPA試験は「手応えと結果」が一致しなくてね。

絶対合格したと確信してテキストを整理したのに、スコアリリース(結果発表)で不合格だったという受験生が発生するんだよ。

だから、スコアリリース(結果発表)くらいまでの期間だけは、結果待ちの科目も勉強を続けることをおすすめしたいよ。

特にFARの結果待ちだったら、FARの勉強を続けて結局合格だとしても、FARの知識は次の科目のBARやAUDに役に立つから、無駄になんてならないからね!

 

補足:最後の科目のスコアリリース待ちの場合

最後の科目(たとえばREGなど)のスコアリリース(結果発表)待ちの場合は、どう過ごすといいのでしょうか。

結論からすると「スコアリリース(結果発表)までは結果待ちの科目を念のため勉強しつつ、次の行動に移る」のをおすすめします。

 

日本の受験生の場合は、最後の科目は合格していることが多いです。

最後の科目に至るまでに既に勉強法が確立されており、しかも最後の科目で急がないため自信がないならリスケをするからではないかと思っています。

 

よって、念のため最後の科目は勉強を軽く続けつつも、合格後の生活を予行演習がてら始めていいと思います。

 

最後の科目のスコアリリース待ちにするといいこと

  1. 転職エージェントに登録する(転職する場合)
  2. USCPAライセンスの準備をする(ライセンスを取る場合)
  3. Successful Candidate Letterの取り寄せかたを確認(ほしい場合)
  4. 他の資格の勉強を始める(英語や会計関連など)
  5. 思いきり遊んでおく!

 

 

たとえば、転職するためにUSCPAに挑戦したのならば、転職活動を始めるといいですね。

 

また、USCPAライセンス取得の準備をしてもいいでしょう。

ワシントン州のライセンスの場合、全科目合格前でもAICPAの倫理試験の受験が可能です(よく質問をいただきます)。

 

さらに、勉強習慣が残っているうちに、USCPA以外の他の資格(英語や会計関連)の勉強を始めるというのもいいですね。

 

反対に、今まで遊べなかった分、旅に出たり、友達と遊んだり、やりたかったことをしておくのもアリ。

 

どこの場合、USCPAになりたかったのは、BIG4で監査がやりたかったから。

よって、最後の科目のスコアリリース待ちの間に、転職活動を本格的に始めました。

少しフライングで転職活動を始めたおかげで、最後の科目のスコアリリースで合格がわかって数日後にBIG4の面談。

面談の日に内定が出て、2週間後にはBIG4に入所できました(合格したら転職することも上司に話してあったため、スムーズに退職)。

万が一不合格だった場合、合格まで少し待ってもらえばいいだけなので、早めに転職活動を始めてしまっていいと思います。

 

USCPA試験全科目合格後にやることについては、こちらの記事を参考にしてください。

Congratulatory Letter」(「Successful Candidate Letter」: 合格証明書)の依頼方法なども詳しく解説しています。

USCPA合格後
USCPA合格後にやること!USCPAに合格したら【7ステップ】USCPA合格後にやることを解説!合格後にやることは7つのステップ!USCPA合格報告、合格証明書入手、USCPAライセンス取得、転職エージェント登録、副業で年収2,000万円、英語の勉強、他の資格・学位取得の7つ!...

 

 

USCPA(米国公認会計士)におすすめの転職エージェント「MS-Japan」

 

たとえ今すぐ転職する気がなくても、転職エージェントに登録だけはしておいた方がいいですよ。

なぜなら、いざ転職したいということになったとき登録から始めると出遅れてしまうから。

 

転職エージェントの登録や相談は無料。

登録しておけば希望に合った新規求人やおすすめ求人がメールで届きます。

気になる求人をストックしておけば、転職したくなったときに必ず役立ちます!

 

どこ
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どこがおすすめしている、USCPA向けの優良な求人情報が集まる転職エージェントは「MS-Japan」だよ。

 

 

USCPAにおすすめの転職エージェント「MS-Japan」

 

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どこ
どこ

MS-JapanどこがUSCPA合格後、BIG4転職で成功した際にお世話になった転職エージェントなんだよ。

BIG4に限らず、USCPA向けの案件が多いのでおすすめしているよ。

 

 

 

4.スコアリリースで不合格だった場合【再受験対策】

USCPA試験再受験対策

 

USCPA試験のスコアリリース(結果発表)で残念ながら不合格だった場合。

悲しいのはよくわかるのですが、悲しむのはいったん横に置いて、手順で再受験対策を始めましょう。

 

スコアリリースで不合格時の再受験対策

  1. 「Performance Report(パフォーマンスレポート)」を入手し結果を確認
  2. 次の科目を受験するか、不合格だった科目を再受験するか決定
  3. 「AICPA Released Questions(リリース問題)」をやりこむ

 

(1)「Performance Report(パフォーマンスレポート)を入手し結果を確認

残念ながら不合格だった場合は、Score Noticeの2ページ目に「Performance Report(パフォーマンスレポート)」がついてきます。

自分の弱点が分かりますので、しっかり確認しておきましょうね。

 

スコアリリースから72時間以内にアドバイザリースコアの右側に「目」のアイコンが表示されます。

アイコンは公式のスコア通知で「Performance Report(パフォーマンスレポート)」を示します。

 

このレポートはずっと見られるわけではないので、保存するか印刷しておくといいです。

消えてしまってからでは、再表示や印刷はできません。

 

Performance Report(パフォーマンスレポート)」にはギリギリ合格者(76点から79点での合格者)と比較するための成績評価が記載されています。

 

Performance Report(パフォーマンスレポート)の成績評価

  1. Stronger:よりできが良い
  2. Comparable:できが同じくらい
  3. Weaker:よりできが良くない

 

Weakerの場合は、ギリギリ合格者よりも「できが良くない」ということですね。

 

詳しくは「Performance Report(パフォーマンスレポート)」の見かたとスコアごとの再受験対策について解説していますので、参考にしてください。

USCPA試験 「Performance Report」の見かたと再受験対策
Performance Report(パフォーマンスレポート)でのUSCPA再受験対策USCPA試験不合格で再受験対策をする受験生は必見!再受験で合格するには「Performance Report(パフォーマンスレポート)」の活用が必須。「Performance Report(パフォーマンスレポート)」の有効活用の方法を伝授。...

 

(2)次の科目を受験するか、不合格だった科目を再受験するか決定

最後の科目ではない限り、スコアリリース(結果発表)までに次の科目の学習を始めている場合が多いでしょう。

次の科目の学習を始めていた場合、

  • そのまま次の科目へ進むか
  • 不合格だった科目に戻るか

迷うかもしれません。

 

どこの考えとしては、いったん不合格の科目に戻った方がいいと思っています。

今までの多くのUSCPA受験生を見てきましたが、USCPA試験学習期間の長期化、または、USCPA試験からの撤退を招いているのは、以下のパターンが多いからです。

 

 

USCPA試験学習期間の長期化・撤退になるパターン

 

A受験

B学習開始

A不合格判明

B学習継続

B受験

A学習再開

A再受験

B不合格判明

 

ABを行ったり来たりし、どちらも不合格という状態が続く。

 

 

2つの科目を行ったり来たりして、両方ギリギリ不合格を繰り返すというわけです。

 

2つの科目を行ったり来たりして、2科目6回ずつ不合格を繰り返し撤退。

そんな受験生を複数人知っています。

 

なので、落ちたなら、落ちた科目に戻って立て直すのをおすすめしています。

 

ただし、AUDで複数回不合格になった場合。

AUDは総復習的な科目ということもあり、他の科目の合格を先に勝ち取り、最後に戦いを挑むという選択肢はアリだと思います。

 

また、FARでずっと不合格になる場合。

FAR(会計)だけ苦手で、意外とAUD(監査)やREG(税務)はスムーズに合格する人がいるので、他の科目も観てみるというのもアリだと思っています。

どこも、FARは範囲が広く大変でしたが(ギリギリ合格)、他の科目は苦労せず合格(そこそこ高得点で合格)しています。

 

(3)Released Questions(リリース問題)をやりこむ

AICPAがReleased Questions(リリース問題)という過去問をUSCPA受験生に対して用意しています。

おそらく、アビタス受講生であれば、日本語解説付きのリリース問題が入手できるので、やってから受験に挑んだとは思います。

ですが、あまりやりこんでいないという場合は、いま一度リリース問題をやってみてくださいね。

 

2019年から2025年までのリリース問題を分析し、どの論点がポイントか、どのように活用すればいいのか、USCPAどこチャンネルで解説しています。

活用できていなかった、活用法がいまいちわかっていないという方は、ぜひ、活用してください。

 

 

YouTube動画ではポイントだけなので、詳細はブログ記事もご確認ください。

 

 

科目別受験対策

 

各科目の受験対策については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA試験FAR受験対策を徹底解説!

USCPA試験AUD受験対策を徹底解説!

USCPA試験REG受験対策を徹底解説!

USCPA試験BAR受験対策を徹底解説!

USCPA試験TCP受験対策を徹底解説!

USCPA試験ISC受験対策を徹底解説!

 

FARで不合格だった場合

USCPAのFAR勉強法のポイントとコツを解説!【最初からつまずかないために】

USCPA試験 FAR対策 最初の科目でつまずかないための勉強のポイントとコツ
USCPAのFAR勉強法のポイントとコツを解説!【最初からつまずかないために】USCPA試験のFARの勉強法が知りたい方は必見!FARは最初に勉強する場合が多くボリュームが大きいため、勉強法に迷う人が多い!FARの必勝勉強法とFAR特有の勉強のコツとポイントを「USCPAどこのブログ」のどこが伝授。...

 

AUDで不合格だった場合

USCPAのAUD勉強法のポイントとコツを解説!【AUD沼にハマらないために】

USCPA試験 AUD対策 なかなか受からない沼にはまらないための勉強のポイントとコツ
USCPA試験AUD勉強法ポイントとコツを解説!【AUD沼にハマらないために】AUDの勉強法を解説!USCPA試験で不合格を繰り返すのはAUD。AUD沼にハマるなどと言いわれる。AUDは勉強法のコツとポイントさえわかっていれば、決して難しい科目ではない!AUD沼にハマらない勉強法を徹底解説!...

 

AUDでギリギリ不合格だった場合

【脱ギリギリ不合格!】74点と75点の間の壁の乗り越えかたを解説

USCPA試験「74点と75点の間の壁」の乗り越えかた
【脱ギリギリ不合格!】74点と75点の間の壁の乗り越えかたを解説USCPA試験で不合格を繰り返す方は必見!実はAUDでは特に74点で不合格になる人が多い.。「74点と75点の間の壁」は高いとよく言われる。なぜ繰り返し不合格になってしまうのか、合格するための対策、リベンジ勉強法を解説。...

 

勉強法を見直した場合

USCPAやってはいけない「NG勉強法」12選!合格できない人の勉強法

 

合格者の効果的な勉強法が知りたい場合

USCPA 合格者の勉強法|効果ありの方法と遠回りの方法を実例で解説

 

 

リリース問題を軸に弱点を潰すのが一番強いと思っており、新しい教材(洋書問題集)を追加するのは、個人的にはおすすめしていません。

ですが、新しい教材で問題を解くことで、違った面から理解を深めたいというタイプの方もいるため、ご自身の好みにおまかせします。

 

洋書問題種について知りたい場合

USCPA教材は追加で必要?洋書問題集はGleimがおすすめ!

【2022年】USCPAの洋書問題集は必要?Wiley(ワイリー)が追加教材としておすすめ!
USCPA教材は追加で必要?洋書問題集はGleimがおすすめ!WileyはなくなりましたUSCPA(米国公認会計士)洋書問題集は、GleimのMega Test Bankがおすすめ!Wiley(ワイリー)のTest Bankは単科購入できない。また、どんな受験生が洋書問題集を追加でやる必要があるのかも併せて解説。...

 

 

どこ
どこ
Performance Report(パフォーマンスレポート)は必ず入手して、何がWeakerなのか確認しようね。

最後の科目ではない限りは、次にどの科目を受験するか、いつ受験するか早めに決定して、受験会場の予約をしてね。

 

 

5.スコアリリースで困った時【NASBAに問い合わせ】

USCPA結果発表(スコアリリース)で困った時!

 

USCPA試験のスコアリリース日に「自分のだけ出ない!」は、たまに起こります。

この順番で切り分けると早いです。

 

USCPAのスコアリリースで困った時のチェック順

  1. カットオフ(締切)付近で受けた?
  2. カットオフ付近ではないのに出ない?(システム遅延の可能性)
  3. 必要なら NASBAへ問い合わせ(問い合わせ先と記載事項)

 

(1)カットオフ(締切)付近で受けた?

カットオフ日(受験期間の最終日)に受験した場合は、プロメトリックが送った試験データファイルがAICPAに期限までに届かないことがあります。

期限までに届かない場合、次のスコアリリース(結果発表)に回されてしまいます。

状況確認のため、NASBAに問い合わせましょう。

 

カットオフはCST(中央標準時間)で設定されるため、日本で受験した場合は、日本時間で設定されません。

時差の関係で日本時間は1日進んでいるため、カットオフ日に日本で受験したとしても、期限までに届かないことはないでしょう。

今のところ、日本の受験生がカットオフ日に受験して、期限までに間に合わなかったという報告は聞いたことがありません。

 

(2)カットオフ付近ではないのに出ない?

カットオフ付近に受験したわけでもなくても、まれにスコアリリース日にスコアが出ないことがあります。

 

たとえば、2022年5月24日のスコアリリースでは、スコアリリース日に、多くの受験生がスコアの確認ができませんでした。

その中には、カットオフ付近に受験したわけではない受験生が、多く含まれていました。

その時は、何か技術的なトラブルがあったとのことでした。

 

数日で解消することもありますが、状況確認は、NASBAへの問い合わせが確実です。

 

補足:NASBAへの問い合わせ先と記載事項

状況確認のためNASBAに問い合わせをする場合、以下のようにしましょう。

 

NASBAへの問い合わせ先

メールアドレス:cbtcpa@nasba.org

 

NASBAへの問い合わせメールに記載する事項

  1. 氏名
  2. 生年月日
  3. Jurisdiction ID
  4. 出願州
  5. 受験日
  6. 受験した試験のSection ID

 

 

 

6.USCPA試験日の決めかた【カットオフ日を考慮】

USCPA試験 プロメトリックテストセンターの予約方法と変更(リスケ)

 

この記事を読んでくださっている方は、USCPA試験の試験日を決めるために、スコアリリースの日を確認しに来たという方も多いと推測します。

ですので、A試験日の決めかたのアドバイスをしておきますね。

 

USCPA試験日の決めかたのアドバイス

  1. 試験日設定は、いつがいい?
  2. 試験日設定は、いつはやめた方がいい?

 

(1)試験日設定は、いつがいい?

USCPAの試験日は、基本的に柔軟に選べます(テストセンター休業日などは除く)。

 

また、各科目の年間受験回数に制限はありません。

ただし、スコアリリースで合否がわからないと再受験できないので(不合格と確信しただけでは、スコアリリース前に再受験はできないので)、実質的にはスコアリリースの回数分だけ受験できるということになります。

 

試験会場に空きがあれば、自分の都合で試験日が決められるわけなので、いつにするか反対に悩むんですよね。

基本的には自分の仕事がなるべく落ち着いているタイミングや、学習が進んでGoが出せるタイミングでいいと思います。

 

ですが、なるべくスコアリリース(結果発表)のタイミングも考慮するといいです。

なぜなら、受験のタイミングによっては、スコアリリース(結果発表)までの期間がかなり長くなります。

 

スコアリリースまでの合格したのか、不合格なのか、次の科目の勉強をしていいのかモヤモヤする時間はなるべく短くしたいですよね。

なので、受験のタイミングとスコアリリースのタイミングが短くなるように試験日を設定するのがおすすめ。

 

学習の準備が整ったら試験日を設定するのが王道かもしれません。

ですが、先に試験日を決めて、そこから逆算で仕上げると短期合格につながるのでおすすめです(どこもそうしました)。

 

どこ
どこ
思った以上に結果を待つ時間は苦痛なんだよね。

USCPA試験って、手応えと結果が一致しなくて、どんなに勉強しても結果を見るまでイマイチ自信がもてないから。

だから、なるべく受験から結果発表まで短い方が精神的にいいよ。

また、「準備できた→受験日設定」より「受験日設定→準備を間に合わせる」の方が、短期合格には効くよ。

 

(2)試験日設定は、いつはやめた方がいい?

USCPA試験日に設定するのをやめた方がいいのは、カットオフ日です。

カットオフ日というのは「受験可能期間の最後の日」です。

 

たとえば、2026年だと必須科目を、1月1日から1月23日までに受験すると、スコアリリースは 2月10日との記載があります。

この「1月23日」が受験期間中の最後の日であり、カットオフ日となります。

 

カットオフ日だと、期限までに試験データファイルがAICPAに届かない可能性があります。

試験データファイルは、試験終了後24時間以内に、プロメトリック→AICPAに送信。

AICPAに期限までに試験データファイルが届かないと、次のスコアリリース日に回されてしまうのです!

 

日本で受験する場合は、カットオフ日に受験して届かなかったという報告は聞いたことがないです

以前、Xでアンケートを取りましたが、該当者はいませんでした(カットオフ日ではなく、システムの問題で届かなかったという人はいました)。

ですが、念のため避けておいた方が無難でしょうね。

 

どこ
どこ
自分が思ったスコアリリース(結果発表)の日にスコアが出なかったら悲しいよね。

次のスコアリリース(結果発表)の日に回されないように、カットオフ日はなるべく避けて試験日を設定しようね。

 

 

7.USCPA試験日に関するよくある質問

よくある質問 Q&A

 

USCPA試験の試験日について、よくある質問にお答えします。

 

(1)試験日はいつ?

USCPA試験は、基本的にいつでも受験できます。

他の多くの資格試験のように、試験日は年2回などと決められてないです。

好きなタイミングで受験できます。

 

注意:選択科目については、四半期に1回の受験となります。

また、他の試験の影響で、試験会場に空きがなく受験できない日もあります。

 

自分で試験日が決められるのはいいですね。

ですが、いつでも受験できるとなるとなかなか受験せず、受験のタイミングを逃して撤退ということもありえますので注意。

 

(2)試験申し込み・試験日変更・キャンセルはどうやる?

USCPA試験の申込みには、プロメトリック(Prometric)のサイトから行います。

予約方法と試験日変更については、こちらの記事を参考にしてください。

 

USCPA試験 プロメトリックテストセンターの予約方法【リスケとキャンセルも】

USCPA試験 プロメトリックテストセンターの予約方法と変更(リスケ)
USCPA試験プロメトリックの空席確認と予約方法【リスケ・キャンセル・再出願】USCPA受験生は必見!プロメトリックテストセンター(試験会場)の空席確認、予約方法、リスケ・キャンセル・再出願について「USCPAどこのブログのどこ」が解説。USCPA試験はリスケする際、場合よって手数料がかかるので注意!...

 

(3)最後の科目は、最初に合格した科目の合格実績の有効期限までに受験していればいい?スコアリリースされていないとダメ?

科目合格実績には、有効期限があります。

つまり、最初の科目に合格すると、科目合格実績を失効させないためには、全科目合格までに期限が発生します!

 

現在は、多くの出願州が科目合格の有効期限を30ヶ月(もしくは36ヶ月)としています。

つまり、最初の科目に合格したら、30ヶ月(もしくは36ヶ月)以内に最後の科目に合格しないと、最初の科目はは失効してしまうということです。

 

この科目合格の有効期限は次のどちらでしょうか。

  1. 30ヶ月(もしくは36ヶ月)以内に最後の科目の受験をしておけば、最後の科目の合格は30ヶ月(もしくは36ヶ月)より後のスコアリリースで分かっても大丈夫。
  2. 30ヶ月(もしくは36ヶ月)以内に最後の科目の合格がスコアリリースでわかっていないとダメ。

 

①が正解です。

科目合格実績の有効期限については、スコアリリース日までではなく受験日までの計算です。

 

NASBAの解説は次のようになっています。

An applicant may earn credit for each examination section that is passed during a period of 30 months, beginning on the date the applicant’s first passing score is released by NASBA and concluding on the date the applicant takes the final section of the examination for which a passing score is achieved.

 

簡単に訳すと「各科目のCreditは、NASBAによって最初の科目のスコアリリースがあった日から、スコアリリースがあった最後の科目を受験した日までの30ヶ月の間に取得できる」となります。

 

さらに、NASBAのQ&Aにこのような記載があります。

I am waiting on my final Exam score and it is set to be released AFTER my first credit expires. Will I lose my Exam credit?
As long as you TAKE your final exam section BEFORE your first exam credit expires and when you receive your score it is passing, then you would not lose that first exam credit. All expiration times are set on Central Standard Time and are not calculated by your exam appointment time. If your first credit expires on January 31st, it is recommended that you take your final section on January 30th.

 

和訳だと以下のようになります。

私は最後の試験のスコアを待っていますが、最初の科目合格実績の有効期限が切れた後にリリースされる予定です。合格実績を失いますか?

最初の科目の合格実績が期限切れになる前に最後の科目を受験し、スコアを受け取ったときに合格している限り、その最初の科目の合格実績を失うことはありません。すべての有効期限は、CST(中央標準時間)に設定され、試験の予約時間によって計算されません。最初の科目合格実績が1月31日に期限切れになる場合、1月30日に最終科目を受験することをおすすめします。」

 

念のため、合格実績が期限切れになる日の1日前に受験しておいた方がいいと解釈できますね。

とはいえ、日本で受験する場合は時差の関係でもとから1日前になるので、気にしなくていいと思います。

 

(4)誰でも受験できるの?受験資格は?

USCPA試験は誰でも受験できるわけではありません。

基本的には四年制大学を卒業している必要があって、一定数以上の会計単位とビジネス単位が必要です。

単位が足りない場合は、USCPA予備校などを通して単位を取得し、受験資格を満たす必要があります。

 

USCPAの受験資格については、こちらを参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の受験資格
米国公認会計士(USCPA)の受験資格は?【大卒でなくても受験可能!】米国公認会計士(USCPA)の受験資格は?大卒でなくても受験可能!USCPA受験に必要な受験資格、受験資格の満たし方、ラクに受験資格を満たせる出願州を解説。この記事を読むと、自分に合ったおすすめの出願州が分かる!...

 

USCPA予備校での単位取得については、アビタスでの単位取得がハードルが低いです。

アビタスなら単位の取得がスムーズ!【USCPA受験のスタートに立つために】
アビタスのUSCPA単位取得のポイント3つ【アビタスなら簡単!】USCPA受験に必要な単位が足りない方は必見!アビタスなら単位取得が簡単!実は、単位取得のしやすさはUSCPA予備校によって違う。アビタスの単位取得のポイントを3つ解説。...

 

(5)試験の難易度は?合格率は?

USCPA試験の難易度ですが、試験制度としては合格しやすいですが、簡単ではないと考えています。

合格率は50%くらいですが、そもそも受験生のレベルが高いので、決して高い合格率とは言えません。

2人に1人も合格できると考えるよりは、2人に1人も不合格になってしまうと考えた方が実感に近いです。

 

USCPA試験の難易度は、こちらを参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の難易度 合格しやすいが簡単というわけではない
USCPA(米国公認会計士)本当の難易度は?合格率・勉強時間・英語力から徹底解説USCPA(米国公認会計士)の本当の難易度が知りたい人は必見!USCPA試験の合格率、資格偏差値ランキング、簿記1級との比較、科目別の難易度、日本の公認会計士試験との比較など徹底解説。...

 

USCPA試験の合格率は、こちらを参考にしてください。

USCPA試験の難易度ー合格率から
USCPA合格率はどのくらい?日本人・科目別・国別データを徹底解説USCPA(米国公認会計士)試験の本当の合格率(Pass Rate)を徹底解説!直近の合格率、日本人だけの合格率、アビタス・TACなどUSCPA予備校の合格率・現在と過去の合格率推移を解説。...

 

(6)海外でも受験できる?

USCPA試験は、アメリカや日本以外の海外の受験会場でも受験できます。

 

以前は、自分が住んでいる(VISAを保持している)国でUSCPA試験が実施されていない場合、日本に帰国するか、アメリカに行く必要がありました。

それが、近くのUSCPA試験が実施されている国で受験可能になっています。

ちょっと旅行先・出張先で受験するというのも可能に。

 

アメリカと日本以外でUSCPA試験を受験したい場合は、USCPA受験できる国を確認しておいてください。

USCPAが受験できる国は?
USCPA(米国公認会計士)試験が受験できる国は?【米国・日本を除く海外受験の場合】USCPA(米国公認会計士)試験はどの国で受験できるか知りたい方は必見!アメリカ以外の海外在住USCPA受験生向けに解説。日本人USCPA受験生は、アメリカと日本以外のどの国で海外受験できるのかがわかる!...

 

(7)試験時間はどのくらい?

USCPA試験の試験科目は6科目(必須3科目+選択3科目から1科目)ありますが、試験時間は1科目あたり4時間です。

 

本番では問題数が多いので、タイムマネジメントが大切となります。

USCPA試験の時間配分については、こちらの記事を参考にしてください。

USCPA試験 受験当日の各科目(FAR・BEC・AUD・REG)の時間配分
USCPA受験当日の科目別の時間配分と4つのポイントを解説!USCPA新試験の時間配分が知りたい方は必見!各試験科目ごとの受験当日の時間配分を解説しています。時間が足りず問題が解けない、その結果不合格にならないよう、タイムマネジメントのポイント4つも紹介。...

 

(8)試験の合格点は何点?

USCPA試験は99点満点中、75点以上で合格です。

スコアリリース(結果発表)で「75」以上のスコアが表示されれば合格です!

 

注)正確に言うとUSCPA試験は点ではないです。

とにかく「75」以上なら合格。

 

ちなみに、74点で不合格になる受験生が多いため、74点と75点の間には壁があると言われています。

74点だった場合の壁の乗り越えかたも参考にしてください。

USCPA試験「74点と75点の間の壁」の乗り越えかた
【脱ギリギリ不合格!】74点と75点の間の壁の乗り越えかたを解説USCPA試験で不合格を繰り返す方は必見!実はAUDでは特に74点で不合格になる人が多い.。「74点と75点の間の壁」は高いとよく言われる。なぜ繰り返し不合格になってしまうのか、合格するための対策、リベンジ勉強法を解説。...

 

(9)試験の結果の見かたは?

2024年新試験に向けて、NASBAのシステムが新システムに移行しました。

その結果、今まではスコアが表示され合否を判定していました(「75」以上が表示されれば合格)でしたが、スコアより先にStatus(Passed/Failed)だけが表示されています。

 

View exam section history をクリックすると結果が表示されます。

  • Status:Passed, Credit →合格!
  • Status:Failed, No Credit →不合格…

 

Exam Section Statusは白いままでも、合格の場合はAPPLY NOWから飛んだページに「You have credit for this exam」との表記が受験科目のところにあります。

合格の場合(✔あり)↓

USCPA試験のスコアリリース合格(Credit)

不合格の場合(✔なし)↓

USCPA試験のスコアリリース不合格の場合

 

(10)試験は誰が採点する?

USCPA試験の採点はAICPAが行います。

NASBAが採点を行うのではありません。

 

AICPAは受験者の受験IDを使って採点します

あなたの名前、性別、民族、どこで教育を受けたか、どこに住んでいるのか、どの州に出願したのかを知ることはありません。

 

「国ごとに合格者を調整している。日本人の合格者を増やさないように、日本人受験者の採点を厳しくしている(だから日本人だけの合格率が低いのも仕方がない)」。

こんなことを書いている人を見かけたことがありますが、そのような操作はできない仕組みになっていますよ(それに、日本人だけの合格率は低くありません)。

 

採点を終えたら、NASBAにアドバイザリースコアが送付されます。

NASBAはNational Candidate Databaseにスコアをアップロードし、そこで受験IDを使用して受験者のファイルと照合します。

AICPAからスコアを受け取り始めてから48時間以内に、NASBAはサイト内にスコアを掲載します。

 

(11)試験結果に納得いかない!

実は、こんな相談・質問をUSCPA受験生からいただくことが多いです。

  • USCPA試験のスコアが低すぎるがどうして!?
  • 合格だと確信していたのに不合格になったから、調査してもらえる?

 

このような受験生は、大きくは2つのパターンに分けられます。

  1. 最後のテストレット5の「Submit」が押せなかった:解答が送信できなかったのでは?
  2. テストレット3でお手洗いに行きたくて途中退出してしまった:途中退出したので失格扱いになったのでは?

何もなかったら、そこまで騒いだりしないですからね。

 

「Submit」が押せていなかった場合に関しては、NASBAに確認するとデータは来ていると言われます。

もし「Submit」が押せていなかったのが心配であれば、NASBAに確認してみてくださいね。

 

お手洗いで途中退出した場合、途中退出の事実はプロメトリックから出願州のBoAに報告がいくようです。

ですが報告がいくだけで、ペナルティーで採点されないということはないと思っていいです(絶対とは言えませんが、NASBAに確認をした受験生への返事からすると)。

 

この2つのパターンの場合。

調査してもらっても結果が変わる(スコアアップしてもらえる・合格になる)可能性は限りなくゼロだと言えます。

 

スコアに納得がいかないと相談をいただいた場合は、その方に「Performance Report」でMC問題がWeaker以外(Comparable か Stronger)になっているか確認してもらっています。

ちなみに、今までMC問題がWeakerだった方しかいませんでした

 

つまり、テストレット3や5(TBS問題ですね)の結果うんぬんではなく、MC問題からできていないという話になります。

MC問題がStrongerだったのに、あまりにもひどい点だったら、調査してもらうのを考えてみてもいいかもしれませんが。

NASBAに問い合わせる前に「Performance Report」を確認することを強くおすすめします。

 

自分ではできたと思っていても、たとえば、問題文に従って解答していないということがありえます。

よくあるのが、小数点や符号の取り扱いです。

 

できれば、USCPA試験に関するFAQ(よくある質問)を解説!受験生は確認マストをご確認ください。

FAQ
USCPA試験に関するFAQ(よくある質問)を解説!受験生は確認マストUSCPAどこのブログに寄せられたUSCPA試験に関するFAQ(よくある質問)をまとめて徹底解説!USCPA試験制度、試験中の操作、効率的な学習法のについて、受験生が一度は疑問に思うことが当記事を読めば解決。...

 

音声で確認したい場合は、USCPA試験FAQ(よくある質問)解説!学習ステージ別攻略法でどうぞ。

 

 

また、テストレット3でお手洗いのための途中退出した場合は、お手洗いに行きたくて途中から集中できていなかった可能性があります。

テストレット3の後だけではなく、他のテストレットとテストレットの間にも休憩できますので、テストレット2の後にお手洗いに行くといいですね。

 

 

 

以上、「USCPAスコアリリースはいつ?結果発表日と日本時間予想」でした。

困った君
困った君
USCPA試験のスコアリリースの日を確認する方法も、スコアリリースの時間を知る方法も、どちらも分かったよ。

最近のスコアリリースの状況も把握したよ。

どこ
どこ
USCPA試験の試験日と併せて、スコアリリースの日も、学習プランに組み込んでおこうね。

合格していたら他の科目を勉強するし、不合格だったら再受験しないといけないからね(もし最後の科目で、合格していたら、お祝いしないといけないし!)。

試験の結果次第で、今後どうするか決めることになるので、スコアリリースの日は、学習プランを立てるうえで大切な要素の1つだからね。

少しでも早く試験の結果を知って、結果を待ってドキドキする時間が減らせると嬉しいよ。

 

USCPA合格後については、こちらを参考にしてください。

USCPA合格後
USCPA合格後にやること!USCPAに合格したら【7ステップ】USCPA合格後にやることを解説!合格後にやることは7つのステップ!USCPA合格報告、合格証明書入手、USCPAライセンス取得、転職エージェント登録、副業で年収2,000万円、英語の勉強、他の資格・学位取得の7つ!...

 

どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。

USCPA資格の活かし方USCPA短期合格のコツも記載しています。