BATIC(国際会計検定)はなぜ終了?代わりの資格はUSCPA・IFRS検定

気になって調べたら、もう終了したって出てきたよ。
なぜ終わったのか、今から学ぶ意味はあるのか、代わりになる資格はあるのかが分からなくて困ったな。

USCPAの勉強を始める前に、BATICで英文会計の基礎を固めたんだよ。
BATICはおすすめの検定だったけれど、2022年度の第44回試験をもって終了してしまったよ。
ただし、公式テキスト・公式問題集は今も購入できるから、英文会計の入門として学ぶ意味はあるよ。
この記事では、BATICはなぜ終了したのか、今から学ぶ意味はあるのか、代わりにどんな資格を検討できるのかを分かりやすく解説するね。
BATICに代わる資格を検討したい方へ
BATICが終了してしまったため、今までBATICの上位資格だったUSCPA(米国公認会計士)が第一候補になります。
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- BATIC(国際会計検定)は終了|なぜ?
- BATICの代わりになる資格は?IFRS検定とUSCPA
- 旧BATIC(国際会計検定)の概要
- まとめ|BATIC終了後にどうする?
BATIC(国際会計検定)は終了|なぜ?
まず、BATIC(国際会計検定)の終了とその理由からです。
(1)BATICは2022年度第44回試験で終了
BATIC(国際会計検定)は、2022年度の第44回試験をもって終了しました。
そのため、現在はBATICを受験することはできません。
東京商工会議所の公式サイトでも、終了のお知らせが掲載されています。
(2)終了理由は公表されていない
BATICの終了理由について、東京商工会議所の公式サイトでは、「諸般の事情により終了」という案内にとどまっており、詳細な理由までは公表されていません。
東京商工会議所に、BATIC終了の理由を問い合わせましたが、教えてもらえませんでした。
そのため、
「受験者数が少なかったから」
「ニーズがなくなったから」
といった理由を断定するのは避けた方がよいでしょう。
BATICについて調べる人がまず知っておきたいのは、
- 終了したこと自体は事実である
- ただし、終了理由の詳細は公表されていない
という点です。
(3)今でも公式テキスト・問題集は使える
BATICの試験は終了しましたが、東京商工会議所では公式テキスト・公式問題集は継続購入可能と案内しています。
つまり、BATICはもう「受ける資格」ではありませんが、英文会計の基礎を学ぶ教材としては、今でも活用できます。
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ここが大事です。
BATICを今から調べる場合、考えるべきなのは
「受けられるかどうか」ではなく
「BATICの代わりに何を学ぶか」
です。
BATICの代わりになる資格は?IFRS検定とUSCPA
BATICの代わりになる資格は1つではありません。
英文会計の基礎を学びたい人はBATIC教材、IFRSを学びたい人はIFRS検定、英語×会計をキャリアに活かしたい人はUSCPAを検討するのが分かりやすいです。
(1)英文会計の基礎を学びたい人:引き続きBATIC教材
まず、
- 英語の会計用語に慣れたい
- 英文の仕訳や財務諸表に触れてみたい
という人は、前述のBATICの公式テキスト・問題集を使って学ぶのが現実的です。
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BATIC自体は終了していますが、教材は購入できます。
そのため、資格取得ではなく、英文会計の入門学習として使う意味はあります。
いきなり重い資格に進む前に、
- 自分は英語で会計を学べそうか
- 会計英語に苦手意識が強すぎないか
- 「英語×会計」が面白いと感じられるか
を確かめたい人には向いています。
会計英語の勉強については、こちらの記事もご参照ください。
また、英文会計の英単語は、USCPAどこチャンネルの英文会計の英単語聞き流しで勉強できるので、ご活用ください。
(2)国際会計基準を学びたい人:IFRS検定
BATICの代わりとして名前が上がりやすい資格の1つが、IFRS検定です。
IFRS検定は、BATICのような英文会計の入門資格というより、国際財務報告基準(IFRS)そのものを学びたい人向けです。
英語でも受験できますが、基本的には日本語での受験となるので、英語力の証明にもなりません。
そのため、
- IFRSに興味がある
- 外資系や海外関連業務でIFRS知識が必要
- 会計基準の理解を深めたい
という人には候補になります。
一方で、
- 「まずは英語で簿記・会計に慣れたい」
という段階の人には、少し方向性が違うこともあります。
IFRS検定については、こちらの記事が詳しいです。
(3)英語×会計をキャリアの武器にしたい人:USCPA
英語×会計をしっかり武器にしたいなら、USCPA(米国公認会計士)が有力候補です。
もちろん、BATICとUSCPAは同じ重さの資格ではありません。
BATICは入門寄り、USCPAはより本格的な会計資格です。
ただ、次のような人にはUSCPAが候補になりやすいです。
- 英語×会計を実務で活かしたい
- 外資系企業やグローバル企業の経理・財務で働きたい
- 会計資格としてキャリアにつながるものを目指したい
- BATICのような入門資格で終わらず、次のステップに進みたい
BATICの代わりを探している人の中でも、
「学習」ではなく「キャリア」まで見ている人は、USCPAまで視野に入れて考える価値があります。
USCPAについては、USCPA予備校の資料を読んだり、説明会に参加してみるといいですよ(どちらも無料)。
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旧BATIC(国際会計検定)の概要
ここからは、BATICがどのような試験だったのかを参考情報として整理します。
BATICは既に終了しているため、これから受験するための情報ではありませんが、どんな資格だったのか、どの程度のレベル感だったのかを知りたい方の参考になる内容です。
(1)BATICとは?
BATIC(国際会計検定)とは、英語で簿記・会計を学ぶための検定です。
正式名称は、
「Bookkeeping and Accounting Test for International Communication」
の略で、「バティック」と読みます。
東京商工会議所の公式によると、BATICは2001年から2022年まで東京商工会議所主催で実施されていました。
グローバルなビジネスシーンで必要とされるとして位置づけられていました。
日商簿記検定と似たイメージで語られることもありますが、BATICは「英語で会計を理解する」ことに重点がある点が特徴です。
BATICと日商簿記検定の主催者は、次の通りです。
BATICと簿記検定の主催者は?
- BATIC:東京商工会議所(東京都の商工会議所)
- 日商簿記検定:日本商工会議所
BATICは、日商簿記の英語版のような入口資格として語られることが多い検定でした。
BATICは、日商簿記検定の英語版のような試験
(2)BATICが役立った人
BATICが役立ったのは、主に次のような人です
こんな人はBATICが役立つ
- 外資系企業やグローバル企業の経理・財務で働く人
- 海外子会社や海外拠点とのやり取りがある人
- 英語で会計を学ぶ必要がある人
- USCPAやIFRS検定などの前段階として英文会計に慣れたい人
BATICは、履歴書で強い評価を得る資格というより、英文会計の基礎を効率よく身につけるための入門資格という位置づけでした。
そのため、
- まずは英語の仕訳や財務諸表に慣れたい
- 自分が「会計×英語」に向いているか試したい
- いきなりUSCPAのような重い資格に行くのは不安
という人には、相性の良い学習テーマでした。
BATICが活かせる人について、詳しくはこちらも参考になります。
BATICは、英文会計の知識を効率的に学びたい人や、USCPAなどの上級国際会計資格にチャレンジしたい人向け
(3)BATICの他の会計資格との比較
会計資格は色々ありますが、BATICは、他の会計関連資格と比べるとどのような資格になるのでしょうか。
会計資格は様々ありますが、BATICはその中でも比較的取り組みやすい英文会計の入門資格でした。
専門的な会計論点を深く問うというより、英語で簿記・会計を理解できるかが中心だったため、会計の専門家を目指す人だけでなく、グローバルに働くビジネスパーソンにも向いていました。
ただし、BATICは既に終了しています。
そのため、今から考えるなら、BATICそのものを取るかどうかではなく、BATICで得たかった力を、何で代替するかを考えた方が現実的です。
BATICは、会計を専門にしないグローバルに活躍したいビジネスパーソンが、気軽に受けられる資格だった。
(4)BATICの受験資格
BATICには特別な受験資格はありませんでした。
英語や会計の学習経験が浅い人でも受けやすい検定でした。
(5)BATICの試験日時・場所・受験料など
BATICでは、試験日時・受験場所・受験料などが定められていましたが、は、自由に選択できます。
ただし、年2シーズン制で、各シーズン1回限りの受験となります。
2022年度のBATICの試験日は以下の通り(2022年でBATICは終了しました)。
| 申込期間 | 試験期間 | ||
| 2022年
上半期 |
第43回 | ||
| 2022年
下半期 |
第44回 |
BATICの試験開始時刻
- 10:30
- 11:00
- 13:30
- 14:00
- 15:30
- 16:00
試験開始時刻の20分前から待機が必要。
- インターネットでの申し込み
- 申し込みにはメールアドレスが必要
- 受験希望日の7日前までの事前申し込み
- 先着順のため、早めに申し込むと安心
- 同一試験回において、1回のみ申込可能で、複数日の申込はダメ
BATICの旧制度では、試験実施日が7月下旬と12月中旬の年2回、決められた日でした。
BATICの新制度でも、最大年2回の受験ですが、試験期間の中で自由に試験日時が決められるので、受験しやすくなります。
BATICは、年2回まで、好きなタイミングで受験可能
(6)BATICの受験場所
BATICは、パソコンでどこででも受験ができます。
IBT(インターネット経由での試験)ですので、インターネット環境があれば自宅などで受験でき、わざわざ会場に出向く必要がありません。
ただし、周りに誰もいない環境で、机の上に許可のないものは置かない状態で受験できる必要があります(壁などにポスターが貼られているくらいなら問題ないようです)。
よって、レストランやカフェ、公園、インターネットカフェなどでの受験はできません。
また、前述のように海外からは受験はできません。
旧制度では、商工会議所が指定する会場での受験でした。
BATICは、好きな場所で受験可能
(7)BATICの受験に必要な物
BATICの受験には、必要なものがいくつかあります。
というのは、インターネット経由での受験になったためで、受験者が機器を準備する必要があります。
BATICのインターネット受験のために必要なものは、以下の通りです。
BATICのインターネット受験のために必要な機器
- インターネットに接続されたパソコン(タブレット、スマホは不可)
- パソコンの内部カメラまたはウェブカメラ
- パソコンの内部または外部のマイク
- パソコンの内部または外部のスピーカー
- キーボード
周りに人がいないか、テキストなどを出していないか受験環境を見せたり、身分証明書を見せるやり取りのために、カメラやマイクが必要となります。
そして、機器以外では、以下のものが必要です。
BATICのインターネット受験のために機器以外で必要なもの
- 身分証明書(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 電卓またはそろばん
- 計算用紙(A4両面白紙が1枚のみ)
- 筆記用具(1本のみ)
規定で計算用紙の大きさや枚数、筆記用具の本数が決まっていますので、注意しましょう。
BATICは、インターネット受験になったため、自分で準備するものが増えた
(8)BATICの受験料
BATICの受験料は、5,500円(税込)です。
支払いは、クレジットカード決済かコンビニ決済のみで、現金払いや振り込みは受け付けていません。
また、主催者都合での試験中止の場合を除き、受験料の返金はできません。
BATICの受験料は、クレジットカード決済かコンビニ決済のみ
(9)BATICの試験方法
BATICの試験方法についてみていきます。
BATICの試験方法
- 試験時間:70分(1時間10分)☞試験開始前に本人確認や説明などのため20分かかる
- 出題:全て英語
- 形式:択一の選択式問題(35問)と記述式問題(3問)の2種類
記述式問題といっても、英語の文章を書かせるような問題は出題されず、数字や記号を記入するといったレベルです。
旧制度では、「Subject1(英文簿記)」と「Subject2(国際会計理論)」の区分がありましたが、新制度では廃止されています。
旧制度の試験時間は、「Subject1(英文簿記)」が1時間30分、「Subject2(国際会計理論)」が2時間30分でした。
BATICは、70分、英語で出題、選択式問題と記述式問題
(10)BATICのスコアと称号
BATICは、400点満点のスコア制(合否はありません)です。
スコアに応じて、3つのうちいずれかの称号が付与されます。
| 称号 | レベル | 得点割合 | 得点 |
| Advanced | 上級レベル | 90% | 360点以上 |
| Middle | 中級レベル | 80% | 320点以上 |
| Entry | 初級レベル | 50% | 200点以上 |
旧制度では、1,000満点のスコア制で、スコアに応じて、4つのうちいずれかの称号が付与されていました。
| 称号 | レベル | 得点 |
| Controller | コントローラーレベル | 880点以上 |
| Accounting Manager | アカウンティングマネージャーレベル | 700点以上 |
| Accountant | アカウンタントレベル | 320点以上 |
| Bookkeeper | ブックキーパーレベル | 200点以上 |
| 称号なし | 称号なし(得点のみ認定) | 200点未満 |
また、旧制度では、アカウンティングマネージャーレベル及びコントローラーレベルの認定期間は3年で、更新手続きが必要でした。
ですが、新制度では、更新制度は廃止となっています。
BATICは、スコアに応じ、3つのうちいずれかの称号が付与
(11)BATICの出題範囲
BATICの出題範囲はこのようになっています。
BATICの出題範囲
| Basic Concepts of Accounting and Bookkeeping | 会計と簿記の基本概念 |
| Transactions and Journal Entries | 取引と仕訳 |
| Journal and Ledger | 仕訳帳と元帳 |
| Trial Balance | 試算表 |
| Adjusting Entries | 決算修正仕訳 |
| Accounting for Inventory and Cost of Sales | 棚卸資産と売上原価の会計処理 |
| Worksheet and Closing Entries | 精算表と締切仕訳 |
| Financial Statements | 財務諸表 |
| Basic Assumptions and GAAP | 基本的な前提とGAAP |
| Financial Statement Analysis | 財務諸表分析 |
| Internal Control | 内部統制 |
| Cash Control | 現金管理 |
| Accounting for Assets and Liabilities | 資産と負債の会計処理 |
➀BATICは、ほぼ英文簿記のみ、Subject1のみ
新制度のBATICの出題範囲は、旧制度の Subject1(英文簿記)とほぼ同じです。
つまり、BATICは Subject1(英文簿記)のみになったと考えてよいでしょう。
旧制度の Subject1(英文簿記)と違うのは、最後の「Accounting for Assets and Liabilities(資産と負債の会計処理)」が範囲に含まれている点だけです。
ちなみに「Accounting for Assets and Liabilities(資産と負債の会計処理)」は、以下のような内容です。
Accounting for Assets and Liabilities(資産と負債の会計処理)
- 有形固定資産(取得原価と売却・処分)
- 無形固定資産
- 社債
➁BATICは、IFRSや会計理論は出ない
新制度のBATICでは、Subject2(国際会計理論)の出題範囲が丸々カットされています。
つまり、Subject2(国際会計理論)は廃止になったと考えてよいでしょう。
新制度のBATICは、「IFRS(国際財務報告基準)」や「会計理論」の知識が試される試験ではなくなっています。
新制度のBATICでは、本当は「国際会計検定」ではなく「英文簿記検定」といった方が正確でしょう。
BATICは、英文簿記のみ出題される
(12)BATICの難易度
BATIC(国際会計検定)の難易度について見ていきましょう。
➀新制度のBATICの難易度:簿記3級、TOEIC500点
新制度のBATICの難易度は、日商簿記検定3級と同じくらいでしょう。
簿記3級に合格しているならば、そこまで難しく感じないでしょう。
ただし、英語で出題されるので、英語力が必要となります。
英語力に関しては、過去の受験生のレベルを見ていると、TOEIC500点以上の英語力がある人が多く受けているようです。
➁旧制度のBATICの難易度:簿記2級、TOEIC750点
旧制度のBATICの難易度は、「Subject1(英文簿記)」は新制度と変わらないと思われますが、「Subject2(国際会計理論)」の難易度は高いものでした。
旧制度のBATICの「Subject2(国際会計理論)」の難易度
- 「コントローラーレベル」:日商簿記検定1級に近いレベル
- 「アカウンティングマネージャーレベル」:日商簿記検定2級レベル
また、英語力に関しては、過去の受験生のレベルから推測するのでは、TOEIC750点以上の英語力が求められていたのではないかと思います。
新制度のBATICの難易度:日商簿記検定3級、TOEIC500点以上?
旧制度のBATICの難易度:日商簿記検定2級以上、TOEIC750点以上?
BATICの英語対策については、BATIC受験に必要な英語力の身につけ方を参考にしてください。
(13)BATICの勉強法
BATIC(国際会計検定)の勉強法について見ていきましょう。
➀新制度のBATICは、独学可能
BATICは独学可能です。
公式テキストと公式問題集を購入し、独学ができます。
新制度のBATICの公式テキスト・公式問題集はこちらです。
公式テキスト
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公式問題集
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注)2021年2月に出版されたものが最新です。
公式テキストには、BATIC受験で覚えておきたい英文会計単語集が含まれており、親切設計です。
旧制度のBATICの過去問題集(TAC出版)はこちらです。
過去問題集 Subject1
過去問題集 Subject2
注)2020年3月に出版された旧制度の過去問題集が最新で、新制度の過去問題集は出版されていません。
過去問題集については、公式問題集は全部やってしまって、もう少し問題演習をしたい場合は利用しても良いでしょう。
➁旧制度のBATICでは、学校の利用もアリだった
旧制度のBATICでは、「Subject2(国際会計理論)」の内容は難しかったので、独学ではなく、学校(TACや大原)を利用し、効率よく勉強をしても良かったと思います。
ですが、新制度のBATICでは、もはや難しい会計理論は出題されませんので、公式テキストと公式問題集を使った独学で十分と言い切れます。
独学なら、公式テキストと公式問題集を併せても、6千円もかかりません。
学校に通うと、TACは簿記初学者用で3万円以上、簿記経験者用で2万円近く、そして大原も2万円近くかかります。
ですので、わざわざ学校に通う必要はないと思います。
ですが、独学はどうしても無理という方のために、TACと大原のBATIC講座の比較をしていますので、参考にしてください。
BATICは、学校に通わず、独学で十分
(14)BATICの勉強時間
BATIC(国際会計検定)の勉強時間について見ていきましょう。
BATICの勉強時間は日商簿記検定3級合格者であれば、40時間から60時間が目安。
勉強時間の配分として、公式テストの基礎知識の理解に約16時間、公式問題集に約16時間、試験前の復習に約8時間の合計約40時間がおすすめ。
平日2時間勉強をすると、約1か月間の勉強時間が必要になります。
➀BATICの勉強時間の目安は、40時間から60時間
BATICの勉強時間の目安ですが、簿記の学習経験があれば(日商簿記検定3級合格者ならば)、40時間から60時間くらいでしょう。
BATIC受験までに必要な勉強時間(簿記の学習経験がある場合)
- 公式テキストを読む:16時間
- 公式問題集を解く:16時間
- 試験前の総復習:8時間
合計で40時間
➁BATICの勉強時間は、1か月間、平日2時間が理想
BATICは、1か月間、平日2時間の勉強が理想です。
10時間/週×4週間=40時間で、BATICの勉強が終えられます。
週末にまとめて勉強してもいいのですが、平日5日間コツコツやった方が忘れなくてよいと思います。
以下は、BATIC実施当時の情報です。
現在は試験終了により受験できません。
当時は、試験日を自分で選べたため、勉強時間から逆算して受験計画を立てやすい試験でした。
- BATICの勉強時間の目安は、簿記の基礎知識があれば、40時間から60時間
- 1か月間は集中して、毎日2時間くらい勉強
補足:2021年新制度のBATICとは?
BATIC(国際会計検定)は、2021年に新しくなりました。
2021年新制度のBATIC(国際会計検定)
- 試験日が選べるようになった
- インターネット受験になった(試験会場に行く必要がなくなった)
- ほぼ英文簿記のみが出題される(会計理論やIFRSは出題されない)
出題範囲は、旧制度の Subject1(英文簿記)とほぼ同じです。
旧制度の Subject2(国際会計理論)は、出題範囲から除かれています。
つまり、BATICは、Subject2(国際会計理論)が廃止され、Subject1(英文簿記)のみになったと考えてよいでしょう。
難しい会計理論や会計基準は出題されませんので、学校に通う必要はなく、40時間から60時間ほど独学すれば、受験レベルに到達できるでしょう。
ですので、まずは公式テキストと公式問題集を購入し、1か月くらいは集中して勉強しましょう。
まとめ|BATIC終了後にどうする?
BATIC(国際会計検定)は、2022年第44回試験をもって終了しました。
終了理由の詳細は公表されていません。
一方で、公式テキスト・公式問題集は今でも購入可能です。
そのため、今からBATICを調べる方は、
「BATICを受けるかどうか」ではなく、
「BATICで学べた内容を今後どのように身につけるか」
を考えることが大切です。
整理すると、次のようになります。
- 英文会計の基礎を学びたい →BATIC教材の活用
- 国際会計基準を学びたい →IFRS検定を検討
- 英語×会計をキャリアの武器にしたい →USCPAを検討
BATICはもう受けられません。
でも、BATICで学べたはずの「英語で会計を理解する力」には、今でも意味があります。
その力をどこまで伸ばしたいのかで、次の一歩は変わります。
英文会計の入門で止めるのか、IFRSを学ぶのか、それともUSCPAまで進むのか。
今の自分の目的に合った選択をすることが大切です。
USCPA(米国公認会計士)を検討したい人へ
USCPAは受験資格を得るためにも、USCPA予備校のサポートが必須です。
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