USCPA(米国公認会計士)に興味があるんだけど、取る意味があるのかわからなくて困ったな。
色々な会計関連資格を調べた結果、USCPAにたどりついたみたいだね。
USCPAについては「評価される・評価されない」と賛否両論あるから、すごく悩むよね。
USCPAを取るメリットとデメリットをご紹介していくね。
注意:2024年1月にUSCPA試験制度が大きく変わります
2024年にUSCPA試験が大きく変更になることを知っていますか?
変更後しばらくは、USCPA試験対策が大変!
迷っているならUSCPAに早く挑戦することをおすすめします。
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1.USCPAを取るメリット

まずは、USCPAを取るメリットをご説明していきます。
USCPAを取るメリットはなんでしょうか?
どこがUSCPAの勉強をしていたとき、周りの受験生に「USCPAになりたいのはなぜ?」と質問すると、以下のような答えが返ってきていました。
USCPAになりたい理由(例)
- 日本の公認会計士よりUSCPAの方が試験が簡単なのに、日本の公認会計士と同じ「公認会計士」という肩書が手に入るから。
- USCPA試験に合格していると、英語、会計、ITに強いというイメージをもってもらえるから。
- USCPA試験に合格していると、監査法人や外資系企業へ好条件で採用してもらえるから。
- USCPAの試験にかかる時間・費用と給料のアップを比較すると、コスパがいいから。
どこも全く同じように思いました(笑)。
そして、USCPAになって、これらのメリットを全て享受しました。
肩書や良いイメージを手に入れたり、良い条件で転職ができたりと、メリットは多かったです。
でも、USCPAのメリットはそれだけではないんですよ。
USCPAのメリット
- USCPAの勉強を通して、ビジネスマンとして生きていくための幅広い知識が身につく。
- プロフェッショナルとして自信を持って働けるようになる。
周りからの評価だけではなく、「自分の自分への評価も上がる」のです!
2.USCPAを取るデメリット

つぎに、USCPAを取るデメリットもご説明していきます。
USCPAに対してマイナスなイメージを持っている人の意見は、以下のような感じでしょうか。
USCPAに対するマイナスの意見(例)
- 日本の公認会計士よりUSCPAの方が簡単だから、評価されない。
- USCPAになっても社内・転職で評価されず、活かせない。
- USCPA試験の勉強が大変で、受験まで到達しなかった(受験したが全科目合格しないままあきらめてしまった)。こんなに大変なら、勉強を始めなければよかった。
USCPAに対するマイナスの意見を1つ1つ見ていきます。
(1)日本の公認会計士よりUSCPAの方が簡単だから、評価されない?
日本の公認会計士よりUSCPAの方が試験が簡単だから、評価されないという意見があります。
そもそもですが、日本の公認会計士とUSCPAは、得意分野が違うので、それぞれが資格を活かせる場所で働けばいいだけ。
試験の難しさは、評価されるかどうかに関係ないと思います。

(2)USCPAになっても評価されず、活かせない?
USCPAになっても、会社内や転職で活かせないから、USCPAは意味がないのではという意見も聞きます。
USCPAになれば、「食いっぱぐれない」と聞いていたのに、思ったより「食えない」資格じゃないかという声です。
ですが、会社内や転職市場で評価されなかったのは、全く海外との取引がなかったり、全く英語を使用しないですむ会社(部署)で働いていたり、そのような会社に転職しようとしたからではないでしょうか。
それは、USCPAが評価されないのではなく、USCPAが評価されない場所に行ってしまったからなだけでしょう。
USCPAは「食いっぱぐれない」資格だと思います。
USCPA資格で「食いっぱぐれない」ためには、USCPAが活かせる仕事に就くことだけ。

(3)USCPAの試験勉強は、思った以上に大変では?
USCPA試験は思った以上に難しく、「なかなか受からない」「どんなに勉強しても受かる気がしない」「合格できず諦めた」と聞いたという人もいます。
USCPAは、そこまで簡単ではないのですが、受験者のレベルがそもそも高く、合格率が高いため、楽に合格できると誤解されがちです。

どこも全科目合格までに、約1年かかりました。
働きながら、仕事と勉強を両立させるのは思った以上に大変でした。
1科目目のFARはボリュームがありすぎてなかなか全範囲の勉強が終わらず、受験直後も手ごたえがよくわからず「受かる気がしない」という精神的によろしくない状態を経験しています(実際は受かりましたが)。
なので、社会人の方が途中で挫折して、USCPA受験から撤退しまうのもよくわかります。
USCPA試験の勉強は、最初から大変だと覚悟しておく必要があるでしょう。
甘く見ておくとギャップにショックを受けますが、最初から知っておけば回避できます。

また、受かる気がしなくても実際は受かる場合が多いので、試験日をリスケ(延期)せず、受けてみるのも大事だと思います。
残念ながら受からなかった場合でも、対策をして受けなおせばよいわけで、自分の位置を知るためにも逃げずに受けてみる必要があると思います。

英語があまりできない場合や、会計知識に自信がない場合は、そもそもUSCPAの勉強ができそうか、あらかじめ確かめておくと撤退から免れると思います。
BATIC(国際会計検定)を先に受けてみて、「英語×会計」のセンスがあるか確かめ、それからUSCPAに取りかかるのも一案ではないでしょうか。
注)BATICは廃止してしまったので受けてみなくていいので、テキストを買って勉強だけしてみてください。

3.USCPAの評価は実際どうなのか?

さいごに、USCPAの評価は実際はどうなのか、USCPAの立場からご説明したいと思います。
どこの場合、正直に言って、USCPAになって良かったという感想しかありません。
そして、良い評価をされた覚えしかありません。
よくUSCPAの発信をしているからいいことしか言わないのではと誹謗中傷を受けるのですが、本当に悪い評価をされた覚えはないです。
USCPAとしての働き方、USCPA資格の活かし方は人それぞれですが、たとえば、BIG4大手監査法人で、監査人として働くことができたというのは、非常に大きなメリットでした。
米国企業で経理の仕事をしていましたが、USCPAに合格したことでBIG4大手監査法人に転職できました。
USCPAは、日本の公認会計士に馬鹿にされたり、差別されたりするのではという質問をいただきますが、USCPAだからといって、監査法人内部で馬鹿にされたり、差別されたことなどありませんでした。
クライアントも、どこの名刺を見て(どこはワシントン州のライセンスを取ったので、名刺に「USCPA(米国公認会計士)」と肩書を入れてありました)、「米国公認会計士って、日本の公認会計士より難しそうだね!すごいね!」と誤解されこそすれ(笑)、USCPAだと馬鹿にされるようなことは皆無でした。
BIG4以外への転職でも、履歴書に「米国公認会計士(ワシントン州)」と書いてあるので、面接の場で会計の知識を試されるような質問もなく、すんなりと採用されてきました。
特に、海外で就職をした際は、USCPAということで、多くの候補者の中から採用してもらえています(おそらく、日本の公認会計士よりも高い評価が得られたはず)。
USCPAが「食いっぱぐれない」資格になるかどうかは、前述のようにUSCPAが活かせる場所に行くことがポイントですが、さらに、資格だけではなくUSCPAが活かせる経験も積んであるかだと思います。
残念ながら、資格があっても経験がない場合は、資格が活かせる可能性が低くなってしまうと思いますので、資格を取るのと同時に経験も積むのが大事でしょう。
もしUSCPAに対する疑問が少しでもクリアになり「USCPAになりたいかも?」と思われましたら、こちらの記事を参考にしてください。

以上、「米国公認会計士(USCPA)は評価される?USCPAのメリットとデメリットは?」でした。
USCPAの勉強を頑張ってみることにするよ。
1年間くらいは勉強の必要があるけど、頑張るだけの価値があるからね。応援するよ!
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