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USCPAとCIA(公認内部監査人)のどっち?ダブルライセンスもおすすめ!

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の違い、どっちがおすすめ?
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困った君
困った君
国際資格に挑戦しようと思うけど、USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)のどっちがいいかな?

USCPAとCIAは何が違うのか分からなくて困ったな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

CIA(公認内部監査人)に挑戦する人が、USCPAと同様に増えてきている印象だよ。

それに、USCPA合格者がCIAに挑戦し、USCPAとCIAのダブルライセンスにするパターンも増えてきているよ。

USCPAとCIAの違いについて説明するので、どっちに挑戦するか、はたまた、どちらも挑戦するのか考えてみてね。

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USCPA資格の活かし方USCPA短期合格のコツも記載しています。

 

これからUSCPAに挑戦する場合「USCPAの始めかた」も参考にしてください。

USCPAの始めかた 5ステップ
🌸USCPA(米国公認会計士)になるには?USCPAの始めかた【5ステップ】USCPA(米国公認会計士)になりたい方は必見!「USCPAの始めかた」を5つのステップで「USCPAどこのブログ」のUSCPAどこが解説!米国公認会計士(USCPA)になるためには何をしたらいいのかシンプルにわかる!...

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の違い、どっちがおすすめ?

国際資格というと、USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の名前がよく挙げられます。

ですが、USCPAとCIAという資格の違いがよく分からなくて、どちらに挑戦するといいのか分からない人が多いです。

 

USCPAとCIAの違いを挙げて比較していきますので、最後まで読んでいただくと、どちらの資格にチャレンジするか決められます。

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の比較

  1. 試験制度
  2. 試験内容
  3. 試験勉強法
  4. 合格に必要な勉強時間
  5. 試験費用
  6. 試験合格後の活用法

CIA(公認内部監査人)の講座は、アビタスTACが合格実績があって人気。

 

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1.USCPAとCIAの試験制度の違い

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の試験制度の違いです。

 

まとめると以下のようになります。

USCPA CIA
受験資格 学位要件(大学卒業)と単位要件(会計単位とビジネス単位)を満たすこと 次のいずれか

  • 4年制大学卒業
  • 短大卒または高専卒かつ5年以上の実務経験
  • 7年以上の実務経験
受験日 通年受験可。自由に受験日を決められる。 通年受験可。自由に受験日を決められる。
受験場所 プロメトリックテストセンター(東京の御茶ノ水か大阪の中津) ピアソンVUEが認定するテストセンター(札幌市、仙台市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、福岡市、那覇市)
受験料 1科目あたり約10万円(日本受験の場合)

合計約40万円

  • 登録料:27,000円(13,000円)
  • Part1:51,000円(35,000円)
  • Part2:47,000円(31,000円)
  • Part3:47,000円(31,000円)

合計11万円(約17万円)

(   )はIIA個人会員の場合

IIA個人年会費は2万円

試験科目 4科目

必須科目(Core):3科目必須

  1. FAR(Financial Accounting and Reporting):財務会計
  2. AUD(Auditing and Attestation):監査と証明業務
  3. REG(Taxation and Regulation):税法と商法

選択科目(Discipline):1科目選択

  1. BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
  2. ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
  3. TCP(Tax Compliance and Planning):税法遵守と税務計画
3科目

  1. Part1:内部監査に不可欠な要素
  2. Part2:内部監査の実務
  3. Part3:内部監査のためのビジネス知識
試験時間 各科目4時間
  1. Part1:2時間30分
  2. Part2:2時間
  3. Part3:2時間
試験方式 コンピュータ・ベース・テスト(CBT) コンピュータ・ベース・テスト(CBT)
試験言語 英語での受験のみ 日本語での受験可
出題形式
  1. 選択問題
  2. 記述式問題
選択問題のみ
合格点 各科目99点中75点以上

600ポイント以上(250から750ポイントでの換算スコアで、75%くらいの正答率)

 

もう少し深掘りしていきます。

 

(1)USCPA試験もCIA試験も受験しやすい

USCPAもCIAも、一年を通して受験が可能で、受験日を自分で決められます。

日本の公認会計士や税理士のように、1年に1回だけ、2回だけといった制約がありません。

受験日

USCPAもCIAも、通年受験可。自由に受験日を決められる。

 

(2)USCPA試験の国内での受験場所はかなり限られる

USCPAもCIAもコンピュータ・ベース・テスト(CBT)で、テストセンターでの受験です。

USCPAはプロメトリックテストセンターでの受験、CIAはピアソンVUEが認定するテストセンターでの受験となります。

 

CIAは日本国内では10か所のテストセンターから受験場所が選べますが、USCPAは東京と大阪のどちらかしか選べません。

受験場所(国内の場合)

  1. USCPA:東京と大阪の2か所のプロメトリックテストセンターのみ
  2. CIA:東京と大阪を含んだ10か所のピアソンVUEが認定するテストセンター

 

(3)USCPA試験もCIA試験も受験料が高い

USCPAもCIAも受験料が高いです。

USCPAは日本で受けるとなると日本会場手数料がかかることもあり、CIAの2倍以上になります。

受験料

  1. USCPA:約40万円
  2. CIA:約17万円(IIA個人会員なら11万円)

 

(4)USCPA試験は長丁場

USCPAの試験時間は1科目あたり4時間という忍耐力が必要な長さです。

CIAは1科目あたり2時間か2時間30分なので、そこまで長くはないです。

試験時間

USCPA:4時間
CIA:Part1が2時間30分、Part2とPart3はそれぞれ2時間ずつ

 

(5)USCPA試験は英語でのみ受験

USCPA試験は、日本で受験する場合も英語でしか受験できません。

CIA試験は、日本語も選択できて、受験中に英語への切り替えが自由です。

  1. USCPA:英語で受験
  2. CIA:日本語でも受験可能(英語への切り替えが可能)
  • CIA(公認内部監査人)試験は、日本語受験が可能。
  • とはいえ英語が苦手でなければ、本番の試験で英語へ切り替え、英語原文を表示して確認するといい。
  • 日本語直訳の問題文が「日本語なのに何を言っているのか分からない」ということが多々あるから。

 

  1. USCPAもCIAも日時が選べて受験しやすいのがメリット。
  2. ただし、USCPAは東京か大阪のどちらかしか受験場所が選べないので、東京と大阪以外に住んでいる人は交通費や宿泊費もかかってくる。
  3. 受験料がUSCPAもCIAも高く、気軽に受験できる額ではないため、十分に準備してから受験することになる。
  4. USCPAは4時間の長さの試験で、しかも出題は英語で、記述式の出題もあるので、日本人受験生にとってはしんどい試験といえる。

 

 

2.USCPAとCIAの試験内容の違い

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の試験内容の違いです。

 

(1)USCPA試験の内容

USCPA試験は4科目です。

USCPA試験の試験内容

必須科目(Core):3科目必須

  1. FAR(Financial Accounting and Reporting):財務会計
  2. AUD(Auditing and Attestation):監査と証明業務
  3. REG(Taxation and Regulation):税法と商法

選択科目(Discipline):1科目選択

  1. BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
  2. ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
  3. TCP(Tax Compliance and Planning):税法遵守と税務計画

 

USCPA試験では、財務会計、管理会計、経済学、IT、税法、ビジネス法、監査など、幅広く出題されます。

日商簿記の1級や2級の商業簿記や工業簿記と被る部分があります。

 

(2)CIA試験の内容

CIA試験は3科目で、各科目の試験内容は、以下の通りです。

CIA試験の試験内容

  1. Part1:内部監査に不可欠な要素
  2. Part2:内部監査の実務
  3. Part3:内部監査のためのビジネス知識

Part1では内部監査の役割、Part2では内部監査の業務、Part3では内部監査人が知っておくべきビジネス全般について幅広く出題されます。

3つの科目は内容に連続性があるため、1科目ずつ勉強しては受験ではなく、3科目すべて勉強してから1科目ずつ受験するのがいいです。

 

  • USCPA試験もCIA試験も、「浅く広く」出題される。
  • USCPA試験もCIA試験も、基礎が理解できていれば十分に合格点が取れる。
  • CIA試験は、USCPA試験のAUDやビジネス分野に一部内容が被っている。
  • CIA試験は、日本語での問題文の独特な言い回しに慣れておく必要がある。

 

 

3.USCPAとCIAの試験勉強法の違い

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の試験勉強法の違いです。

USCPAとCIAのおすすめの勉強法

  1. USCPA:独学はかなり難しいので、USCPA講座を受講
  2. CIA:独学できるが合格に時間がかかるので、CIA講座を受講

 

(1)USCPA試験の勉強法

USCPA試験の勉強法ですが、独学は難しいので、USCPA講座を受講するのがおすすめです。

独学が難しいのは、以下の2点によります。

USCPAで独学が難しい理由

  1. USCPAを受験するには、学位要件と単位要件を満たす必要があるが、この単位要件が独学では満たすのが難しい。
  2. 日本語で勉強できる教材が市販されていない。

 

通常、ほとんどの受験生は、受験を決めた時点では受験資格が満たせていないため、USCPA予備校が提携している米国の大学の単位を取得することになります。

独学では、足りない単位を取得することがほぼ不可能なため、ほとんどの受験生はUSCPA講座を受講することになります。

 

また、米国の受験生用の英語の洋書教材は市販されていますが、日本語の教材は市販されていないです。

よって、自分で市販の教材を購入して独学するのは難しいです。

 

ですので、独学ではなく、USCPA講座を受講するのが現実的です。

アビタスという予備校が、日本でのUSCPA講座としては合格実績が一番高いです。

 

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(2)CIA試験の勉強法

CIA試験の勉強法ですが、おすすめはできませんが独学ができます。

 

独学する場合は『公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト』(中央経済社)を使用するのがおすすめです。

 

CIA試験の受験テキストで、内部監査の体系的理解に役立ちます。

464問練習問題が収録されているので、他に問題集を買う必要がないのが嬉しいです。

 

併せて『専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)』という内部監査人協会(IIA)が公表したガイダンスを体系化した「赤本」も参考にするといいでしょう。

 

TACのCIA講座だとこの「赤本」を読み込むことが推奨されており、最初に購入することになります。

 

CIA試験は独学が可能です。

とはいえCIA試験は独特の言い回しが多く、また内部監査の実務的な理解が必要となるため、テキストでの独学では合格できない場合も多いです。

 

何度も不合格を繰り返してしまう可能性があります。

よって、できればUSCPAと同じくCIAの講座を利用するのが効率的に合格する方法となります(結果的に受験費用が節約でき、合格までの費用の合計が小さくなります)。

 

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4.USCPAとCIAの必要な勉強時間の違い

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人資格認定)の試験合格に必要な勉強時間の違いです。

 

USCPAとCIAの試験合格に必要な勉強時間の平均は、以下のようになります。

USCPA CIA
必要な勉強時間 1,000時間 400時間
必要な期間 1年(週20時間勉強) 10ヶ月(週10時間勉強)

 

(1)USCPA試験合格に必要な勉強時間

USCPA試験は、最低でも1,000時間の勉強が必要でしょう。

週20時間の勉強をして、1年で1,000時間の勉強時間が満たせることになります。

USCPA試験合格に必要な勉強時間

1,000時間は必要。

  1. 平日2時間×5日=10時間/週
  2. 週末5時間×2日=10時間/週

20時間/週×50週=1,000時間

つまり1年間。

TOEIC700点以上、簿記2級を持っている場合に、1年1,000時間の勉強で合格に達するというところです。

英語力があまりない場合や、全く簿記の知識が無い場合は、さらに時間がかかります。

 

(2)CIA試験合格に必要な勉強時間

CIA試験は、400時間の勉強時間が必要でしょう。

CIA試験合格に必要な勉強時間

400時間は必要。

  1. 平日2時間×5日=10時間/週
  2. 週末は休み

10時間/週×40週=400時間

つまり約10ヶ月。

独学だともっと時間がかかる可能性があります。

また、USCPAに合格している場合は、100時間で合格できたという人もいますので、知識量によっても大きく異なります。

 

  • 試験合格までに必要な勉強時間は、USCPAは1,000時間、CIA試験は400時間。
  • USCPAはCIAの2倍以上は合格までにかかると考えられる。
  • USCPAは英語での試験なので、会計知識に加えて英語力によって勉強時間が大きく変わってくる。

 

 

5.USCPAとCIAの試験費用の違い

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の試験費用の違いです。

 

USCPAとCIAでかかる試験費用は、講座費用、講座以外の教材、受験料です。

USCPA CIA
講座費用(単位取得料を含む) 30万円~80万円(どの講座かによる) 20万円~24万円(どの講座かによる)
講座以外の教材 例えばWileyという洋書問題集を1科目分だけ追加で2万円 例えばIPPF(赤本)を追加で4,000円

独学の場合は内部監査基本テキスト7,600円

受験料(日本で受験する場合) 40万円(4科目) 11万円~17万円(3科目)
総計 約70万円~130万円 約12万円~32万円

 

(1)USCPA試験でかかる費用

USCPA試験の総費用は、約70万円から130万円となります。

大きな幅があるのは、日本にはUSCPAの学校が4校ありますが、受講料が安い学校と高い学校で大きな差があるからです。

 

USCPAは独学が難しいため、学校の講座代がが必ずかかります。

足りない単位を取得する必要があるため、単位取得料も併せてかかります。

 

米国の試験ですので、日本で受験するとなると、「日本会場手数料」という追加料金がかかるため、受験料は1科目あたり10万円ほどにもなります。

米ドルでの支払いになるので、円安になると支払額が増えます。

しかも、4科目、1回ずつの受験で合格できない人も多いため、再受験のたび、約10万円追加で受験料がかかります。

 

(2)CIA試験でかかる費用

CIA試験の総費用は、約12万円~32万円となります。

幅があるのは、CIAは独学が可能ですので、独学の場合を考慮したからです。

 

CIAの受験料はIIA個人会員どうかで多少異なります。

USCCPAと違って円での支払いですので、為替の影響は受けません。

 

CIA試験は独学が可能ですが、講座代をケチって不合格を連発し、何度も受験することになると、受験料がかさみます(USCPAと同じです)。

何度か不合格になって独学が難しいと感じたら、CIA講座の受講に切り替えた方が結局は安くすむでしょう。

 

  • USCPA試験は100万円くらいかかる人が多く、CIA試験は30万円くらいかかることを見込んでおくといい。
  • USCPA試験もCIA試験も、講座費用をケチってしまうと、受験を何度も繰り返し、結局はトータルで費用が大きくなりがち。
  • 独学できる自信がなければ、講座を受講した方が時間もお金も節約できる可能性が高い。

USCPAの講座も、CIAの講座も、アビタスがおすすめ。

 

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6.USCPAとCIAの試験合格後の活用法の違い

USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の試験合格後の活用法の違いです。

 

USCPAとCIAの資格の認知度、資格の活かし方、合格後のキャリアは次のようになります。

USCPA CIA
資格の認知度 米国を含む海外、日本国内で広く知られている USCPAほどではないが、海外や日本国内で知られている
資格の活かし方 名刺に「米国公認会計士」と肩書を書く(ライセンスを取得した場合) 名刺に「公認内部監査人」と肩書を書く(ライセンスを取得した場合)
合格後のキャリア  

以下のような転職先が考えられる。

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. コンサルティングファーム
  4. 外資系企業
  5. 大企業
  6. 海外就職・海外駐在
内部監査に携わる部門で採用される。

  1. 大企業の内部監査室
  2. 大企業やグローバル企業の財務部や経営企画部
  3. 会計事務所

 

(1)USCPAの活用法

USCPAは、米国の資格とはいえ「公認会計士」で、世界中で認知度が高いです。

 

日本の公認会計士と比較し、USCPAはそこまで強い武器にはならないとか、USCPAは使えないとネガティブなことを言う人がいます。

ですが、USCPA合格後、BIG4大手監査法人にすんなり転職できた経験からすると、USCPAは強力な武器だと思います。

 

USCPAならば、BIG4大手監査法人で、日本の公認会計士と遜色なく働けます。

国内の外資系企業でも、USCPAというだけで、転職時の書類や面接の通過率が大幅にアップします。

さらに、海外で働く際もUSCPAという資格があると、就労ビザが出やすいなどのメリットがあります。

 

「会計×英語」のプロフェッショナルとして、キャリアが大幅に広がるのが、USCPAという資格です。

 

(2)CIAの活用法

CIAも、世界中で認知されていますが、活かせる場面はUSCPAよりは狭いです。

 

内部監査を実施する大企業が主な勤務先となります。

国際資格なのでグローバル企業も考えられます。

 

監査法人や会計事務所でも採用される可能性がありますが、日本の公認会計士やUSCPAの方が知名度も需要も高いため、CIAだけだと少し心もとないです

よって、監査のプロフェッショナルとして働きたい場合は、日本の公認会計士やUSCPAとのダブルライセンスにするといいでしょう。

 

特にUSCPA試験のAUDやビジネス分野の知識がCIA試験で活かせるので、USCPAとCIAの国際資格のダブルライセンスがおすすめです。

外部監査と内部監査の両方の理解があることが、USCPAとCIAの2つの資格によって証明できるため、転職で高く評価されるでしょう。

 

 

まとめ:USCPAとCIA、チャレンジするならどっち?

再度、USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の比較をします。

USCPA CIA
受験資格 学位要件(大学卒業)と単位要件(会計単位とビジネス単位)を満たすこと 次のいずれか

  • 4年制大学卒業
  • 短大卒または高専卒かつ5年以上の実務経験
  • 7年以上の実務経験
受験日 通年受験可。自由に受験日を決められる。 通年受験可。自由に受験日を決められる。
受験場所 プロメトリックテストセンター(東京の御茶ノ水か大阪の中津) ピアソンVUEが認定するテストセンター(札幌市、仙台市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、福岡市、那覇市)
受験料 1科目あたり約10万円(日本受験の場合)

合計約40万円

  • 登録料:27,000円(13,000円)
  • Part1:51,000円(35,000円)
  • Part2:47,000円(31,000円)
  • Part3:47,000円(31,000円)

合計11万円(約17万円)

(   )はIIA個人会員の場合

IIA個人年会費は2万円

試験科目 4科目

必須科目(Core):3科目必須

  1. FAR(Financial Accounting and Reporting):財務会計
  2. AUD(Auditing and Attestation):監査と証明業務
  3. REG(Taxation and Regulation):税法と商法

選択科目(Discipline):1科目選択

  1. BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
  2. ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
  3. TCP(Tax Compliance and Planning):税法遵守と税務計画
3科目

  1. Part1:内部監査に不可欠な要素
  2. Part2:内部監査の実務
  3. Part3:内部監査のためのビジネス知識
試験時間 各科目4時間
  1. Part1:2時間30分
  2. Part2:2時間
  3. Part3:2時間
試験方式 コンピュータ・ベース・テスト(CBT) コンピュータ・ベース・テスト(CBT)
試験言語 英語での出題 日本語での受験可
出題形式
  1. 選択問題
  2. 記述式問題
選択問題のみ
合格点 99点中75点以上

600ポイント以上(250から750ポイントでの換算スコアで、75%くらいの正答率)

勉強法 独学は難しいので、USCPA講座を利用する 独学は可能だが、CIA講座を利用するのがおすすめ
必要な勉強時間 1,000時間 400時間
必要な期間 1年(週20時間の勉強時間の場合) 10か月(週10時間の勉強時間の場合)
合格までの費用 約70万円~130万円(どのUSCPA講座を利用するかと必要単位による) 約12万円~30万円(独学かどのCIA講座を利用するかによる)
資格の認知度 米国を含む海外、日本国内でも広く知られている 米国を含む海外、日本国内でも知られている
資格の活かし方 名刺に「米国公認会計士」と肩書を書く(ライセンスを取得した場合) 名刺に「講座を利用する」と肩書を書く(ライセンスを取得した場合)
合格後のキャリア  

以下のような転職先が考えられる

  1. 監査法人
  2. 税理士法人
  3. コンサルティングファーム
  4. 外資系企業
  5. 大企業
  6. 海外就職・海外駐在
内部監査に携わる部門で採用される。

  1. 大企業の内部監査室
  2. 大企業やグローバル企業の財務部や経営企画部
  3. 会計事務所

 

USCPAの方CIAよりも合格までに時間もお金もかかります。

ですが、USCPAの方が資格単体で高く評価されるでしょう。

 

CIAだと日本の公認会計士やUSCPAとのダブルライセンスにすることでより評価される印象です。

さらに、USCPAは英語で試験を受けるので、会計も英語もできるという評価が得られます。

 

  1. USCPA:ビジネス系の国際資格としては最高峰。英語で試験を受けるということもあり、会計も英語もできる印象が与えられる。ただし、合格までに時間も費用もかかる。
  2. CIA:内部監査・内部統制を理解している認められる。国際資格であるため、大企業やグローバル企業での内部監査関連部門で評価される。ただし、単体の資格だけだと、内部監査関連以外ではアピールがしにくい。

 

よっておすすめしたいのは、以下の選択となります。

USCPAとCIAで迷った時の選択

  1. 英語が苦手でない場合:まずUSCPAに合格。次にCIAに合格し、USCPA×CIAのダブルライセンスにする。
  2. 英語が苦手な場合:内部監査関連の仕事がしたいなら、CIAだけ挑戦する。
  3. 英語が苦手ではないが、内部関連監査の仕事だけがしたい場合:CIAだけ挑戦する。

 

USCPAかCIAか、USCPAの両方に挑戦するか決められない場合。

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以上、「USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)の違い、どっちがおすすめ?」でした。

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)とCIA(公認内部監査人)を比較したけど、色々と違うんだね。

USCPAの方が時間もお金もかかるけど評価が高くて、USCPAを頑張りたいと思う。

どこ
どこ
USCPAとCIAのどちらの資格が自分の今後のキャリアにプラスになるか考える必要があるね。

監査のプロフェッショナルとして働いていきたいのならば、USCPAに合格後CIAにも挑戦して、USCPAとCIAのダブルライセンスにするのがいいと思う。

内部監査だけを専門にしたかったり、英語が苦手だったりするならば、CIAだけでもいいと思うから、よく考えてみてね。

USCPAの講座とCIA講座はアビタスがおすすめです。

 

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