どっちの資格にするか決めるための情報がほしいよ。
USCPAと日本の公認会計士の試験制度を比較して、USCPAと日本の公認会計士のどっちを受けるか考えてみようか。
注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります
2024年にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?
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1.試験日の違い
まずは、USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験日の違いについてです。
USCPAの試験は、一年を通していつでも受けられますし、不合格でも、受験結果が発表されしだい再受験が可能です。
一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験が5月下旬と12月上旬の年2回、論文式試験が8月下旬の年1回であり、自分の都合で決められるわけではありません。
不合格の場合、翌年に再受験することになります。
- USCPA:試験日の選択の自由度が高い。
- 日本の公認会計士:試験日の選択の余地なし。
2.試験科目
つぎに、USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験科目の違いについてです。
USCPAの試験は、4科目です。
USCPA試験の科目
- 財務会計(FAR:Financial Accounting & Reporting)
- 監査および証明業務(AUD: Auditing & Attestation)
- 諸法規(REG: Regulation)
- ビジネス環境及び諸概念(BEC: Business Environment & Concepts)
一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験4科目、論文式試験5科目です。
日本の公認会計士試験の科目
- 短答式試験:財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目
- 論文式試験の必修科目:会計学(財務会計論と管理会計論)、監査論、企業法、租税法の4科目
- 論文式試験の選択科目:経営学、経済学、民法、統計学のうち1科目選択
- USCPA:4科目
- 日本の公認会計士:短答式試験4科目、論文式試験5科目
試験科目の比較については、こちらの記事が詳しいです。

3.試験の形式
さらに、USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験の形式の違いについてです。
USCPAの試験は、4科目中1科目(BEC)のみ記述式問題がありますが、他の3科目は4択問題と穴埋めの総合問題だけです。
また、仕訳や計算の問題が少なく、暗記すれば解ける問題が多いです。
全て英語での出題・解答です
一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験は選択問題ですが、論文式試験は5科目で記述式問題です。
また、複雑な仕訳や計算の問題も多いです。
- USCPA:記述式が少なく、暗記中心
- 日本の公認会計士:記述式が多く、計算問題中心
4.試験勉強のスタイル
USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験勉強のスタイルの違いも見てみましょう。
USCPAの試験は、一科目ずつ受験することが可能で、科目合格制度があるので、一科目ずつ勉強して、合格を積み上げていくことができます。
一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験を全科目合格したら論文式試験に進むという形式で、全科目一度に勉強しなければなりません。
ただし、短答式試験合格者は、短答式試験が2年間免除になるという制度はあります。
- USCPA:コツコツ1科目ずつ勉強できる。
- 日本の公認会計士:全科目一度に勉強する必要がある。
5.合格までの勉強時間
USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格までの勉強時間の違いも大事ですね。
USCPAの試験は、USCPAの予備校の宣伝では1,000時間、実際は1,500時間くらいかかっている人が多いようです。
日本の公認会計士の試験は、少ない人で3,000時間、平均すると4,000時間から5,000時間くらいかかっているようです。
合格までの勉強時間については、日本の公認会計士は、USCPAの2倍から3倍くらいはかかる。
6.合格となる基準
USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格となる基準はどうなっているのでしょうか。
USCPAの試験は、99点満点中75点以上で合格になります。
合格者数に制限がないため、75点取れば合格となる「絶対評価」です。
一方、日本の公認会計士の試験は、「トップから何%が合格」という決め方をしています。
合格者数に制限がある「相対評価」です。
USCPA試験は「絶対評価」、日本の公認会計士試験は「相対評価」というのは、大きな違いではないでしょうか。
- USCPA:絶対評価
- 日本の公認会計士:相対評価
7.合格率
USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格率の違いについてです。
USCPAの試験は、各科目の合格率は、50%以上あります。
ただし、日本人だけだと、30%くらいだと言われており、全科目の合格率だと、10%くらいになると言われています。
一方、日本の公認会計士の試験は、10%くらいになるように調整されています。
とはいえ、最近は短答式試験の合格率は20%を超えていますし、論文式試験の合格率は40%近いです。
合格率については、USCPAの方が高いと言われているが、実際は日本の公認会計士とあまり変わらないのではないか?
8.合格者の平均年齢
USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格者の平均年齢はどのくらいなのでしょうか。
USCPAの試験は、働きながら勉強する人が多いため、合格者の平均年齢は30代半ばです。
一方、日本の公認会計士の試験は、一定期間に大量の勉強をしなくてはならないため、大学生のうちに勉強して合格してしまう人が多く、合格者の平均年齢は20代半ばです。
- USCPA:30代半ばで合格
- 日本の公認会計士:20代半ばで合格
まとめ:USCPAと日本の公認会計士【試験制度の違いをわかりやすく解説!】
USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験制度の違いを見てきました。
まとめると以下のようになります。
試験の比較 | USCPA | 日本の公認会計士 |
試験日 | 自由に決められる | 既に決められている |
試験科目 | 4科目 | 短答式試験が4科目、論文式試験が5科目 |
試験の形式 | 記述式が少なく、どちらかというと暗記系 | 記述式が多く、計算問題が多い |
試験勉強のスタイル | 1科目ずつ勉強 | 全科目一度に勉強 |
合格までの勉強時間 | 1,000時間以上 | 3,000時間以上 |
合格となる基準 | 絶対評価 | 相対評価 |
合格率 | 30%(実際は10%くらいではないか?) | 10%(実際はもっと高い?) |
合格者の平均年齢 | 30代半ば | 20代半ば |
日本の公認会計士より、USCPAの方が、試験の受けやすさ、試験科目の少なさ、試験勉強のしやすさなどから、合格しやすい試験であると言えます。
ただ、USCPAの試験は、当たり前ですが英語ですので、個人の英語力により、勉強時間や合格率に大きな差が出ます。
以上、「USCPAと日本の公認会計士【試験制度の違いをわかりやすく解説!】」でした。
USCPAの方が合格しやすい試験であると言えるんだね。
とはいえ、USCPA試験自体が簡単だというわけではないから、その点は注意してね。
USCPAと日本の公認会計士と、試験の違いを踏まえて、どちらを受けるか考えたい場合、こちらの記事を参考にしてください。

USCPA試験の試験制度のさらなる詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

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