USCPAは女性のキャリアにおすすめ?働き方・転職・ライフイベントとの相性
USCPAは、女性のキャリアにおすすめなのでしょうか。
結論からいうと、USCPAはすべての女性におすすめできる資格ではありません。
勉強は大変ですし、費用もかかります。
USCPAを取れば、急に年収が上がる、転職で必ず有利になる、自由な働き方が手に入る、という魔法の資格でもありません。
でも、キャリアの選択肢を残したい女性にとって、USCPAはかなり相性のよい資格だと感じています。
私自身、未婚・子どもなしの時期に、仕事と両立しながらUSCPAを勉強して合格しました。
だからこそ、「出産や育児と両立できるか」だけでなく、「まだライフイベントが来ていない時期に、将来の選択肢を増やしておく」という考え方も大事だと思っています。
その後、USCPAとしてBIG4監査法人で働いた経験からも、USCPAは「女性を楽にしてくれる資格」ではなく、キャリアの選択肢を増やすための資格だと感じています。
特に、次のような女性にとっては、USCPAは検討する価値があります。
- 結婚・出産・育児などのライフイベントがあっても、長く働ける専門性を持ちたい
- キャリアを中断したあとも、「何ができる人か」を説明しやすい武器がほしい
- 英語と会計を掛け合わせて、外資系企業や日系グローバル企業で働きたい
- 日本だけでなく、海外や場所に縛られにくい働き方も視野に入れたい
- 今の仕事を続けながら、少しずつ専門性を高めたい
年収アップ、転職、専門性、柔軟な働き方。
こうした話だけなら、正直、男性にも当てはまります。
また、会計資格としての専門性でいえば、日本の公認会計士でもよい場面は多いです。
では、なぜあえて「女性のキャリア」と「USCPA」が結びつくのでしょうか。
それは、女性のキャリアでは、ライフイベントや働く場所の変化によって、キャリアを一度止めたり、働き方を変えたり、別の形で再スタートしたりする場面が起きやすいからです。
そのときに、英語×会計×国際資格という説明しやすい専門性があると、キャリアを組み直しやすくなります。
この記事では、USCPAが女性のキャリアにおすすめできる理由を、きれいごとではなく、現実的な視点で解説します。
1.USCPAは女性のキャリアにおすすめなのか
USCPAは、女性のキャリアにおすすめできる資格です。
ただし、「女性なら全員USCPAを目指すべき」という話ではありません。
USCPAが向いているのは、次のような女性です。
- 会計を軸にキャリアを作りたい
- 英語を使う仕事に関心がある
- 外資系企業や日系グローバル企業で働きたい
- ライフイベント後も戻りやすい専門性がほしい
- 働き方が変わっても活かしやすいスキルを持ちたい
USCPAは、女性を楽にしてくれる資格ではありません。
でも、女性がキャリアを長く続けていくうえで、選択肢を増やすきっかけにはなります。
(1)USCPAは「女性向けの楽な資格」ではない
まず、ここははっきり言っておきたいです。
USCPAは、簡単に取れる資格ではありません。
英語で会計・監査・税務・ビジネスを学ぶ必要があります。
働きながら勉強する場合は、時間の確保も大変です。
仕事、家事、育児、介護などと両立しながら目指すなら、さらに工夫が必要になります。
なので、次のような方には、USCPAはあまり向きません。
- 楽に資格を取りたい
- 短期間で簡単に転職したい
- 英語や会計にあまり興味がない
- 勉強時間を確保するつもりがない
USCPAは「女性にやさしい資格」というより、本気でキャリアを作りたい女性の選択肢になりやすい資格です。
(2)女性のキャリアで起きやすい変化に対応しやすい
女性のキャリアでは、働き方を見直すタイミングが何度かあります。
たとえば、次のような場面です。
- 結婚
- 出産
- 育児
- 介護
- 配偶者の転勤
- 海外帯同
- 時短勤務
- ブランク後の復職
もちろん、こうしたライフイベントは男性にもあります。
ただ、現実には、女性の方が働き方を調整する場面が多くなりやすいです。
そのときに、何も専門性がないと、キャリアの再スタートが難しくなることがあります。
一方で、USCPAの学習経験や合格実績があると、次のように説明しやすくなります。
- 英語で会計を学んだ人
- 国際的な会計知識がある人
- 英文資料への抵抗感が少ない人
- 外資系企業や日系グローバル企業の経理と相性がよい人
これは、ライフイベント後にキャリアを再設計するときの軸になります。
(3)「何ができる人か」を説明しやすい
転職や復職で大事なのは、「私はこういう仕事で力を発揮できます」と伝えられることです。
特に、ブランクがあったり、働き方を変えたりする場合は、過去の職歴だけでなく、これからどう働けるかを伝える必要があります。
USCPAは、その説明をしやすくしてくれます。
たとえば、次のように伝えられます。
- 会計の基礎知識があります
- 英語で会計を学んでいます
- 外資系企業や日系グローバル企業の経理に関心があります
- 海外子会社管理や国際会計に関わる業務にもつなげやすいです
資格だけで仕事が決まるわけではありません。
でも、「何を軸にキャリアを作りたいのか」を説明しやすくなるのは、USCPAの大きなメリットです。
2.女性にUSCPAが向いている理由
USCPAが女性に向いている理由は、単に「転職に有利だから」ではありません。
それだけだと、男性にも当てはまります。
USCPAが女性に向いている理由は、ライフイベントや働く場所の変化があっても、キャリアを組み直しやすい専門性を持てることです。
まずは全体像を図で整理すると、次のようになります。
(1)キャリアを中断しても専門性が残る
出産、育児、介護、配偶者の転勤などで、一時的にキャリアを中断する人はいます。
そのときに不安になるのは、次のようなことではないでしょうか。
- ブランク後に戻れる仕事があるか
- 以前と同じ働き方ができるか
- 転職市場で評価されるか
- 自分の強みを説明できるか
もちろん、USCPAがこうした不安をすべて解決してくれるわけではありません。
ただ、働き方を変えざるを得なくなったときに、「私は英語と会計を軸にできます」と言えるものがあるのは、かなり大きいです。
特に、外資系企業、日系グローバル企業、海外子会社管理、英文経理などに関心がある場合、USCPAはキャリアの軸を作りやすくなります。
(2)働く場所が変わっても使いやすい
女性のキャリアでは、働く場所が変わることがあります。
たとえば、配偶者の転勤、地方移住、海外帯同などです。
このような変化があると、特定の会社や地域だけで通用するスキルより、場所をまたいで説明しやすいスキルがあると安心です。
USCPAは、次のようなキャリアと相性があります。
- 外資系企業
- 日系グローバル企業
- 海外子会社管理
- 英文経理
- 国際会計に関わる業務
- 内部統制
- 連結決算
もちろん、USCPAがあればどこでも働けるわけではありません。
ただ、英語と会計を掛け合わせた専門性は、働く場所が変わったときにも説明しやすいです。
(3)外資・日系グローバル企業で活かしやすい
USCPAは、外資系企業や日系グローバル企業の経理・財務・内部統制と相性がよい資格です。
理由は、USCPA試験で会計・監査・税務・ビジネスを英語で学ぶからです。
外資系企業や日系グローバル企業では、次のような業務に関わることがあります。
- 英文会計資料を読む
- 海外子会社の数値を確認する
- 英語の会計マニュアルを読む
- US GAAPや国際的な会計論点に触れる
- 海外拠点とメールでやり取りする
英語がペラペラである必要はありません。
実務では、まず英語で会計資料を読めることが大事です。
USCPAの学習を通じて、英語で会計を読むことへの抵抗感を減らしやすくなります。
USCPAはUS GAAPを中心に学ぶ資格ですが、英語で会計を学ぶ経験は、海外子会社管理や国際会計に関わる業務でも説明しやすい強みになります。
英語で会計を学ぶイメージをつかみたい方は、こちらの動画も参考にしてください。
関連動画:
【英文会計】英単語 聞き流し 300語|USCPA入門・経理・初心者OK!
3.日本の公認会計士と比較してUSCPAを選ぶ理由
女性のキャリアに会計資格を活かすなら、日本の公認会計士でもよいのでは?
これは、とても自然な疑問です。
実際、日本の公認会計士は非常に強い資格です。
日本の法定監査を中心にキャリアを作りたいなら、日本の公認会計士が第一候補になります。
では、あえてUSCPAを選ぶ理由はどこにあるのでしょうか。
まずは全体像を図で整理すると、次のようになります。
(1)日本の法定監査なら日本の公認会計士が王道
まず、日本の監査法人で王道キャリアを歩みたいなら、日本の公認会計士が向いています。
特に、次のような方は日本の公認会計士を目指すのが自然です。
- 日本の法定監査の中心で働きたい
- 監査報告書に署名できる立場を目指したい
- 将来的に監査法人のパートナーを目指したい
- 日本基準や日本の開示実務を深く学びたい
ここは、USCPAより日本の公認会計士の方が強い領域です。
USCPAを無理に持ち上げる必要はありません。
(2)働きながら挑戦しやすいのはUSCPA
一方で、今の仕事を続けながら資格を目指したい方には、USCPAの方が始めやすい場合があります。
USCPA試験は科目合格制です。
一度にすべてを仕上げるというより、科目ごとに合格を積み上げていく試験です。
そのため、仕事を続けながら、学習計画を立てて進めやすい面があります。
これは、仕事・家事・育児などと両立しながら勉強したい女性にとって、大きなポイントです。
もちろん、USCPAも簡単ではありません。
ただ、キャリアを完全に止めずに挑戦しやすいという点では、USCPAに魅力があります。
(3)英語×会計キャリアならUSCPAが使いやすい
日本の公認会計士は、日本の会計・監査制度に強い資格です。
一方で、USCPAは英語と会計を掛け合わせたキャリアを作りやすい資格です。
たとえば、次のような方向性を目指すなら、USCPAは相性がよいです。
- 外資系企業の経理
- 日系グローバル企業の経理
- 海外子会社管理
- 英文会計
- 国際会計に関わる業務
- 海外勤務
- 海外転職
つまり、日本の公認会計士とUSCPAは、どちらが上かではありません。
目指すキャリアが違います。
日本の法定監査の王道を目指すなら、日本の公認会計士。
英語と会計を掛け合わせて、外資・日系グローバル企業・海外にも視野を広げたいなら、USCPA。
このように考えると、自分に合う資格を選びやすくなります。
ただし、USCPAは出願州によって受験資格や必要単位が変わります。
「自分の学歴で受験できるのか」「追加単位は必要なのか」「働きながらどのくらいで合格を目指せるのか」は、最初に確認しておいた方が安心です。
USCPAが自分に合いそうだと感じた方は、まずはアビタスの無料説明会で、受験資格・必要単位・学習スケジュールを確認してみてください。
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違いをもっと詳しく比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
4.USCPAは女性の働き方とどう相性がいいか
USCPAは、女性の働き方と相性がよい面があります。
ただし、ここも誤解しない方がいいです。
USCPAを取れば、必ずリモートで働けるわけではありません。
必ず時短勤務ができるわけでもありません。
柔軟な働き方ができるかどうかは、資格だけでなく、職場、職種、経験、上司、会社の制度によって変わります。
そのうえで、USCPAが女性の働き方と相性がよい理由を見ていきます。
(1)会計職はデスクワーク中心の仕事が多い
会計・経理・財務・内部統制の仕事は、デスクワーク中心の業務が多いです。
もちろん、繁忙期はあります。
決算期や監査対応の時期は忙しくなることもあります。
ただ、会計職は、経験を積むことで専門性が蓄積されやすい仕事です。
また、会社によっては、リモートワークやフレックス制度と相性がよい場合もあります。
育児や家庭と両立しながら働きたい方にとって、会計職は選択肢になりやすいです。
(2)外資・日系グローバル企業では専門性を説明しやすい
外資系企業や日系グローバル企業では、職務内容や専門性を重視される場面があります。
そのため、次のような説明がしやすいUSCPAは、相性がよいです。
- 英語で会計を学んだ
- 英文資料に抵抗が少ない
- 海外子会社管理や国際会計に関心がある
- 国際的な会計資格に挑戦した
女性の場合、ライフイベントによって働き方を変える場面があっても、専門性を説明しやすいと、転職や復職の選択肢を残しやすくなります。
(3)ただし、柔軟な働き方は職場次第
ここは大事です。
USCPAを取ったからといって、必ず柔軟に働けるわけではありません。
外資系企業でも忙しい会社はあります。
日系グローバル企業でも出社が必要な会社はあります。
経理職でも、決算期は残業が増えることがあります。
なので、USCPAだけで働き方が決まるわけではありません。
大切なのは、USCPAをきっかけに、どんな会社・職種・働き方を選ぶかです。
5.ライフイベントとUSCPAの相性
女性が資格を考えるとき、ライフイベントとの相性は無視できません。
結婚、出産、育児、介護、配偶者の転勤、海外帯同などによって、働き方を変えることがあるからです。
もちろん、USCPAを取ったからといって、ライフイベントの悩みが消えるわけではありません。
ただ、働き方を変えざるを得なくなったときに、「私は英語と会計を軸にできます」と言える材料があるのは、かなり大きいです。
(1)出産・育児後の復職で説明しやすい
出産や育児で一度仕事から離れたあと、復職や転職を考える方もいます。
そのときに大事なのは、ブランクそのものを消すことではありません。
ブランク後に、何を軸に働けるのかを説明することです。
USCPAの学習経験や合格実績があると、次のように伝えやすくなります。
- 会計の専門性を高めてきた
- 英語で会計を学んできた
- 外資系企業や日系グローバル企業の経理に関心がある
- 今後も専門性を伸ばして働きたい
これは、復職や転職で自分の方向性を伝える材料になります。
(2)配偶者の転勤や海外帯同後にも活かしやすい
配偶者の転勤や海外帯同によって、今の仕事を続けにくくなることがあります。
その場合、特定の会社だけで通用するスキルより、場所をまたいで説明しやすい専門性があると心強いです。
USCPAは、英語と会計を掛け合わせた資格です。
そのため、海外や外資系企業、日系グローバル企業での仕事に関心がある場合、キャリアの方向性を説明しやすくなります。
もちろん、海外で働くにはビザ、語学力、現地の求人状況、実務経験なども関係します。
USCPAだけで海外就職が決まるわけではありません。
それでも、海外やグローバルな会計キャリアを考えるうえで、USCPAはわかりやすい軸になります。
(3)資格は仕事を保証しないが、選び直す力になる
USCPAを取れば、必ず仕事が見つかるわけではありません。
ライフイベント後に、必ず希望どおりの働き方ができるわけでもありません。
でも、USCPAには、キャリアを選び直すときの材料になる力があります。
たとえば、次のような選択肢を考えやすくなります。
- 外資系企業の経理に転職する
- 日系グローバル企業の経理に戻る
- 海外子会社管理に関わる
- 内部統制やFP&Aにキャリアを広げる
- 監査法人で経験を積む
資格が人生を決めるわけではありません。
でも、働き方が変わったときに、選択肢を残してくれることはあります。
USCPAを転職にどう活かすかを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:
USCPAの転職戦略|年収を上げる「軸ずらし」5ステップ
6.女性におすすめのUSCPAキャリア
USCPAを女性のキャリアに活かすなら、どのような仕事があるのでしょうか。
ここでは、USCPAと相性のよいキャリアを整理します。
USCPAのキャリア全体像を先に見たい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:
USCPA(米国公認会計士)のキャリア|USCPA資格の活かしかたまとめ
https://www.dokoblog.com/uscpa-career/
(1)外資系企業の経理
外資系企業の経理は、USCPAと相性がよいキャリアのひとつです。
英語の会計資料、海外本社とのやり取り、英文メール、レポーティングなどに関わることがあります。
USCPAで学ぶ会計知識や英語への慣れは、外資系企業の経理で活かしやすいです。
また、外資系企業では職務内容が比較的はっきりしていることもあり、自分の専門性を説明しやすい場合があります。
(2)日系グローバル企業の経理・海外子会社管理
日系グローバル企業でも、USCPAを活かせる場面があります。
たとえば、海外子会社管理、連結決算、英文資料の確認、国際会計に関わる業務などです。
海外子会社の数値を確認したり、現地担当者とやり取りしたりする場面では、英語と会計の両方が必要になります。
USCPAは、こうした仕事に関心がある女性にとって、キャリアの方向性を作りやすい資格です。
(3)内部統制・FP&A
USCPAは、経理だけでなく、内部統制やFP&Aとも相性があります。
内部統制では、会計処理や業務プロセスを理解する力が求められます。
FP&Aでは、財務数値をもとに事業を分析し、経営判断をサポートする力が必要です。
どちらも、会計知識を土台にしながら、ビジネス全体を見る仕事です。
英語を使う環境であれば、USCPAの学習経験がより活かしやすくなります。
USCPAの年収や、年収アップを狙いやすいキャリアの考え方は、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:
USCPAの年収はいくら?実際の求人から年収1,000万円を狙えるキャリアを解説
(4)監査法人
USCPAとして監査法人で働くという選択肢もあります。
私自身も、USCPAとしてBIG4監査法人で監査をしていました。
監査法人では、日本の公認会計士が中心になる場面が多いです。
ただ、USCPAでも、英語案件、外資系クライアント、海外子会社を持つ企業の監査などで強みを活かせる可能性があります。
監査法人で経験を積むと、会計・監査の基礎が身につき、その後の転職でも説明しやすいキャリアになります。
7.USCPAが向いている女性・向いていない女性
USCPAは、女性のキャリアに相性がよい資格です。
ただし、向き不向きがあります。
ここを見ずに始めると、途中で苦しくなりやすいです。
(1)USCPAが向いている女性
USCPAが向いているのは、次のような女性です。
- 英語と会計を掛け合わせてキャリアを作りたい
- 外資系企業や日系グローバル企業に関心がある
- 働きながら専門性を高めたい
- ライフイベント後も戻れる専門性がほしい
- 長期的に会計キャリアを作りたい
- 海外勤務や海外転職にも関心がある
このような方にとって、USCPAはキャリアの選択肢を広げる資格になりやすいです。
(2)USCPAが向いていない女性
一方で、次のような方には、USCPAはあまり向きません。
- 英語にまったく興味がない
- 会計に興味がない
- 短期間で楽に資格を取りたい
- すぐに年収アップだけを狙いたい
- 勉強時間を確保する気がない
- 日本の法定監査の中心で働きたい
特に、日本の法定監査の中心で働きたいなら、日本の公認会計士を目指す方が自然です。
USCPAは、英語と会計を掛け合わせたい人に向いている資格です。
(3)甘く見ない方がいい
USCPAは、女性のキャリアに役立つ可能性があります。
ただし、甘く見ない方がいいです。
英語で会計を学ぶのは簡単ではありません。
仕事や家庭と両立するなら、学習時間の確保も必要です。
費用もかかります。
だからこそ、始める前に、自分に合う資格なのかを確認しておくことが大切です。
8.USCPAを始める前に確認すべきこと
USCPAに興味がある方は、いきなり教材を買う前に、まず制度を確認しましょう。
USCPAは、日本の資格試験とは制度がかなり違います。
(1)受験資格と必要単位を確認する
USCPAは、誰でもすぐに受験できるわけではありません。
出願州によって、必要な学位や単位の条件が異なります。
特に確認したいのは、次の点です。
- 自分の学歴で受験できるか
- 会計単位が足りているか
- ビジネス単位が足りているか
- どの州で出願するのがよいか
- 追加単位が必要か
ここを確認せずに始めると、あとから「受験資格が足りなかった」となる可能性があります。
USCPAの始め方全体を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:
USCPAの始め方|何から始める?
(2)学習期間・費用・ライセンスまでの流れを確認する
USCPAを目指すなら、試験に合格するまでだけでなく、ライセンス登録までの流れも知っておく必要があります。
確認したいのは、次の点です。
- どのくらいの学習期間が必要か
- 総額でどのくらい費用がかかるか
- 仕事や家庭と両立できる学習計画か
- 試験合格後にライセンス登録まで目指すか
- ライセンス登録に実務経験などが必要か
USCPAは、勢いだけで始めるより、最初に制度を理解してから始めた方が安心です。
受験資格を詳しく確認したい方は、以下の記事もどうぞ。
関連記事:
USCPAの受験資格をわかりやすく解説
(3)無料説明会で自分に合うか確認する
USCPAは、受験資格・必要単位・出願州・学習期間などを最初に確認しておくことが大切です。
特に、仕事や家庭と両立しながら目指す場合は、「自分の場合、USCPAを目指せるのか」「どのくらいの期間・費用がかかるのか」を早めに確認しておくと安心です。
アビタスの無料説明会では、USCPAの試験制度、必要な単位、学習スケジュール、合格後のキャリアについて確認できます。
USCPAが自分のキャリアに合うか知りたい方は、まずは無料説明会で具体的に確認してみてください。
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まとめ:USCPAはキャリアを選び直したい女性と相性がいい
USCPAは、すべての女性におすすめできる資格ではありません。
勉強は大変ですし、費用もかかります。
USCPAを取れば、必ず転職できる、年収が上がる、柔軟な働き方ができる、というわけでもありません。
それでも、USCPAは、キャリアの選択肢を残したい女性にとって相性のよい資格です。
理由は、英語×会計×国際資格という説明しやすい専門性を持てるからです。
結婚、出産、育児、介護、配偶者の転勤、海外帯同などで働き方が変わることがあっても、専門性があるとキャリアを選び直しやすくなります。
また、USCPAは、外資系企業、日系グローバル企業、海外子会社管理、国際会計に関わる業務など、英語を使う会計キャリアと相性があります。
日本の法定監査の中心で働きたいなら、日本の公認会計士が王道です。
一方で、英語と会計を掛け合わせて、働く場所やキャリアの幅を広げたいなら、USCPAは有力な選択肢になります。
USCPAは、女性を楽にしてくれる資格ではありません。
でも、キャリアを長く続けたい女性にとって、選択肢を増やしてくれる資格にはなり得ます。
まずは、自分の学歴・単位・働き方・目指したいキャリアに合うかを確認するところから始めてみましょう。



