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USCPA試験科目の受験順番の決めかた【自分に合う理想の順番は?】

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困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)試験を受けることにしたよ。

USCPAの試験科目は必須科目のFAR・AUD・REGの3科目と、選択科目のBAR・ISC・TCPのうち1科目の合計4科目だよね。

どの順番で受験したらいいのか分からなくて困ったな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA試験に短期合格するためには、4科目をどの順番で、いつ受けるのか戦略を練ることが大事!

各USCPA予備校に問い合わせて、おすすめの順番とその理由を教えてもらったよ。

受験の順番を決めるためのヒントを解説するから、自分に合った順番を決めてね。

1.USCPA試験科目の受験順番を決める重要性

USCPA試験科目の受験の順番は非常に重要です。

これからUSCPA試験を受けようとしている人で、なんとなくで決めようとしているなら、思い直してください!

 

USCPA試験の試験科目は、必須科目(FAR・AUD・REGの3科目)と選択科目(BAR・ISC・TCPの中から1科目)の合計4科目ですね。

USCPA試験科目

必須科目(Core):3科目必須

  1. FAR(Financial Accounting and Reporting):財務会計
  2. AUD(Auditing and Attestation):監査と証明業務
  3. REG(Taxation and Regulation):税法と商法

選択科目(Discipline):1科目選択

  1. BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
  2. ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
  3. TCP(Tax Compliance and Planning):税法遵守と税務計画

 

USCPA試験の4科目は、どの順番で受けてもかまいません。

受験生が自分で決められます。

 

自由に順番を決めていいと言われても、どのように決めたらいいかわからなくないですか?

予備校のおすすめの順番にそのまま従ったり、他の受験生が受ける順番をそのまま真似てしまおうと思っていませんか?

 

受験科目の順番は非常に大事です。

きちんと考えなくてはいけない理由を最初に確認しておいてくださいね。

 

受験する科目の順番を決めることの重要性

  1. 学習の効率性に影響する
  2. モチベーション維持に影響する
  3. 各科目の特徴を知ることになる
  4. 学習スケジュールをたてるのに必須である

 

(1)学習の効率性に影響する

受験する科目の順番を決めるのは、USCPA短期合格のための大事な戦略の1つです。

受験する科目の順番次第で、効率的にUSCPA試験の学習が進められるかが変わってきます。

 

たとえば、他の科目の基礎となる科目(FARのことです)は、最初に受ける必要があるでしょう。

基礎がわかっていないまま、他の応用的な科目を進めるのは、効率的ではありません。

 

(2)モチベーション維持に影響する

各科目は、同じボリューム、同じ難易度、同じ準備のしやすさではありません。

ですので、受験できるレベルに到達するまでの期間・合格率が各科目で異なります。

 

あなたのタイプはどれ?

A:最初に難しいものは片づけてしまい、あとは楽になりたい!

B:最初は簡単なものにとりかかり、自信をつけてから難しいものに立ち向かいたい!

C:難しいもの・簡単なもの・難しいもの・簡単なものと、メリハリをつけたい!

 

USCPA試験の学習は、1年くらいはかかる長丁場。

自分のタイプに合わせて受験科目の順番を決め、モチベーションが続くようにしなくてはなりません!

 

(3)各科目の特徴を知ることになる

どの順番で受験するか決めるためには、各科目の特徴を知る必要があります。

反対に言うと「受験する科目の順番を決める」という目的を果たすことは、「USCPA試験の各科目について理解を深める」という機会にもなりえます。

USCPA試験の学習を始める前に、各科目について理解していることは、大きなアドバンテージになるわけです。

 

USCPA試験の各科目の特徴については、以下の記事を参照してください。

必須科目

新FARの特徴と試験対策

【FAR】USCPA試験のFARはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】FARは新USCPA試験でどうなった?試験対策は?【FAR】新USCPA試験のFARはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!FARは新出事項がなく、高度な会計トピックがBARに移ったので対策しやすい!とはいえ必要なスキルレベルは高くなり、最初に受験する場合が多いので試験戦略が重要。...

新AUDの特徴と試験対策

【AUD】USCPA試験のAUDはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】AUDは新USCPA試験でどうなった?試験対策は?【AUD】新USCPA試験のAUDはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!AUDは新出事項がほぼなく、覚えておけば解けるMC問題が増えた!とはいえ、高度なスキルが求められるTBS問題も出るので、深い理解も必要。...

新REGの特徴と試験対策

【REG】USCPA試験のREGはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】REGは新USCPA試験でどうなった?試験対策は?【REG】新USCPA試験のREGはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!REGは新出事項がなく、BECからの配分がなく、応用的な税務トピックはTCPに移ったので対策しやすい!必要なスキルレベルも変更がないので心配はいらない。...

選択科目

BARの特徴と試験対策

【2024年最新】BARはどんな科目?試験対策をUSCPAが解説!【BAR】新USCPA試験のBARはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!BARは選択科目の中で、新出事項が少ないこともあり一番人気。ですが、ボリュームがあるし必要なスキルレベルが高いので十分な準備と試験戦略が必要。...

ISCの特徴と試験対策

USCPA試験のISCはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】ISCはどんな科目?試験対策をUSCPAが徹底解説!【ISC】新USCPA試験のISCはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!ISCは選択科目の中で、新出事項が多いため、必要なスキルレベルは低いtが、選ぶ人が一番少ない。ISCの出題情報が少ないため、情報集めが大切!...

TCPの特徴と試験対策

TCPの試験対策と傾向を解説
【2024年最新】TCPはどんな科目?試験対策をUSCPAが解説!【TCP】新USCPA試験のTCPはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!TCPは選択科目の中で、新出事項があるけれど、ボリュームがBARよりないので、選ぶ人がBARに次いで多い。必要なスキルレベルが高いので十分な準備と試験戦略が必要。...

 

(4)学習スケジュールをたてるのに必須である

受験する科目を決めることは、学習スケジュールをたてる際の初めのステップとなります。

学習スケジュールを立てる際は、最終的なゴール(全科目合格)はいつなのかを決め、途中のゴール(科目合格)はいつなのかも決めていきます。

そのために、どの順番で受けるのか決めておく必要があります

 

学習スケジュールについては、以下の記事を参照してください。

USCPA(米国公認会計士)試験の学習スケジュールのたてかた
米国公認会計士(USCPA)試験の学習スケジュールの作り方【3ステップ】米国公認会計士(USCPA)試験の学習スケジュールの作り方を3ステップで解説!最終ゴールを決定し、ゴールまでにすべきことを把握し、すべきタイミングを決めるのが、USCPA試験合格には大切!...

 

4科目をどの順番で受けるのか決めることは、USCPA受験において、人任せにしてはいけない大事なステップ!

 

 

2.新USCPA試験でのおすすめの試験科目の受験順番

新USCPA試験が2024年1月から開始しました!

新USCPA試験での大きな特徴は、選択科目が取り入れられることですね。

今までは、FAR、AUD、BEC、REGの4科目が必須科目で、どの受験生もこの4科目を受験する必要がありました。

 

それが、新試験では、FAR、AUD、REGの3科目が必須科目で、どの受験生もこの3科目を受験する必要がありますが、さらにもう1科目選択科目を受験する必要があります。

選択科目は、BARISCTCPの3科目です。

 

新USCPA試験の科目は、以下のようになります。

必須科目 FAR 財務会計
AUD 監査と証明業務
REG 税務と諸法規
選択科目 BAR ビジネス分析と報告
ISC 情報システムと統制
TCP 税法遵守と税務計画

 

どの選択科目にするかで、受験の順番が決まってきます。

新USCPA試験でのおすすめの受験の順番は、以下のように3パターンになります。

選択科目 1番目 2番目 3番目 4番目
BAR FAR BAR AUD REG
ISC FAR AUD ISC REG
TCP FAR AUD REG TCP

 

なぜこの3つがおすすめなのかですが、まずFARは一番最初というのは、旧試験と同じです。

そして、必修科目と関連する選択科目は続けて学習・受験するのが効率的だから。

 

必須科目と選択科目の関係は、以下のようになります。

必須科目と選択科目の関係

会計関連科目:FARとBAR FARBAR

監査関連科目:AUDとISC AUDISC

税務関連科目:REGとTCP REGTCP

 

つまり、BARを選んだ場合は、BARは会計関連科目なのでFARの次にする。

そして、ISCを選んだ場合は、ISCは監査関連科目なので、AUDの次にする。

さらに、TCPを選んだ場合は、TCPは税務関連科目なので、REGの次にする。

 

今のところ、このようにおすすめしているUSCPAの学校が大半です。

どの選択科目を選ぶかは人によって違いますが、選択科目ごとのおすすめの受験の順番は、これで異論はないのではないでしょうか。

 

補足:2023年までのおすすめの試験科目の受験順番

2023年までの科目でのおすすめの試験科目の受験順番も念のため残しておきます。

2024年1月からの新USCPA試験でも、必須科目(FAR・AUD・REG)の受験順番を決める際にも役に立つ情報だからです。

 

USCPA予備校がおすすめしている受験科目の順番

  1. アビタス:「FAR → BEC → AUD → REG
  2. TAC:「FAR → BEC → REG → AUD」
  3. プロアクティブ:「FAR → AUD → BEC → REG
  4. 大原簿記:「FAR → AUD → REG → BEC」

各USCPA予備校にお問い合わせをして、このような順番になっている理由も教えていただきました。

 

どの順番で受けるかについては、24通り(4×3×2×1)あると既にお話ししました。

ですが、明らかにやめた方が良い順番があるので、結局は各USCPA予備校がおすすめしている、この4通り(1×2×2×1)になると思っていいのではないでしょうか。

 

受験科目の順番をまとめると、以下のようになります。

1番目 2番目 3番目 4番目
確定事項 1番はFAR 2番はREGはダメ
論点事項 BECとAUDのどちら? 最後はREG
選択肢 FAR BEC・AUD AUD・REG・BEC REG・AUD・BEC
パターン1 FAR BEC AUD REG
パターン2 FAR BEC REG AUD
パターン3 FAR AUD BEC REG
パターン4 FAR AUD REG BEC

 

受験科目の順番についての確定事項と論点は、以下となります。

受験科目の順番の確定事項・論点

  1. 確定1:FARが1番
  2. 確定2:REGが2番目はダメ
  3. 論点1:BECとAUDのどちらが先か?
  4. 論点2:最後はREGにするか?

各USCPA予備校が説明していることをベースに、1つ1つ詳細を見ていきます。

 

(1)受験科目の順番確定1:FARは1番目

FARが1番なのは、どのUSCPA予備校も同じです。

FARから受けるというのは、USCPA試験の定石です。

FARが1番目である理由は、以下の2点です。

 

①FARは基礎科目

FARの財務会計の知識が無いと、他の科目の学習も困難となるため、一番最初に手を付ける必要があるでしょう。

FARで学習した知識は、特にBECやAUDの勉強で必要となってきます。

特にAUDでは、仕訳問題など、FARの知識が無いと解けない問題もあります。

 

②FARはボリュームが大きい

FARは、4科目の中で一番ボリュームが大きいです。

 

そこまで難易度は高くないので難易度を加味したとしても、4科目の中で一番勉強時間が必要になるのは否定できないでしょう。

FAR BEC AUD REG
ボリューム(全体を100%とする) 35% 15% 20% 30%
難易度(1:易-4:難)
難易度を加味した後の勉強時間 35% 15% 25% 25%
推定勉強期間(1年で合格の場合) 4ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 3ヶ月

 

受験手続きを済ませFARに合格すれば、USCPA試験の半分はおえたような気持ちにさえなります(本当に半分ではないですけどね)。

FARに合格してからが、第二の始まりといっても過言ではないでしょう。

 

USCPA試験の科目合格の有効期間は18ヶ月です(今後もっと長くなる可能性があります)。

最初の科目に合格すると、18ヶ月で全科目合格しなければならないカウントダウンが開始!

よって、FARという1番重い科目に合格してからカウントダウンが始まると、時間的猶予ができて楽でしょう。

FARが1番な理由

  1. FARは基礎となる科目:最初に学習すべき
  2. FARはボリュームが大きい科目:最初に倒すべき(18ヶ月の有効期限を考慮)

 

(2)受験科目の順番確定2:REGは2番目はダメ

FARの次にREGは選ばないのも、どのUSCPA予備校でも共通しています。

REGが2番目ではない理由は、以下の2点です。

 

①FAR→REGは混乱する可能性あり

FARの次にREGを持ってきていないのは、FARの会計処理(利益計算)とREGの税務処理(税金計算)の違いで混乱する可能性があるからです。

きちんと違いを理解していればFARの次に持ってきてもいいとは思いますが、わざわざ混乱する可能性のある科目を持ってくる理由はないというところでしょうか。

 

②FAR→BEC・AUDは学習効率が良い

FAR→REGとわざわざ内容が似ていないものを続けるのは学習効率が良くないですね。

反対に、FAR→BEC・AUDと一部でも内容が似ているもの(この点は後述します)を続けた方が学習効率が良いです。

REGが2番目はダメな理由

  1. FARは利益計算、REGは税金計算:FAR→REGは混乱するかも?
  2. FARとBEC・AUDは内容が一部近い:FAR→BEC・AUDは学習効率がいい!

 

(3)受験科目の順番論点1:BECとAUDのどちらが先か

BECとAUDのどちらが先かで、選択肢が分かれてきます。

 

①FAR→BEC→AUDが良い理由

FAR→BECが良い理由は、FARとBECの試験内容の一部が密接に関わっているからです。

BEC(企業経営環境・経営概念)の試験内容

  1. コーポレートガバナンス
  2. 経済学
  3. ファイナンス
  4. IT
  5. 管理会計

20%くらいずつ出題される

BECのファイナンス管理会計は、それぞれ20%ずつ、併せて40%と半分近い出題割合です。

たとえば、FARで習う現在価値や金利計算は、BECのファイナンスで役に立ちます。

よって、FARのすぐ後にBECを学習をすると効率的ということになります。

 

BEC→AUDが良いのは、AUDは計算科目ではなく、理論科目であり、英文の読解力が必要だからです。

FARとBECの学習を経た後であれば、会計用語の英語や、英語で会計の文章を読むのに慣れてきており、高い英文読解力が必要なAUDに対応できるようになっているからです。

 

②FAR→AUD→BECが良い理由

AUD→BECが良い理由は、AUDの内部統制は、BECのコーポレートガバナンスと関わってくるからです。

先にAUDで学習しておけば、BECのコーポレートガバナンスの学習が楽になります。

 

また、唯一BECには、WC問題(記述問題)がありますが、FARやAUDの試験範囲からも出題されます。

ですので、FAR→AUD→BECにして、FARやAUDを学習しておけば、WC問題でまだ分からない論点について書かなくてはならないという可能性が減らせます。

 

とはいえ、そこまでAUDが先でなくてはならない理由はないようです。

BECのコーポレートガバナンスの学習をしておけば、AUDの学習が楽になるわけですし。

また、WC問題は、書く内容よりも、どのように書くかが大事と言われているので、たとえ、AUDの論点が出てきたとしても、自分の既存の知識で書けば良いでしょう。

BECとAUDのどちらが先かは、そこまで決定打となる理由はなし!

 

(4)受験科目の順番論点2:REGが最後かどうか

REGを最後にするかというのも選択肢が分かれてきます。

REGが最後が良い理由と、REGが最後ではない理由を見ていきましょう。

 

①REGが最後が良い理由

REGが最後が良い理由は、REGの試験内容は、他の科目の試験内容とあまり関わってこないからです。

REG(諸法規)の試験内容

  1. 税法:70%
  2. ビジネス法:15%
  3. ビジネス倫理・職業責任:15%

 

REGの試験内容は、法律です。

FAR・BEC・AUDは、試験内容に関連性があるので、この3つは続けて受けてしまい、最後にREGを受けるのが良いというわけです。

 

また、REGは暗記することが多く、法律ですので、そこまで学習していて楽しくなく、しかも用語や文章が難解で、学習のモチベーションが下がりがちです。

よって、最後の科目にし、短期集中で覚えて乗り切るのがおすすめということになるわけです。

 

②REGが最後でない理由

TACは、REGではなく、AUDを一番最後にしています。

講義スケジュールも、「FAR→BEC→REG→AUD」としています。

REGが最後ではない理由を教えていただいたのですが「AUDは、USCPA試験の総仕上げ的要素のある科目だから」だそうです。

ですが、AUDをREGの前にしてもかまわないそうで、REGが最後ではない明確な理由はないようでした。

 

大原簿記やBeckerも、REGではなくBECを一番最後にしています。

大原簿記がBECを一番最後にしている理由は「BECはビジネスに関するさまざまな科目の寄せ集めのような科目なので、最後に学習するのが効率的であり、総学習量が他の科目に比べて少ないから」だそうです。

BeckerがBECを一番最後にしている理由は、BECは他の科目に比べてTBS問題が少なく、4科目の中で一番簡単であるからだそうです。

 

たしかに、BECは、4科目の中で合格率が一番高いです。

とはいえ、これは米国の受験生に言えることで、日本の受験生にとっては、BECはWC問題(記述問題)があり、そこまで簡単とは言えないのではないでしょうか。

日本の受験生にとって、一番簡単なのは、BECよりREGではないかと思います。

REGが最後である理由は納得がいくが、REGが最後ではない(AUDやBECが最後である)理由はイマイチ?

 

(5)どの順番で試験科目を受験するか決定しましょう

それでは、あなたにとって、USCPA試験の科目はどの順番で受けるのが良いのか決めていきましょう。

 

受験科目の順番のパターンは、以下の4つです。

受験する科目の順番

  1. FAR → BEC → AUD → REG
  2. FAR → BEC → REG → AUD
  3. FAR → AUD → BEC → REG
  4. FAR → AUD → REG → BEC

 

そして、今まで見てきたことを表にまとめると、こんな感じでしょうか。

FAR BEC AUD REG
内容の関わり〇 財務会計
  1. ファイナンス
  2. 管理会計
内容の関わり〇 コーポレートガバナンス 内部統制
内容の関わり〇 仕訳 仕訳
内容の関わり × 利益計算 税金計算
出題の傾向 計算問題 計算問題 理論問題 暗記問題
英語力  ライティング力要 読解力要 読解力要
ボリューム 重い 重い
難易度 難しい 難しい
気持ち エネルギーあり WC問題に苦手意識があるとつらい 沼にはまるとつらい モチベーション下がる

 

FARが1番で異論はないですね?

 

最後の4番目がREGなのはいかがでしょうか?

FAR、BEC、AUDの3科目は続けて受けた方が良い」と考えると、REGは4番目になるでしょうか。

「AUDをUSPCPA試験の総まとめとして受けた方が良い」と考えると、REGは3番目になるでしょうか。

 

BECとAUDのどちらを先に受けた方が良いと思いましたか?

BECとAUDのどちらから受けるか?

  1. 計算問題が得意で、英文ライティングに問題がない→BECの方が得意
  2. 理論問題が得意で、英文読解に問題がない→AUDの方が得意

 

もし決めかねたら、自分の試験に対するタイプで決めてもいいかと思います。

1番重かったFARの次は、得意な科目がやりたいですか?

苦手な科目を片付けてしまいたいですか?

 

どの順番で受けるか決まったでしょうか?

以上を参考にして、納得がいく順番が決まれば幸いです。

 

 

 

以上、「USCPA受験科目の順番の決めかた【自分に合う理想の順番は?】」でした。

困った君
困った君
USCPA試験の受験科目の順番が決まったよ。

受験する順番は短期合格のために大事だから、よく考えて自分に合った順番を決めたよ。

次は、学習スケジュールも決めるね。

どこ
どこ
USCPA試験というのは、新人のCPAに必要な知識スキルが身についているか、ためすものだよね。

形式的には科目に分かれているけど、内容は完全に分けられるわけではないし、ボリュームも完全に等分になっているわけでもなく。

だから、各科目の特徴を知り、自分の試験を受ける際のモチベーション維持の傾向を考慮し、既に身についている知識も考慮してから、どの順番で1科目ずつ倒していくか考えないとね。

自分に合った順番を考えるうちに、USCPA試験の理解も深まったんじゃないかな。

USCPA試験は、受験のタイミングも、受験の順番も、勉強のしかたも自由だから、どんどん自分に合わせてカスタマイズしてね。

2024年1月から新USCPA試験開始!

今後は、新試験に合わせた教材を使わないと合格が難しくなります。

 

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