先日受験した科目が不合格だったんだけど、USCPA予備校の教材だけで大丈夫かな。
USCPA洋書問題集も買った方がいいのか知りたいな。
アビタスの受講生でアビタスの教材だけで全科目合格。
でも、USCPAの洋書問題集も購入した方がいいのか、疑問に思う気持ちはよく分かるよ。
どんな人がUSCPAの洋書問題集の購入を考えてもいいのか、どのUSCPAの洋書問題集がおすすめなのか、ご説明していくね。
USCPAの洋書問題集は必要?【Wiley(ワイリー)Test Bankは単科購入できず】

USCPAの洋書問題集は必要なのかというご質問をよくいただきます。
どこの個人的な考えとしては、独学の人を除いては、ほとんどの人は洋書問題集は必要ないと思っています。
ですが、場合によっては洋書問題集を追加教材として購入してもいいのではないかと思いますので、ご説明していくことにします。
USCPAの洋書問題集は必要?
- USCPAの洋書問題集の購入を考えてもいいのはこんな人
- 洋書問題集の種類
1.USCPAの洋書問題集の購入を考えてもいいのはこんな人

以下のような人は、USCPAの洋書問題集の購入を考えてもいいと思います。
USCPAの洋書問題集の購入を考えてもいい人
- USCPA予備校に通わず、独学の人☜購入はマスト
- アビタス受講生で、アビタスの教材はしっかりやったが、ギリギリで何度も不合格になる人
- TAC受講生か受講生で、今使っている洋書問題集が合わない人
- プロアクティブ受講生で、プロアクティブの問題集の解説では不十分な人
(1)USCPA予備校に通わず、独学の人
独学の人は、洋書問題集を買うのはマストです。
詳しくは、USCPA(米国公認会計士)の独学に関する記事を参考にしてくださいね。

(2)アビタス受講生で、アビタスの教材はしっかりやったが、ギリギリで何度も不合格になる人
アビタス受講生は、アビタスのオリジナル教材で、USCPA試験の学習をすることになります。
アビタスの教材は、最小の労力で、最短で合格できるようなカリキュラムになっています。
ですので、アビタスの教材だけをしっかりやれば(問題集は9割以上の正答率になるのが目安)、それだけで合格できます(どこはそう確信しています)。
アビ校のものです。
Wileyを買い足す方もおられるみたいですが、予備校の問題集、直前対策、模試、リリース問題をすれば十分だと思います。私はWileyにまで手を出す余裕はなかったですね〜
— おかん (@around40_okan) November 18, 2021
どこも同じく、そもそもWileyにまで手を出す余裕がありませんでした。。
アビタス受講生で不合格になってしまい、洋書問題集の購入を考えた場合、以下のような考え方をするといいと思います。
- 60点代以下で不合格の場合☞アビタスの教材をしっかりやる
- 70点代(70点~74点)で1度不合格になった場合☞アビタスの教材をしっかりやる
- ギリギリ(73点、74点)で何度も不合格の場合☞洋書問題集も導入してみる
苦手な分野を補強することで、安心して本番の試験に臨めるのならば、洋書問題集を使うのもアリかと思います。
たとえば、どこがアビタスの受講生だったときは、BEC受験前のアビタス受講生が教室に集まって、WileyのIT分野の問題だけコピーをして(本当はダメです)、IT問題の補足をしあっていました。
結局、試験本番では、IT分野に関しては、アビタスでもWileyでも取り上げられていない問題が多く出題されました(IT分野は、単に覚えてるかどうかが試されるMC問題が多かったです)。
アビタスでもWileyでも取り上げられていないのだからと、いさぎよく一番解答と思われる選択肢を選び、さっさと次に進めました。
ですので、合否には関係はなかったかもしれませんが、BECのIT問題だけはWileyもやっておいて良かったとは思います。
(3)TAC受講生か大原受講生で、今使っている洋書問題集が合わない人
TAC受講生と大原受講生は、オリジナルテキストと洋書問題集を併用して、USCPA試験の学習をすることになります。
- TAC受講生:Becker(ベッカー)を使用
- 大原受講生:Roger(ロジャー)を使用
ですので、TAC受講生と大原受講生については、どうしても使っている洋書問題集が合わない場合に、他の洋書問題集も使うことが視野に入るのかと思います。
ですが、どの洋書問題集も内容に大きな差はないので、合わないから他の洋書問題集を使うという選択がいいかは疑問があります。
(4)プロアクティブ受講生で、プロアクティブの問題集の解説では不十分な人
プロアクティブ受講生も、プロアクティブのオリジナル教材で、USCPA試験の学習をすることになります。
どこは、プロアクティブの教材のことはよく知らないので、はっきりとしたことは言えません。
ですが、プロアクティブの問題集の解説だけでは理解できない、解説が解説になっていないというプロアクティブ受講生の相談を山ほど受けています。
プロアクティブの問題集の解説では不十分だと感じる場合は、早めに洋書問題集も並行してやるといいのではないでしょうか。
ただ、最新版が手に入るのならば、アビタスの中古教材を購入することを考えてもいいかと思います(本当はダメですが、そうしているプロアクティブ受講生が多いです)。
- 早めに洋書問題集も買い、プロアクティブの問題集と並行して解く
- アビタスの中古教材を買うことも、選択肢に入れていいかも?
2.洋書問題集の種類は?

具体的には、どんなUSCPA洋書問題集があるのでしょうか。
米国での大手USCPA予備校の洋書教材は、以下の3つです。
洋書教材 | 価格 | 購入方法 |
Roger | 約1,800ドル/4科目 | Roger公式サイトで購入 |
Becker | 58,000円(税込み)
ただし、TAC入会金10,000円(税込み)が別途必要 |
TAC公式サイトで購入 |
Gleim | 約250ドル/1科目 | Gleim公式サイトで購入 |
かつてはBISKという教材があり、プロアクティブが提携していましたが、既にありません(ですが、いまだにプロアクティブの問題にはBISKの問題が含まれています)。
(1)Wileyがおすすめだったが買えなくなった
今までWiley(ワイリー)をおすすめしていました。
Wiley Test Bankは使いやすく問題数が多く、約150ドルとお手頃だったからです。
ですが、Wiley(Wiley Efficient Learning)は UWorld/Rogerに吸収合併され、2023年10月31日付でUWorld/Rogerのポータルに移行してしまいました。
それに伴い、Test Bankはもう販売しないことになったそうです(2023年11月9日にUWorldに確認)。
(2)Rogerはコースでしか買えない
Roger(ロジャー)はというと、問題集のみの販売はされておらず、コースでの購入となります。
ですので、Roger(ロジャー)は、価格の面で、候補から外れるかと思います。
そもそも大原受講生はRoger(ロジャー)を既に使っていますので、候補にはしないでしょう。
(3)BeckerかGleimが現時点ではおすすめ
今まではWileyのTest Bankがおすすめだったのですが、BeckerかGleimが現時点ではおすすめとなります(また変更する可能性はあります)。
Beckerは、Becker公式サイトからも買えるのですが、TAC公式サイトから買った方が安いです(2023年12月時点では)。
Beckerの購入
- Becker公式サイト:849ドル
- TAC公式サイト:58,000円+10,000円(TACの入会金)
Beckerの評判はいいのですが、少し高いため、おすすめしていいものか迷います。
ただ、合格可能性を少しでも上げて再受験料がかからなければ、結局トータルでは安くなるかもしれません。
Gleimは、比較的安いのですが、日本人受験生ではあまり使っている人がいないため、評判が未知数です。
Wileyは、アビタス受講生が補足教材として使ってきて評判は良かったのでおすすめしてきましたが(安かったですし)、Gleimはおすすめしていいものか現在調査中です。
3.おすすめ教材Wiley(ワイリー)の詳細【2023年12月時点ではおすすめではありません】

Wiley(ワイリー)をおすすめさせていただいたので、もう少し詳細をお伝えしようと思います。
Wiley(ワイリー)の問題集は、Web上で問題を解く「Wiley CPAexcel EXAM REVIEW TEST BANK」というオンライン問題集がおすすめです。
2023年10月31日から使えなくなってしまったので、おすすめからは外します(2023年12月時点では)。
当記事も更新しますので、少々お待ちください。
(1)「Wiley Test Bank」の基礎情報
まず、「Wiley Test Bank」の基礎情報について、見ていきます。
Wiley Test Bankの基礎情報
- 冊子ではなく、PINコードが届く
- アクセス期限がある:1科目ずつ購入の場合1年間、4科目セットで購入の場合2年間
アクセス期限内に合格しなかった場合は、最新年度のものを再購入するのが、USCPA試験の改定に対応するためにも必要でしょう。
(2)「Wiley Test Bank」の特徴
つぎに、「Wiley Test Bank」の特徴について、見ていきます。
Wiley Test Bankの特徴
- MC問題数がかなり多い(4科目合計で6,000問以上)
- TBS問題数はあまり多くない(4科目合計で約200問)
- 本番と似た画面の作り
- 正誤がすぐわかる
- 問題ごとの正誤が記録される
- 誤った問題だけ選べる
問題数(Wileyの公式HPを参照しました)は、MCは多すぎるくらいです。
アビタスの問題集の3倍から4倍のボリュームでしょうか。
ですが、TBSはあまり多くなく、アビタスの問題集より少ないくらいです。
「Wiley Test Bank」は、オンラインで問題を解くので、選択肢を選ぶとすぐに正解かどうかが分かったり、どの問題が正解だったかなどの記録がされます。
自分の弱点を把握しやすいですし、復習や間違った問題だけ再度解いてみるのにも便利ですね。
(3)「Wiley Test Bank」の使い方
さいごに、「Wiley Test Bank」の使い方について、見ていきます。
「Wiley Test Bank」のMC問題は、多少、良問とは言えない問題も含まれています。
また、解説が十分とは言えず、不親切な問題もあります。
ですので、使い方のおすすめとしては、完璧に全部の問題をこなそうとするのではなく、予備校の問題集とは違った視点での問題に答えることで、理解を深めようとするのが良いかと思います。
くれぐれも「Wiley Test Bank」を全部解き終えることが目的にならないようにしてください。
以上、「USCPAの洋書問題集は必要?【Wiley(ワイリー)Test Bankは単科購入できず】」でした。
でも、必要だと思ったら、必要な科目だけWileyのTest Bankを購入しようかな。
特に、アビタス受講生については、教材を完璧にやったのに、ギリギリで何度も不合格になって、もう何をやったらいいのか分からないという状態になったら、洋書問題集に手を付けるくらいでいいのかと思うよ。
USCPA試験については、取り組む問題数が多ければ多いほど良いのではなく、どれだけ深く理解して問題が解けているかが大事だと思うから、その点は心に留めてね。
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