USCPAとCIA(公認内部監査人)はどっち?違い・難易度・ダブルライセンスを比較
USCPAとCIAは、どちらも会計・監査に関係する国際資格です。
ただし、資格の方向性はかなり違います。
USCPAは、会計・監査・税務・ビジネスを広く学ぶ資格です。
一方、CIAは、内部監査・内部統制・リスク管理に寄せた資格です。
会計キャリアを広く取りに行きたいなら、まずはUSCPAを軸に考えるのがおすすめです。
内部監査・内部統制・リスク管理に進みたいなら、CIAが向いています。
また、すでにUSCPAに合格している人がCIAを追加すると、外部監査と内部監査の両方を理解している人材として差別化しやすくなります。
この記事では、USCPAとCIAの違い、難易度、勉強時間、キャリアでの活かし方、ダブルライセンスの考え方を比較します。
USCPAとCIAの違いをざっくり整理すると、次のようになります。
USCPAは、会計・監査・税務・ビジネスを広く学ぶ資格です。
CIAは、内部監査・内部統制・リスク管理に寄せた資格です。
どちらが上という話ではなく、取得後にどの仕事で使いたいかで選ぶのが大切です。
迷っているなら、まずはUSCPAを軸に考える。内部監査に進みたいならCIAを検討する。この順番で考えると整理しやすいです。
USCPAを本格的に検討するなら、早めに受験資格や単位要件を確認しておくと安心です。
USCPAは、出願州によって受験資格や必要単位が変わります。
特に日本から受験する場合、会計単位・ビジネス単位が足りないケースも多いので、最初に「自分が受験できるか」を確認しておきましょう。
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USCPAになる方法は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かしかた・USCPA短期合格のコツを記載しています。
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USCPAとCIAの違いは?どっちがおすすめ?
USCPAとCIAで迷っているなら、「どちらが上か」ではなく、「どの仕事で使いたいか」で考えるのがおすすめです。
USCPAは、会計・監査・税務・ビジネスを広く学ぶ資格です。
一方、CIAは、内部監査・内部統制・リスク管理に寄せた資格です。
会計キャリアを広く取りに行きたいなら、まずはUSCPAを軸に考えるとよいでしょう。
内部監査・内部統制・リスク管理に進みたいなら、CIAが向いています。
| 項目 | USCPA | CIA |
|---|---|---|
| 日本語名 | 米国公認会計士 | 公認内部監査人 |
| 強い分野 | 会計・監査・税務・ビジネス | 内部監査・内部統制・リスク管理 |
| 見る視点 | 財務諸表・会計処理・監査・税務 | 業務プロセス・リスク・統制・ガバナンス |
| 向いている仕事 | 監査法人、外資系経理、グローバル経理、会計・財務 | 内部監査、内部統制、J-SOX、リスク管理 |
| キャリアの広がり | 広い | 内部監査寄り |
| 迷った場合 | まずUSCPAを検討 | 内部監査志望ならCIA |
会計キャリアを広く広げたいなら、USCPAの方が使いやすいです。
USCPAは、監査法人、外資系企業、グローバル企業の経理・財務など、幅広いキャリアで活かしやすい資格だからです。
一方で、内部監査・内部統制・リスク管理にキャリアを寄せたいなら、CIAが向いています。
CIAは、会計処理そのものよりも、会社の仕組み、業務プロセス、リスク、内部統制を見る力を示しやすい資格です。
USCPAとCIAは、どちらが上という資格ではありません。
USCPAは会計キャリアを広く取りに行く資格。
CIAは内部監査に専門性を寄せる資格。
このように考えると、違いが分かりやすいです。
目指すキャリア別に整理すると、次のようになります。
監査法人、外資系経理、グローバル経理など、会計キャリアを広く取りたいならUSCPAが向いています。
内部監査、内部統制、J-SOX、リスク管理に進みたいならCIAが向いています。
また、USCPA合格後に内部監査の専門性を追加したい場合は、CIAを検討するのもありです。
1.USCPAとCIAの試験制度の違い
まずは、USCPAとCIAの試験制度の違いを見ていきます。
まとめると以下のようになります。
| USCPA | CIA | |
| 受験資格 | 学位要件(大学卒業)と単位要件(会計単位とビジネス単位)を満たすこと | 次のいずれか
|
| 受験日 | 通年受験可。自由に受験日を決められる。 | 通年受験可。自由に受験日を決められる。 |
| 受験場所 | プロメトリックテストセンター(東京の御茶ノ水か大阪の中津) | ピアソンVUEが認定するテストセンター(札幌市、仙台市、東京都、横浜市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、福岡市、那覇市) |
| 受験料 | 1科目あたり約10万円(日本受験の場合)
合計約40万円 |
合計11万円(約17万円) ( )はIIA個人会員の場合 IIA個人年会費は2万円 |
| 試験科目 | 4科目
必須科目(Core):3科目必須
選択科目(Discipline):1科目選択
|
3科目
|
| 試験時間 | 各科目4時間 |
|
| 試験方式 | コンピュータ・ベース・テスト(CBT) | コンピュータ・ベース・テスト(CBT) |
| 試験言語 | 英語での受験のみ | 日本語での受験可 |
| 出題形式 |
|
選択問題のみ |
| 合格点 | 各科目99点中75点以上 | 600ポイント以上(250から750ポイントでの換算スコアで、75%くらいの正答率) |
もう少し深掘りしていきます。
(1)USCPA試験もCIA試験も受験しやすい
USCPAもCIAも、1年を通して受験が可能で、受験日を自分で決められます。
日本の公認会計士や税理士のように、1年に1回だけ、2回だけといった制約がありません。
受験日
USCPAもCIAも、通年受験可。自由に受験日を決められる。
(2)USCPA試験の国内での受験場所はかなり限られる
USCPAもCIAもコンピュータ・ベース・テスト(CBT)で、テストセンターでの受験です。
USCPAはプロメトリックテストセンターでの受験、CIAはピアソンVUEが認定するテストセンターでの受験となります。
CIAは日本国内では10か所のテストセンターから受験場所が選べますが、USCPAは東京と大阪のどちらかしか選べません。
受験場所(国内の場合)
- USCPA:東京と大阪の2か所のプロメトリックテストセンターのみ
- CIA:東京と大阪を含んだ10か所のピアソンVUEが認定するテストセンター
(3)USCPA試験もCIA試験も受験料が高い
USCPAもCIAも受験料が高いです。
USCPAは日本で受けるとなると日本会場手数料がかかることもあり、CIAの2倍以上になります。
受験料
- USCPA:約40万円
- CIA:約17万円(IIA個人会員なら11万円)
(4)USCPA試験は長丁場
USCPAの試験時間は1科目あたり4時間という忍耐力が必要な長さです。
CIAは1科目あたり2時間か2時間30分なので、そこまで長くはないです。
試験時間
USCPA:4時間
CIA:Part1が2時間30分、Part2とPart3はそれぞれ2時間ずつ
(5)USCPA試験は英語でのみ受験
USCPA試験は、日本で受験する場合も英語でしか受験できません。
CIA試験は、日本語も選択できて、受験中に英語への切り替えが自由です。
- USCPA:英語で受験
- CIA:日本語でも受験可能(英語への切り替えが可能)
- CIA(公認内部監査人)試験は、日本語受験が可能。
- とはいえ英語が苦手でなければ、本番の試験で英語へ切り替え、英語原文を表示して確認するといい。
- 日本語直訳の問題文が「日本語なのに何を言っているのか分からない」ということが多々あるから。
- USCPAもCIAも日時が選べて受験しやすいのがメリット。
- ただし、USCPAは東京か大阪のどちらかしか受験場所が選べないので、東京と大阪以外に住んでいる人は交通費や宿泊費もかかってくる。
- 受験料がUSCPAもCIAも高く、気軽に受験できる額ではないため、十分に準備してから受験することになる。
- USCPAは1科目4時間の試験で、出題は英語、記述式問題もあるため、日本人受験生にとって負担の大きい試験といえる。
2.USCPAとCIAの試験内容の違い
まずは、USCPAとCIAの試験制度の違いを見ていきます。
(1)USCPA試験の内容
USCPA試験は4科目です。
USCPA試験の試験内容
必須科目(Core):3科目必須
- FAR(Financial Accounting and Reporting):財務会計
- AUD(Auditing and Attestation):監査と証明業務
- REG(Taxation and Regulation):税法と商法
選択科目(Discipline):1科目選択
- BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
- ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
- TCP(Tax Compliance and Planning):税法遵守と税務計画
USCPA試験では、財務会計、管理会計、経済学、IT、税法、ビジネス法、監査など、幅広く出題されます。
日商簿記の1級や2級の商業簿記や工業簿記と被る部分があります。
(2)CIA試験の内容
CIA試験は3科目で、各科目の試験内容は、以下の通りです。
CIA試験の試験内容
- Part1:内部監査に不可欠な要素
- Part2:内部監査の実務
- Part3:内部監査のためのビジネス知識
Part1では内部監査の役割、Part2では内部監査の業務、Part3では内部監査人が知っておくべきビジネス全般について幅広く出題されます。
3つの科目は内容に連続性があるため、1科目ずつ完全に区切って勉強するよりも、3科目全体を一度学んだうえで、1科目ずつ受験する方が進めやすいです。
USCPAもCIAも、超難問を解く試験というより、試験範囲を広く押さえて、基本論点を正確に判断する力が問われます。
ただし、どちらも簡単な試験ではありません。
USCPAは出題範囲が広く、英語で4科目を受験する負担があります。
CIAは日本語受験もできますが、内部監査独特の考え方や、問題文の言い回しに慣れる必要があります。
そのため、「基礎だけ軽く押さえれば合格できる」というより、試験で問われる判断軸を理解することが大切です。
3.USCPAとCIAの試験勉強法の違い
次に、USCPAとCIAの勉強法を比較します。
USCPAとCIAのおすすめの勉強法
- USCPA:独学はかなり難しいので、USCPA講座を受講
- CIA:独学も可能。ただし、内部監査独特の考え方に慣れる必要がある
(1)USCPA試験の勉強法
USCPA試験は、独学だけで進めるのがかなり難しい試験です。
理由は、試験勉強そのものより前に、受験資格と単位要件を満たす必要があるからです。
多くの日本人受験生は、出願州に必要な会計単位・ビジネス単位を追加で取得する必要があります。
また、USCPA試験の日本語教材は市販ではほとんど手に入りません。
そのため、USCPAを目指すなら、予備校を使って受験資格の確認、単位取得、試験対策をまとめて進めるのが現実的です。
アビタスは、日本人向けのUSCPA講座として実績があり、受験資格や単位取得の相談もしやすい予備校です。
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(2)CIA試験の勉強法
CIA試験は、独学で受験する人もいます。
独学する場合は『公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト』(中央経済社)を使用するのがおすすめです。
CIA試験の受験テキストで、内部監査の体系的理解に役立ちます。
464問練習問題が収録されているので、問題演習にも使いやすいです。
併せて『専門職的実施の国際フレームワーク(IPPF)』という内部監査人協会(IIA)が公表したガイダンスを体系化した「赤本」も参考にするといいでしょう。
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ただし、内部監査の考え方に慣れていない人が独学で進めると、用語は読めても、問題で問われている判断軸がつかみにくいことがあります。
特に、内部監査基準、リスク評価、内部統制、ガバナンス、監査計画といった論点は、単なる暗記ではなく「内部監査人としてどう判断するか」が問われます。
そのため、独学で進める場合でも、公式情報や信頼できる教材を使い、問題演習を通じてCIA試験の考え方に慣れることが大切です。
4.USCPAとCIAの必要な勉強時間の違い
次に、USCPAとCIAの合格に必要な勉強時間を比較します。
USCPAとCIAの試験合格に必要な勉強時間の平均は、以下のようになります。
| USCPA | CIA | |
| 必要な勉強時間 | 1,000時間 | 400時間 |
| 必要な期間 | 1年(週20時間勉強) | 10ヶ月(週10時間勉強) |
(1)USCPA試験合格に必要な勉強時間
USCPA試験は、最低でも1,000時間の勉強が必要でしょう。
週20時間の勉強をして、1年で1,000時間の勉強時間が満たせることになります。
USCPA試験合格に必要な勉強時間
1,000時間は必要。
- 平日2時間×5日=10時間/週
- 週末5時間×2日=10時間/週
20時間/週×50週=1,000時間
つまり1年間。
TOEIC700点以上、簿記2級を持っている場合に、1年1,000時間の勉強で合格に達するというところです。
英語力があまりない場合や、全く簿記の知識が無い場合は、さらに時間がかかります。
(2)CIA試験合格に必要な勉強時間
CIA試験は、400時間の勉強時間が必要でしょう。
CIA試験合格に必要な勉強時間
400時間は必要。
- 平日2時間×5日=10時間/週
- 週末は休み
10時間/週×40週=400時間
つまり約10ヶ月。
独学だともっと時間がかかる可能性があります。
また、USCPAに合格している場合は、100時間で合格できたという人もいますので、知識量によっても大きく異なります。
- 試験合格までに必要な勉強時間は、USCPAは1,000時間、CIA試験は400時間。
- USCPAはCIAの2倍以上は合格までにかかると考えられる。
- USCPAは英語での試験なので、会計知識に加えて英語力によって勉強時間が大きく変わってくる。
5.USCPAとCIAの試験費用の違い
次に、USCPAとCIAの試験費用を比較します。
USCPAとCIAでかかる試験費用は、講座費用、講座以外の教材、受験料です。
| USCPA | CIA | |
| 講座費用(単位取得料を含む) | 30万円~80万円(どの講座かによる) | 20万円~24万円(どの講座かによる) |
| 講座以外の教材 | 例えばWileyという洋書問題集を1科目分だけ追加で2万円 | 例えばIPPF(赤本)を追加で4,000円
独学の場合は内部監査基本テキスト7,600円 |
| 受験料(日本で受験する場合) | 40万円(4科目) | 11万円~17万円(3科目) |
| 総計 | 約70万円~130万円 | 約12万円~32万円 |
(1)USCPA試験でかかる費用
USCPA試験の総費用は、約70万円から130万円となります。
大きな幅があるのは、日本にはUSCPAの学校が3校ありますが、受講料が安い学校と高い学校で大きな差があるからです。
USCPAは独学が難しいため、学校の講座代がかかります。
足りない単位を取得する必要があるため、単位取得料も併せてかかります。
米国の試験ですので、日本で受験するとなると、「日本会場手数料」という追加料金がかかるため、受験料は1科目あたり10万円ほどにもなります。
米ドルでの支払いになるので、円安になると支払額が増えます。
しかも、4科目、1回ずつの受験で合格できない人も多いため、再受験のたび、約10万円追加で受験料がかかります。
(2)CIA試験でかかる費用
CIA試験の総費用は、約12万円~32万円となります。
幅があるのは、CIAは独学が可能ですので、独学の場合を考慮したからです。
CIAの受験料は、IIA個人会員かどうかで多少異なります。
USCPAと違って円での支払いですので、為替の影響は受けません。
CIA試験は独学も可能ですが、不合格になると再受験料がかかります。
独学で進める場合でも、教材選びと問題演習はしっかり行い、十分に準備してから受験することが大切です。
- USCPA試験は100万円くらいかかる人が多く、CIA試験は30万円くらいかかることを見込んでおくといい。
- CIA試験は独学も可能ですが、十分に準備しないまま受験すると、再受験料がかさむ可能性があります。
- 独学で進める場合でも、教材選びと問題演習をしっかり行い、試験で問われる判断軸に慣れることが大切です。
6.USCPAとCIAの試験合格後の活用法の違い
最後に、USCPAとCIAの合格後の活かし方を比較します。
USCPAとCIAの資格の認知度、資格の活かし方、合格後のキャリアは次のようになります。
| USCPA | CIA | |
| 資格の認知度 | 米国を含む海外、日本国内で広く知られている | USCPAほどではないが、海外や日本国内で知られている |
| 資格の活かし方 | 名刺に「米国公認会計士」と肩書を書く(ライセンスを取得した場合) | 名刺に「公認内部監査人」と肩書を書く(ライセンスを取得した場合) |
| 合格後のキャリア | 以下のような転職先が考えられる。
|
内部監査に携わる部門で採用される。
|
(1)USCPAの活用法
USCPAは、米国の資格とはいえ「公認会計士」で、世界中で認知度が高いです。
日本の公認会計士と比較し、USCPAはそこまで強い武器にはならないとか、USCPAは使えないとネガティブなことを言う人がいます。
ですが、USCPA合格後、BIG4大手監査法人にすんなり転職できた経験からすると、USCPAは強力な武器だと思います。
USCPAならば、BIG4大手監査法人で、日本の公認会計士と遜色なく働けます。
国内の外資系企業でも、USCPAというだけで、転職時の書類や面接の通過率が大幅にアップします。
さらに、海外で働く際もUSCPAという資格があると、就労ビザが出やすいなどのメリットがあります。
「会計×英語」のプロフェッショナルとして、キャリアが大幅に広がるのが、USCPAという資格です。
USCPAの転職については、こちらの記事を参考にしてください。
(2)CIAの活用法
CIAも、世界中で認知されていますが、活かせる場面はUSCPAよりは狭いです。
内部監査を実施する大企業が主な勤務先となります。
国際資格なのでグローバル企業も考えられます。
もちろん、監査法人や会計事務所でも採用される可能性はあります。
ですが、日本の公認会計士やUSCPAの方が知名度・需要ともに高いため、会計キャリア全体を広げたい場合はUSCPAの方が使いやすいです。
内部監査・内部統制に専門性を寄せたい場合は、USCPAに加えてCIAを取得することで、外部監査と内部監査の両方を理解していることを示しやすくなります。
7.USCPAとCIAのダブルライセンスは必要?
USCPAとCIAのダブルライセンスは、内部監査・内部統制・リスク管理に進みたい人と相性がいいです。
USCPAで会計・監査・財務報告の基礎を学び、CIAで内部監査・内部統制・リスク管理の専門性を補うイメージです。
ただし、全員にダブルライセンスが必要なわけではありません。
| 状況 | 考え方 |
|---|---|
| 会計キャリアを広く作りたい | まずUSCPAを優先 |
| 監査法人・外資系経理を目指したい | まずUSCPAを優先 |
| 内部監査・内部統制に進みたい | CIAが選択肢 |
| USCPA合格後に専門性を追加したい | CIAを検討してもよい |
| すでに内部監査部門にいる | CIAから始めるのもあり |
内部監査部門では、会計・財務報告の理解がある人は評価されやすいです。
そのため、USCPAに加えてCIAがあると、会計・監査の土台に加えて、内部監査の専門性も示しやすくなります。
一方で、監査法人や外資系経理など、まず会計キャリアを広く作りたい人は、USCPAを優先した方がよいでしょう。
USCPAとCIAの両方に興味がある場合も、基本的にはUSCPAを先に考えるのがおすすめです。
USCPAで会計・監査・税務・ビジネスの土台を作ったうえで、内部監査に関心が強くなったらCIAを追加する。
この流れの方が、キャリアの選択肢を広げやすいです。
まとめ:USCPAとCIA、目指すならどっち?
USCPAとCIAは、どちらも会計・監査に関係する国際資格です。
ただし、資格の方向性は違います。
USCPAは、会計・監査・税務・ビジネスを広く学ぶ資格です。
CIAは、内部監査・内部統制・リスク管理に寄せた資格です。
会計キャリアを広く取りに行きたいなら、まずはUSCPAを軸に考えるのがおすすめです。
内部監査・内部統制・リスク管理に進みたいなら、CIAが向いています。
また、すでにUSCPAに合格している人がCIAを追加すると、外部監査と内部監査の両方を理解している人材として差別化しやすくなります。
ただし、全員にダブルライセンスが必要なわけではありません。
まず会計キャリアを広く作りたいならUSCPA。
内部監査に進みたいならCIA。
USCPA合格後に内部監査の専門性を追加したいなら、CIAも検討。
この順番で考えると、自分に合った資格を選びやすくなります。
USCPAを本格的に検討するなら、まずは受験資格や単位要件を確認しておきましょう。
USCPAは、出願州によって受験資格が異なり、必要な会計単位・ビジネス単位も変わります。
自分がUSCPAを受験できるのか、どの州で出願するのがよいのかを早めに確認しておくと、学習開始後に迷いにくくなります。
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