【USCPA試験】勉強中

USCPA(米国公認会計士)試験の勉強スケジュールのたてかた

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)試験を受けることにしたよ。

勉強スケジュールを作ろうと思うけど、どう作ったらいいのか分からなくて困ったな。

どこ
どこ
どこは、USCPAの資格を持っているよ。

アビタスというUSCPAの予備校を利用して、各科目1回の受験で、約1年でUSCPAに合格したよ。

具体的にどうやって勉強スケジュールをたてれば良いか、自分の経験を踏まえて話していくね。

USCPAの受験生の方から、なかなか勉強が進まない、受験できる状態に至らないなどというご相談を受けます。

話を聞いてみると、きちんと勉強スケジュールをたてていない、もしくは勉強スケジュール自体をたてていなかったりします。

「講義を全部受けて、テキストを読んで理解して、MCが解けるようになったら受験日を決めよう」などとしていると、いつまでたっても、受験しようと思える日がやってきません。

仕事と同じで、最初にスケジュールをたてて、予定の全体像を得る必要があるでしょう。

これから突き進んでいく「USCPA試験合格」までの道が見えるようにして、かならずゴールにたどり着きましょう。

 

1.ゴールを決める

まずは、最終的なゴールを決めましょう。つまり、「いつまでに全科目合格したいか」です。

そのあと、4科目(FAR・BEC・AUD・REG)をどの順番で受けて、それぞれいつまでに合格したいのか決めます。

ゴールを決めるために考慮すること

  1. いつまでに全科目合格したいか
  2. 4科目をどの順番で受けるか
  3. 4科目それぞれ、いつまでに合格したいか

 

(1)いつまでに全科目合格したいか

「いつまでに全科目合格したいか」については、自分のペースで決めて良いのですが、科目合格が無効になる可能性を考えると、1年から1年半くらいを目標にすると良いと思います。

この「いつまでに全科目合格するか」は必ず決め、それを守ると決心しましょう。

USCPA試験は、いつでも受けられるので、どんどん試験日を延期してしまい、その結果、いつまでも1科目目の受験にたどり着けない人が発生してしまいがちです。

最終的なゴールを常に意識して、「いま自分は何をすべきか」を考え、危機感を最初から持って勉強をするのが、早期で合格できるコツです。

たとえば、「1年間で全科目合格」を最終的なゴールとします(どこもそうしました)。

 

(2)4科目をどの順番で受けるか

「4科目をどの順番で受けるか」については、USCPAの予備校でも、おすすめが違います。

予備校がおすすめしている受験する順番

  1. アビタス:「FAR→BEC→AUD→REG」
  2. TAC:「FAR→BEC→REG→AUD」
  3. プロアクティブ:「FAR→AUD→BEC→REG」

ちなみに、どこは「FAR→BEC→REG→AUD」にしました。

個人的にはAUDが最後で良かったと思います。

AUDは4科目の中では英語力が一番必要ですが、最後に受ける頃には、すっかり英語で問題を解くことに慣れていたからです。

ここでは、受ける順番は「FAR→BEC→AUD→REG」とします。

 

(3)4科目それぞれ、いつまでに合格したいか

「4科目それぞれ、いつまでに合格したいか」については、4科目それぞれのボリュームや、難易度を把握する必要があるでしょう。

FAR BEC AUD REG
ボリューム(全体を100%とする) 35% 15% 20% 30%
難易度(1:易-4:難)
難易度を加味した後の勉強時間 35% 15% 25% 25%
推定勉強期間 4ヶ月 2ヶ月 3ヶ月 3ヶ月

どこの場合は、ざっくりと、FARとBECを合わせて半年間、AUDとREGを合わせて半年間くらいかかると事前に想定し、その通りに勉強を進めていき、無理なく合格しました。

ただし、簿記の知識が全くないと、FARはもう少し勉強時間がかかるかもしれません。

また、英語力が低いと、AUDはもう少し時間がかかるかもしれません(ただ、AUDは、3科目目か4科目目に受けるころには、英語力も上がっていると思います)。

調整は自分で加えていただきたいですが、以下のようにゴールが決まります。

あなたが目指すゴール(例)

  1. いつまでに全科目合格したいか:1年後
  2. 4科目をどの順番で受けるか:「FAR→BEC→AUD→REG」
  3. 4科目それぞれ、いつまでに合格したいか:「FAR:4ヶ月後、BEC:6ヶ月後、AUD:9ヶ月後、REG:12ヶ月後」

 

2.ゴールまでにすべきことを把握する

つぎに、ゴールまでにすべきことを把握しましょう。

 

(1)勉強する対象を明確にする

ゴールまでにすべきことを把握するために、勉強する対象を明確にしましょう。

科目共通でやるべきことは、以下の通りです。

勉強する対象

  1. 講義
  2. テキスト
  3. MC問題集
  4. TBS問題集
  5. AICPAリリース問題
  6. AICPAサンプルテスト
  7. 模擬試験

予備校の問題集をやりこめば、洋書問題集はやらなくて良いと思います(どこは、アビタスの教材しかやりませんでした)。

 

(2)各科目ごとに追加で勉強すべきことを決める

各科目でやっておいた方が良いこと(TBS対策も含む)も、リスト化しておきましょう。

各科目でやっておいた方が良いこと(例)

FAR

  1. 基本的な仕訳
  2. 公会計のまとめ

BEC

  1. WCの型(出だし、しめ)を覚えて、実際にタイピングして練習
  2. WCの論点を覚える
  3. COSOのフレームワークとフローチャートを覚える

AUD

  1. 監査報告書を覚える(構成、意見により文言がどう変わるか)
  2. 監査の流れと手続きの理解(教科書の読み込み)
  3. 修正仕訳

REG

  1. Form1040など、基本のFormを覚える
  2. Basisを深く理解する

例として挙げただけですので、リストはご自分で完成させてください。

 

3.すべきタイミングを決める

ゴールまでにすべきことをどのタイミングでするかを決めます。

 

(1)3つの時期でタイミングをざっくり決める

まずは、3つの時期に分けて、ざっくりとすべきタイミングを決めます。

本番までの3つの時期(たとえば、FARで17週間の勉強期間とする)

  1. 「基礎固め」期:7週間
  2. 「応用力向上」期:7週間
  3. 「総まとめ」期:3週間

たとえば、FARを例にとります。すべきことを3つの時期でざっくりと分けます。

あくまでも目安ですが、各科目共通でやるべきことに関しては、このように考えれば良いでしょう。

MCに関しては、多く回すことが目的ではありません。

MCを解きながら、「自分の弱点を見つけ、テキストに戻って理解を深め、弱点を潰す」というプロセスを繰り返すためです。

最終的に、キーポイント(なぜこれが問題になっているのか)や、出題者の意図(なぜこのような選択肢が入っているのか)が反射的にわかるようになることが目的です。

MCを回す回数のめやすは、以下の通りです。

MCを何回やるか

  1. 正答率が95%くらいになるまで
  2. 1問1分半で解けるようになるくらいまで

どこの場合は、たとえばAUDは、予備校のMC約500問のうち、2、3問しか間違えないレベルまで仕上げました。

結果として、本番の試験では、1問1分くらいのスピードで解けるようになっていました。

 

(2)週ごと、日ごと、時間ごとに落とし込む

つぎに、週ごとにスケジュール化します。たとえば、講義とMCに関しては、このように進め方を決めます。

さらに日(曜日)ごと、時間ごと(午前、午後、夜)に、進めかたを落とし込んでいきます。

たとえば、どこの場合は、平日は2時間/日、週末は土日で20時間の勉強時間を取っていましたので、それに合わせて詳細スケジュールを作っていました。

詳細スケジュールを作る際の注意点は、以下の通りです。

詳細スケジュールを作る際の注意点

  1. 勉強時間をKPI(成果測定の指標)にしないこと
  2. 「テキストを〇時間読む」といったスケジュールはダメ
  3. 「MCを〇問解く」といった数値化できるスケジュールにする

また、詳細スケジュールを作る際のコツは、以下の通りです。

詳細スケジュールを作る際のコツ

  1. MC1問あたり、どのくらい解くのにかかるか把握するため、計測する
  2. 講義をネット受講する場合(教室受講ではない場合)、先生ごとに何倍速までなら理解できるか把握する(1.5倍速から2倍速で講義が聴けると、時間の短縮になる)
何にどのくらいかかるのかを早めに把握し、その根拠に基づいてスケジュールを作っていく。

スケジュールは、毎日見直して分析し、修正更新をしていきます。

遅れに関しては、その週でカバーできるのが望ましいでしょう。

計画通りに終わらなそうなら、どうすれば良いのか早めに対策をたてていくのが、無事にゴールまで完走するための最大の秘訣です。

 

 

以上、「USCPA(米国公認会計士)試験の勉強スケジュールのたてかた」でした。

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)試験の勉強スケジュールをたてる手順が分かったよ。

さっそく勉強スケジュールを作ってみるね。

どこ
どこ
最初から完璧な勉強スケジュールをたてる必要はないからね。ざっくりでいいよ。

勉強スケジュールを最初に作るときは、自分のペースが分からないし、通常勉強を始めたときが一番やる気が高くて、無理なスケジュールをたてがちだからね。

ポイントとなるゴールだけは守るようにして、あとは勉強を進めながら軌道修正していこうね。


ABOUT ME
どこ
ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。
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