USCPA(米国公認会計士)と日本の公認会計士どっちがおすすめ?
USCPAと日本の公認会計士。
どちらも「公認会計士」ではありますが、向いている人・相性のいいキャリアはかなり違います。
この記事では、
- 試験の違い(ザックリ版)
- キャリアプランの違い
- 年齢・バックグラウンド別のおすすめパターン
という観点から、「あなたにはどっちが合いそうか」を一緒に考えていきます。
試験制度や科目などの「細かいスペック」は、こちらで詳しくまとめています。
米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士の試験制度比較【受けやすいのは?】
米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士の試験内容比較【簡単なのは?】
この記事は、次のような人向けです。
- USCPAと日本の公認会計士、どちらに挑戦するか決めきれずに悩んでいる人
- 「合格しやすさ」だけえはなく、将来の働き方・キャリアを軸に選びたい人
- 海外・国内、どちらでどんな仕事をしたいかまだ整理できていない人
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- 自分の学歴で受験資格があるか
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USCPAになるまでの全体像は「USCPAの始めかた」を参考にしてください。
どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
- USCPA資格の活かしかた
- 短期合格のコツ
- 勉強計画の立てかた
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1.USCPAと日本の公認会計士のどっち?【試験の違い・キャリアの違いで選ぶ】
「USCPAと日本の公認会計士、どっちがいいですか?」という質問、本当に多いです。
結論から言うと、
- どちらが「上」かではなく、
- どんなキャリアを歩みたいかによってオススメは変わる
というのがどこの答えです。
この記事では、
- 試験の違い(ざっくり)
- キャリアの違い
- 年齢・立場別のおすすめ
この3つのステップで、自分に合う方を一緒に考えていきます。
2.USCPAと日本の公認会計士【試験の違い】どっちがいい?
USCPAと日本の公認会計士の試験の違いから、USCPAの資格を取るか、日本の公認会計士の資格を取るか考えていきましょう。
USCPAと日本の公認会計士の試験の違いから、どっちがいいか考える
- 試験をザックリ比較
- 「合格しやすいからUSCPA」の選びかたはアリ?
- 働きながら合格したいなら?
(1)試験のザックリ比較
細かい制度は別記事に譲って、ここでは「意思決定に効くポイント」だけをザックリ比較します。
USCPA試験と日本の公認会計試験の比較表
| USCPA | 日本の公認会計士 | |
| 試験日 | 通年で柔軟に受験可 | 年数回の固定日 |
| 科目数 |
|
|
| 試験形式 | MC+TBS(PCで解答) | 短答+論文(記述式中心) |
| 勉強スタイル | 1科目ずつ積み上げ | 複数科目を並行で勉強 |
| 目安勉強時間 | 1,000~1,500時間 | 3,000~5,000時間 |
| 合格基準 | 絶対評価(75点以上なら全員合格) | 相対評価(合格者数を調整) |
| 合格者の年齢 | 30代前後~半ばが多い | 20代前半~半ばが多い |
より詳しい制度比較・試験内容の違いは、次の記事で深掘りしています。
【試験制度の違いはこちら】
【試験内容・難易度の違いはこちら】
(2)「合格しやすいからUSCPA」の選びかたはアリ?
たしかに、制度や勉強時間だけを見ると、USCPAの方が「合格までのハードル」は低く見えます。
- 自分で受験日を決められる
- 科目数が4つに絞られている
- 1科目ずつ積み上げられる
ただし、
- 英語で試験を受ける
- 会計・監査・税法を広くカバーする
- 州やライセンスの制度も理解する必要がある
という意味では、決して「ラクな試験」ではありません。

両方とも「しっかり準備が必要なプロフェッショナル資格」だと考えたうえで、自分のキャリアゴールに合う方を選ぶのが大事です。
USCPA試験の難易度については、こちらでも詳しく解説しています。
USCPA試験の本当の難易度【合格しやすいが簡単というわけではない】
(3)働きながら合格したいなら?
たとえば、あなたが
- すでに社会人でフルタイムで勤務をしている
- 仕事を辞めてまで試験勉強に専念するのは現実的ではない
という場合、試験制度の相性という意味では、USCPAに軍配が上がります。
USCPA試験は
- 科目合格制度あり
- 1科目ずつ集中して勉強できる
- 試験日も自分でコントロールしやすい
一方、日本の公認会計士試験は
- 短答・論文ともに、複数科目を同時に高いレベルまで仕上げる必要があり
- フルタイム勤務との両立はかなりハード
という現実があります。
- USCPA:どちらかといえば社会人向け。さらにキャリアを切り開ける。
- 日本の公認会計士:学生向け。新しくキャリアが始められる。
USCPAのキャリアについては、こちらを参考にしてください。
3.USCPAと日本の公認会計士【キャリアプランの違い】どっちがいい?
ここからが、本来一番大事な「キャリア」の話です。
(1)日本の監査法人で働きたいから日本の公認会計士?
まず「日本の監査法人で働きたいから、日本の公認会計士を取る」という考えについて。
日本の監査法人で働きたいから日本の公認会計士を取る
- USCPAでも日本の監査法人で監査業務ができる
- USCPAができないのは監査報告書への署名
- USCPAの方が監査法人への採用は厳しい
①USCPAでも日本の監査法人で監査業務ができる
「USCPAは日本で監査業務ができない」という記述をネット上で見かけますが、それは誤解です。
USCPAでも日本で監査業務ができますよ。
監査法人では、多くのUSCPAが監査業務に携わっています。
どこも、USCPAとしてBIG4監査法人で会計監査業務をしていました。
②USCPAができないのは監査報告書への署名
USCPAができないのは、日本の監査で監査報告書にサインをすること。
USCPAは、あくまでも米国の公認会計士資格だからです。
監査報告書へのサイン以外は、USCPAだろうが日本の公認会計士だろうが、実力次第で仕事を任されます。
USCPAが日本の公認会計士より制限される点などありません。
ちなみに、USCPAと日本の公認会計士の業務の違いは、以下の通りです。
USCPAと日本の公認会計士の違い
- USCPAは、日本の監査業務では、監査報告書にサインができない(日本の公認会計士はサインできる)。→USCPAは補助者として監査業務に従事することしかできない。
- USCPAは、日本の税務業務はできない(日本の公認会計士は税理士登録をし、税理士会に入会すれば、日本の税務業務ができる)。
- USCPAは、米国税理士の登録をしなくても、米国の税務業務ができる(日本の公認会計士は税理士登録しないと、税務業務ができない)。→USCPAは、米国税法に基づき、法人税申告書・個人所得税申告書などの作成ができる。
USCPAは監査報告書にサインをするような立場(パートナー)などにならない限り、日本の公認会計士と同じように働けるわけです。
③USCPAの方が監査法人での採用は厳しい
ただし、USCPAが監査法人に監査職で入所するのは、日本の公認会計士より狭き門であることは、覚えておいた方が良いです。
会計・経理の実務経験がない場合や、年齢が30代以上の場合など、何かウリがないと採用されない可能性が高いです。
また、基本的にBIG4の監査職では新卒採用をしません。
あなたが現在大学生で、どうしても新卒で監査法人に入りたいというのならば、日本の公認会計士にこだわった方がいいかもしれません。
USCPAならば、新卒でBIG4大手監査法人の監査職で採用されるか?
- 日本の監査法人で働きたいから、USCPAより日本の公認会計士の方がいいとは一概には言えない。
- 監査法人では、USCPAでも日本の公認会計士と同じように監査業務ができる(ただし監査報告書へのサインを除く)。
USCPAが監査法人で働くことについては、以下の記事を参考にしてください☟
(2)海外で働きたいからUSCPA?
つぎに「海外で働きたいので、日本の公認会計士ではなくUSCPAを取る」という考えについて。
海外で働きたいからUSCPAを取る
- USCPA試験の勉強だけでは海外で会計のプロフェッショナルとしては不十分
- USCPA試験では日本の会計基準がカバーできない
①USCPA試験の勉強だけでは海外で会計のプロフェッショナルとしては不十分
USCPAという試験は、広く浅く会計や監査の考え方を問われるのに対し、日本の公認会計士の試験は、深く理論的なところまで問われます。
さらに、USCPAという試験は、仕訳や計算問題などがあまり出題されませんが、日本の公認会計士の試験は、高いレベルで簿記などの実技ができる必要があります。
特に、実務経験のないUSCPAの場合、USCPAという試験を突破したくらいでは、浅い会計知識と簿記技能しか身についていません。
ですので、海外で会計のプロフェッショナルとして働くには心もとないです。
②USCPA試験では日本の会計基準がカバーできない
海外で日本人を会計のプロフェッショナルとして採用する場合、日系企業の担当をしてもらうためといった理由が考えられます。
海外では日本語が分かり、日本の会計がわかるというのが一番のウリになわけです。
ですが、USCPAは、日本の会計基準の理解がありません。
なので、日系企業から質問を受けたとき、対応が難しくなってしまいます。
海外では、日本の公認会計士で語学が多少できれば、USCPAよりもずっと評価されることも十分に考えられます。
USCPAを取ったからといっても、USCPAの資格が海外で働く際にプラスになるとは限らないことを知っておいた方が良いでしょう。
- 海外で働きたいから、日本の公認会計士よりUSCPA資格がいいとは一概に言えない。
- USCPA試験では浅い会計知識しか身についておらず、日本の会計基準も理解していないため、実務経験がない場合、USCPAという資格だけでは海外で採用してもらう根拠として弱い。
USCPAが海外で働くことについては、以下の記事も参考にしてください☟
4.年齢・バックグラウンド別:おすすめパターン
ザックリですが、どこの考える「こんな人にはこっち」のイメージを書いておきます。
(1)大学生~20代前半
あなたが大学生、また20代前半の場合。
- 会計監査をメインに日本の監査法人でキャリアを始めたい
→日本の公認会計士が第一候補
- 将来像はまだあいまいだが、海外・グローバルに関わる仕事も視野に入れたい
→日本の公認会計士+英語力UP または 後からUSCPA追加という選択肢もアリ
(2)20代後半~30代社会人
あなたが20代後半から30代社会人の場合。
- 今の仕事をつづけながらキャリアの選択肢を増やしたい
- BIG4・外資・グローバル企業の経理・FP&A・内部監査・コンサルに興味がある
→USCPAが現実的で、投資対効果も出しやすい
- 仕事を一度離れてでも、日本の監査法人で公認会計士としてキャリアチェンジしたい
→勉強時間・年齢・生活とのバランスをよく考えたうえで、公認会計士挑戦も選択肢に
(3)すでに日本の公認会計士の人
あなたがすでに日本の公認会計士の場合。
日本でのベースは揃っているので、「USCPAを後から追加する」=ダブルライセンスという選択肢になりますね。
この場合は、こちらの記事がよりピンポイントです。
米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士ダブルライセンスの活かしかた
まとめ:最後は「なりたい姿」から逆算しよう
USCPAと日本の公認会計士、どちらも素晴らしい資格です。
どちらが「偉い」かではなく、
- どんな働き方をしたいのか
- どの国・どの業界でキャリアを築きたいのか
- 何歳から、どのくらいの時間をお金を投資できるのか
といった、「自分の条件」から逆算して選ぶのが一番です。
「色々考えたけれどUSCPAに挑戦したい!」という場合は、どのUSCPA予備校で勉強するのか考えてみてくださいね。
どこは、自分がお世話になったアビタスをおすすめしています。
アビタスであれば、社会人であっても短期合格が目指せるからです(どこも働きながら1年で合格できました)。
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以上、「米国公認会計士(USCPA)と日本の公認会計士(JCPA)どっちがおすすめ?」でした。

キャリアプランを立てて、USCPAと日本の公認会計士と、どっちの方が自分にとって良いのか考えてみるね。

資格というのは評価してもらえる場所に身を置かないと、持っていてもプラスにならないからね。
難しい資格を取れば高い評価が受けられるわけではないし、国際的な資格を取れば海外で評価されるという単純なものでもない。
どれだけの時間とお金を資格の勉強に投資できるのか。
具体的に資格が今後のキャリアにどう役立つのか。
そのどちらもよく考えてから、USCPAと日本の公認会計士のどちらの資格を取るか、もしくは、どちらも取るのをやめてしまうのか、考えてみてね。
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こういった相談をプロにまとめてしてしまった方が、スタートが圧倒的に早くなります。
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どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。
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