USCPAになるべき理由がはっきりと説明できなくて、USCPAにチャレンジしていいのかわからなくて困ったな。
USCPAになるべき理由については、今回は米国で言われていることを確認してみようか。
NASBA(全米州政府会計委員会)が公表している記事を基に、USCPAになるべき理由トップ5をご紹介していくよ。
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はじめに:USCPAになるべき理由は?
USCPAになるべき理由は何でしょうか。
NASBA(全米州政府会計委員会)は、USCPAになるべき理由トップ5を次のように挙げています。
USCPAになるべき理由トップ5
- 威信と尊敬
- キャリアアップ
- キャリアの安定性
- 仕事のやりがい
- お金と福利厚生
NASBA(全米州政府会計委員会)の CPAになるべき理由トップ5 を参考にしました。
USCPAになるべき理由は、人によって違うでしょう。
さらに、日本の場合と米国の場合でも違ってくるかもしれません。
ですが、NASBA(全米州政府会計委員会)という公式の機関が公表している「CPAになるべき理由」は、USCPAに挑戦するか迷っている人にとって十分に参考になるのではないかと思い、今回ご紹介することにしました。
USCPAになるべき理由1:威信と尊敬
USCPAになるべき理由の1つ目は、威信と尊敬です。
威信と尊敬
- 同僚から尊敬と憧れが得られること。
- USCPA試験合格の誇りが持てること。
- 一般的な会計担当者より専門性が高いこと。
USCPAだと、同業者やクライアント、一般の人々から尊敬され、憧れの存在とされます。
エリートともみなされます。
USCPAは、何年もの学問的・技術的トレーニングを経て、厳しいUSCPA試験に合格し、さらに数年間の広範囲にわたる実地訓練で、USCPAの倫理観・人格が試されます。
その結果として、一般的な会計担当者を凌駕する専門性と熟練度を身につけ、USCPAの称号を得ることができるのです。
どこより:
- USCPAだと「すごい!」と言ってもらえたり、USCPA試験の勉強をやり切ったという自信がもてたり、基礎的なビジネスの知識が身につけられていると思えます(自分の経験からそうです)。
- ただ、日本でのUSCPAより、米国でのUSCPAの方が高い評価を得ているように感じます。
- 米国では、USCPAは、全職業の中で医師に次いで最も信頼度の高い職業としての位置づけだそうです。
- 日本では、USCPAはそこまで高い評価がされていない気がするのは、日本の公認会計士の方が上に見られてしまうからでしょうか?USCPA試験は簡単だと誤解が広まっているからでしょうか?
- 米国に限らず海外では、USCPA試験は疑いようもなく難関試験であるとの認識があり、高い評価が得られます(海外でUSCPAとして働くとわかります)。
USCPAになるべき理由2:キャリアアップ
USCPAになるべき理由の2つ目は、キャリアアップです。
キャリアアップ
- 群衆の中で際立ち、雇用主に好印象を与えること。
- 職業へのコミットメントを示せること。
- より高いレベルの権威を得る可能性があること。
USCPA試験に合格し、USCPA資格を取得することで、雇用主は、この憧れの資格を持つ従業員を高く評価するようになります。
USCPA資格の取得は、職業に対するコミットメントを示し、指導者や管理職の候補として注目されます。
また、より高いレベルの権限と責任を求める人にとっても、USCPAライセンスは必要です。
ベテランの会計担当者が学校に戻って会計学の修士号を取得し、USCPAの資格を取得するための道を歩み始めることも珍しくありません。
どこより:
- USCPAだと、転職の際に他の人と差別化ができますし、向上心のあるビジネスパーソンだと高い評価が得られます。
- ただ、日本の場合だと資格より年齢が重要視されてしまうことが多いです。また、実務経験があるかの方が大切との印象です。
- 米国では実務経験を積み、資格が必要だと考えれば教育の場に再度戻ることも可能でしょう。
- 日本だと、USCPAはあくまでも仕事と両立しながら勉強して取得する資格という印象です。
USCPAになるべき理由3:キャリアの安定性
USCPAになるべき理由の3つ目は、キャリアの安定性です。
キャリアの安定性
- 今まで以上に需要が高まっていること。
- より高度な会計基準の施行が必要なこと。
- 退職したUSCPAが市場に空白を残すこと。
USCPAはかつてないほど需要が高まっており、それはすぐに変わることはなさそうです。
USCPAへの需要が高まっている理由の1つは、1990年代にインターネットがブームとなり、学生がITやマーケティングの仕事を選んだため、会計学を学ぶ学生が減少したことです(注:NASBAは会計学を学ぶ学生が減少したと言っていますが、AICPAは増加していると言っています)。
また、2002年にSOX法が成立し、より高い水準の企業会計を実施するために、USCPAの必要性が高まりました。
さらに、ベビーブーマーが退職し、市場に大きな空白を残していますが、これは学界でも同じことが言え、多くの会計学の教授が退職しています。
どこより:
- USCPAへの需要は、ここ最近高まってきているように感じます。USCPAに興味をもつ人が増えていますし、USCPAの求人も増えてきているように感じます。
- 米国では会計学を学ぶ学生が減ったり、USCPAが多く退職したとのことですが、日本の場合はあまりそう感じません(日本の税理士は、高齢化しているとの話は聞きますが)。
- 日本のBIG4監査法人では、早期退職率が高く人手不足なので、USCPAを採用することが増えてきているとは聞いています。
USCPAになるべき理由4:仕事のやりがい
USCPAになるべき理由の4つ目は、仕事のやりがいです。
仕事のやりがい
- 多才な専門家と一緒に仕事ができること。
- 高度に専門化した職務を遂行できること。
USCPAは、監査、ビジネス・経営コンサルティング、情報技術(IT)、国際財務報告、税務アドバイザリーサービスなど、高度に専門化した職務を複合的にこなす、多彩なプロフェッショナルです。
フォレンジックなど、USCPAとして色々な道が用意されているため、個人が身につけたスキルや仕事に応じて活躍ができます。
ミレニアル世代のUSCPAは、社会に還元できるユニークな利点があります。
また、グローバル化の進展に伴い、会計を取り巻く環境は変化しています。
複数の言語が話せ、多文化の理解のあるUSCPAは、世界を飛び回り、国際的なビジネス経験を積む機会が増えます。
どこより:
- USCPAは幅広くビジネス知識を学ぶため、ビジネス知識をベースとして色々なキャリアパスが考えられ、色々な分野で専門家になれます。
- NASBAが挙げているフォレンジックを専門としたUSCPAにも、海外では出会いました(まだ日本ではお会いしたことはありません)。
- 米国のUSCPAは、米国内で働く人が多いのではないかと思っているのですが、日本のUSCPAは、米国を含む海外で働く人も多い印象です。
- 「専門知識×実務経験×言語能力」があれば、希少価値のある人材となり、やりがいがある仕事に就けるでしょう。
USCPAになるべき理由5:お金と福利厚生
USCPAになるべき理由の5つ目は、お金と福利厚生です。
お金と福利厚生
- 高い給与が得られる可能性があること。
- USCPAではない会計担当者より10%収入が増える可能性があること。
- 雇用の伸びが平均以上であること。
キャリアを選択する際、仕事への情熱に次いで、給与や福利厚生を重視する人は多いでしょう。
USCPAだと、政府・非営利団体・産業界など、個人が歩むことのできるキャリアパスは数多く存在します。
USCPAは単なる仕事ではなく一連の仕事であり、素晴らしいキャリアに到達するための足がかりとなるものなのです。
資格を持たない会計担当者に比べ、USCPAは、生涯獲得賃金は最低でも10%から15%以上(100万ドル以上)多くなり、失業率は0に近いという調査があるそうです。
労働統計局は、2024年まで、会計士と監査人の雇用が全職業の平均よりも速く成長すると予測しているそうです。
どこより:
- 日本では、USCPAは最近は増えてきていますが、まだまだ珍しいため、高く評価される場所がある一方、まったく評価されない場所もある印象です。
- 例えば、外資系企業の会計関連のポジションでは、USCPAの需要が高く、高収入で採用される可能性が高いですが、日本企業ではあまり評価されないことが多いです。
- 日本では、日本の公認会計士の数が増えており、そこまで会計人材が逼迫しているようには感じません。

参照先:日本公認会計士協会サイト
以上、「【米国の場合】USCPAになるべき理由 トップ5」でした。
誇りをもってやりがいのある仕事ができて、報酬も期待できるといったところかな。
米国では、USCPAは独占業務権限があるし、難しい試験をパスしたエリートとみなされるようだね。
USCPAだと、米国だけではなく世界中の国で職があるので、日本国内に縛られずキャリアを切り開く手段が得られると言えるかな。
ただ、日本国内では、日本の公認会計士と比較されて、USCPAは独占業務権限がないし、そこまで難しい試験をパスしたわけではないとみなされてしまうよね。
なので、日本で働く場合は、USCPA資格を高く評価してくれる場所を見つけないと、なかなか活かせないということになってしまうよ。
USCPAに興味をもった人の中には、USCPA資格を高く評価しすぎている人がいるので、日本国内でのみ働くことを考えている場合は、将来のキャリアをまずは考えてほしいよ。
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