【2026年】米国公認会計士(USCPA)試験制度を解説!【短期合格したい人用】

2024年の新試験制度から必須3科目と選択1科目になったけど、科目の難易度や合格の有効期限は今どうなっているのかな?

新試験制度になって、戦略的な学習計画がこれまで以上に重要になっているよ。
この記事では、試験の基本的な仕組みから科目構成、費用、そして合格までの具体的なプロセスまで、短期合格を目指すすべての日本人受験生が知っておくべき情報をまとめたよ。
ぜひ、あなたの受験戦略に活用してね。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
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USCPA資格の活かしかた・USCPA短期合格のコツを記載しています。
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1. USCPA試験の基本的な仕組み
USCPA試験は、米国の公認会計士資格を得るための全国統一試験です。
その運営は、以下の3つの基本要素で成り立っています。
(1)試験形式
USCPA試験の試験形式は、全米で統一されたコンピュータ形式の試験(CBT: Computer-Based Testing)です。
どの州に出願しても、試験問題は同じで、データベースからランダムに出題されます。
(2)採点基準
USCPA試験の採点基準は、どの州に出願しても、試験問題の内容や採点基準は完全に同一です。
これにより、全米で一貫したレベルの会計士が輩出される仕組みになっています。
(3)関連機関
USCPA試験の運営は、以下の3つの専門機関が役割を分担しています。
USCPA試験の関連機関
- AICPA(米国公認会計士協会):USCPA試験の作成と採点
- NASBA(全米州政府会計委員会):USCPA試験受験の手続き全般
- Prometric(プロメトリック):USCPA試験受験会場の運営
AICPA(米国公認会計士協会)
AICPA(米国公認会計士協会)は、USCPA試験を作成しており、学習に役立つ情報を発信しています。
たとえば、AICPAサンプルテスト、AICPAリリース問題、Blueprintsは、必ず受験前に取り組みたいマテリアルです。
NASBA(全米州政府会計委員会)
NASBA(全米州政府会計委員会)は、USCPA試験の受験に関して情報を発信しています。
受験資格の審査、受験票(NTS)の発行、試験結果の通知など、受験手続き全般を管理します。
Prometric(プロメトリック)
Prometric(プロメトリック)は、試験会場の運営を担当する民間企業です。
日本国内を含め、世界各地にテストセンターを展開しています。
USCPA試験の会場に関して、分からないことがあったらプロメトリックに問い合わせるといいでしょう。
たとえば、受験当日に持っていく物、持ち込める物など疑問点があったら、丁寧に教えてくれます。
USCPA試験の関連機関については、こちらを参考にしてください。
2.USCPA試験科目と構成
2026年からのUSCPA試験は、「Core + Discipline」モデルと呼ばれる新しい制度に基づいています。
これは、すべてのCPAが持つべき中核知識と、専門分野の知識を両立させることを目的としています。
(1)試験制度の概要
USCPA試験に合格するためには、必須3科目(Core)と、選択1科目(Discipline)の合計4科目に合格する必要があります。
各科目の試験時間は4時間です。
どの科目をどの順番で受験するかは、受験生が自由に決めることができます。
(2)科目一覧
必須3科目(Core)と選択1科目(Discipline)は次の通りです。
USCPA試験科目
必須科目(Core):3科目マスト
- FAR (Financial Accounting and Reporting):財務会計
- AUD (Auditing and Attestation):監査と証明業務
- REG (Taxation and Regulation):税法と商法
選択科目(Discipline):3科目の中から1科目選択
- BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
- ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
- TCP(Tax Compliance and Planning):税法順守と税務計画
(3)出題方針
USCPA試験の出題方針は、伝統的に「広く浅く」と言われています。
これは新試験制度でも変わりません。
問われるのは、新人CPAとして実務を行う上で必須となる基礎知識であり、決して難解な奇問が出題されるわけではありません。
そのため、試験範囲は広いですが、1つ1つの論点の難易度は決して高くないのが特徴と言えます。
選択科目の選びかたについては、以下の記事を参考にしてください。
試験科目ごとの時間配分については、以下の記事を参考にしてください。
USCPA試験科目の特徴と試験対策については、以下の記事を参考にしてください。
必須科目
選択科目
出題内容・出題割合・必要とされるスキルレベルは「Blueprints(ブループリント)」に書かれていますので、一読しておくことをおすすめします。
3.USCPA試験の出題形式・構成・配点
USCPA試験の出題形式と配点を解説します。
(1)出題形式
USCPA試験の出題形式は、大きくは2種類です。
USCPA試験の出題形式
- Multiple-Choice Questions (MCQ):MC問題と呼ばれる。四択問題。4つの選択肢から最も適切な答えを1つ選ぶ、客観式の問題。
- Task-Based Simulations (TBS):TBS問題と呼ばれる。事例形式問題。実務で遭遇するような具体的なケース(事例)が提示され、関連資料を基に分析や計算、リサーチを行う応用力が問われる問題。
なお、旧試験制度で出題されていた記述式問題(Written Communication)は、現在の試験では廃止されています。
MC問題とは、4つの選択肢の中から、1つ正解を選ぶ形式です。
TBS問題とは、ケース・スタディーの形式で、USCPAが実際に実務で遭遇するであろう業務がケース化され、分析力・判断力・応用力・リサーチ力などが問われます。
(2)テストレット構成
各科目の試験は、5つのテストレット(問題群)で構成されています。
各科目のテストレット(問題群)の構成
- テストレット1 と 2:Multiple-Choice Questions(MC問題)
- テストレット3、4、5:Task-Based Simulations(TBS問題)
受験中はテストレット1から順番に解答を進めます。
各テストレット内では問題間を自由に行き来できますが、一度次のテストレットに進むと、前のテストレットに戻ることは絶対にできないため要注意!
テストレット内は、色々なトピックの問題が順不同で並んでいます。
よって、同じトピックの問題別に問題演習をしていると、本番でとっさに何のトピックの問題か判断するのが難しくなるので、気をつけてくださいね。
(3)科目別出題数・配点比率
各科目のMC問題とTBS問題の出題数・配点比率は以下の通りです。
|
科目
|
MC問題数
|
TBS問題数
|
MC配点比率
|
TBS配点比率
|
| FAR |
50問
|
7問
|
50%
|
50%
|
| AUD |
78問
|
7問
|
50%
|
50%
|
| REG |
72問
|
8問
|
50%
|
50%
|
| BAR |
50問
|
7問
|
50%
|
50%
|
| ISC |
82問
|
6問
|
60%
|
40%
|
| TCP |
68問
|
7問
|
50%
|
50%
|
特にISCはMC問題の配点比率が60%と高く、基礎知識の正確な理解と記憶がより重視される科目であることが示唆されます。
ISCを選択した場合は、学習計画を立てる上でこの特徴を考慮してくださいね。
4.USCPA試験の合格基準と科目合格制度
USCPA試験の合格基準と科目合格制度について解説していきます。
(1)合格基準
USCPA試験は、各科目99点満点中、75点以上で合格となる「絶対評価」の試験です。
合格者数に上限はなく、基準に達した受験生は全員が合格できます。
つまり、「落とすための試験ではない」と言えますね。
この75点というスコアは、単純な正答率(例:100問中75問正解)ではありません。
問題ごとの難易度に応じて統計的な処理が施されたスケールドスコアが採用されており、より難しい問題に正解した方が高い評価を得られる仕組みになっています。
USCPA試験の採点方法については、以下の記事を参考にしてください。
(2)科目合格制度
USCPA試験は、1科目ずつ自分のペースで受験できる「科目合格制」を採用しています。
1科目ずつ受験し、4科目全て合格になった時点で「USCPA試験全科目合格」となるわけです。
ですが、科目合格には有効期限が定められています。
最初の科目に合格した時点から、残りの3科目に合格するまでの期間には制限があります。
この期間は出願する州によって異なります。
日本のUSCPA受験生がよく出願する州については、科目合格の有効期限は以下のようになっています。
- アラスカ(AK)/グアム(GU)/ニューヨーク(NY)/モンタナ(MT)州:スコアリリース日(結果発表日)から 30ヶ月
- ワシントン(WA)州:スコアリリース日(結果発表日)から 36ヶ月
もし、有効期限内に4科目全てに合格できなかった場合。
最初に合格した科目の合格実績が完全に失効(Expire)し、ゼロから再受験しなければならなくなります。
5.USCPA試験のその他の特徴
USCPA試験には、日本の試験にはないユニークな特徴がいくつかあります。
(1)ダミー問題(Pretest Questions)
本試験には、全ての科目に「ダミー問題」が含まれています。
「ダミー問題」は採点されないので、正解でも不正解でも、合否には関係ありません。
これは、AICPAが将来の試験問題として採用するための難易度データを収集する目的で出題されるもの。
USCPA試験の問題は、膨大な問題のデータベースからランダムに抽出される仕組み。
問題のレベルを一定の範囲に保つため、受験者の正答率を調査するための実験的な採点しない問題を出題しています。
受験生はどの問題がダミー問題か見分けることはできません。
ですので、受験中は気にしなくて良いと思います。
ただし、もしあまりにも難しい問題が出題された場合「ダミー問題」の可能性があるとして、時間をかけず次に進むのは大事な受験戦略のひとつです。
正答率が極端に低い難問や奇問は、実力を判定するのに適さないとして、試験のデータベースから省かれています。
よって、あまりにも難しい問題の場合「採点される問題(Operational Questions)」ではない可能性が高いからです。
新試験制度では、ダミー問題の正確な出題数は公表されていません。
ですが、旧試験制度と同じくらいと仮定すれば、MC問題は約20%、つまり5問に1問くらいは「ダミー問題」となります。
注意:2024年1月からの新USCPA試験でのダミー問題の出題数は、AICPAより教えられないと回答があったため不明です。
新USCPA試験でのダミー問題の出題数は、「正確な数は言えない」とAICPAから回答がありました。
旧試験の時は公表されていたのですが🤔
ちなみに、旧試験でのダミー問題の出題数は、MC問題で12問、TBS問題で1問。
MC問題は5問中1問くらい(約20%)、TBS問題は8問中1問がダミー問題だったわけです。 pic.twitter.com/1umNGXFvFH
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) February 23, 2024
USCPA試験の「ダミー問題」については、以下の記事を参考にしてください。
また、動画でも(啓蒙動画なので短いですが)解説しています。
USCPA試験の“ダミー問題”知ってる?焦った人から落ちていく
(2)休憩時間
USCPA試験は、5つのテストレットで構成されていますが、テストレット3と4の間に、試験時間とは別に15分間の公式な休憩が与えられます。
テストレット3とテストレット4の間の15分間の休憩は試験タイマーが停止するため、リフレッシュのために有効活用できます。
もちろん、それ以外のタイミング(例:テストレット1と2の間)で休憩を取ることも可能です。
ですが、その場合は試験時間が消費されてしまい、試験時間が短くなってしまいます(タイマーが進みます)ので、注意してくださいね。
試験の画面上で「休憩する」を選択すると、席から離れて休憩することになります(席で休憩する際は「休憩する」を選択しないようにします)。
休憩時間には、お手洗いに行ったり、ロッカーを開け、飲み物、お菓子などを取り出し、飲食が可能となります。
注意:現在、水だけは試験中に席で飲めるようになっています。
テストレット中に休憩を取る行為について
テストレットとテストレットの間に休憩を取るのは問題ありません。
ですが、テストレット中に(テストレットを終わらせずに)トイレに行こうとする方がいます(結構多いです)。
テストレット中に休憩することを大ごとと思わず気軽に取る人がいますが、実際は禁止行為です。
今のところ、テストレット中に休憩をしたことで失格となった例は日本のプロメトリックでは聞きません。
ですが、休憩を取った事実は、プロメトリックからAICPAに報告がいっているそうです。
失格の例はないとはいえ、本来のルールとしては失格となってもおかしくないので、テストレット中に気軽にトイレに行くのはやめたほうがいいです。
テストレットとテストレットの間に行くようにしてくださいね。
(3)難易度変化(新試験から廃止)
かつては、MC問題の正答率に応じて次のテストレットの問題難易度が変動する仕組み(アダプティブテスト)が採用されていました。
ですが、この仕組みは2024年1月の新試験制度から廃止されました。
現在は、受験生全員が同じ難易度構成の問題を解くことになっています。
6.USCPA受験日と試験会場
USCPA試験の受験日と試験会場について解説していきます。
(1)受験日
USCPA試験は、プロメトリックテストセンターの休業日を除き、年間を通じて土日祝日を含めほぼ毎日受験することが可能です。
ただし、科目によって試験結果の発表(スコアリリース)のタイミングが異なります。
- 必須科目(Core): 通年で随時結果が発表される傾向にあります(ローリングベース)
- 選択科目(Discipline): 四半期ごと(3ヶ月に1回)にまとめて結果が発表される傾向にあります。
スコアリリーススケジュールは、USCPA試験の受験戦略で非常に大事ですので、以下の記事を参照してよく研究してください。
(2)試験会場
USCPA試験の試験会場は、プロメトリック(Prometric)というコンピュータ試験を運営する会社のテストセンターです。
日本の受験生は、米国本土やその他の海外のテストセンターで受験できますが、日本で受験する場合は、東京の御茶ノ水か、大阪の中津のプロメトリックテストセンターとなります。
日本でのUSCPA試験会場
日本だと東京と大阪の2ヶ所のプロメトリックテストセンターのみ。
ですが、米国には約300か所の受験会場があり、さらに欧州、南米、中東などでも受験が可能です。
米国で受験する場合は、出願州と受験州を一致させる必要はありません(たとえば、出願はワシントン州、受験はグアムなども可能)。
ちなみに、日本で受験できなかった頃は、グアムで受験する日本人が多かったのですが、グアム会場も日本会場と同じく追加手数料の支払いが必要です。
USCPA受験当日の持ち物、USCPA受験当日の流れ、USCPA試験パソコン画面の流れについては、以下の記事を参考にしてください。
7.USCPA試験にかかる費用
USCPA試験の受験には、大きく分けて3種類の費用が必要です。
日本で受験する場合は、さらにもう1種類の費用が必要となり、合計で4種類の費用となることにご注意ください。
(1)Education Evaluation Application Fee(受験資格審査料)
最初の出願時に一度だけ支払う手数料です。
出願する州によって金額が異なります。
|
出願州
|
受験資格審査料
|
|
アラスカ州
|
$121.00
|
|
グアム
|
$136.00
|
|
モンタナ州
|
$146.00
|
|
ニューヨーク州
|
$96.00
|
|
ワシントン州
|
$96.00
|
(2)Exam Section Fee(科目別試験料)
1科目ごとに出願する際に支払う受験料です。
どの州でも同じ額です。
|
出願州
|
受験資格審査料
|
|
アラスカ州
|
$265.57
|
|
グアム
|
$265.57
|
|
モンタナ州
|
$265.57
|
|
ニューヨーク州
|
$265.57
|
|
ワシントン州
|
$265.57
|
(3)Exam Application/Registration Fee(試験登録手数料)
1科目ごとに出願する際に支払う登録手数料です。
こちらも州によって若干異なります。
|
出願州
|
受験資格審査料
|
|
アラスカ州
|
$109.00
|
|
グアム
|
$116.00
|
|
モンタナ州
|
$143.00
|
|
ニューヨーク州
|
$96.00
|
|
ワシントン州
|
$103.00
|
日本受験の場合:日本会場手数料 (International Administration Fee)
さらに、日本で受験する場合、追加で手数料が必要です。
受験票(NTS)を受領し試験会場を選択する前に、日本会場手数料(国際試験追加料金)を支払う必要があります。
どの州でも同じ金額です。
|
出願州
|
受験資格審査料
|
|
アラスカ州
|
$390.00
|
|
グアム
|
$390.00
|
|
モンタナ州
|
$390.00
|
|
ニューヨーク州
|
$390.00
|
|
ワシントン州
|
$390.00
|
1科目750ドルから800ドルくらい、4科目で3,000ドルから3,200ドルくらい。
全科目1回で合格しても3,000ドルから3,200ドルかかるというわけですね(円換算すると、11万円から12万円くらいだと考えてください)。
- 受験資格審査料が2024年9月に3ドル高くなりました。
- また、2025年6月に受験料の内訳が明確化され(それまでは、試験料と出願手数料が1つになっていました)、アラスカが22ドル、グアムが40ドル、モンタナが50ドル高くなりました。
USCPA試験合格までにかかる費用は、こちらを参考にしてください。
8.USCPA試験の受験予約と結果確認
USCPA試験の受験予約と結果確認について解説します。
(1)受験予約
受験予約については、以下の3つのステップとなります。
- NTS(受験票)の発行: NASBAでの出願手続きが完了すると、NTS(Notice to Schedule)と呼ばれる受験票が発行される。
- 会場手数料の支払い: 日本で受験する場合は、NASBAのサイト上で会場手数料を支払う。
- 会場予約: プロメトリックのウェブサイトにアクセスし、NTSに記載されたSection IDを使って希望の日時と会場を予約。
➀NTS(受験票)の発行
NTS(受験票)の有効期限は発行日から6ヶ月間です。
よって、テストセンターに空席さえあれば、NTS(受験票)が発行されてから6ヶ月以内の好きな日に受験できます。
6ヶ月以内に受験を完了する必要があるため、計画的に予約を進めましょう。
➁会場手数料の支払い
NASBAモバイルアプリが最近できて、会場手数料の支払いができるようになっています。
③試験会場の予約
試験会場の予約は、プロメトリックのサイトで手続きできます。
受験したいプロメトリックテストセンター(日本での受験の場合は、東京御茶ノ水ソラシティか大阪中津試験会場)を選び、空席状況を確認します。
それから、NTS(受験票)の試験IDを入力して予約します。
日本での受験の場合は、日本会場手数料を払ってから約24時間経つと(カード決済が処理されると)、日本会場の予約ができます。
また、受験日の予約変更も可能です。
ただし、受験予約日からどのくらい前かにより手数料が変わり、受験予約日の24時間以内は変更ができません(受験料が没収されます)ので注意が必要です。
さらに、各科目の年間の受験回数に制限がありませんので、試験結果が不合格だと分かりしだい、その科目を再受験することができます。
ただし、選択科目は四半期ごとに1回のスコアリリースですので、受験回数は多くても年間4回までとなります。
プロメトリックテストセンターのUSCPA試験予約と変更(リスケ)について、こちらの記事を参考にしてください。
(2)試験結果(スコア)確認
試験結果(スコア)は、NASBAのCPA Portalサイトで、自分で確認することになります。
結果発表(スコアリリース)のスケジュールは、AICPAのサイトに記載されています。
結果(スコア)は、必須科目は年間を通じてローリングベースで、選択科目は四半期ごとの発表となっています。
必須科目のローリングベースは、受験日のカットオフが決まっており、その期間に受験した場合、何日に結果発表(スコアリリース)されると決まっています。
ですので、受験日を決める際に、結果発表(スコアリリース)までの期間がなるべく短くなるようにするなど、受験戦略で大事になるわけです。
USCPA試験結果発表(スコアリリース)については、以下を参考にしてください。
万が一不合格だった場合でも、Performance Report(パフォーマンスレポート)が提供されます。
このレポートには、分野ごとの成績が「Weaker(合格者より下回る)」「Comparable(同等)」「Stronger(上回る)」の3段階で示されています。
このレポートは単なる不合格通知ではなく、再受験に向けた具体的なロードマップです。
弱点分野を客観的に把握し、学習計画を再構築するための貴重なツールとして活用してくださいね。
Performance Report(パフォーマンスレポート)でのUSCPA再受験対策については、以下を参考にしてください。
以上、「米国公認会計士(USCPA)試験制度を解説!【短期合格したい人用】」でした。

コンピュータ試験で、試験会場の予約から、受験、試験結果の確認までパソコンでできるんだね。
好きな日に受験できるし、全員が同じ問題を解くのではなく、ランダムに出題されるとか進んでるね。

USCPA試験は、自分のタイミングで土日も含めて受験できるから、働いていても受験しやすいよね。
年間を通して受験できるのも、基本的な知識が身についていれば全員合格になるのも、日本の公認会計士試験に比べて魅力的だよね。
USCPAに興味があったら、ぜひチャレンジしてみてね。
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