他資格比較

USCPAと日本の公認会計士【試験制度の違いをわかりやすく解説!】

USCPAと日本の公認会計士の試験制度比較
困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)と、どっちの資格を取ったらいいのかわからなくて、困ったな。

どっちの資格にするか決めるための情報がほしいよ。

どこ
どこ
どこは、USCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPAと日本の公認会計士の試験制度を比較して、USCPAと日本の公認会計士のどっちを受けるか考えてみようか。

注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります

2024年にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?

変更後しばらくは、USCPA試験対策が大変!

迷っているならUSCPAに早く挑戦することをおすすめします。

 

USCPAの学校はアビタスがおすすめです。

どこもアビタスのおかげで1年でUSCPA全科目合格

 

アビタスへの資料請求説明会申込み無料)↓

アビタス公式サイト 

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

 

どこアビタスの元受講生なので、アビタスに紹介できます。

紹介割引で入学金11,000円オフに!

 

アビタス紹介割引(入学金11,000円オフ)↓

アビタスへの紹介依頼フォーム

メールでのお問い合わせ<アビタス用>

 

アビタスにするか決められない場合、日本にある4つのUSCPA予備校に資料請求セミナー申し込みをして、比較検討しましょう!

各USCPA予備校資料請求セミナー申し込み無料

  1. 【アビタス】公式サイト
  2. 【プロアクティブ】公式サイト
  3. 【TAC】公式サイト
  4. 【大原】公式サイト

1.試験日の違い

まずは、USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験日の違いについてです。

USCPAの試験は、一年を通していつでも受けられますし、不合格でも、受験結果が発表されしだい再受験が可能です。

一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験が5月下旬と12月上旬の年2回、論文式試験が8月下旬の年1回であり、自分の都合で決められるわけではありません。

不合格の場合、翌年に再受験することになります。

  1. USCPA:試験日の選択の自由度が高い。
  2. 日本の公認会計士:試験日の選択の余地なし。

 

2.試験科目

つぎに、USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験科目の違いについてです。

USCPAの試験は、4科目です。

USCPA試験の科目

  1. 財務会計(FAR:Financial Accounting & Reporting)
  2. 監査および証明業務(AUD: Auditing & Attestation)
  3. 諸法規(REG: Regulation)
  4. ビジネス環境及び諸概念(BEC: Business Environment & Concepts)

 

一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験4科目、論文式試験5科目です。

日本の公認会計士試験の科目

  1. 短答式試験:財務会計論、管理会計論、監査論、企業法の4科目
  2. 論文式試験の必修科目:会計学(財務会計論と管理会計論)、監査論、企業法、租税法の4科目
  3. 論文式試験の選択科目:経営学、経済学、民法、統計学のうち1科目選択
  1. USCPA:4科目
  2. 日本の公認会計士:短答式試験4科目、論文式試験5科目

 

試験科目の比較については、こちらの記事が詳しいです。

日米の公認会計士試験の内容比較
USCPAと日本の公認会計士【試験内容の比較】USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)の試験内容をご説明し、試験内容の違いと、日本の公認会計士がUSCPA試験の学習をする場合、どのくらいのインプットが必要となるかもご説明します。...

 

3.試験の形式

さらに、USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験の形式の違いについてです。

USCPAの試験は、4科目中1科目(BEC)のみ記述式問題がありますが、他の3科目は4択問題と穴埋めの総合問題だけです。

また、仕訳や計算の問題が少なく、暗記すれば解ける問題が多いです。

全て英語での出題・解答です

一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験は選択問題ですが、論文式試験は5科目で記述式問題です。

また、複雑な仕訳や計算の問題も多いです。

  1. USCPA:記述式が少なく、暗記中心
  2. 日本の公認会計士:記述式が多く、計算問題中心

 

4.試験勉強のスタイル

USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験勉強のスタイルの違いも見てみましょう。

USCPAの試験は、一科目ずつ受験することが可能で、科目合格制度があるので、一科目ずつ勉強して、合格を積み上げていくことができます。

一方、日本の公認会計士の試験は、短答式試験を全科目合格したら論文式試験に進むという形式で、全科目一度に勉強しなければなりません。

ただし、短答式試験合格者は、短答式試験が2年間免除になるという制度はあります。

  1. USCPA:コツコツ1科目ずつ勉強できる。
  2. 日本の公認会計士:全科目一度に勉強する必要がある。

 

5.合格までの勉強時間

USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格までの勉強時間の違いも大事ですね。

USCPAの試験は、USCPAの予備校の宣伝では1,000時間、実際は1,500時間くらいかかっている人が多いようです。

日本の公認会計士の試験は、少ない人で3,000時間、平均すると4,000時間から5,000時間くらいかかっているようです。

合格までの勉強時間については、日本の公認会計士は、USCPAの2倍から3倍くらいはかかる。

 

6.合格となる基準

USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格となる基準はどうなっているのでしょうか。

USCPAの試験は、99点満点中75点以上で合格になります。

合格者数に制限がないため、75点取れば合格となる「絶対評価」です。

一方、日本の公認会計士の試験は、「トップから何%が合格」という決め方をしています。

合格者数に制限がある「相対評価」です。

USCPA試験は「絶対評価」、日本の公認会計士試験は「相対評価」というのは、大きな違いではないでしょうか。

  1. USCPA:絶対評価
  2. 日本の公認会計士:相対評価

 

7.合格率

USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格率の違いについてです。

USCPAの試験は、各科目の合格率は、50%以上あります。

ただし、日本人だけだと、30%くらいだと言われており、全科目の合格率だと、10%くらいになると言われています。

一方、日本の公認会計士の試験は、10%くらいになるように調整されています。

とはいえ、最近は短答式試験の合格率は20%を超えていますし、論文式試験の合格率は40%近いです。

合格率については、USCPAの方が高いと言われているが、実際は日本の公認会計士とあまり変わらないのではないか?

 

8.合格者の平均年齢

USCPA試験と日本の公認会計士試験の合格者の平均年齢はどのくらいなのでしょうか。

USCPAの試験は、働きながら勉強する人が多いため、合格者の平均年齢は30代半ばです。

一方、日本の公認会計士の試験は、一定期間に大量の勉強をしなくてはならないため、大学生のうちに勉強して合格してしまう人が多く、合格者の平均年齢は20代半ばです。

  1. USCPA:30代半ばで合格
  2. 日本の公認会計士:20代半ばで合格

 

まとめ:USCPAと日本の公認会計士【試験制度の違いをわかりやすく解説!】

USCPA試験と日本の公認会計士試験の試験制度の違いを見てきました。

まとめると以下のようになります。

試験の比較 USCPA 日本の公認会計士
試験日 自由に決められる 既に決められている
試験科目 4科目 短答式試験が4科目、論文式試験が5科目
試験の形式 記述式が少なく、どちらかというと暗記系 記述式が多く、計算問題が多い
試験勉強のスタイル 1科目ずつ勉強 全科目一度に勉強
合格までの勉強時間 1,000時間以上 3,000時間以上
合格となる基準 絶対評価 相対評価
合格率 30%(実際は10%くらいではないか?) 10%(実際はもっと高い?)
合格者の平均年齢 30代半ば 20代半ば

日本の公認会計士より、USCPAの方が、試験の受けやすさ、試験科目の少なさ、試験勉強のしやすさなどから、合格しやすい試験であると言えます。

ただ、USCPAの試験は、当たり前ですが英語ですので、個人の英語力により、勉強時間や合格率に大きな差が出ます。

 

 

以上、「USCPAと日本の公認会計士【試験制度の違いをわかりやすく解説!】」でした。

困った君
困った君
USCPAと日本の公認会計士の試験の違いが分かったよ。

USCPAの方が合格しやすい試験であると言えるんだね。

どこ
どこ
そうだね、USCPAの方が社会人であっても仕事と両立して勉強しやすいし、合格率が高いよ。

とはいえ、USCPA試験自体が簡単だというわけではないから、その点は注意してね。

注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります

2024年にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?

変更後しばらくは、USCPA試験対策が大変!

迷っているならUSCPAに早く挑戦することをおすすめします。

 

USCPAの学校はアビタスがおすすめです。

どこもアビタスのおかげで1年でUSCPA全科目合格

 

アビタスへの資料請求説明会申込み無料)↓

アビタス公式サイト 

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス

 

どこアビタスの元受講生なので、アビタスに紹介できます。

紹介割引で入学金11,000円オフに!

 

アビタス紹介割引(入学金11,000円オフ)↓

アビタスへの紹介依頼フォーム

メールでのお問い合わせ<アビタス用>

 

アビタスにするか決められない場合、日本にある4つのUSCPA予備校に資料請求セミナー申し込みをして、比較検討しましょう!

各USCPA予備校資料請求セミナー申し込み無料

  1. 【アビタス】公式サイト
  2. 【プロアクティブ】公式サイト
  3. 【TAC】公式サイト
  4. 【大原】公式サイト
ABOUT ME
USCPAどこ
USCPA(米国公認会計士)/ アビタス元受講生(アビタス紹介割引の紹介可)/「USCPAどこのブログ」管理人/ USCPA試験とUSCPAのキャリアを発信/著書『USCPAになりたいと思ったら読む本』中央経済社
資格取得のための参考情報

資格取得のための参考情報

USCPA(米国公認会計士)

USCPA講座の資料請求説明会申し込み無料

アビタスUSCPA公式サイト

 

USCPA講座の紹介割引依頼11,000円オフ

アビタスへのUSCPA紹介ご依頼フォーム

Abitus紹介ご依頼フォーム

 

USCPAの受験ガイド(USCPAどこの本)

『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』を出版しました!

『USCPAになりたいと思ったら読む本』を出版しました!
『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』を出版!USCPAに興味のある方は必見!『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』を著者として紹介。USCPAという資格、USCPAのキャリアパス、USCPA試験の短期合格のコツなどわかりやすく解説している本。...

 

USCPAの始めかた

USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら

USCPAの始めかた 5ステップ
USCPAの始めかた 「USCPAになりたい」と思ったら【5ステップ】「USCPAになりたい」と思った方は必見!この記事では「USCPAの始めかた」を5つのステップで解説。実は、USCPAに関する情報は初心者にはわかりにくいです。この記事を読めば、USCPAになるためには何をしたらいいのかシンプルにわかります。...

 

CIA(公認内部監査人)

CIA講座の資料請求、説明会申し込み無料

アビタスのCIAコース

TACのCIAコース

 

CIAの詳細情報

CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?

CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?
CIA(公認内部監査人)試験の難易度は?独学可能?おすすめのCIA講座は?CIA(公認内部監査人)に興味がある方は必見!CIA試験の難易度や勉強法について詳しく解説!実は、CIA試験は独学できますが、CIA講座を受講するのが確実。アビタスとTACのCIA講座を比較しているので、どちらにするか決められます。...

 

IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)

IFRS検定講座の紹介割引(受講料3,000円オフ)

アビタスへのIFRS紹介ご依頼フォーム

Abitus紹介ご依頼フォーム

 

IFRS検定の詳細情報

【アビタス紹介割引あり】IFRS検定(国際会計基準検定)の難易度、活かし方

【アビタス紹介割引あり】IFRS Certificate(国際会計基準検定)の難易度、活かし方
IFRS検定(国際会計基準検定・IFRS Certificate)って?USCPAが詳しく解説!【アビタス紹介割引あり】IFRS Certificate(国際会計基準検定)、通称IFRS検定に興味がある方は必見!IFRS検定の基礎知識や勉強法を解説しています。USCPAとIFRS検定の比較もしていますので、どちらに挑戦するか決められます。...

 

BATIC(国際会計検定)

BATICは2022年11月28日に終了しました。

ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。

BATICの公式テキスト・公式問題集

 

USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)

USCMAとEAの講座の資料請求(無料

TACのUSCMAコース

TACのEAコース

 

USCMAとEAの詳細情報

国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?

国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?
USCPA・USCMA(米国公認管理会計士)・EA(米国税理士) 国際会計資格の比較国際会計資格に興味がある方は必見!USCPA(米国公認会計士)・USCMA(米国公認管理会計士)・EA(米国税理士)の3つの国際会計資格について、違いと活かし方を解説します。この記事を読めば、自分に合った国際会計資格が選べるようになります。...

 

簿記検定

簿記検定2級と3級のコース利用(完全無料

CPA Learning(ラーニング)の簿記コース

 

USCPAと簿記検定の比較

USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?

USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?
USCPAと簿記検定のどっちが役に立つの?USCPA(米国公認会計士)と日商簿記検定のどちらを受けた方が良いかは、人によって違います。当記事では、4つのパターン(大学生・経験のある社会人・経験のない20代の社会人・経験のない30代以上の社会人)に分けて、USCPAと日商簿記検定のどちらの方が役に立つのかご説明していきます。...

 

公認会計士

公認会計士講座の資料請求(無料

CPA会計学院の公認会計士コース

大原の公認会計士コース

TACの公認会計士コース

 

USCPAと公認会計士の比較

USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)の試験の違い

日米の公認会計士試験の内容比較
USCPAと日本の公認会計士【試験内容の比較】USCPA(米国公認会計士)とJCPA(日本の公認会計士)の試験内容をご説明し、試験内容の違いと、日本の公認会計士がUSCPA試験の学習をする場合、どのくらいのインプットが必要となるかもご説明します。...