IFRS検定に合格したら、就職や転職で役に立つのかな?
IFRS検定を受験する価値があるのか、いまいち分からなくて困ったな。
アビタスという予備校で、IFRS検定の対策講座を受講したよ。
IFRS検定の学習は、仕事で非常に役に立っているので、経験を交えて、IFRS検定の学習をするメリットについて、詳しくお話していくね。
- IFRS検定については、IFRS検定についてUSCPAが詳しく解説!が詳しいです。
- BATIC(国際会計検定)は、全く別の資格ですので、2021年にBATIC(国際会計検定)が新しく!どうなった?どう勉強する?を参考にしてください。
- 既にアビタスで「IFRS検定講座」を受講することを決めている場合は、当記事の一番最後から、【紹介割引】の申し込みをしてください。
- 受講料が3,000円割引となるよう、アビタスにご紹介させていただきます。
- アビタスの「IFRS検定講座」については、IFRS検定の学習は、アビタスのIFRS検定講座がおすすめ!も参考にしてください。
1.IFRS検定の学習をするメリット
IFRS検定の学習をするメリットについて、お話していきます。
IFRS検定を学習するメリットは、大きく分けて2つです。
IFRS検定を学習するメリット
- IFRS(国際財務報告基準)の理解が深まり、仕事で知識を活かせる
- IFRS検定合格と履歴書に書くことで、就職・転職で活かせる
IFRS検定の学習をするメリットは、IFRS(国際財務報告基準)の理解が深まり、IFRSの「知識」が仕事で活かせることと、IFRS検定に合格することで、「資格」を就職や転職でアピールできることの2つです。
IFRS検定を通して得た「知識」を活かすか、IFRS検定合格の「資格」を活かすか、という2つの視点で考える必要があるでしょう。
IFRS検定は役に立たないなどという記事を見かけますが、ほとんどが「資格」として活かせないという論調だと思います。
そのような人は、資格関連の記事をただ書いているだけで、実際にIFRS検定の学習をしたことがないようですので、意見を参考にする必要はないと思います。
2.IFRSの「知識」を仕事で活かす
IFRS検定を学習するメリットとして、IFRSの「知識」が身につき、仕事で活かせることが挙げられます。
おそらく、この記事を読んでいただいている方ならば、IFRSの知識が必要になっていることは肌で感じていらっしゃると思います。
IFRSの知識が必要な理由
- BIG4で、担当クライアントの9割は、IFRS適用
- グローバル企業で、連結子会社の大半は、IFRS適用
IFRSの知識がないと、大企業やグローバル企業で働くのが大変!
(1)BIG4で、担当クライアントの9割は、IFRS適用
どこは、USCPA(米国公認会計士)試験に合格後、Big4大手監査法人の会計監査人に転職したのですが、クライアントの9割はIFRS基準を適用していたため、ショックを受けました。
USCPA試験の勉強でUSGAAP(米国会計基準)を勉強したのに、世の中で通用するのはIFRSだったのです!
さらに、IFRSプロジェクトにまでアサインされてしまい、IFRSの知識がほぼない状態で、IFRSの仕事をしなければならない状態になってしまいました。
自分でIFRSの書籍を買ってきて勉強したのですが、あまりよくわからず、悠長に勉強している時間もなかったため、アビタスのIFRS講座を受講することにしました。
結果として、効率的かつ効果的にIFRSの知識を身につけることができ、無事に業務を全うすることができました。
(2)グローバル企業で、連結子会社の大半は、IFRS適用
その後、グローバル企業の日本本社に転職し、連結決算担当として、米国子会社、欧州子会社、アジア子会社の財務数値の管理もしています。
連結子会社の財務諸表は、米国の子会社はUSGAAPに準拠しており、欧州やアジアの子会社はIFRSに準拠しています。
つまり、USGAAPは米国内だけで、他の国はIFRSを適用しています!
アジアの子会社などは、たとえば、タイはTFRS(タイ版のIFRS)、フィリピンはPFRS(フィリピン版のIFRS)などに準拠していますが、TFRSもPFRSも、内容はIFRSと同じです。
IFRSの知識が仕事で活かせる場合の例
- IFRS適用の大企業で働く場合
- IFRS適用の海外子会社をもつグローバル企業で働く場合
- 監査法人でIFRS適用会社を監査する場合
経理・財務・監査などの仕事をする場合が最も活かせると思いますが、ITなどの部署であっても活かせるでしょう。
3.IFRS検定合格の「資格」を就職・転職で活かす
IFRS検定を学習するメリットとして、IFRS検定合格の「資格」を就職や転職でアピールできることが挙げられます。
正直に言ってしまうと、IFRS検定は、日本での知名度は低いですし、日本では「民間資格」の類ですので、IFRS検定に合格したとしても、就職や転職で有利になるとは限りません。
よって、就職や転職のためだけにIFRS検定の学習をしようと考えるのは、得策ではありません。
就職や転職で活かすとなると、IFRS検定ではなく、USCPA(米国公認会計士)やBATIC(国際会計検定)を受験することがおすすめとなります。
就職や転職で活かせる、IFRS検定と比較できる資格
- USCPA(米国公認会計士)
- BATIC(国際会計検定)
(1)IFRS検定とUSCPA(米国公認会計士)試験の比較
IFRS検定とUSCPA(米国公認会計士)試験を比較します。
知名度は、USCPA(米国公認会計士)の方が断然高いです。
そして、転職などで評価されるのも、USCPA(米国公認会計士)となります。
とはいえ、USCPA(米国公認会計士)の方が、英語で受験しなくてはなりませんし、受験科目は4科目もあるため、学習時間も多くかかり、難易度も高いです。
USCPAを選ぶかは、慎重に考えた方が良いです。
また、IFRS検定は、国際会計基準(IFRS)についての試験ですし、USCPA(米国公認会計士)試験は、米国基準(USGAAP)についての試験です。
よって、IFRSの学習がしたい場合は、IFRS検定を選んだ方が良いでしょう。
IFRS検定とUSCPA(米国公認会計士)試験との比較については、以下の記事も参考にしてください☟

(2)IFRS検定とBATIC(国際会計検定)の比較
IFRS検定とBATIC(国際会計検定)を比較します。
BATIC(国際会計検定)は、英語で、英文簿記とIFRSの知識を問う試験でしたが、2021年に新制度となり、単なる英文簿記の試験となりました。
もはや、BATIC(国際会計検定)においては、IFRSの知識は問われませんので、IFRSが学べる試験ではなくなっています。
BATIC(国際会計検定)との比較については、以下の記事も参考にしてください☟

IFRS検定の方が、USCPAやBATICより良い場合
- IFRSの知識を身につけたい場合
- IFRS適用会社で働いていたり、IFRS適用会社に転職したい場合
- 英文簿記には興味が無い場合
- 「会計×英語」をアピールする必要がない場合
- 就職や転職で評価される会計資格が必要ではない場合
結論:IFRS検定のメリットや価値は?
就職や転職で活かす気がないのでしたら、「IFRS検定の受験」はしなくてもいいでしょう。
ですが、「IFRS検定の学習」はしておくことをおすすめします。
特に、IFRS適用会社(大企業やグローバル企業)で仕事をする方は、学習しておいて損はありません。
資格というのは、以下の2つに大きくは分かれます。
資格の種類
- 資格自体を持っていないとその仕事ができないもの(医師・弁護士・公認会計士などの国家資格)
- 資格の学習を通して、知識やスキルを効率的に身につけ、身につけたことを証明するもの(日商簿記検定・英語検定・TOEICなどの公的資格や民間資格)
IFRS検定も、2つ目の「資格の学習を通して、知識やスキルを身につけたことを証明するこの」に該当します。
国家資格のように合格したから「食いっぱぐれない」「資格で生きていける」というような資格ではないことは、すぐにお分かりでしょう。
IFRS検定に合格しても、就職・転職で活かせないなどというのは、そもそもナンセンスです。
IFRS検定のメリット・価値というのは、IFRS検定の教材で効率的にIFRSを理解し、実務で活かせるスキルにつなげられることと言えます。
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Twitterのアカウントをお持ちの方は、DMで①お名前の漢字②お名前のフリガナ③メールアドレスをお知らせください。
(2)コンタクトフォーム
以下のフォームで①お名前の漢字②お名前のフリガナ③メールアドレスをお知らせください。
題名に「IFRS検定講座紹介希望」と書いていただけますと、ご紹介がスムーズです。
最後に「送信」をクリックしてください。
「ありがとうございます。メッセージは送信されました。」と表示されましたら、メッセージの送信は成功しています。
どこからお返事を差し上げますので、少々お待ちくださいませ。
以上、「IFRS検定は取得する意味がある?メリット・価値は?」でした。
IFRS検定の価値は、IFRSの知識を効率的に身につける機会になるというわけだね。
IFRSの知識を効率的に身につけたいから、アビタスの「IFRS検定講座」の受講を検討することにするよ。
IFRS検定の受験はしなくてもいいから、少なくとも、IFRS検定の学習をすることをおすすめするよ。
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USCPAの始め方(参考ページ)
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CIA(公認内部監査人)とは?試験の難易度は?どうやって勉強する?
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BATIC(国際会計検定)
BATICは2022年11月28日に終了しました。
ですが、公式テキストと公式問題集での英文会計の学習は依然としておすすめです。
BATICの公式テキスト・公式問題集
USCMA(米国公認管理会計士)、EA(米国税理士)
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USCMAとEAの詳細情報(参考ページ)
国際会計資格 USCPA・USCMA・EAの比較、どれを取るといいのか?
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USCPA(米国公認会計士)と簿記検定、どっちが役に立つのか?
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USCPAと公認会計士の比較(参考ページ)