問題の解き方については色々な情報があるけれど、テキストの読み方については情報がなくて困ったな。
USCPA試験は約1年で合格できたよ。
USCPA受験生から、USCPA予備校のテキストはどう読めばいいのか、というご質問をいただくので、おすすめのテキストの読み方をご紹介してみるね。
テキストの読み方も含めた勉強法については、こちらの記事も参考にしてください。

1.目次を読む
テキストを初めて読むとき。
1ページ目からじっくり読んでいませんか?
それは、効率的・効果的な読み方ではありません。
最初に、テキストの目次を読み、テキストの全体像を把握することが大切です。
たとえば、ジグソーパズルをやるとき。
最初に、全部のピースを表向きにし、同じ色のピース同士を集め、端や角のピースで枠を最初に作るのではないでしょうか。
まず、全体像を把握し、わかるところから完成させていくでしょう。
わからないところは後回し。
テキストの読み方も同じです。
新しい科目(たとえば、FARなど)を勉強するときは、勉強する科目の全体構造を把握し、それから各論にブレークダウンしていくのが効率的・効果的でしょう。
どこの場合は、ひと目で全体像がわかるように、目次をマインドマップ化しています。
マインドマップ化しないとしても、少なくとも目次の大見出しをハイライトして、頭に残るような工夫をすると良いのではないかと思います。
最初に、マインドマップなど、全体像がわかる「地図」を用意します。
そして、勉強中にその「地図」を参照すると、自分が全体のどこを勉強しているのか立ち位置がわかります。
さらに、復習の際にその「地図」を参照すると、自分が学んできたことが頭に入っているのか確認ができます。
- いきなり1ページ目から読み始めない。
- 目次を読んで、全体像を把握する。
- 目次から、全体像がわかる「地図」を作る。
- 「地図」は、進捗や理解度の確認に役立つ。
2.見出し・太字・図・表を読んでいく
目次を読んで全体像を把握したら、テキストの最初から最後まで通しで読んでいきます。
ページをパラパラとめくって、見出し・太字・図・表などをテンポよく読んでいきます。
本文をじっくり読むのではなく、気になったところを速く読むのがコツです。
どこの場合は、フォトリーディングという読書法で、一定の速度を保って読みます。
フォトリーディングで読む際のポイントは、読み始める前に「なぜ読むのか」目的を明確にすることです。
USCPA試験のテキストを初めに読む場合は、読む目的を難しく考える必要はないでしょう。
「これから勉強を始める科目に少し馴染みたい、ご挨拶をして初対面ではなくなりたい」くらいでいいと思います。
目次の大見出しをハイライトした場合は、テキスト本文の大見出しにも同じ色でハイライトすると視覚的にリンクしやすいです。
ハイライトしながら大見出しだけ読んでいくと、頭に「とっかかり」のようなものができて、「ちょっとした顔見知り」くらいの距離感になります。
- テキストを通しで速く読む。
- テキストになじむつもりで、見出し・太字・図・表を読んでいく。
3.問題と突き合わせる
USCPA予備校の問題集、リリース問題(過去問)、サンプルテストを解きながら、テキストのどの箇所からの出題なのか確認します。
出題箇所を見つけたら、その箇所(もしくは近くの余白)に問題番号を記載します。
テキストより問題集の解説の方がわかりやすかったり、問題集の解説にしか書いていないことがあったら、テキストに追記します。
USCPA予備校は、受験生に自分で追記してほしいので、わざとテキストに記載していない場合があります。
もし、問題集を解いていて、テキストに記載されていないけれど大事だと思うトピックをみつけたら、テキストの内容的に近いトピックの箇所に追記しておきましょう。
余白が足りなくて追記できないようでしたら、少し大きめの付箋に書いてテキストの該当ページに貼っておけばいいです。
つまり、問題集などを1回転させる間に、テキストを「出題データベース化」してしまうのです。
テキストを「出題データベース化」する過程は、理解と記憶に効果的ですし、その完成したテキストを使用することで、学習が効率的に進むようになります。
- 問題とテキストをリンクさせる。
- テキストに情報を一元化させる。
- テキストを「出題データベース化」してしまう。
4.自分に説明する
USCPA予備校の問題集、リリース問題(過去問)、サンプルテストを1回解いて、テキストにリンクさせたあたりで、もう一度通しでテキストを読んでみます。
たくさん出題されており、自分がたくさん追記しているようなトピックは、理解しているか確認しながら読みます。
出題されていないところは、サラッと読めばよいでしょう。
ダラダラ読まず、時間を決めて読んでいきます。
ポモドーロ・テクニックという時間術で、時間を意識しながら読むのがおすすめです。
よく出題されているトピックについては1つ1つ、「結局どういうことなのか」自分に説明してみるといいでしょう。
うまく説明できなければ、理解できていないということです。
どこは、大事なトピックについては、簡単に(1行から3行くらいに)要約し、テキストの上の余白に追記していました。
復習したいときや本番の試験の直前に、テキストの上の余白だけをパラパラ見ていきます。
テキスト全範囲の復習が10分くらいで終わるのでラクでした。
- たくさん出題されているトピックについては理解を確かめ、あまり出題されていないトピックはサラッと読み、メリハリをつける。
- 自分に説明したり、要約してみることが有効。
- 要約は、たとえばテキストの上の余白に書いておけば、パラパラめくって上の余白を見ていくだけで復習できる。
以上、「USCPA試験 テキストの読み方【こうすれば理解と記憶につながる!】」でした。
よく出題される箇所とあまり出題されない箇所と、メリハリをつけて読むことにするね。
時間を意識してスピード感をもって読んだ方が、集中してよく理解できるよ。
最初はよくわからなくてもドンドン読み進めていくといいよ。
あとからわかるようになるかもしれないし、出題されなくて問題演習で理解が進まないから最後までわからないかもしれない。
でも、全部を完璧に理解する必要はないからね。
大事なところがわかりやすい自分だけのテキストを作り、大事なところを繰り返し読み、大事なところの馴染み感を増やしていくのがいいと思うよ。

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