試験制度

米国公認会計士(USCPA)の試験制度【試験制度を理解し短期合格!】

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知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)に挑戦しようと思っているよ。

USCPA試験ってどんな試験なのか知りたいな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA試験は、米国の試験だから、情報が少ないよね。

USCPA(米国公認会計士)試験がどんな試験なのかがよくわかるように、知っておいてほしい情報を網羅して説明していくね。

2024年1月から新USCPA試験開始!

今後は、新試験に合わせた教材を使わないと合格が難しくなります。

 

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どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。

USCPA資格の活かし方USCPA短期合格のコツも記載しています。

 

また、まだUSCPAの勉強を始めていない場合は「USCPAの始めかた」も参考にしてください。

USCPAの始めかた 5ステップ
🌸USCPA(米国公認会計士)になるには?USCPAの始めかた【5ステップ】USCPA(米国公認会計士)になりたい方は必見!「USCPAの始めかた」を5つのステップで「USCPAどこのブログ」のUSCPAどこが解説!米国公認会計士(USCPA)になるためには何をしたらいいのかシンプルにわかる!...

1.USCPA試験の試験形式

USCPA試験は、全米統一の試験で、どの州に出願しても試験問題や採点基準は同じです。

また、CBT(コンピュータ・ベースド・テスティング)で、コンピュータが出題し、AIが採点を行います。

受験生は、コンピュータのモニター画面に出題される問題に対し、コンピュータのキーボードで回答を入力します。

問題は、データベースに蓄積された中から、コンピュータがランダムに出題します。

 

受験に必要なコンピュータスキルについては、以下の記事を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の受験に必要なパソコンスキル
USCPA受験に必要なパソコンスキル【パソコン受験(CBT)の注意点も】USCPA試験のCBT(CBT: Computer-Based Test)について解説!USCPA試験はパソコンの画面上に問題が出題され、解答していく形式の試験。USCPA受験で必要なパソコンスキルと、パソコン試験の注意点について説明。...

 

 

2.USCPA試験の試験科目

USCPA試験の科目は4科目で、各科目の試験時間は4時間です。

2024年1月からの新USCPA試験では、必須科目(Core)3科目と選択科目(Discipline)から1科目になっています。

試験科目

必須科目(Core):3科目マスト

  1. FAR (Financial Accounting and Reporting):財務会計
  2. AUD (Auditing and Attestation):監査と証明業務
  3. REG (Taxation and Regulation):税法と商法

選択科目(Discipline):1科目選択

  1. BAR(Business Analysis and Reporting):ビジネス分析と報告
  2. ISC(Information Systems and Controls):情報システムと統制
  3. TCP(Tax Compliance and Planning):税法順守と税務計画

1度に何科目受験するか、どの順番で受験するかは、受験者が決められます。

 

USCPA試験の出題方針は、「広く浅く」です。

よって、出題範囲は幅広いのですが、新人のCPAとして知っておく必要がある基礎知識を問う問題が中心ですので、難易度は高くありません。

 

選択科目の選びかたについては、以下の記事を参考にしてください。

新USCPA試験選択科目の選びかた
新USCPA試験の選択科目(BAR・TCP・ISC)の選びかた4つ【選択科目】2024年新USCPA試験での選択科目の選びかたを解説!新試験ではBAR・TCP・ISCという選択科目3科目から1科目選ぶ必要がある。学びたい内容、キャリア、試験難易度、USCPA予備校の対応の4点を検討すれば、あなたも選択科目が選べるように!...

 

試験科目ごとの時間配分については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA試験 受験当日の各科目(FAR・BEC・AUD・REG)の時間配分
【2024年新試験】USCPA受験当日の科目別の時間配分と4つのポイントUSCPA新試験の時間配分が知りたい方は必見!各試験科目ごとの受験当日の時間配分を解説しています。時間が足りなくて問題が解けないということがないよう、タイムマネジメントのポイント4つも紹介。...

 

USCPA試験科目の特徴と試験対策については、以下の記事を参考にしてください。

必須科目

新FARの特徴と試験対策

【FAR】USCPA試験のFARはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】FARは新USCPA試験でどうなった?試験対策は?【FAR】新USCPA試験のFARはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!FARは新出事項がなく、高度な会計トピックがBARに移ったので対策しやすい!とはいえ必要なスキルレベルは高くなり、最初に受験する場合が多いので試験戦略が重要。...

新AUDの特徴と試験対策

【AUD】USCPA試験のAUDはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】AUDは新USCPA試験でどうなった?試験対策は?【AUD】新USCPA試験のAUDはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!AUDは新出事項がほぼなく、覚えておけば解けるMC問題が増えた!とはいえ、高度なスキルが求められるTBS問題も出るので、深い理解も必要。...

新REGの特徴と試験対策

【REG】USCPA試験のREGはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】REGは新USCPA試験でどうなった?試験対策は?【REG】新USCPA試験のREGはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!REGは新出事項がなく、BECからの配分がなく、応用的な税務トピックはTCPに移ったので対策しやすい!必要なスキルレベルも変更がないので心配はいらない。...

選択科目

BARの特徴と試験対策

【2024年最新】BARはどんな科目?試験対策をUSCPAが解説!【BAR】新USCPA試験のBARはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!BARは選択科目の中で、新出事項が少ないこともあり一番人気。ですが、ボリュームがあるし必要なスキルレベルが高いので十分な準備と試験戦略が必要。...

ISCの特徴と試験対策

USCPA試験のISCはどんな科目?2024年新試験の対策と傾向を解説
【2024年最新】ISCはどんな科目?試験対策をUSCPAが徹底解説!【ISC】新USCPA試験のISCはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!ISCは選択科目の中で、新出事項が多いため、必要なスキルレベルは低いtが、選ぶ人が一番少ない。ISCの出題情報が少ないため、情報集めが大切!...

TCPの特徴と試験対策

TCPの試験対策と傾向を解説
【2024年最新】TCPはどんな科目?試験対策をUSCPAが解説!【TCP】新USCPA試験のTCPはどんな科目なのか、2024年新試験での受験対策を解説!TCPは選択科目の中で、新出事項があるけれど、ボリュームがBARよりないので、選ぶ人がBARに次いで多い。必要なスキルレベルが高いので十分な準備と試験戦略が必要。...

 

出題内容や、出題割合、さらに必要とされるスキルのレベルなどは「Blueprints(ブループリント)」に書かれていますので、一読すると良いでしょう。

AICPA Blueprints 2021年7月1日有効、2021年10月18日改訂
USCPAのBlueprints(ブループリント)とは?何が分かる?利用法と注意点USCPAのBlueprints(ブループリント)について知りたい方は必見!BlueprintsはAICPAが提供するUSCPA試験の設計図。実は、しっかり利用していない人が多いですが、利用するとUSCPA短期合格の可能性が上がる!Blueprintsの利用法と注意点を解説!...

 

 

3.USCPA試験の出題形式

出題形式は、大きくは、Multiple Choice Question(MC問題)とTask-based Simulation(TBS問題)に分かれます。

USCPA試験の出題形式

  1. Multiple Choice Question(MC問題):4択問題
  2. Task-based Simulation(TBS問題):事例形式問題

 

MC問題とは、4つの選択肢の中から、1つの正解を選ぶ形式です。

TBS問題とは、ケース・スタディーの形式で、CPAが実際に実務で遭遇するであろう業務がケース化され、分析力・判断力・応用力・リサーチ力などが問われます。

注意:2024年1月からの新試験では、TBS問題の一部としてあったWritten Communication(WC問題)が出題されません。

 

そして、各科目につき、5つのテストレット(問題群)があります。

各科目のテストレット(問題群)の出題形式

  1. テストレット1と2:Multiple Choice Questions(択一問題)
  2. テストレット3、4、5:Task-based Simulation(事例形式問題)

テストレット1から順に回答することになります。

各テストレット内では問題ごとの行き来ができますが、次のテストレットに進むと、前のテストレットには戻ることはできません。

テストレット内は、色々なトピックの問題が順不同で並んでいます。

 

Task-based Simulation(事例形式問題)とWritten Communication(記述式問題)については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA試験 TBS問題(事例形式問題)まず知っておきたい概要と対策
USCPA試験のTBS問題(事例形式問題)の概要と対策【これだけは知っておく】USCPA(米国公認会計士)試験のTBS問題(事例形式問題)の情報が必要なUSCPA受験生は必見!TBS問題の概要と対策を解説!TBS問題はどんな種類があり、どう解いていくといいのかわかる!...

 

 

4.USCPA試験の合格基準

各科目99点満点中、75点以上で合格となります。

合格者数の制限はなく、落とすための試験ではないため、一定の基準に達成した受験生は全員合格となる、「絶対評価」の試験です。

 

難易度に応じて、得点の調整がされるため、正解数の比率とは一致していません。

難しい問題に正解した場合と、簡単な問題に正解した場合では、同じ点数が配点されるわけではありません。

 

採点方法については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の採点方法
USCPA試験の採点方法【スコアはどう決まる?正解数で決まるのではない!】USCPA試験の採点方法を知っていますか?スコアはどう決まるのでしょうか?USCPA試験は75点以上で合格ですが、75点の意味が分かっていますか?実はスコアは正解数で決まるのではないです。合格したいなら採点法を理解すること!...

 

 

5.USCPA試験の科目合格制度

試験科目は4科目ありますが、科目合格制度であり、1科目ずつ受験できます。

4科目全て合格になった時点で、「USCPA試験合格」となります。

 

ただし、科目合格の有効期限は18ヶ月です。

最初の科目に合格してから、18ヶ月以内に全科目合格する必要があります。

18ヶ月を経過した科目は、合格実績が失効(Expire)しますので、再度受験する必要があります。

注意:2024年以降は出願州によって30ヶ月、36ヶ月などになります。

 

この科目合格の有効期限は「受験日」が基準です。

最後の合格科目の「受験日」が有効期限内であれば、その科目のスコアリリース(合格発表)が有効期限を過ぎて行われ、合格が分かったとしても、全科目合格となります。

注意:科目合格の有効期限は「スコアリリース」が基準となる予定です。

 

 

6.USCPA試験の難易度変化(新USCPA試験からなし)

注意:2024年1月からの新USCPA試験では、難易度変化は起こりませんが、参考までにしばらく残しておきます。

 

テストレット1と2はMultiple Choice Questions(択一問題)ですが、正答率によりテストレットの難易度が変化します。

まず、テストレット1では「通常(Medium)」の問題を解きます。

よくできていると、テストレット2では「難しい(Difficult)」の問題が多く出題され、あまりできていなければ、テストレット2でも「通常(Medium)」の問題が多く出題されます。

 

難易度変化は、限られた問題数で、効率的に受験生の実力を測る方法であり、理屈は「視力検査」と同じです。

テストレット2が「難しい(Difficult)」にならなくても合格できますし、「難易度変化」は判断がつかない場合も多いため、受験中は気にしなくて良いでしょう。

 

 

7.USCPA試験のダミー問題

出題されるのに、採点されない「ダミー問題(Pretest Question)」が出題されます。

採点されないので、正解でも不正解でも、合否には関係ありません。

 

全ての科目に「ダミー問題」は含まれています。

Multiple Choice Questions(択一問題)は、約20%、つまり5問に1問くらいは「ダミー問題」です。

 

注意:2024年1月からの新USCPA試験でのダミー問題の出題数は、教えられないとAICPAより回答があったため不明です。

 

「ダミー問題」は、出題者側のデータ収集が目的です。

USCPA試験の問題は、膨大な問題のデータベースからランダムに抽出される仕組みです。

問題のレベルを一定の範囲に保つため、受験者の正答率を調査するための実験的な採点しない問題も出題しています。

 

「ダミー問題」は判断がつきませんので、受験中は気にしなくて良いと思います。

ただし、もしあまりにも難しい問題が出題された場合は、「ダミー問題」の可能性があるとして、時間をかけすぎないようにすることは大事な受験のテクニックです。

正答率の極端に低い難問や奇問は、実力を判定するのに適さないとして、データベースから省かれているため、「採点される問題(Operational Questions)」ではない可能性が高いからです。

 

「ダミー問題」については、以下の記事を参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の2大特徴 難易度変化とダミー問題
USCPA試験のダミー問題とは?手応えと結果が乖離する原因!?USCPA試験の「ダミー問題」を「USCPAどこのブログ」のどこが紹介!ダミー問題のせいで「USCPA試験は手応えと結果が一致しない」と言われがち。ダミー問題の特徴とUSCPA試験中に気を付けるべきことを解説。...

 

 

8.USCPA試験の休憩時間

テストレットは5つありますが、テストレットとテストレットの間に休憩を取ることができます。

ただし、テストレット3とテストレット4の間以外に休憩をとると、試験時間が短くなってしまいます(タイマーが進みます)。

テストレット3とテストレット4の間の15分間の休憩は、試験時間に含まれません(タイマーが進みません)。

 

試験の画面上で「休憩する」を選択すると、席から離れて休憩することになります(席で休憩する際は「休憩する」を選択しないようにします)。

休憩時間には、お手洗いに行ったり、ロッカーを開けて、飲み物、お菓子などを取り出し、飲食が可能となります。

注意:水だけは試験中に席で飲めます。

 

 

9.USCPA試験の試験会場

試験会場は、プロメトリック(Prometric)というコンピュータ試験の運営会社のテストセンターから選択します。

 

日本で受験する場合、東京の御茶ノ水か、大阪の中津のプロメトリックテストセンターでの受験となります。

 

日本以外にも米国には約300か所の受験会場があり、欧州、南米、中東などでも受験が可能です。

米国で受験する場合は、出願州と受験州を一致させる必要はありません(出願はワシントン州、受験はグアムなども可能)。

ちなみに、日本で受験できなかった頃は、グアムで受験する日本人が多かったのですが、グアム会場も日本会場と同じく追加手数料の支払いが必要です。

 

受験当日の持ち物、流れなどについては、以下の記事を参考にしてください。

USCPA 持ち物リスト
【2024年完全版】USCPA受験当日の持ち物リスト!何が必要?何が貸出?【2024年完全版】USCPA受験当日の持ち物リスト!試験会場(プロメトリック)に必ず持っていく必要がある物、持っていくと便利な物、貸し出される物を紹介。定期的にプロメトリックに確認し最新情報に更新中!...
USCPA試験 受験当日の流れと知っておきたいこと
【2024年】USCPA受験当日の流れを5つに分けて解説!知っておきたいこともUSCPA(米国公認会計士)試験を受験する人は必見!USCPA試験受験当日の流れを5つに分けて解説。落ち着いてUSCPA試験が受けられるよう、受験当日に知っておきたいことも紹介。...
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USCPA受験中のパソコン画面上での試験の進め方【知らないと焦ります!】USCPA(米国公認会計士)試験の受験中のパソコン画面上での試験の進め方と、知っておいた方がいいことをご紹介。知っていないと焦って致命的なミスをしてしまうかも?試験開始前、試験中、試験終了時の3つに分けて解説。...

 

10.USCPA試験の受験料

Education Evaluation Application Fee(受験資格審査料)とExam Section Application Fee(試験料)を支払います。

さらに、日本で受験する場合、日本会場手数料がかかり、受験票(NTS)を受領し、試験会場を選択する前に払います。

 

料金はしばしば変更されるのですが、2024年4月時点では、以下の通りです。

受験料(出願州により異なる、日本人がよく受ける出願州の場合)

  1. 受験資格審査料(最初1回):90ドル~140ドル
  2. 試験科:約350ドル/科目

日本会場手数料(全米統一価格)

390ドル/科目

出願州別の受験料と試験会場手数料

 

試験料は、1科目350ドルくらいですので、4科目で1,400ドルくらいです。

日本会場手数料は、1科目390ドルですので、4科目で1,560ドルです。

1回ずつの受験で合格したとしても、1科目740ドルかかるので、4科目で2,960ドルとなります(不合格の場合、さらにかかります)。

 

受験料をはじめとして、USCPA試験合格までにかかる費用については、こちらを参考にしてください。

USCPA 総費用
米国公認会計士(USCPA)の総費用は100万円!?費用を安くする方法!【2024年4月時点】米国公認会計士(USCPA)の総費用が知りたい人は必見!実は100万円もかかる!USCPA総費用の内訳も詳しく紹介。USCPA合格までのコストを安く費用対効果を高くする方法は自分に合ったUSCPA予備校を選ぶこと!...

 

 

11.USCPA試験の受験日

年間を通じて、土日を含めほぼ毎日受験可能です(ただし、テストセンターの休業日は、受験できません)。

注意:2024年は受験できない日があります。

 

受験日は決まっておらず、テストセンターの空きがあれば、自分の都合で受験日を選ぶことができます。

ただし、受験票(NTS)は6ヶ月の期限がありますので、その期限内に受験する必要があります。

 

各科目の年間の受験回数に制限がありませんので、試験結果が不合格だと分かりしだい、その科目を再受験することができます。

注意:2024年は四半期ごとに1回のスコアリリースですので、1科目あたりの受験回数は多くても4回となります。

2020年7月に通年受験制度(Continuous Testing)が導入されました。

「各科目各期1回、年間最大4回受験」の制約がなくなり、通年で受験できるようになりました。

ですが、2024年は四半期ごとのスコアリリースです。

またしても「各科目各期1回、年間最大4回受験」の制約が復活します。

 

 

12.USCPA試験の試験会場の予約

試験会場の予約は、プロメトリックのサイトで手続きできます。

 

受験したいプロメトリックテストセンター(日本での受験の場合は、東京御茶ノ水ソラシティか大阪中津試験会場)を選び、空席状況を確認します。

それから、NTS(受験票)の試験IDを入力して予約します。

日本での受験の場合は、日本会場手数料を払ってから約24時間経つと(カード決済が処理されると)、日本会場の予約ができます。

 

NTS(受験票)の試験IDの有効期限は6ヶ月ですので、テストセンターに空席さえあれば、NTS(受験票)が発行されてから6ヶ月以内の好きな日に受験できます。

 

また、受験日の予約変更も可能です。

ただし、受験予約日からどのくらい前かにより手数料が変わり、受験予約日の24時間以内は変更ができません(受験料が没収されます)ので注意が必要です。

 

プロメトリックテストセンターの予約と変更(リスケ)について、こちらの記事を参考にしてください。

USCPA試験 プロメトリックテストセンターの予約方法と変更(リスケ)
USCPA試験プロメトリックの空席確認と予約方法【リスケ・キャンセル・再出願】USCPA受験生は必見!プロメトリックテストセンター(試験会場)の空席確認、予約方法、リスケ・キャンセル・再出願について「USCPAどこのブログのどこ」が解説。USCPA試験はリスケする際、場合よって手数料がかかるので注意!...

 

 

13.USCPA試験の試験結果(スコア)の確認

試験結果(スコア)は、NASBAのサイトで発表されますので、自分で確認することになります。

結果発表(スコアリリース)の日は、AICPAのサイトに記載されています。

 

結果(スコア)は、年間を通じてローリングベースで発表されます。

注意:2024年はローリングベースでの発表ではなく、四半期ごとの発表です。

 

受験日のカットオフが決まっており、その期間に受験した場合、何日に結果発表(スコアリリース)されるかが分かります。

ですので、受験日を決める際に、結果発表(スコアリリース)までの期間がなるべく短くなるようにするなど、受験計画にも参考にできます。

 

また、NASBAが、結果発表(スコアリリース)直前には、時間もお知らせしてくれます。

よって、早く合否を知り、早く次の一手を決めるのに役立ちます。

 

結果発表(スコアリリース)については、以下を参考にしてください。

USCPA試験 結果(スコア)とScore Notice(スコアレポート)の確認方法
USCPA試験の結果(スコア)と「Score Notice(スコアレポート)」の確認方法USCPA試験の結果(スコア)と「Score Notice(スコアレポート)」の確認方法を解説!実は、確認方法が分からず、試験結果が見られなくて慌てる方がいます。事前に確認方法をチェック!...
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補足:USCPA試験の関連機関

既に、当然のように書いてしまっておりますが、USCPA試験の関連機関として、以下の3つは最低限知っておいた方が良いでしょう。

 

USCPA試験の関連機関

  1. AICPA(米国公認会計士協会):USCPA試験の作成と採点
  2. NASBA(全米州政府会計委員会):USCPA試験受験の手続き全般
  3. Prometric(プロメトリック):USCPA試験受験会場の運営

AICPA(米国公認会計士協会)は、USCPA試験を作成しており、学習に役立つ情報を発信しています。

たとえば、AICPAサンプルテストAICPAリリース問題Blueprintsは、必ず受験前に取り組みたいマテリアルです。

 

NASBA(全米州政府会計委員会)は、USCPA試験の受験に関して情報を発信しています。

前述のように、結果発表(スコアリリース)の時間などもお知らせしてくれますので、ツイッターでNASBAのTwitterアカウントをフォローしておくといいでしょう。

 

Prometric(プロメトリック)は、USCPA試験の会場に関して、分からないことがあったらプロメトリックに問い合わせるといいでしょう。

たとえば、受験当日に持っていく物、持ち込める物など疑問点があったら、丁寧に教えてくれます。

 

USCPA試験の関連機関については、こちらを参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の受験で知っておきたい関連機関
USCPA(米国公認会計士)受験生が知っておきたい試験関連機関米国公認会計士(USCPA)受験生が覚えておいた方がいい試験関連機関は主に4つ!Boards of Accountancy(BoA)、AICPA、NASBA、Prometricの4つなので、「USCPAどこのブログ」のどこが解説!...

 

 

以上、「USCPA(米国公認会計士)の試験制度【USCPA試験の全体像を最初につかむ!】」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)試験がどんな試験なのかわかったよ。

コンピュータ試験で、試験会場の予約から、受験、試験結果の確認までパソコンでできるんだね。

好きな日に受験できるし、全員が同じ問題を解くのではなく、ランダムに出題されるとか進んでるね。

どこ
どこ
自分のタイミングで土日も含めて受験できるから、働いていても受験しやすいんだよ。

年間を通して受験できるのも、基本的な知識が身についていれば、全員合格になるのも、日本の公認会計士試験に比べて魅力だよね。

USCPAに興味があったら、ぜひUSCPA試験にチャレンジしてみてね。

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USCPAの試験制度は、日本の公認会計士試験と比較すると分かりやすいと思いますので、参考にしてください☟

USCPAと日本の公認会計士の試験制度比較
米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士の試験制度比較【受けやすいのは?】公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士(JCPA)の試験制度の違いを「USCPAどこのブログ」のどこが徹底解説!USCPAと日本の公認会計士のどちらが受けやすい?どちらに挑戦する?...

また、USCPAについては、こちらの記事も参考にしてください☟

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