USCPAライセンス更新の手順を解説【ワシントン州の場合】

それで、初めてライセンス更新をするタイミングが来たよ。
でも、どうやってUSCPAのライセンスを更新したらいいのか分からなくて困ったな。

ライセンスは永久に有効ではなくて、定期的に更新しなくてはならないよね。
どのようにワシントン州のUSCPAライセンスを更新するのか、一緒に見ていこうか。
USCPA合格後にやることは、こちらをご参照ください。
もし、まだUSCPAの勉強を始めていない場合は、USCPAの始めかたを参照ください。
ワシントン州のUSCPAライセンスの更新方法
ワシントン州のUSCPAライセンスの更新方法についてご説明します。
ワシントン州以外のUSCPAライセンスについては、更新要件や手続きが異なるため、各州のBoard of Accountancyでご確認ください。
なお、ワシントン州では現在、ライセンス更新時にActive StatusまたはInactive Statusを選択できます。
この記事では、私が更新するActive Statusの場合を中心に解説します。
ワシントン州のUSCPAライセンス更新手続きについては、以下の3つのパートでご説明していきます。
ワシントン州のUSCPAライセンス更新手続き
- ワシントン州のUSCPAライセンス更新の基礎情報
- ワシントン州のUSCPAライセンス更新の準備
- ワシントン州のUSCPAライセンス更新の手順
1.ワシントン州のUSCPAライセンス更新の基礎情報
まず、ワシントン州のUSCPAライセンス更新の基礎情報をお伝えします。
ワシントン州のCPAライセンスは、3年ごとに更新する必要があります。
期限までに更新しない場合、ライセンスはLapse(失効)します。
なお、要件を満たす場合は、Retireを選択することもできます。
自分のライセンスの有効期限は、ワシントン州の場合、こちらで確認できます。
何年の6月30日までに更新する必要があるのか確認できます。
(1)ライセンス更新のタイミングの例
ライセンス更新のタイミングの例を挙げておきます。
私の次のライセンス有効期限は2027年6月30日です。
この場合、Active Statusで更新するスケジュールは次のようになります。
上の図のとおり、2027年6月30日が有効期限の場合は、2026年12月31日までに必要なCPE要件を満たしておく必要があります。
そのうえで、2027年1月1日から4月30日までが通常の更新期間、2027年5月1日から6月30日までは遅延料を追加して更新できる期間です。
ライセンス更新のタイミング(2027年6月30日が有効期限の場合)
- 2026年12月31日までに、2024年から2026年までのCPE要件を満たす。
- 2027年1月1日から4月30日までに、更新料を支払い更新手続きをする。
- 2027年5月1日から6月30日までは、遅延料を追加して更新可能。
- 2027年6月30日までに更新しなかった場合、7月1日に失効。
現行の通常更新料は230ドルで、通常期間後の更新には100ドルの遅延料が加わります。
(2)ライセンス更新のスケジュールの例
ライセンス更新のスケジュールの例も挙げておきます。
Active Statusで更新する場合、3年間で120時間のCPEが必要で、さらに各年最低20時間を取得する必要があります。
そのため、3年目にまとめて120時間取得することはできません。
ここは誤解しやすいので、図で見た方がわかりやすいです。
私の次のライセンス更新期限は2027年6月30日なので、今回のCPE reporting periodは2024年1月1日から2026年12月31日までです。
この3年間で合計120時間を満たしつつ、各年で最低20時間を取得します。
また、WA州Board承認のEthics and Regulations course 4時間も必要で、この4時間は120時間の中に含まれます。
たとえば、
- 2024年:20時間
- 2025年:20時間
- 2026年:80時間
のように、各年最低20時間を満たしながら、3年間で合計120時間にする方法があります。
2.ワシントン州のUSCPAライセンス更新の準備
つぎに、ワシントン州のUSCPAライセンス更新の準備をご説明します。
ワシントン州では、更新時にActive StatusまたはInactive Statusを選択できます。
更新要件が異なるため、違いを確認しておきましょう。
まずは、Active StatusとInactive Statusの違いを整理しておきます。
この記事では、私が更新するActive Statusを中心に解説します。
Active Statusで更新する場合は、
- 3年間で120時間
- 各年最低20時間
- WA州Board承認 の Ethics and Regulations course 4時間
- CPE Trackerへの記録
が必要です。
一方、Inactive Statusで更新する場合は、120時間・各年20時間の要件はありませんが、 WA州Board承認 Ethics and Regulations course 4時間と、CPE Trackerへの記録が必要です。
Active Statusで更新する場合、更新前に以下の2つを済ませておきます。
USCPAライセンス更新の手続きをする前に必要な準備
- 必要なCPE要件を満たす
- 取得したCPEを「CPE Tracker」に記録する
(1)Active Statusに必要なCPE要件を満たす
Active Statusでライセンスを更新する場合は、CPE reporting periodの3年間で120時間のCPEが必要です。
また、各年で最低20時間を取得する必要があります。
さらに、120時間の中に、ワシントン州Board承認のEthics and Regulations course 4時間を含める必要があります。
なお、Inactive Statusで更新する場合は、120時間・年間20時間の要件はありませんが、Board承認の Ethics and Regulations course 4時間は必要です。
CPEとして認められる活動や学習プログラムには一定の要件があります。
単位の取得方法に関しては、以下の記事をご参照ください。
(2)取得したCPEを「CPE Tracker」に記録
取得したCPEは、ワシントン州 Board of Accountancy が提供する「CPE Tracker」に記録します。
更新申請に必要なCPE要件を満たすため、必要なCPEをCPE Trackerに入力しておきます。
通常の更新では、修了証などのCPE documentationをすべてアップロードする義務はありません(奨励されてはいます)。
ただし、CPE Extensionをリクエストする場合は、アップロードが義務です。
「CPE Tracker」での記録手順に関しては、以下の記事をご参照ください。
3.ワシントン州のUSCPAライセンス更新の手順
具体的に、ワシントン州のUSCPAライセンス更新の手順についてご説明します。
CPE要件を満たし、CPE Trackerへの記録が終わっていることを前提に、具体的にどのようにライセンスを更新するのか見ていきましょう。
ワシントン州のUSCPAライセンス更新の手順
- ワシントン州のサイトにアクセス
- ワシントン州のサイトにログイン
- ワシントン州BOAのサービスにアクセス
- ワシントン州BOAのサービスへのアクセス認証を行う
- 「Renew License」を選択
- 「CPA License Renewal Application」に進む
- 支払い手続きをする
- 「CPA License Renewal Application」で更新できたか確認
(1)ワシントン州のサイトにアクセス
ワシントン州のサイトにアクセスします。
(2)ワシントン州のサイトにログイン
ワシントン州BOAのサイトにログインします。
「USERNAME」と「PASSWORD」の2つを入力し、「SUBMIT」します。
(3)ワシントン州BOAのサービスにアクセス
ワシントン州BOAのサービスにアクセスします。
「Access Now」をクリックします。
(4)ワシントン州BOAのサービスへのアクセス認証を行う
ワシントン州BOAのサービスにアクセスするため、認証手続きを行います。
ワシントン州BOAのサービスにアクセスするための認証手順
- 認証方法を選択☞メールで認証の場合は、メールアドレス
- 認証コードを入力☞メールの場合は、メールアドレスに認証コードが届く
- デバイスを記憶させるかの確認☞記憶させたい場合は「Yes」にチェック
- サービスにアクセス☞「CONTINUE」をクリック
(5)「Renew License」を選択
「Renew License」をクリックします。
(6)「CPA License Renewal Application」に進む
「Next」をクリックします。
(7)支払い手続きをする
「Check」か「Bank Card」での支払い方法が表示されます。
小切手を作成して送付するなら「Check」、クレジットカードでの支払いなら「Bank Card」を選択。
クレジットカードでの支払いなら、クレジットカードの情報を入力するだけで支払い手続きは終了です。
*どこはクレジットカードでの支払いにしましたが、クレジットカードの入力画面はお見せできないのでごめんなさい。
ワシントン州BOAから、支払いが成功した旨のメールが届けば、支払い成功!
(8)「CPA License Renewal Application」で更新できたか確認
念のため、最初の「CPA License Renewal Application」に戻ってみましょう。
ライセンスが更新できていれば、今は更新できなくなっています(また3年後!)。
FAQ:単位取得が期限に間に合わなかった場合の単位延長リクエスト(Request a CPE Extension)の方法
CPE単位はライセンス更新年の前年の12月31日までに取得しなければいけません。
ですが、ライセンス更新年の6月30日までに取得すればいいと誤解なさる方がいます。
ライセンス更新のタイミング例は、次のようになります。
ライセンス更新のタイミングの例(2027年6月30日が有効期限の場合)
- 2026年12月31日までに、必要なCPE要件を満たす。
- 2027年1月1日から4月30日までに、更新手続き。
- 2027年5月1日から6月30日までは、遅延料を追加して更新可能。
- 2027年6月30日までに更新しなかった場合、失効。
CPE単位取得が期限(前年の12月31日)に間に合わなかった場合や、毎年最低20時間の要件を満たせなかった場合は、延長リクエスト(Request a CPE Extension)が必要になることがあります。
注意:延長リクエストは、年間20時間の要件を満たしていないことに気が付いたタイミングでするのではなく、ライセンス更新申請のタイミングでします。
延長リクエストとは?
- 12月31日までに必要なCPE要件を満たせなかった場合に、更新年の6月30日までCPE取得期間を延長できる制度。
- 更新年の1月1日から6月30日までに取得したCPEを、前のCPE reporting periodにcarry backできます。
- 延長リクエスト利用者は、全員監査対象となるので、必ず修了証のアップロードが必要。
- 6年間(2報告期間)で1回しか使えないので、次の3年サイクルではもう延長リクエストはできない。
延長リクエストの手順は以下のようになります。
延長リクエストの手順
- 単位を取得
- 単位をCPE Trackerに記録
- 単位の「修了証」をCPE Trackerにアップロード
- 「Renew License」で期限までに単位が満たせなかったと回答
- 「Renew License」で単位延長リクエストリンクをクリック
- 「Renew License」で単位延長リクエストの質問に回答
- 更新料を払って更新(4月30日までなら通常の更新料)
ワシントン州BOAサイトのCPE Extension Requestの解説も参考にしてくださいね。
まとめ:ワシントン州のUSCPAライセンスの更新
ワシントン州のUSCPAライセンスの更新についてご説明しました。
USCPAライセンスの更新手続きの流れとしては、以下のようになります。
USCPAライセンス更新手続きの流れ
- 3年間で120時間、各年最低20時間のCPE要件を満たす
- WA州Board承認Ethics courseを含め、取得したCPEを「CPE Tracker」に記録する
- 「Renew License」から更新申請をして、更新料を支払う
私の場合、次のライセンス有効期限は2027年6月30日です。
今回のCPE reporting periodは、2024年から2026年までなので、まずは2026年12月31日までに必要なCPE要件を満たします。
CPE要件を満たし、CPE Trackerへの記録まで済んでいれば、ライセンス更新手続き自体は10分もあれば終わります。
ワシントン州のライセンス手続きは難しいものではないので、ご安心ください。
以上、「USCPAのライセンス更新手順を解説【ワシントン州の場合】」でした。

無事に更新し終えたよ。

ワシントン州の場合、3年ごとに更新だから、また3年後。
Active Statusで更新するなら、毎年最低20時間のCPEが必要だから、計画的に取得してね。
USCPAのライセンスに関連して、こちらの記事もご参照ください。




