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TOEIC スピーキングテスト 入門

TOEIC スピーキングテスト 入門

TOEICというと、TOEIC L&R(リスニング&リーディング)テストを示すことが多いですね。

TOEIC L&Rテストでは4技能(聞く、話す、読む、書く)のうち、聞くと読むの2技能しかカバーしていないので、残りの2技能の評価ができません。

この残り2技能をカバーするのが、TOEIC S&W(スピーキング&ライティング)テストです。

 

通常、転職などでは、TOEIC L&Rテストのスコアのみで、TOEIC S&Wテストのスコアは問われることはあまりありません。

TOEIC S&Wテストは、どちらかというと、自分の実力を知って、今後の勉強に活かすためのテストだと思ってよいと思います。

 

どこは、自分の英会話力を客観的に把握するため、TOEIC S&Wテストのうちスピーキングテストだけを定期的に受験しています。

ですので、スピーキングテストを受験してみたいと思う人のためにまとめてみますね。

 

ちなみに、TOEIC S&Wテストは、スピーキングテストライティングテストの2つから成りますが、TOEIC L&Rテストと違って、スピーキングテストだけしか受けないという選択が可能です。

1. TOEIC スピーキングテストの構成

TOEIC S&Wテストは、TOEIC L&Rテストのようなテスト冊子とマークシートの試験ではなく、ヘッドフォンを装着して、パソコンから流れる指示に従って回答していきます。

スピーキングテストは、全11問約20分です。問題は大きく分けると6つです。

問題名 問題数 回答時間 問題内容
音読問題 2問 45秒、45秒 アナウンスや広告などの短い英文を音読する。
写真描写問題 1問 45秒 写真を見て内容を説明する。
応答問題 3問 15秒、15秒、30秒 身近な問題について、インタビュー形式で質問に答える。
提示された情報に基づく応答問題 3問 15秒、15秒、30秒 提示された資料や文書に基づいて質問に答える。
解決策を提案する問題 1問 60秒 電話メッセージか会議での会話を聞き、その内容を確認したうえで、問題の解決策を提案する。
意見を述べる問題 1問 60秒 提示されたテーマについて、自分の意見とその理由を述べる。

 

2.TOEICスピーキングテストの結果

スピーキングテストのスコアは、10点刻みの0点から200点で、能力レベルは8段階で評価されます。

さらに、発音、イントネーション、アクセントについても、各々3段階で評価されます。

能力レベル スコア どのくらいのレベルと言われているか
190-200
160-180 海外赴任が可能なレベル
130-150 海外出張が可能なレベル
110-120 履歴書に書いて評価される最低レベル
80-100
60-70
40-50
0-30

 

TOEICの主催者であるIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)は、4技能のテスト全てについて一定以上のスコアを取得した人に対し、TOEIC IIBC Award of Excellenceという賞を贈っています。

受賞の基準は、以下の通りです。

  1. リスニング:375点以上
  2. リーディング:425点以上
  3. スピーキング:160点以上
  4. ライティング:170点以上

つまり、TOEIC L&Rテストで800点と、スピーキングテストで160点は、IIBCとしては同じ評価をしているということになるかと思います。

 

3.TOEICスピーキングテストの勉強法

勉強法としては、3パターンあります。

TOECIスピーキングテストの勉強法

  1. 独学で勉強
  2. TOEICスピーキングテスト対策コースのあるオンライン英会話で勉強
  3. 自分で先生と交渉して、オンライン英会話で勉強

 

(1)独学で勉強

TOEICスピーキングテスト 究極のゼミ』を使って勉強するのがおすすめです。

解説が対話形式で、実践問題が多いため、独学でもスピーキングテストの対策が可能です。

ただ、本当に話せているか自分では判断できないのがネックです。

(2)TOEICスピーキングテスト対策コースのあるオンライン英会話で勉強

マイチューターというオンライン英会話学校に、TOEICスピーキングテスト対策コースがあります。

マイチューターは、ビジネス英語に強いオンライン英会話学校として定評があります。

無料で体験レッスンが受けられますので、この対策コースで勉強するのはどうか、試してみましょう(無料体験実施中!オンライン英会話)。

 

(3)自分で先生と交渉して、オンライン英会話学校で勉強

TOEICスピーキングテストの対策をオンライン英会話学校の先生にお願いして進めるというのもありです。

回答を先生に聞いてもらい、コメントをしてもらうといいでしょう。

ネイティブキャンプでしたら、レッスンが無制限ですので、たくさん練習ができます。

ネイティブキャンプのマンスリーテストがスピーキングテストに近いので、マンスリーテスト対策コースをとってもいいでしょう(1週間無料キャンペーンを実施中!)。

 

 

以上、「TOEICスピーキングテスト 入門」でした。

自分のスピーキング技能がどのレベルなのかを知ることは非常に大事です。

定期的に自分のレベルを確認し、補強が必要な部分が把握できれば、どのように勉強をしていくか対策を立てることができます。

まだスピーキングテストを受けたことがないのでしたら、まず一度受けてみましょう。

それから、独学なり、オンライン英会話学校を利用するなりし、スピーキングテスト対策をしてスピーキング力を向上させていきましょう。


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USCPA(米国公認会計士)/ アビタス元受講生(アビタス紹介割引の紹介可)/「USCPAどこのブログ」管理人/ USCPA試験とUSCPAのキャリアを発信/著書『USCPAになりたいと思ったら読む本』中央経済社
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