試験勉強法

USCPA試験の勉強を始める前に、USCPA合格の目標を「SMART」に設定しましょう

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困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)試験を受けることにしたよ。

試験を受けると決意したけど、本当に合格できるか不安で困ったな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA試験に合格するには、目標を正しく設定するといいよ。

目標を正しく立てないと、その目標は達成できずに挫折することが多くなるからね。

SMARTの原則」に基づいた、「SMARTな目標設定」について見ていこうね。

1.正しい目標設定の重要性

正月に「新年の抱負」を立てる方が多いと思うのですが、調査によると、「新年の抱負」の80%は、2月の初めまでに挫折するそうです

つまり、あなたが「USCPA試験に合格する」という目標を立て、それを達成しようとしても、たった1ヶ月で挫折してもおかしくないということになります。

 

すぐに挫折してしまうのは、目標に実行可能な要素が含まれていないからです。

その実行可能な要素とは、「SMARTの原則」で取り上げられている5つです。

「SMARTの原則」の要素

  1. Specific:具体的
  2. Measurable:測定可能
  3. Achievable:達成可能
  4. Relevant:関連性がある
  5. Time bound:期限がある

各要素の英単語の頭文字をつなげて、「SMART」です。

ただし、「SMARTの原則」には諸説あり、たとえば、Achievable(達成可能)はAgreed upon(同意した)、Relevant(関連性がある)はRealistic(現実的)、Time bound(期限がある)はTimely(適時に)などとされることもあります。

 

私自身、「SMARTの原則」については、10年以上前に神田昌典さんの『非常識な成功法則』という本で知り、大きく感化され、目標設定で活用してきました。

そして、多くの目標を達成してきました。

 

ちょうど、NASBA(全米州政府会計委員会)がツイッターで「SMARTの原則」についてツイートしたので、それをきっかけに当記事を書いています。

 

当記事は、そのツイートで取り上げている『Forbes』の“This New Year’s Set Goals, Not Resolutions”を参考にしていますので、こちらの記事も読んでみてください。

 

 

2.「SMARTの原則」について

さて、「USCPA合格」という目標を正しく設定するために必要な「SMARTの原則」の5つの要素について見ていきましょう。

「SMARTの原則」の要素

  1. Specific:具体的
  2. Measurable:測定可能
  3. Achievable:達成可能
  4. Relevant:関連性がある
  5. Time bound:期限がある

 

(1)Specific:具体的

まず、具体的であることが大切です。

目標は「何を達成したいのか、なぜそれが自分にとって重要なのか」という質問に答えるものである必要があります。

 

(2)Measurable:測定可能

そして、測定可能であることを確認します。

自分がコントロールできる方法で、目標を数値化する必要があります。

たとえば、昇給などは、自分のコントロールが及ばないので、自分の成功を測るためにふさわしくないです。

 

(3)Achievable:達成可能

さらに、目標が達成可能であることを確認します。

どんなに高い目標でも、達成することは可能です。

 

(4)Relevant:関連性がある

関連性も判断します。

「その目標は、今の自分の人生に関連しているか、なぜ今の自分にとって重要なのか」を考えます。

 

(5)Time-bound:期限がある

さいごに、達成のための具体的な期限を設定します。

期限があると、切迫感が生まれ、行動する動機付けになります。

期限のない目標は、目標ではなく、単なる「願い(Wish)」です。

 

 

『Forbes』の記事では、例として「私は5ポンド(約13kg)痩せる」という目標が挙げられています。

SMARTの原則」に従うと、「私は2月に受ける健康診断(関連性)の前に、朝のマフィンを果物に代えて(達成可能)、5ポンド(具体的かつ測定可能)減量します」という目標になるわけです。

 

 

3.「SMARTの原則」に基づいた目標を立てましょう

「USCPA合格」を目標として勉強している受験生の方から、「勉強がつらいからやめたい」「なかなか受験できる状態にならない」などというご相談をいただきます。

よくよく聞いてみると、「なんとなく役に立ちそうだからUSCPAの勉強を始めた」「いつまでに合格するという期限は特に決めていない」ということが多いです。

「USCPA合格」といった漠然とした目標だけでは、だんだんなし崩しになって、いつの間にか忘れてしまうでしょう。

 

 

私の場合、「USCPA合格」についての目標は、以下のようにしていました。

「USCPA合格」の目標例

  1. 1年後に全科目合格して、合格後すぐに大手監査法人に転職する。
  2. 大手監査法人に転職するのは、会計の仕事を今後続けていくうえで基礎となる、会計知識と会計スキルを身につける修行がしたいからである。
  3. 1年後に全科目合格するために、1年間週20時間の勉強を休まずに続ける。
  4. 経理の実務経験、英語力、会計の知識があるため、1年間週20時間の勉強(20時間/週×約50週=約1,000時間)で、全科目合格は可能である。
  5. 1年間週20時間の勉強は、平日は出勤前に7時オープンのカフェで2時間、週末は近所のカフェで午前中3時間・午後2時間で達成可能である。

 

自分が立てた目標が実行可能であるか、達成可能であるかを確かめるため細分化して書いていますが、一文で書くと以下のようになります。

「大手監査法人に転職するため、週20時間の勉強を続けることで、1年後にUSCPAに全科目合格する」

このように、USCPA合格後に大手監査法人でバリバリ働いている自分の姿を思い浮かべながら、達成可能な勉強時間と勉強する場所を設定し、合格に向かって勉強を続けました。

 

具体的に思い浮かべられること、達成可能な手段を用意することが大切かと思います。

「USCPA試験を受ける」と決心し、「USCPA合格」という目標を掲げたのであれば、あともう一歩、「USCPA合格」という目標を「SMARTの原則」に基づいて設定してみましょう。

 

 

以上、「USCPA試験の勉強を始める前に、USCPA合格の目標をSMARTに設定しましょう」でした。

困った君
困った君
「5キロ痩せる」という目標としても、いつまでに、なぜ痩せたいのか、どうやって痩せるのかが明確ではないと実現できないんだね。

USCPA合格も同じだね。

どこ
どこ
あとは、どんなに明確な目標を立てても、自分がその目標について納得(Agreed upon)していないと、実行できないからね。

立てた目標は、他の人に言う必要はないよ。

目標は、紙に文章で書いて、目につくところに貼っておいたり、クリアファイルに入れ、いつも持ち歩くことをおすすめするよ。

ABOUT ME
USCPAどこ
USCPA(米国公認会計士)/「USCPAどこのブログ」でUSCPA試験とUSCPAのキャリアを発信/アビタス元受講生(アビタス紹介割引の紹介可)/ 著書『USCPAになりたいと思ったら読む本』中央経済社
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