【2026年~2028年】USCPAスコアリリースはいつ?結果発表日・日本時間・確認方法
USCPA試験の結果(スコア)は、郵便やメールで届くわけではありません。
スコアリリース日に、CPA PortalまたはNASBA CPA Mobile Appで自分で確認します。
日本時間では、ターゲット日の前日夜に結果表示(合否)が先に見え、その後、ターゲット日の朝にスコア表示(点数)が出ることがあります。
ただし、AICPAが公表しているのは「ターゲット日」であり、実際の表示時間が公式に保証されているわけではありません。
2026年~2028年のUSCPA試験スコアリリース日は、必須科目(FAR・AUD・REG)と選択科目(BAR・ISC・TCP)で異なります。
次回のスコアリリース日は、必須科目は2026年10月9日、選択科目は2026年12月15日です。
また、2027年7月から新しい試験配信プラットフォームへ移行するため、2027年Q3から2028年Q2まではスコアリリース日程が通常と大きく異なります。
この記事では、AICPA公式日程と過去の表示傾向をもとに、日本時間の目安もあわせて解説します。
なお、結果(スコア)と「Score Notice(スコアレポート)」の確認方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
【次回】USCPAスコアリリース日はいつ?日本時間の目安
まず、次回のUSCPA試験スコアリリース日と、日本時間で結果が見える目安を確認しましょう。
次回のUSCPA試験スコアリリース日と日本時間の目安
| 受験 | 結果表示 | スコア表示 | |
| 12
必須科目 |
9/8~
9/30 |
10/8(木)
23時00分 |
10/9(金)
7時00分 |
| Q4
選択科目 |
10/1~
10/31 |
12/14(月)
22時30分 |
12/15(火)
8時00分 |
必須科目:FAR・AUD・REG
選択科目:BAR・ISC・TCP
現在は、結果表示(合否)が先に見え、その後にスコア表示(点数)が出る流れになっています。
いわゆる「フライングスコリリ」と呼ばれる状態です。
結果の確認方法は、記事内の「結果の見かた」を参考にしてください。
ここからは、2026年~2028年のスコアリリース日、結果が見える日本時間の目安、結果の確認方法、スコアリリースまでの過ごし方を順番に解説します。
1.2026年~2028年のUSCPAスコアリリース日一覧
スコアリリース(結果発表・合格発表)の日を確認しましょう。
(1)2026年~2028年のスコアリリース日は?
2026年~2028年のUSCPA試験のスコアリリースの日は、以下のとおりです。
必須科目(FAR・AUD・REG)と選択科目(BAR・ISC・TCP)で日程が異なるため、それぞれ確認していきます。
①必須科目のスコアリリース日
必須科目(FAR・AUD・REG)のスコアリリース日はこちら。
2026年スコアリリース日
| 受験 | スコア表示 | |
| 1 | ||
| 2 | ||
| 3 | ||
| 4 | ||
| 5 | ||
| 6 | ||
| 7 | ||
| 8 | ||
| 9 | ||
| 10 | ||
| 11 | ||
| 12 | 9/8~9/30 | 10/9 |
| 13 | 10/1~10/23 | 11/10 |
| 14 | 10/24~11/15 | 11/24 |
| 15 | 11/16~12/8 | 12/16 |
| 16 | 12/9~12/31 注 | 1/12(2027年) |
注:実際は、プロメトリックが年末年始休業に入るため、12月31日まで受験できるとは限りません。ちなみに、2025年末は12月26日まででした。
2027年前半スコアリリース日
| 受験 | スコア表示 | |
| 1 | 1/1~1/23 | 2/9 |
| 2 | 1/24~2/14 | 2/23 |
| 3 | 2/15~3/9 | 3/17 |
| 4 | 3/10~3/31 | 4/9 |
| 5 | 4/1~4/23 | 5/11 |
| 6 | 4/24~5/16 | 5/25 |
| 7 | 5/17~6/8 | 6/16 |
| 8 | 6/9~6/30 | 7/13 |
2027年Q3~2028年Q2スコアリリース日
| 受験 | スコア表示 | |
| Q3 | 7/12~9/30 | 10/19 |
| Q4 | 10/1~12/15 | 12/28 |
| Q1 | 1/1~3/15 | 3/28 |
| Q2 | 4/1~6/15 | 6/27 |
2027年6月までは、必須科目(FAR・AUD・REG)は基本的に通年で受験できます。
ただし、2027年7月の新しい試験配信プラットフォームへの移行に伴い、2027年7月1日から11日まではTesting Blackout(試験休止期間)となります。
また、2027年Q3から2028年Q2までは、必須科目のスコアリリースも通常とは異なり、原則として四半期ごとに1回となる予定です。
②選択科目のスコアリリース日
選択科目(BAR・ISC・TCP)のスコアリリース日はこちら。
2026年スコアリリース日
| 受験 | スコア表示 | |
| Q1 | ||
| Q2 | ||
| Q3 | ||
| Q4 | 10/1~10/31 | 12/15 |
2027年Q1・Q2スコアリリース日
| 受験 | スコア表示 | |
| Q1 | 1/1~1/31 | 3/16 |
| Q2 | 4/1~4/30 | 6/9 |
2027年Q3~2028年Q2スコアリリース日
| 受験期間 | スコア表示 | |
| Q3 | 7/12~8/12 | 9/28 |
| Q4 | 10/1~10/31 | 12/17 |
| Q1 | 1/1~1/31 | 3/17 |
| Q2 | 4/1~4/30 | 6/16 |
選択科目(BAR・ISC・TCP)は、原則として各四半期の最初の1か月(1月・4月・7月・10月)に受験でき、スコアリリースは四半期ごとの「ターゲット日」にまとまって行われます。
ただし、2027年Q3は新しい試験配信プラットフォームへの移行に伴うTesting Blackoutの影響で、受験期間が2027年7月12日から8月12日までとなります。

(2)スコアリリース日の確認方法は?
スコアリリース(結果発表)の日は、AICPAの公式サイトを確認すれば分かります。
【AICPA公式サイト】 CPA Exam Score Release Dates
AICPAが公表しているスコアリリース日は、米国東部時間(ET)に基づいています。
米国東部時間は、時期によって米国東部標準時(EST)または米国東部夏時間(EDT)になります。
米国東部時間と日本標準時との時差
- 米国東部標準時(EST)と日本標準時(JST)の時差:14時間
- 米国東部夏時間(EDT)と日本標準時(JST)の時差:13時間
夏時間は、現地時間の3月の第2日曜日(2026年は3月8日)から11月の第1日曜日(2026年は11月1日)までです。

時間ではないので、日本との時差は気にしなくても大丈夫!

新試験制度になっても実際のスコアリリース日は、AICPAの公式サイトに書かれている日より1日早いままだね。
スコアリリース(結果発表)はAICPA公表より1日早い?
USCPA試験のスコアリリースは、AICPA公式サイトに書かれている「ターゲット日(Target Score Release Date)」の前日に表示されることが多いです。
過去の実際の発表タイミングは、参考記録として過去の実際の発表タイミングの記録にまとめています。
NASBAによると
- 「ターゲット日」の前日の夕方に処理を完了してきた。
- だけど、これはあくまでも目標。
- 処理を完了する保証はしていない。
とのことでした。
つまり、変更や遅れの可能性がゼロではないことは、念頭に置いておきたいですね。
ただし、日本時間で考えると、日本の方が1日進んでいるので、結果的にはAICPA公式サイトに書かれている日と同じになります。
2.USCPAスコアリリースは日本時間で何時ごろ?
スコアリリース(結果発表・合格発表)の時間を把握しましょう。
補足:結果の見かたは?
現在は、結果(合否)だけ早く表示され、後からスコア(点数)が表示される方式になっています。
日本だと、「ターゲット日」の前夜に合否→朝に点数ということ。
結果の見かたがわかりにくいので、注意してください。
まず、Statusを見てください。
- Attended:まだスコアは掲載されていない(もう少し待ちましょう)
- Scored:スコアが掲載された(結果を確認しましょう)
Scoredになったら、結果(合否)を確認しましょう。
View Exam Section History をクリックすると、結果が表示。
合格なら「You have credit for this exam」の表記があります。
合格の場合↓
不合格ならチェックできる(選択できる)状態になっています。
不合格の場合↓
Exam Section Statusが白いままの場合
Apply Nowに入ってください(Homeではありません)。
最後の科目で合格の場合(全科目合格の場合)
「CPA EXAMINATION PASSED」のメッセージが表示されます。
完走おめでとうございます。
全科目合格後にやることも参考にしてください。
不合格で再受験したい場合
夜中に不合格がわかった場合。
翌朝のスコア表示前に再受験のためのNTSを発行してしまうと、スコアとパフォーマンスレポート(Performance Report)がすぐには確認できなくなってしまいます。
ずっと見られないわけではないですが。
再受験の日を決めるには、スコアとPerformance Reportを確認し、再受験までにどの程度の学習時間がかかるか検討した方がいいでしょう。
よって、夜中に不合格がわかって、勢いで再出願の手続き(NTSの発行手続き)をしたくなりますが、翌朝のスコア表示まで待った方がいいと思いますよ。
再受験については、スコアリリースで不合格だった場合【再受験対策】を参考にしてください。
(1)2026年のスコアリリース日本時間は?
2026年のスコアリリースの日本時間の予想と実際を見ていきましょう。
なお、2027年以降の日本時間の目安については、実際のスコアリリース状況を確認しながら順次更新します。
USCPA試験スコアリリース日と日本時間予想と実際
| 受験 | 結果表示 | スコア表示 | |
| 1
必須科目 |
1/1~
1/23 |
2/10(火)
1時00分 |
2/10(火)
8時00分 |
| 2
必須科目 |
1/24~
2/14 |
2/24(火)
1時00分 |
2/24(火)
8時00分 |
| 3
必須科目 |
2/15~
3/9 |
3/16(月)
23時00分 |
3/17(火)
7時00分 |
| 4
必須科目 |
3/10~
3/31 |
4/9(木) 0時00分 |
4/9(木)
7時00分 |
| 5
必須科目 |
4/1~
4/23 |
5/7(木)
2時30分 |
5/7(木)
7時00分 |
| 6
必須科目 |
4/24~
5/16 |
5/26(火) 22時45分 |
5/27(水)
7時00分 |
| 7
必須科目 |
5/17~
6/8 |
6/15(月)
23時30分 |
6/16(火)
7時00分 |
| 8
必須科目 |
6/9~
6/30 |
7/9(木)
23時30分 |
7/10(金)
7時00分 |
| 9
必須科目 |
7/1~
7/23 |
8/6(木)
22時20分 |
8/7(金)
7時00分 |
| 10
必須科目 |
7/24~
8/15 |
8/24(月)
23時05分 |
8/25(火)
7時00分 |
| 11
必須科目 |
8/16~
9/7 |
9/14(月)
23時00分 |
9/15(火)
7時00分 |
| 12
必須科目 |
9/8~
9/30 |
10/8(木)
23時00分 |
10/9(金)
7時00分 |
| Q1
選択科目 |
1/1~
1/31 |
3/12(木)
22時20分 |
3/13(金)
7時00分 |
| Q2
選択科目 |
4/1~
4/30 |
6/16(火) 1時30分 |
6/16(火)
7時00分 |
| Q3
選択科目 |
7/1~
7/31 |
9/10(木)
22時30分 |
9/11(金)
7時00分 |
| Q4
選択科目 |
10/1~
10/31 |
12/14(月)
22時30分 |
12/15(火)
8時00分 |
必須科目:FAR・AUD・REG
選択科目:BAR・ISC・TCP
赤字:実際の時間(どこがXなどをチェックして、最初に報告した人の時間)
必須科目については「AUD→FAR→REG」のアルファベット順に結果が表示されることが多いようです。
ただし、みなさんのSNSでの報告を見ているとそうなっているように思えるだけで、NASBAなどが公表しているわけではありませんのでご注意ください。
選択科目については、必須科目と同日リリースのときは、必須科目が表示されてから選択科目が表示されていたようです。
しばらくは同日リリースはないので、気にしなくていいと思います。

ただし、表示される時間は人によって(受験科目によって?)違うよ。
スコア(得点)は、日本時間だと、AICPAの公式サイトに書かれているスコアリリースの当日の朝7時くらいに見られると思うよ。
あくまでも、前回のスコアリリースの時間を参考に予想しているだけなので、予想より早かったり、遅かったりする可能性は十分にあるから注意してね。
夜中にソワソワ待ちたくない場合は寝てしまって、当日の朝に結果(合否)とスコア(点数)を併せて確認してもいいかもね。
(2)スコアリリース時間の把握方法は?
スコアリリース(結果発表)の時間を確認するには、NASBAのXアカウントをフォローすることをおすすめします。
スコアリリースの時間が近くなると「スコアリリースに備え、オンラインでスコアを確認するにはCPA Portalアカウントの設定が必要(まだ設定していない場合)」とポストされます。
In preparation for the score release, you will need to set up your CPA Portal account (if you haven’t done so already) to view your score online (unless you receive your score from your board). Click the link to learn how and to access the Portal.https://t.co/hqZ2hniCAd
— NASBA (@NASBA) September 14, 2026
スコアリリースの数時間前には「今夜5時にスコアリリースします」などというポストもあります。
#CPAExam candidates! Waiting for your score(s)? If the AICPA received your exam data file for Core Sections by September 7, your scores will be released tonight at 5 p.m. CDT. Click the link in our bio to access the CPA Portal. **SCORES FOR THE CALIFORNIA BOARD OF ACCOUNTANCY…
— NASBA (@NASBA) September 14, 2026
このポストで、スコアリリースの時間を確認できますね。
日本時間だと9月15日朝7時です(5 p.m. CDT=翌日 7 a.m. JST)。
NASBA CPAモバイルアプリでも、スコア確認ができます。
USCPA受験生向けのNASBA CPAモバイルアプリが登場。
NTS、スコア確認、支払管理、締切通知、申請状況追跡など、重要な情報にスマホでいつでもアクセス可能。
アプリはiOS/Androidで無料DLできるそう。 https://t.co/FxQQz2rxss— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) September 8, 2025
NASBAのXでスコアリリース時刻が案内される場合は、米国中部時間に基づいています。
一方、AICPAが公表しているスコアリリース(結果発表)の日付は、米国東部時間に基づいています。
つまり、NASBAの当日案内とAICPAのスコアリリース日では、基準となる時間帯が異なります。
米国中部標準時と日本標準時との時差
- 米国中部標準時(CST)と日本標準時(JST)の時差:15時間
- 米国中部夏時間(CDT)と日本標準時(JST)の時差:14時間
夏時間は、現地時間の3月の第2日曜日(2026年は3月8日)から11月の第1日曜日(2026年は11月1日)までです。
3.USCPAスコアリリースまでの過ごし方
USCPAのスコアリリース(結果発表)までは、どう過ごすといいのでしょうか。
基本的には、次の科目の勉強を始めつつ、結果待ちの科目も完全には忘れないようにしておくのがおすすめです。
特に、スコアリリースまでの期間が短い場合は、結果待ちの科目も軽く復習しておくと、不合格だった場合にスムーズに再開できます。
一方、2027年Q3から2028年Q2までは、スコアリリースまで数か月待つ場合があります。
この期間については、結果待ちの科目を何か月も本格的に勉強し続けるのではなく、次の科目を中心に進めながら、結果待ちの科目は定期的に軽く復習するくらいでいいでしょう。
いずれの場合も、「合格したはず」と考えて結果待ちの科目を完全に忘れてしまうのは、あまりおすすめしていません。
スコアリリースまでの過ごしかたの選択肢
- 次の科目を進めながら、結果待ちの科目も軽く復習する
- 結果待ちの科目は完全にやめて、次の科目だけ勉強する
おすすめなのは、次の科目を中心に進めながら、結果待ちの科目も完全には切らない方法です。
スコアリリースまでの期間が短ければ少し多めに、長ければ定期的に軽く復習する程度でいいでしょう。
理由はシンプルです。
USCPAのスコアリリース(結果発表)までの有効な過ごしかた
スコアリリースまでは、次の科目を進めながら、結果待ちの科目も完全には切らないのがおすすめ。
理由:
- USCPA試験は「手応えと結果」が一致しにくいから
- 一致しにくいのは、USCPA試験の2つの特徴があるから
- だから、結果待ちの科目を完全に切らない方が安全
(1)USCPA試験は「手応えと結果」が一致しにくいから
結果待ちの科目を完全に切らない方がいい一番の理由は、USCPA試験では「手応えと結果」が一致しにくいからです。
- 「絶対受かった」→落ちる
- 「絶対落ちた」→受かる
これがフツーに起こります。
手応えの感覚は人それぞれなので、正直なところ他の人の感覚を聞いても意味はありません。
スコアリリース前に、Xで「手応えと結果」のポストを漁って参考にするのは、だいたい時間のムダ。
(2)一致しにくい要因はUSCPA試験の2つの特徴
「手応えと結果」が一致しないのは、USCPA試験の2つの特徴からきていると考えます。
USCPA試験の2つの特徴
- 採点方法:採点は「正解数=点数」ではない(難易度が加味される)
- ダミー問題:「採点されない問題」がまざる
①採点方法(難易度が考慮され、正解数で合否が決まらない)
USCPA試験のスコアは、単純な正解数や正答率で決まるわけではありません。
正解したかどうかに加え、問題の相対的な難易度なども考慮してスコアが算出されます。
そのため、同じ正解数であっても、必ず同じスコアになるとは限りません。
「何問くらいできたから何点くらい」と自分で予想することが難しく、これも「手応えと結果」が一致しにくい理由の1つです。
採点方法は理解しておいた方がいいので、以下の記事を参考にしてください。
USCPA試験の採点方法【スコアは正解数で決まるわけではない】
②ダミー問題(採点されない問題が出題される)
USCPA試験には、「Pretest Questions」と呼ばれる採点されない問題が含まれています。
いわゆる「ダミー問題」です。
AICPAによると、Pretest Questionsはすべての科目に含まれており、MC問題またはTBS問題として出題されます。
将来の試験問題として使用するためのデータ収集が目的で、スコアの計算には含まれません。
どの問題がPretest Questionsなのかは受験生には分からないため、通常の問題と同じように解答する必要があります。
- 「できた!」と思う問題がダミー問題:採点されず、得点につながらない
- 「できなかった・・・」と思う問題がダミー問題:採点されず、失点を免れる
このダミー問題により「手応えと結果」が一致しなくなるわけです。
ダミー問題については、こちらの記事を参考にしてください。
(3)だから、結果待ちの科目を完全に切らない方が安全
結局のところ、どんなに手応えがあったとしても、不合格という結果になる可能性があるわけです。
よって、スコアリリースまでは、結果待ちの科目も完全に切らない方が安心です。
- 不合格だった場合でも、勉強を再開しやすい
- 合格していた場合でも、学んだ知識が次の科目に役立つことがある
特にスコアリリースまでの期間が短い場合は、次の科目を進めながら、結果待ちの科目も軽く復習しておくといいでしょう。
一方、2027年Q3から2028年Q2のように結果待ちが長くなる場合は、何か月も2科目を本格的に並行して勉強する必要はありません。
次の科目を中心に進めながら、結果待ちの科目は定期的に軽く復習する程度で十分だと思います。
実際に、
- 「絶対落ちた」と思って勉強を続けていたら、90点台で合格
- 「絶対合格した」と思ってテキストを知り合いにあげたら、60点台で不合格
という受験生もいました。
それくらい、USCPA試験では手応えだけで結果を予想するのは難しいです。
Xで他の受験生の「手応えと結果」を探して自分の結果を予想するより、結果が出るまでは次の勉強を進めた方が有意義でしょう。

絶対合格したと確信してテキストを整理したのに、スコアリリース(結果発表)で不合格だったという受験生も出るんだよ。
だから、スコアリリースまでは結果待ちの科目を完全には切らないことをおすすめしたいよ。
特にFARの結果待ちだったら、FARの勉強を続けて、結果的に合格していたとしても、FARの知識は次の科目のBARやAUDの学習にも役立つから、無駄になんてならないからね!
補足:最後の科目のスコアリリース待ちの場合
最後の科目(たとえばREGなど)のスコアリリース(結果発表)待ちの場合は、どう過ごすといいのでしょうか。
最後の科目についても、結果が出るまでは完全に勉強をやめてしまわず、軽く復習を続けておくと安心です。
ただし、最後の科目まで受験を終えたのであれば、結果待ちの間に合格後を見据えた行動を始めてもいいでしょう。
特に2027年Q3から2028年Q2は、受験日によってスコアリリースまで長く待つ場合があります。
何か月も最後の科目を本格的に勉強し続ける必要はなく、定期的に軽く復習しながら、転職やライセンス取得など次の準備を進めるのがおすすめです。
最後の科目のスコアリリース待ちの間にするといいこと
- 転職エージェントに登録する(転職する場合)
- USCPAライセンスの準備をする(ライセンスを取る場合)
- Successful Candidate Letterの取り寄せかたを確認(ほしい場合)
- 他の資格の勉強を始める(英語や会計関連など)
- 思いきり遊んでおく!
たとえば、転職するためにUSCPAに挑戦したのならば、転職活動を始めるといいですね。
また、USCPAライセンス取得の準備をしてもいいでしょう。
ワシントン州のライセンスの場合、全科目合格前でもAICPAの倫理試験の受験が可能です(よく質問をいただきます)。
さらに、勉強習慣が残っているうちに、USCPA以外の他の資格(英語や会計関連)の勉強を始めるというのもいいですね。
反対に、今まで遊べなかった分、旅に出たり、友達と遊んだり、やりたかったことをしておくのもアリ。
どこの場合、USCPAになりたかったのは、BIG4で監査がやりたかったから。
よって、最後の科目のスコアリリース待ちの間に、転職活動を本格的に始めました。
少し早めに転職活動を始めたおかげで、最後の科目のスコアリリースで合格がわかって数日後にBIG4の面談が設定。
面談の日に内定が出て、2週間後にはBIG4に入所できました(合格したら転職することも上司に話してあったため、スムーズに退職)。
万が一不合格だった場合、合格まで少し待ってもらえばいいだけなので、早めに転職活動を始めてしまっていいと思います。
USCPA試験全科目合格後にやることについては、こちらの記事を参考にしてください。
「Congratulatory Letter」(「Successful Candidate Letter」: 合格証明書)の依頼方法なども詳しく解説しています。
4.USCPAスコアリリースで不合格だった場合の対応
USCPA試験のスコアリリース(結果発表)で残念ながら不合格だった場合。
落ち込むと思いますが、結果を確認したら、次の受験に向けて順番に対策を始めましょう。
スコアリリースで不合格時の再受験対策
- 「Performance Report(パフォーマンスレポート)」を入手し結果を確認
- 次の科目を受験するか、不合格だった科目を再受験するか決定
- 「AICPA Released Questions(リリース問題)」をやりこむ
(1)「Performance Report(パフォーマンスレポート)」を入手し結果を確認
残念ながら不合格だった場合は、「Candidate Performance Report(パフォーマンスレポート)」を確認しましょう。
試験の出題分野や問題形式ごとの自分のパフォーマンスを確認できます。
CPA Portalでadvisory scoreが公開されたあと、通常72時間以内に「目」のアイコンが表示され、そこからScore Noticeを確認できます。
不合格だった場合は、Score NoticeにPerformance Reportも含まれます。
Score Noticeはずっと確認できるわけではありません。
「score available until」に表示された期限を過ぎるとCPA Portalから確認できなくなるため、早めに保存または印刷しておきましょう。
Performance Reportでは、75点~80点の合格者(just-passing candidates)と比較した成績が、次の3段階で表示されます。
Performance Reportの成績評価
- Stronger:比較対象より良い
- Comparable:比較対象と同程度
- Weaker:比較対象より良くない
Weakerとなっている分野は、75点~80点の合格者と比較してパフォーマンスが低かったということです。
ただし、Performance Reportは弱点を確認するための参考情報です。
AICPAは、再受験ではWeakerの分野だけでなく、すべての出題分野を復習することをすすめています。
「Performance Report(パフォーマンスレポート)」の見かたとスコアごとの再受験対策については、こちらの記事を参考にしてください。
(2)次の科目を受験するか、不合格だった科目を再受験するか決定
最後の科目ではない限り、スコアリリース(結果発表)までに次の科目の学習を始めている場合が多いでしょう。
次の科目の学習を始めていた場合、
- そのまま次の科目へ進むか
- 不合格だった科目に戻るか
迷うかもしれません。
どこの考えとしては、基本的には、いったん不合格の科目に戻って立て直すのがおすすめです。
今までの多くのUSCPA受験生を見てきましたが、USCPA試験の学習が長期化したり、撤退につながったりするケースでは、以下のようなパターンが多いからです。
USCPA試験学習期間の長期化・撤退になるパターン
A受験
→B学習開始
→A不合格判明
→B学習継続
→B受験
→A学習再開
→A再受験
→B不合格判明
AとBを行ったり来たりし、どちらも不合格という状態が続く。
2つの科目を行ったり来たりして、両方ギリギリ不合格を繰り返すというわけです。
2つの科目を行ったり来たりして、2科目6回ずつ不合格を繰り返し撤退。
そんな受験生を複数人知っています。
なので、基本的には、不合格だった科目に戻って早めに立て直すのをおすすめしています。
ただし、次の科目の受験日が既に近い場合や、スコアリリースまでの待ち時間が長く、次の科目の学習がかなり進んでいる場合は、その科目を先に受験してから不合格科目に戻る選択肢もあります。
特に2027年Q3から2028年Q2は、受験日によってスコアリリースまで長く待つことがあります。
その場合は、「不合格だったら必ずすぐ戻る」と機械的に決めるのではなく、次の科目の学習進捗や受験予定日も含めて判断するといいでしょう。
ただし、AUDで複数回不合格になった場合は、別です。
AUDは総復習的な科目ということもあり、他の科目の合格を先に勝ち取り、最後に戦いを挑むという選択肢はアリだと思います。
また、FARでずっと不合格になる場合も、別の考え方があります。
FAR(会計)だけ苦手で、意外とAUD(監査)やREG(税務)はスムーズに合格する人がいるので、他の科目も見てみるというのもアリだと思っています。
どこも、FARは範囲が広く大変でしたが(ギリギリ合格)、他の科目は苦労せず、そこそこ高得点で合格しています。
(3)Released Questions(リリース問題)を活用する
AICPAが公開しているReleased Questions(リリース問題)は、USCPA試験対策に活用できる重要な問題です。
受験前にも取り組んでいると思いますが、不合格だった場合は、もう一度リリース問題を見直してみるといいでしょう。
単に正解できるかを確認するだけではなく、どの論点が問われているのか、なぜその選択肢が正解・不正解なのかまで確認するのがおすすめです。
ただし、リリース問題だけで試験範囲を網羅できるわけではありません。
最新のBlueprintsや普段使っている教材とあわせて活用してください。
科目別受験対策
各科目の受験対策については、以下の記事を参考にしてください。
FARで不合格だった場合
USCPAのFAR勉強法のポイントとコツを解説!【最初からつまずかないために】
AUDで不合格だった場合
USCPAのAUD勉強法のポイントとコツを解説!【AUD沼にハマらないために】
AUDでギリギリ不合格だった場合
【脱ギリギリ不合格!】74点と75点の間の壁の乗り越えかたを解説
勉強法を見直したい場合
USCPAやってはいけない「NG勉強法」12選!合格できない人の勉強法
合格者の効果的な勉強法が知りたい場合
USCPA 合格者の勉強法|効果ありの方法と遠回りの方法を実例で解説
新しい教材(洋書問題集)を追加するのは、個人的にはおすすめしていません。
ですが、新しい教材で問題を解くことで、別の角度から理解を深めたいというタイプの方もいるため、ご自身の好みにおまかせします。
洋書問題集について知りたい場合

最後の科目ではない限りは、次にどの科目を受験するか、いつ受験するか早めに決定して、受験会場の予約をしてね。
5.USCPAスコアリリースで結果が出ないときの確認ポイント
USCPA試験のスコアリリース日に「自分のだけ出ない!」ということがあります。
AICPAが公表しているのは、あくまで「Target Score Release Date(ターゲット日)」であり、必ずその日に結果が表示されることが保証されているわけではありません。
結果が出ない場合は、次の順番で確認しましょう。
USCPAのスコアリリースで困った時のチェック順
- カットオフ(締切)付近で受けた?
- カットオフ付近ではない場合は、少し待ってシステム遅延などの可能性を確認
- それでも結果が出ない場合は、NASBAへ問い合わせ
(1)カットオフ(締切)付近で受けた?
必須科目では、ターゲットスコアリリース日ごとに、AICPAがプロメトリックから試験データファイルを受領する期限(カットオフ日)があります。
カットオフ付近に受験した場合、受験自体は期限までに終わっていても、プロメトリックからAICPAへの試験データファイルの送信が間に合わないことがあります。
AICPAが期限までに試験データファイルを受領できなかった場合、スコアリリースが次の回にズレる可能性があります。
NASBAも、カットオフ日に受験したからと言って、その回のスコアリリースに間に合うことは保証されないと案内しています。
特定のターゲットスコアリリース日に結果を受け取りたい場合は、カットオフ日の1~2日前までに受験することが推奨されています。
今のところ、日本の受験生がカットオフ日に受験して、期限までに間に合わなかったという報告は聞いたことがありません。
ただし、カットオフ日の受験でその回のスコアリリースに間に合うことが保証されているわけではないのでご注意ください。
(2)カットオフ付近ではないのに出ない?
カットオフ付近に受験したわけではなくても、スコアリリース日に結果が表示されないことがあります。
NASBAによると、スコアはAICPAから受領を開始したあと、通常48時間以内に掲載されます。
そのため、ターゲット日に結果が表示されなくても、まずは少し待ってみましょう。
それでも結果が表示されない場合は、NASBAへの問い合わせが確実です。
なお、スコアリリースが遅れているからといって、採点に問題があったり、不合格だったりすることを意味するわけではありません。
たとえば、かなり古い事例になりますが、2022年5月24日のスコアリリースでは、一部の受験生のスコアが予定通りに表示されず、NASBAがシステム上の問題について案内したことがありました。
このように、システム上の問題などでスコアリリースが遅れるケースもあります。
補足:NASBAへの問い合わせ先と記載事項
状況確認のためNASBAに問い合わせをする場合は、CPA Examination Servicesへ連絡しましょう。
NASBAへの問い合わせ先
メールアドレス:cpaexam@nasba.org
問い合わせる際は、状況が確認しやすいように、次の情報を記載するといいでしょう。
NASBAへの問い合わせメールに記載する事項
- 氏名
- 出願州(Jurisdiction)
- Jurisdiction ID
- 受験科目
- 受験日
- Section ID
- ターゲットスコアリリース日
- 「CPA Portalにスコアが表示されていない」など、現在の状況
必要に応じて、NASBAから追加情報の提出を求められた場合は、その案内に従ってください。
6.USCPA試験日の決めかた【カットオフ日を考慮】
この記事を読んでくださっている方の中には、USCPA試験の日程を決めるために、スコアリリース日を確認している方も多いと思います。
ですので、試験日の決めかたのアドバイスをしておきますね。
USCPA試験日の決めかたのアドバイス
- 試験日設定は、いつがいい?
- 避けた方がいい試験日は?
(1)試験日設定は、いつがいい?
USCPAの試験日は、受験可能な期間内であれば、プロメトリックの空席状況に応じて自分で試験日を選べます。
各科目に年間の受験回数制限はありませんが、同じ科目については、不合格の結果が出る前に再受験することはできません。
そのため、スコアリリースまでの期間が長いほど、不合格だった場合に再受験できる時期も遅くなります。
なお、2027年Q3から2028年Q2までは、新しい試験配信プラットフォームへの移行に伴い、通常とは異なる受験期間とスコアリリース日程が設定されています。
特に2027年7月1日から11日まではTesting Blackout(試験休止期間)となり、受験できません。
試験会場に空きがあれば、自分の都合で試験日を決められるからこそ、逆にいつ受験するか悩むんですよね。
基本的には自分の仕事がなるべく落ち着いているタイミングや、学習が進んでGoが出せるタイミングでいいと思います。
ですが、なるべくスコアリリース(結果発表)のタイミングも考慮するといいです。
なぜなら、受験のタイミングによっては、スコアリリース(結果発表)までの期間がかなり長くなります。
スコアリリースまで、合格したのか、不合格なのか分からない状態が長く続くことになります。
モヤモヤする時間は、なるべく短くしたいですよね。
なので、受験からスコアリリースまでの期間が短くなるように試験日を設定するのがおすすめ。
学習の準備が整ったら試験日を設定するのが王道かもしれません。
ですが、先に試験日を決めて、そこから逆算で仕上げると短期合格につながるのでおすすめです(どこもそうしました)。

USCPA試験って、手応えと結果が一致しにくくて、どんなに勉強しても結果を見るまでイマイチ自信がもてないから。
だから、なるべく受験から結果発表まで短い方が精神的にいいよ。
また、「準備できた→受験日設定」より「受験日設定→準備を間に合わせる」の方が、短期合格には効くよ。
(2)避けた方がいい試験日は?
スコアリリースのタイミングを重視するなら、カットオフ日ぎりぎりの受験は避けた方がいいでしょう。
スコアリリースの対象になるかどうかは、受験日そのものではなく、AICPAがプロメトリックから試験データファイルを期限までに受領できたかどうかで決まります。
そのため、カットオフ日に受験しても、その回のターゲットスコアリリース日に結果が出るとは限りません。
NASBAも、特定のターゲットスコアリリース日に結果を受け取りたい場合は、カットオフ日の1~2日前までに受験することをすすめています。
できるだけ早く結果を受け取りたい場合は、カットオフ日ぎりぎりではなく、少し余裕をもって試験日を設定するといいでしょう。
なお、2027年Q3から2028年Q2は、試験日によってスコアリリースまでの待ち時間がかなり長くなる場合があります。
不合格だった場合は、結果が出るまで同じ科目を再受験できないため、受験日とスコアリリース日の組み合わせは事前によく確認しておきましょう。
特に、この期間は「受験できる日に受ける」だけではなく、いつ結果が出るのかまで確認して試験日を決めることをおすすめします。

次のスコアリリース(結果発表)の日に回されないように、カットオフ日はなるべく避けて試験日を設定しようね。
7.USCPA試験日に関するよくある質問
USCPA試験の試験日について、よくある質問にお答えします。
(1)試験日はいつ?
USCPA試験は、決められた受験可能期間の中で、プロメトリックの空席状況に応じて試験日を選べます。
他の多くの資格試験のように、「年に2回だけ」といった試験ではありません。
必須科目(FAR・AUD・REG)は基本的に年間を通して受験できますが、選択科目(BAR・ISC・TCP)は、各四半期に決められた受験期間があります。
なお、2027年7月1日から11日までは、新しい試験配信プラットフォームへの移行に伴うTesting Blackout(試験休止期間)のため、必須科目・選択科目共に受験できません。
また、他の試験の影響で、試験会場に空きがなくて受験できない日もあります。
自分で試験日が決められるのはいいですね。
ですが、いつでも受験できるとなるとなかなか受験せず、受験のタイミングを逃して撤退ということもありえますので注意。
USCPAの勉強では、モチベーション維持とメンタルケアを大切に😊
まず受験予約←コレ大事!
・気が抜けてサボリがちなら「これでは落ちる」と危機感をもつ
・成果が出なくて落ち込んだら「落ちたらまた受ければいい」と少し楽観的になる
受験直前は合格だけ信じ、必死に追い込み←コレも大事!
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) June 9, 2023
(2)試験申し込み・試験日変更・キャンセルはどうやる?
USCPA試験の受験予約は、プロメトリック(Prometric)のサイトから行います。
試験会場・試験日の予約方法や、試験日変更(リスケ)・キャンセルについては、こちらの記事を参考にしてください。
(3)最後の科目は、最初に合格した科目の合格実績の有効期限までに受験していればいい?スコアリリースされていないとダメ?
科目合格実績には、有効期限があります。
つまり、最初の科目に合格すると、科目合格実績を失効させないためには、全科目合格までに期限が発生します!
科目合格実績(Credit)には有効期限があります。
有効期限は出願州によって異なるため、自分の出願州のルールを確認する必要があります。
とはいえ、多くの日本の受験生の出願州の場合、30ヶ月もしくは36ヶ月です。
では、最後の科目は、最初の科目の合格実績の有効期限までに、どこまで終えている必要があるのでしょうか。
- 有効期限までに最後の科目を受験していればいいのか
- 有効期限までに最後の科目の合格スコアがリリースされている必要があるのか
①が正解です。
最後の科目を有効期限が切れる前に受験し、その科目が合格だった場合は、スコアリリースが有効期限後になっても問題ありません。
NASBAの解説は次のようになっています。
An applicant may earn credit for each examination section that is passed during a period of 30 months, beginning on the date the applicant’s first passing score is released by NASBA and concluding on the date the applicant takes the final section of the examination for which a passing score is achieved.
簡単に訳すと「各科目のCreditは、NASBAによって最初の合格スコアリリースがされた日から、合格した最後の科目を受験した日までの30か月間に取得できる」となります。
さらに、NASBAのQ&Aにこのような記載があります。
I am waiting on my final Exam score and it is set to be released AFTER my first credit expires. Will I lose my Exam credit?
As long as you TAKE your final exam section BEFORE your first exam credit expires and when you receive your score it is passing, then you would not lose that first exam credit. All expiration times are set on Central Standard Time and are not calculated by your exam appointment time. If your first credit expires on January 31st, it is recommended that you take your final section on January 30th.
和訳だと以下のようになります。
「私は最後の試験のスコアを待っていますが、最初の科目合格実績の有効期限が切れた後にリリースされる予定です。合格実績を失いますか?
最初の科目の合格実績が期限切れになる前に最後の科目を受験し、スコアを受け取ったときに合格している限り、その最初の科目の合格実績を失うことはありません。すべての有効期限は、CST(中央標準時間)に設定され、試験の予約時間によって計算されません。最初の科目合格実績が1月31日に期限切れになる場合、1月30日に最終科目を受験することをおすすめします。」
(4)誰でも受験できるの?受験資格は?
USCPA試験は、誰でもすぐに受験できるわけではありません。
受験資格は出願州によって異なり、学位や総単位数、会計・ビジネス関連の単位などの要件が定められています。
大学在学中や短大卒などでも出願州によっては受験できる可能性があるため、「四年制大学を卒業していないと受験できない」と一律には言えません。
自分がどの州に出願できるのか、必要な単位が足りているのかを確認してから受験手続を進めましょう。
USCPAの受験資格については、こちらを参考にしてください。
USCPA予備校での単位取得については、こちらを参考にしてください。
(5)試験の難易度は?合格率は?
USCPA試験は、試験制度としては挑戦しやすい面があるものの、決して簡単な試験ではないと考えています。
合格率は科目によって大きく異なり、近年は40%台の科目もあれば、70%を超える科目もあります。
また、合格率が高い科目ほど簡単とは限りません。
受験者のバックグラウンドや準備状況、選択する科目によっても合格率は変わるため、合格率だけで難易度を判断しない方がいいでしょう。
USCPA試験の難易度は、こちらを参考にしてください。
USCPA試験の合格率は、こちらを参考にしてください。
(6)海外でも受験できる?
USCPA試験は、アメリカや日本以外の海外の受験会場でも受験できます。
以前は、自分が住んでいる(VISAを保持している)国でUSCPA試験が実施されていない場合、日本に帰国するか、アメリカに行く必要がありました。
現在は、近隣のUSCPA試験実施国でも受験できるようになっています。
旅行先や出張先で受験することも可能です。
アメリカと日本以外でUSCPA試験を受験したい場合は、こちらを参考にしてください。
(7)試験時間はどのくらい?
USCPA試験は、必須3科目(FAR・AUD・REG)と、選択3科目(BAR・ISC・TCP)から1科目を選び、合計4科目を受験します。
試験時間は、どの科目も1科目あたり4時間です。
本番では問題数が多いので、タイムマネジメントが大切となります。
USCPA試験の時間配分については、こちらの記事を参考にしてください。
(8)試験の合格点は何点?
USCPA試験は、0~99のスケールで75以上が合格です。
スコアリリース(結果発表)で「75」以上のスコアが表示されれば合格となります。
ただし、「75」は75%という意味ではありません。
USCPA試験のスコアは、正答数だけでなく、問題の相対的な難易度なども考慮して算出されます。
ちなみに、74点で不合格になると「あと1点だった」と感じるため、受験生の間では「74点と75点の間には壁がある」とよく言われます。
(9)試験の結果の見かたは?
USCPA試験の結果は、CPA PortalまたはNASBA CPA Mobile Appで確認できます。
CPA Portalでは、スコア(点数)が表示される前に、Status(Passed/Failed)で合否が確認できることがあります。
「View exam section history」をクリックすると、受験した科目の結果を確認できます。
- Passed, Credit: 合格!
- Failed, No Credit: 不合格…
Statusがまだ反映されていない場合でも、次の方法で合否が先に分かることがあります。
Exam Section Statusは白いままでも、合格の場合はAPPLY NOWから飛んだページに「You have credit for this exam」との表記が受験科目のところにあります。
合格の場合(✔あり)↓
不合格の場合(✔なし)↓
その後、スコアが表示され、Score Noticeも確認できるようになります。
Score Noticeはスコア表示と同時に確認できるとは限らず、NASBAによると、通常はadvisory scoreが表示されてから72時間以内にCPA Portalで確認できるようになります。
(10)試験は誰が採点する?
USCPA試験の採点はAICPAが行います。
NASBAが採点を行うのではありません。
受験後、受験データはプロメトリックからAICPAへ送られ、AICPAが採点と品質確認を行います。
AICPAは受験者の受験IDを使って採点します。
よって、受験生の氏名、性別、民族、どこで教育を受けたか、どこに住んでいるのか、どの州に出願したのかといった情報をもとに採点するわけではありません。
「国ごとに合格者を調整している」
「日本人受験生だけ採点を厳しくしている(だから日本人だけの合格率が低いのも仕方がない)」。
こんなことを書いている人を見かけたことがありますが、そのような操作はできない仕組みになっていますよ(それに、日本人だけの合格率は決して低くありません)。
また、USCPA試験は相対評価ではなく、合格者数を一定数に調整する試験でもありません。
AICPAで採点・品質確認が終わると、結果がNASBAへ送られます。
NASBAはNational Candidate Databaseにスコアをアップロードし、そこで受験IDを使用して受験者のファイルと照合します。
AICPAからスコアを受け取り始めてから48時間以内に、NASBAはサイト内にスコアを掲載します。
(11)試験結果に納得いかない!
実は、こんな相談・質問をUSCPA受験生からいただくことが多いです。
- USCPA試験のスコアが低すぎるのはどうして!?
- 合格だと確信していたのに不合格になったから、調査してもらえる?
このような受験生は、大きくは2つのパターンに分けられます。
- 最後のテストレット5の「Submit」が押せなかった:解答が送信できなかったのでは?
- テストレット3でお手洗いに行きたくて途中退出してしまった:途中退出したので失格扱いになったのでは?
何もなかったら、そこまで騒いだりしないですからね。
「Submit」が押せていなかった場合に関しては、NASBAに確認するとデータは来ていると言われます。
もし「Submit」が押せていなかったのが心配であれば、NASBAに確認してみてくださいね。
お手洗いで途中退出した場合、途中退出の事実はプロメトリックから出願州のBoAに報告がいくようです。
ですが報告がいくだけで、ペナルティーとして採点されないということはないと思っていいです(絶対とは言えませんが、NASBAに確認をした受験生への返事からすると)。
この2つのパターンの場合、調査してもらっても結果が変わる(スコアが上がる・合格になる)可能性は限りなくゼロだと言えます。
スコアに納得がいかないと相談をいただいた場合は、その方に「Performance Report」でMC問題がWeakerではないか(Comparable か Strongerになっているか)確認してもらっています。
ちなみに、今までMC問題がWeakerだった方しかいませんでした。
つまり、テストレット3や5(TBS問題ですね)の結果うんぬんではなく、MC問題の段階でできていないという話になります。
MC問題がStrongerだったのに、あまりにもひどい点だったら、調査してもらうのを考えてみてもいいかもしれませんが。
NASBAに問い合わせる前に「Performance Report」を確認することを強くおすすめします。
自分ではできたと思っていても、たとえば、問題文に従って解答していないということがありえます。
よくあるのが、小数点や符号の取り扱いです。
できれば、USCPA試験に関するFAQ(よくある質問)を解説!受験生は確認マストをご確認ください。
音声で確認したい場合は、USCPA試験FAQ(よくある質問)解説!学習ステージ別攻略法でどうぞ。
また、テストレット3でお手洗いのために途中退出した場合は、お手洗いに行きたくて途中から集中できていなかった可能性があります。
テストレット3の後だけではなく、他のテストレットとテストレットの間にも休憩できますので、テストレット2の後にお手洗いに行くといいですね。
USCPA試験は、テストレット3の後にタイマーが止まる15分休憩があります。
ですが、他のテストレット間も、タイマーは止まりませんが、休憩可能。T2からお手洗いに行きたかったのにT2の後に休憩せず。
T2もT3も試験に集中できず不合格。そんなことにならないよう、我慢せず休憩してください。 pic.twitter.com/2A4Tmhm3zj
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) March 26, 2024
それでも採点に誤りがあるのではないかと考える場合、出願州によってはScore Review(スコアレビュー)やScore Appeal(スコアアピール)を申し込むことができます。
- Score Review:試験をもう一度採点し直すものではありません。採点手続きが正しく行われ、承認された採点方法が適切に適用されているかを確認する手続きです。
- Score Appeal:一部の出願州で利用できる異議申し立ての手続きです。
NASBAによると、USCPA試験ではスコアリリース前に複数の品質確認が行われており、Score ReviewやScore Appealによって結果が変わる可能性は、非常に低いとされています。
そのため、まずPerformance Reportを確認し、それでも採点上の問題があると考える場合に、Score ReviewやScore Appealを検討するといいでしょう。
ただし、米国受験生も含めて、スコアが変わった人は見たことがないですし、NASBAもスコアが変わった人は1%もいないと言っています(Score Appealでは、スコアが変わった人はゼロ)。
以上、「USCPAスコアリリースはいつ?結果発表日・日本時間・確認方法」でした。

2027年Q3から2028年Q2は、スコアリリース日程が通常と大きく変わることも分かったよ。

合格していたら次に進めるし、不合格だったら再受験を考えることになるから、結果がいつ分かるのかは大事(もし最後の科目で、合格していたら、お祝いしないといけないし!)。
少しでも早く試験の結果を知って、結果を待ってドキドキする時間を減らせると嬉しいよ。
USCPA合格後については、こちらを参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
USCPA資格の活かし方やUSCPA短期合格のコツも記載しています。



