【USCPA資格】

【調査】USCPA(米国公認会計士)をあきらめた人に聞きました。なぜUSCPAの勉強をやめてしまったの?

困った君
困った君
USCPA(米国公認会計士)に興味があるんだけど、まだ挑戦するか踏み切れないよ。

挑戦したいという気持ちと、自分は合格できなかったらどうしようという気持ちでモヤモヤしてしいるよ。

とはいえ、どんな人が合格できないのか分からないし困ったな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA予備校などは、合格者の声しか取り上げないから、合格できた人のことはわかっても、合格できなかった人のことはよくわからないよね。

Twitterなどでも、合格できなかった人は、何も言わずに静かに消えてしまうことが多いし。

今回、USCPA予備校に入学し本格的にUSCPAの勉強をしたけれど、途中でUSCPAをあきらめてしまった人にアンケートを取らせてもらったから参考にしてね。

1.USCPAをあきらめてしまった人への調査の趣旨

今回、某サイトを通して、USCPAをあきらめてしまった人を対象に、アンケート調査をさせていただきました(ご回答いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました)。

 

なぜこのようなアンケート調査をしようと思ったかというと、USCPA予備校は合格者のことしか公表しませんが、実際はUSCPA予備校に入学したけれど、合格できないまま撤退してしまった人が多くいると思ったからです。

何人合格したのかという合格者(分子)はUSCPA予備校が公表するのでわかるのですが、どのくらいの人がUSCPA予備校に入学したのか(分母)がわからないので、結局どのくらいの人が入学はしたけれど勉強をやめてしまったかが分かりません。

 

USCPA予備校について

入学者=合格者+勉強中の方+撤退者(一時的に)+撤退者(完全に)

入学者のうち、どのくらいの人が撤退してしまったのか不明

 

個人では、どのくらいの人がUSCPAの勉強をあきらめてしまったのかは調べられませんが、どんな理由であきらめたのかは、全員分は無理でも、少しは調べて明らかにできます。

ですので、USCPA予備校への入学を検討している方、現在勉強中の方にも参考にしていただけると思いアンケート調査をすることにしました。

 

2.調査の内容

USCPAの予備校に入学したけれど、「途中でUSCPAの勉強をやめてしまった人」を対象に、以下の項目にご回答いただきました。

 

アンケート調査の内容

  1. 受講していたUSCPA予備校の名前
  2. USCPAの勉強を始めたときの仕事
  3. USCPAの勉強を始めたときの年齢
  4. USCPAになろうと思った理由
  5. USCPAの勉強をした期間
  6. USCPAの受験をした回数
  7. USCPAの勉強をやめた理由
  8. USCPAの勉強を再開する予定があるかどうか

 

本当にUSCPA予備校に入学し、USCPAの勉強をしてきたのかが判断がつくよう、選択肢は設けず、ご自分の言葉で説明していただくような回答形式にしました。

みなさん、しっかり丁寧にご回答くださっていました。

特にUSCPAの勉強をやめた理由については、大変な思いをされたのだなと心が痛むご回答もありました。

 

3.調査の回答から分かったこと

匿名とはいえ、アンケートの回答を1件ずつここで公表するのは避け、アンケートの結果から分かったことをまとめてお伝えします。

 

(1)USCPA予備校により合格率にばらつきがある?

まず最初に気が付いたのが、あるUSCPA予備校の元受講生からのご回答が群を抜いて多かったことです。

 

USCPA予備校はアビタス、プロアクティブ、TAC、大原の4校あります。

合格率がどの予備校でも大きく変わらなければ、アビタスからのご回答が一番多くなると思います。

 

というのは、どこの感覚としては、アビタスで勉強している人が一番多い印象だからです。

以前ツイッターでご質問をさせていただいたときも、8割がアビタス受講生でした。

 

ですが、今回の「途中でUSCPAをやめてしまった人」を対象にしたアンケートでは、実はTACの元受講生の方からの回答がダントツ多かったです。

反対に、アビタスの元受講生からの回答はほとんどありませんでした(アビタス受講生がアンケート嫌いとかではないですよね?)。

 

TACの元受講生に関しては、「膨大な教材に心が折れた」という声や、「英語が得意で簿記1級もあり、仕事を辞めて2年間勉強に専念したけれど合格できなかった」という声までありました。

もちろん、TACでも合格している方はいますが、今回のアンケートでは、入学者に占める撤退者の割合は、TACがかなり高いのではという印象を持ちました。

 

(2)資格も経験もあっても、合格できるとは限らない

不合格になる人は、会計初心者(簿記の資格なし、経験なし)の人が多いのかと思ったのですが、そのようなことはないようです。

 

簿記1級まで持っていて、英語も得意、仕事も完全に会計職ではなくても、経営企画や銀行員といった近い職種の方でさえ、USCPAの勉強を続けることをあきらめてしまっています。

みなさん2年以上は勉強を続け、複数回受験もしています。

突然思い立って畑違いの資格に手を出したというわけではないですし、仕事と勉強を両立してがんばったけれど合格できていません。

 

時間・労力・費用の面でUSCPAの勉強を続けるのが難しくなってしまったため、あきらめたということのようです。

あきらめることになったのは「勉強の長期化」が一番の原因ではないかと思います。

短期間で合格できるような勉強方法をとり、1年や1年半くらいでの合格を目指せれば、結果は違ったのではないかと思っています。

 

(3)USCPAで人生を変えたいと思ったが甘くなかった

USCPAを取れば人生が変わると思い勉強を始めという、営業職の方も多かったです。

 

営業職は給料が安く専門性がないため、USCPAになれば専門家として働け、高給取りになれると思ったということです。

ですが、仕事が忙しく、勉強と仕事の両立がうまくいかず、勉強を途中でやめてしまったということのようです。

 

転職目的の勉強で現在の業務とは関係がないので、会社の方にはUSCPAの勉強をしていることは話していないでしょう。

日中はUSCPAと関係のない仕事をし、夜遅くなってからUSCPAの勉強をするとなると、体力的にも精神的にもつらいということもあるのではないでしょうか。

 

今回のアンケートでは、人生を変えたいという理由で勉強を始めた方たちは20代でしたので、USCPAを取ればたしかに営業職から転職できるとは思いますが、30代ではおすすめできません。

年齢と実務経験を考えないと、いくらUSCPA資格があっても転職では成功できるとは限りません。

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(4)勉強を始めてからUSCPAが自分に合わないと気付く

USCPAの勉強を始めてから、USCPAの勉強が自分に合わないと気付きやめてしまったという方もいました。

 

一番短い方で、3か月の勉強でUSCPAが自分に合わないと思い、あきらめてしまっています。

その方の場合は、簿記1級までもっていましたが、早い段階でUSCPAが合わないと思ってしまい、英語も会計も苦手意識が出てきてしまったそうです。

また、自分に合わないと途中で気が付きながらも、3年半も勉強を続けたという方もいました。

 

USCPAを始める前に、USCPAの勉強が自分に合うかどうか確かめた方がいいでしょう。

簿記検定は合っても、USCPAは合わない場合があるので、どちらかというとBATIC(国際会計検定)という「英語×会計」の勉強をしてみて、自分に合っているか確かめた方がいいのではないかと思います。

 

(5)家族の理解が得られないと続かない

ご家族が、初めはUSCPAを勉強することに反対していなかったけれど、途中から「いつまで勉強を続けるのか?」と風当たりが変わってしまったという方もいます。

「USCPAなんて時間の無駄」と言われるようになってしまったということを考えると、もしかしたら、最初からご家族の理解が得られていたとは言えないのかもしれません。

 

ご家族が応援してくれないと、USCPAの勉強を続けるのは難しいです。

USCPAの勉強を始める前に、ご家族(必要なら、ご両親や会社関係者)に、USCPAになりたいので応援してくれるように、できる限り説明や説得に努める必要があるでしょう。

USCPAの勉強中にも、勉強をさせてもらえていることに対して、周りに感謝を示したいですね。

 

(6)再受験が容易に→受験回数増→受験料増→撤退

USCPAの試験制度が変わり、現在は不合格になってもすぐに再受験できるようになっています。

以前は、一度不合格になったら、次のWindow(1年が3か月ごとに4つのWindowに分かれていました)まで待たないといけなかったのですが、現在は数日まてば再受験できます。

 

60点代以下で不合格なら、しっかり勉強してから再受験するのでしょうが、73点とか74点で不合格の場合は、すぐに再受験してしまいます。

そして、また同じような点数で不合格となります。

惜しい点数なので、運よく自分の得意な問題が出題されれば合格できるかもと、すぐに再受験したくなってしまうわけです。

 

1回6万円から7万円の受験料を繰り返し繰り返し支払い(ツイッターでは「NASBAへのお布施」などと揶揄されています)、金銭的に厳しくなってUSCPAの勉強自体をやめてしまうということになっています。

すぐに再受験できる今の試験制度のマイナス面だと思うので、無駄に受験料を払い金銭的に逼迫しないように気をつけたいですね。

 

(7)コロナ禍は学習にプラスにもマイナスにも影響

最近、コロナ禍の中で自宅勤務が増え、残業や仕事の付き合いが減り、勉強時間が確保できるようになったので合格できたという声を聞きます。

ですが、今回、反対にコロナ禍のせいで業務変更があり、業務負担が増えてしまい、勉強時間が思ったように確保できなくなってしまい、USCPAをあきらめたとご回答をくださった方がいました。

 

勉強時間が少なくなってしまっただけではなく、USCPA予備校に通学して講義を受けていたのに、オンライン講義に切り替わってしまい、自宅では集中できなくなってしまったともご回答に書かれていました。

ただ、この方の場合は、全回答者の中で唯一、「今後USCPAの勉強を再開する予定がある」とご回答いただいており、業務が一区切りついたら勉強を再開したいとのことです。

早く予備校での講義が再開することも願っています。

 

4.USCPAをあきらめることにならないためには

USCPAをあきらめることにならないためには、やはり「短期合格を目指す」に限るかと思います。

 

長期間勉強をすると、まず、自分の周りの環境が変わる可能性が高くなります。

家族は「いつになったら合格するの?」と応援する気持が続かなくなるでしょう。

仕事も業務の担当が変わったりして、勉強時間が取れなくなるかもしれません。

 

そして、自分自身の勉強へのモチベーションも続かなくなります。

「いつまで勉強を続ければ合格できるの?」と不安になるでしょう。

 

短期間で合格するのがえらいというわけではないのですが、短期間での合格が撤退のリスクを減らすので、短期合格を目指すべきだと思います。

撤退しないためには、なるべく短期間で合格できるようなスケジュール設定と勉強方法の採用がポイントでしょう。

 

 

以上、「【調査】USCPA(米国公認会計士)をあきらめた人に聞きました。なぜUSCPAの勉強をやめてしまったの?」でした。

困った君
困った君
会計初心者ではなくても、USCPAに合格できてないと聞くと、自分も受けても大丈夫か不安になってしまうな。

USCPAを受けると決める前に、何に気をつけたらいいかな。

どこ
どこ
USCPAの勉強を始めてから、USCPAの勉強が苦手だと気が付くようなことは、少なくとも避けなくてはいけないね。

あとは、勉強が長期化すると、自分のモチベーション維持だけではなく、家族などの目を気にして勉強を続けることが難しくなってしまったりするので、なるべく短期間で合格できるようにした方がいいね。

ボリュームがあって、時間はかかるけど、深く理解できるような教材ではなく、大事なことがコンパクトにまとまっていて、短期間でサクッと合格できるような教材を使うのが、途中でUSCPAの勉強をあきらめないですむポイントだと思うよ。

アビタス元受講生だから褒めるわけではないけれど、アビタスの教材は短期間で合格できるように作られているので、USCPAを受けると決めた場合は、アビタスをUSCPA予備校の第一候補にしてほしいな。

 

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ワシントン州USCPA(米国公認会計士)。USCPAの立場から、USCPA試験、USCPAのキャリア、USCPAの人生設計について書いています。BIG4大手監査法人監査人→米国企業経理職@バンコク→大手グローバル企業連結決算担当。
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