USCPAに興味はあるけれど、英語が不安。

だから、

「USCPAの前にTOEICを受けた方がいいのかな?」

「TOEICで何点取ってからUSCPAに進むべき?」

「英語が苦手なままUSCPAを始めても大丈夫?」

「USCPAとTOEIC、転職ではどっちが評価されるの?」

と悩んでいませんか?

 

USCPAは英語で受験する試験なので、英語への不安が出てくるのは自然です。

特に、英語に苦手意識がある人や、しばらく英語から離れていた人にとっては、「まずTOEICで英語力を上げてからUSCPAに挑戦しよう」と考えたくなりますよね。

 

結論から言うと、USCPA受験にTOEICスコアは必須ではありません

TOEIC高得点を取ってからでないとUSCPAを始められない、ということもありません。

ただし、英語にかなり苦手意識がある人や、直近の転職でTOEICスコアが必要な人は、短期間だけTOEICを優先するのもありです。

 

この記事では、USCPAとTOEICのどちらを優先すべきか、英語が不安でUSCPAに踏み出せない人向けに解説します。

「TOEICを先にやるべきか」「もうUSCPAに進んでいいのか」で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

目次(見たい項目へ)

1.結論:USCPA受験にTOEICは必須ではない

まず、ハッキリ言います。

USCPA受験にTOEICスコアは必須ではありません。

TOEICや英検のスコアを提出しないとUSCPA試験を受けられない、というわけではないです。

 

つまり、

「TOEICで○○点を取ってからでないとUSCPAに挑戦できない」

ということはありません。

 

USCPA試験で必要になるのは、主に以下の力です。

  • 英文を読む力
  • 会計・監査・ビジネスの専門用語に慣れる力
  • 問題文の意味を正確につかむ力
  • 英語で書かれた選択肢を読み分ける力
  • 会計・監査・税法・ビジネスの論点を理解する力

 

USCPAで必要なのは、英会話力というより、英語で会計の問題を読む力です。

もちろん、TOEICの勉強が無駄になるわけではありません。

TOEICで英文を読むことに慣れておくと、USCPA学習に入りやすくなる面はあります。

 

ただし、TOEICはあくまで英語力を測る試験です。

一方で、USCPAは英語で会計・監査・税法・ビジネスを学ぶ資格です。

似ているようで、目的が違います。

 

そのため、

「TOEICで高得点を取ってからUSCPAを始めよう」

「英語に自信がついてからUSCPAに進もう」

と考えていると、いつまでもUSCPAを始められないことがあります。

 

TOEICを頑張ること自体は悪くありません。

でも、USCPAに興味があるなら、TOEICを準備ではなく、足止めにしないことが大事です。

 

また、TOEICの点数で悩む前に、そもそもUSCPAの受験資格を満たせるか確認しておくことも大事です。

USCPAは、英語力だけでなく、学歴や会計単位などの受験資格も関係します。

 

USCPAの受験資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

USCPA受験資格
USCPA(米国公認会計士)の受験資格とは?学位要件・単位要件・州ごとの違いを解説米国公認会計士(USCPA)の受験資格は?大卒でなくても受験可能!USCPA受験に必要な受験資格、受験資格の満たし方、ラクに受験資格を満たせる出願州を解説。この記事を読むと、自分に合ったおすすめの出願州が分かる!...

 

 

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2.USCPAとTOEICは、そもそも何が違う?

USCPAとTOEICは、どちらも英語が関係します。

そのため、「USCPAとTOEICはどっちを優先すべき?」と比較されることがあります。

 

ただし、そもそも示せるものが違います。

項目 USCPA TOEIC
何を示すか 英語で会計・監査・ビジネスを学んだ専門性 英語力のスコア
主な目的 会計キャリアを広げる 英語力を客観的に示す
試験内容 会計・監査・税法・ビジネス リスニング・リーディング中心
転職での見られ方 会計・経理・監査の専門性 英語力の目安
弱点 英語力そのものを点数で示す資格ではない 会計専門性は示せない

 

 

TOEICは、英語力を点数で示すにはわかりやすい試験です。

企業の応募条件で「TOEIC○○点以上」と書かれていることもありますし、英語力の目安として使いやすいです。

 

一方で、USCPAは「英語ができる人」を示す資格ではありません。

USCPAは、英語で会計・監査・ビジネスを学び、試験に合格したことを示す資格です。

 

つまり、

TOEICは英語力の証明。

USCPAは、英語を使って会計専門性を身に着けた証明。

この違いがあります。

 

だからこそ、英語力だけを示したいならTOEICが向いています。

でも、会計キャリアを広げたいなら、TOEICだけでは足りません。

英語だけでなく、会計・監査・財務報告の専門性を示したいなら、USCPAの方が目的に合いやすいです。

 

より詳しくUSCPAに必要な英語力を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

USCPA合格に必要な会計知識と英語力は?【簿記検定・TOEICの目安】USCPA(米国公認会計士)合格に必要な英語力と会計知識が知りたい方は必見!USCPAに挑戦すると決める前に「英語×会計」の学習が嫌ではないかBATICで確かめるのがオススメ!実はTOEICのスコアと簿記検定では英語力と会計知識は判断できない!...

 

 

3.TOEIC何点あればUSCPAを始めていい?

USCPAに興味がある人が気になるのが、

「TOEIC何点あればUSCPAを始めていいの?」

という点だと思います。

 

結論として、一律の基準はありません

TOEIC何点以上なら大丈夫、何点未満なら無理、というものではないです。

 

ただし、目安として整理すると以下のようになります。

TOEICスコアの目安 USCPA学習の考え方
500点未満 英語への苦手意識が強いなら、短期間の基礎固めをしてからでも良い
500~600点台 会計知識や学習時間を確保できるなら、USCPAの情報収集を始めてよい
600点台 英文を読むことに強い抵抗がなければ、まずはUSCPAの情報収集を始めてよい
700点台 TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよい
800点以上 英語力より、会計・監査・税法の理解が課題になりやすい

 

 

目安として、TOEIC600点台で英文を読むことに強い抵抗がないなら、まずはUSCPAの情報収集を始めてよいです。

TOEIC700点台以上なら、TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよいでしょう。

 

もちろん、これはあくまで目安です。

USCPA学習では、英語力だけでなく、

  • 会計知識
  • 学習時間
  • 継続力
  • 受験資格
  • 予備校教材との相性
  • 問題演習の量

も大きく影響します。

 

TOEICスコアが高くても、会計知識がなければ苦戦します。

逆に、TOEICスコアがそこまで高くなくても、簿記や経理経験がある人は、USCPA学習に入りやすいことがあります。

 

英語力は大事です。

でも、USCPAは英語だけの試験ではありません。

会計・監査・税法・ビジネスの内容を理解して、問題を解けるようにする試験です。

そのため、TOEICの点数だけで「まだ無理」と決めつけなくていいです。

 

英語が苦手でもUSCPAに挑戦できるか不安な方は、以下の記事も参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)は、英語に苦手意識があってもチャレンジできる?
米国公認会計士(USCPA)は英語が苦手でも大丈夫?「英語苦手さん」のための現実チェックUSCPA(米国公認会計士)に興味はあるけれど英語が苦手…そんな人向けの記事です。英語嫌いタイプと伸ばせるタイプを自己診断し、挑戦すべきか・やめるべきか、最低限の準備まで整理します。...

 

 

 4.USCPAのためだけにTOEIC高得点を目指す必要はある?

USCPAに挑戦したい人の中には、

「まずTOEIC800点を取ってから」

「TOEIC900点くらいないとUSCPAは厳しいのでは」

と考える人もいます。

 

もちろん、TOEIC高得点は無駄ではありません。

外資系企業やグローバル企業への転職では、TOEICスコアが英語力の目安として使われることがあります。

英語力を客観的に示せるという意味では、TOEIC高得点はプラスです。

 

ただし、USCPAのためだけにTOEIC800点、900点を目指す必要はありません

USCPA合格が目的なら、TOEIC対策だけに時間を使いすぎるより、早めにUSCPAの試験内容に触れた方がいいです。

 

TOEICスコアを上げても、USCPA特有の会計用語や監査論点は別に学ぶ必要があります。

TOEIC高得点を取っても、FAR・AUD・REG・BARなどの試験範囲が自然にわかるようになるわけではありません。

 

つまり、

TOEIC高得点=USCPAに楽に合格できる、ではない

ということです。

 

TOEICを先にやるなら、

  • いつまでTOEICをやるのか
  • 何点を目安にUSCPAへ進むのか
  • TOEICと並行してUSCPAの情報収集をするのか

を決めておいた方がいいです。

 

TOEICを頑張ることは良いことです。

でも、USCPAに興味があるなら、TOEIC高得点を目指し続けるより、USCPAの受験資格や試験内容を確認する方が先です。

 

 

5.TOEICを先にやった方がいい人

TOEICを先にやる意味がないわけではありません。

次のような人は、USCPAを始める前に、短期間だけTOEICや英語の基礎固めをしてもいいです。

 

(1)英文を読むだけで強い苦手意識がある人

英文を見るだけで強い拒否反応がある人は、いきなりUSCPAの教材に入ると、会計以前に英語で疲れてしまう可能性があります。

 

USCPAは、英語食そのものを測る試験ではなく、英語で会計・監査・税法・ビジネスの知識を問う試験です。

ですが、英語で出題される以上、英文を読むだけで毎回止まってしまうと、学習の負担が大きくなります。

 

中学・高校レベルの英文法にかなり不安がある場合や、英語学習の習慣がまったくない場合は、まず英語への抵抗を少し減らすのはありです。

TOEIC500点未満で英語への苦手意識が強い人も、短期間だけTOEICや英文法の基礎固めをしてからUSCPAに進むと、学習に入りやすくなる可能性があります。

 

(2)直近の転職でTOEICスコアが必要な人

直近の転職でTOEICスコアが必要な人は、TOEICを先にやる意味があります。

 

企業によっては、応募条件や社内評価の目安としてTOEICスコアを見られることがあります。

その場合、USCPA学習に入る前、またはUSCPA学習と並行してTOEICスコアを整えるのは現実的です。

 

ただし、会計キャリアを変えたいなら、TOEICだけで止まらないことが大事です。

TOEICは英語力の目安にはなりますが、会計・監査・財務報告の専門性までは示せません。

英語力を証明したいのか、会計キャリアを変えたいのかを分けて考えましょう。

 

(3)TOEICを先にやるなら期限を決める

TOEICを先にやる場合に大事なのは、期限を決めることです。

 

たとえば、

  • まず3か月だけTOEIC対策をする
  • TOEIC600点台に乗せたらUSCPAの説明会に行く
  • 公式問題集を1冊解いたらUSCPAの受験資格を確認する
  • 英文を読む習慣がついたらUSCPAの教材を見てみる

このように、TOEICをどこまでやるのか決めておいた方がいいです。

 

TOEICの勉強を始めると、「もう少し点数が上がってから」「まだ自信がないから」と、どんどんUSCPAを後回しにしてしまうことがあります。

でも、USCPAに興味があるなら、TOEICを何年も続ける必要はありません。

TOEICを先にやるなら、USCPAに進むための準備期間として使いましょう。

 

(4)TOEIC公式問題集で現在地を確認する

TOEICを先にやる場合は、まず公式問題集で現在地を確認するのがおすすめです。

 

自分がどのくらい読めるのか、どこで詰まるのかがわかると、必要以上に不安にならずに済みます。

ただし、TOEIC教材を何冊も買い込むより、いつまでにUSCPAの情報収集へ進むかも決めておきましょう。

 

TOEICを先にやるなら、まずは公式問題集で現在地を確認しましょう。

ただし、USCPAを先送りしないよう、取り組む期間は決めておくのがおすすめです。

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TOEIC730点を目指す勉強法を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

【TOEIC730点】突破のためのシンプルな勉強法 ステップ5つ
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6.TOEICを待たずにUSCPAを始めていい人

一方で、TOEIC高得点を待たずにUSCPAを始めてもいい人もいます。

 

(1)TOEIC600~700点台で英文に抵抗がない人

TOEIC600~700点台くらいあり、英文を読むこと自体に強い抵抗がない人は、TOEIC高得点を待たずにUSCPAの情報収集を始めてよいです。

 

TOEICで満点近いスコアを取ってから、USCPAを始める必要はありません。

USCPAの英語は、TOEICの英語とは違います。

最初は会計用語や問題文の言い回しに戸惑うかもしれません。

でも、USCPAの学習を進める中で、頻出の単語や表現には少しずつ慣れていきます。

 

「TOEICが何点になったら始めよう」と考えている間に、半年、1年と過ぎてしまうこともあります。

英語が完璧になってから始める必要はありません。

 

(2)会計・経理・監査キャリアに関心がある人

会計・経理・監査・外資系キャリアに関心がある人は、TOEICだけで止まらない方がいいです。

TOEICは英語力を示すには便利です。

 

しかし、会計・監査・財務報告の専門性を示す資格ではありません。

会計キャリアを広げたいなら、TOEICの点数を上げるだけでは足りないことがあります。

 

USCPAは、英語で会計・監査・ビジネスを学ぶ資格です。

英語力そのものより、会計専門性を身につけたい人にとっては、USCPAの方が目的に合いやすいです。

 

(3)USCPA学習を通じて専門英語に慣れていきたい人

USCPAでは、会計・監査・税法・ビジネスに関する英語が繰り返し出てきます。

最初は難しく感じても、同じような表現や専門用語に何度も触れることで、少しずつ慣れていきます。

 

TOEICの英語に慣れてからUSCPAに入る方法もあります。

ただ、USCPAに出てくる英語は、TOEICとは違う専門英語です。

 

そのため、USCPAに興味があるなら、早めにUSCPAの教材や問題に触れて、専門英語に慣れていくのも1つの方法です。

受験を通じて英語にも会計にも慣れていきたい人は、TOEIC高得点を待ちすぎなくていいです。

 

(4)TOEICの点数より先に受験資格を確認した方がいい人

USCPAは、英語力だけでなく、受験資格の確認も重要です。

 

出願州によって、必要な学位や単位要件が異なります。

そのため、TOEICの点数で迷っている間に、実は受験資格や追加単位の確認をした方がいいケースもあります。

 

USCPAに少しでも興味があるなら、まずはアビタスの無料説明会で、

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7.TOEICスコアだけでUSCPAの向き不向きは決まらない

USCPAとTOEICを考えるときに注意したいのは、TOEICスコアだけでUSCPAの向き不向きを決めないことです。

 

TOEICスコアが高くてもUSCPAで苦戦する人はいます。

一方で、TOEICスコアが高くなくても、会計知識や実務経験を活かしてUSCPA学習を進められる人もいます。

 

(1)TOEIC高得点でもUSCPAで苦戦する理由

TOEICの点数が高ければ、USCPAも簡単に合格できるのでしょうか。

答えはそうとは限りません。

TOEIC高得点でも、USCPAで苦戦する人はいます。

理由は、TOEICとUSCPAでは求められる力が違うからです。

 

TOEICは、英語のリスニング力やリーディング力を測る試験です。

一方で、USCPAは英語で出題されますが、問われているのは会計・監査・税法・ビジネスの専門知識です。

つまり、英語が読めても、会計論点が分からなければ問題は解けません。

 

たとえば、

  • 何を聞かれているのか
  • どの会計処理を選ぶべきか
  • 監査手続きとして何が適切か
  • 税法上どの扱いになるのか
  • 内部統制上どこにリスクがあるのか

を理解する必要があります。

 

TOEICの英語とUSCPAの英語は、重なる部分もあります。

でも、同じではありません。

TOEIC高得点だからUSCPAが楽勝、というわけではないです。

 

USCPAで大事なのは、英語力だけではありません。

英語で会計を理解し、問題を解く力です。

 

USCPA受験中の英語対策を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

USCPA試験 英語の勉強法 英語がネックで問題が解けない場合の対策
USCPA受験生用の英語勉強法【英語がネックで問題が解けない場合の対策】USCPA(米国公認会計士)試験の英語勉強法を解説!英語ができなくてUSCPA試験問題が解けないUSCPA受験生は必見!自分の英語の弱点を発見し、弱点をなくす勉強法をTOEIC指導歴がある「USCPAどこのブログ」のUSCPAどこが伝授!...

 

(2)TOEICが低くてもUSCPAに進める人

TOEICスコアが低いと、

「自分にはUSCPAは無理かも」

と思ってしまうかもしれません。

でも、TOEICスコアが低いからといって、必ずUSCPAが無理になるわけではありません。

 

次のような人は、TOEICスコアが高くなくてもUSCPAに進める可能性があります。

  • 簿記や会計の基礎がある
  • 経理・監査・財務などの実務経験がある
  • 英文を読むことに少しずつ慣れる覚悟がある
  • 学習時間をしっかり確保できる
  • 日本語講義や日本語教材を活用できる
  • 分からない単語を調べながら進められる

 

USCPAは英語の試験ではありますが、英語だけで決まる試験ではありません。

会計の基礎がある人は、英文の中で何を聞かれているのかを推測しやすいことがあります。

経理や監査の経験がある人も、実務イメージとつなげながら理解できる部分があります。

英語が不安でも、会計の土台があれば、それを支えにしてUSCPA学習を進められる可能性があるわけです。

 

もちろん、英語をまったく勉強しなくていいわけではありません。

でも、TOEICスコアだけで自分にブレーキをかけすぎない方がいいです。

 

USCPAの難易度を全体的に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)試験の難易度 合格しやすいが簡単というわけではない
USCPAの難易度は高い?合格率・勉強時間・英語力からわかりやすく解説USCPA(米国公認会計士))の本当の難易度は?合格率・勉強時間・英語力・科目別のしんどさを、実際に合格したUSCPAがわかりやすく解説。日本の公認会計士・簿記1級との比較も整理します。...

 

 

8.転職ではUSCPAとTOEIC、どちらが評価される?

転職を考えている人にとっては、

「USCPAとTOEIC、どちらが評価されるのか」

も気になりますよね。

これも目的によって、違います。

 

TOEICは、英語力の目安として分かりやすいです。

履歴書にも書きやすいですし、企業側もスコアで判断しやすいです。

一定のTOEICスコアがあると、英語への抵抗が少ない人として見てもらいやすいでしょう。

 

一方で、TOEICだけでは会計専門性は伝わりません。

TOEICの点数が高くても、会計・経理・監査の知識があるかどうかは別です。

 

USCPAは、会計・監査・財務報告などの専門性を示すことができます。

さらに、英語でその分野を学んでいることも伝わります。

そのため、外資系経理やグローバル企業の経理・財務ポジションでは、USCPAとTOEICの両方があると説明しやすいです。

 

特に外資系経理や日系グローバル企業では、「英語ができる人」よりも、「英語で会計・経理の仕事ができそうな人」と見られることが大事です。

TOEICスコアは英語力の目安になりますが、USCPAがあると、英語と会計専門性をセットで伝えやすくなります。

 

たとえば、

  • TOEIC:英語力の目安
  • USCPA:会計・監査・財務報告の専門性
  • 両方:英語×会計の説得力

という見せ方ができます。

 

ただし、最初から両方を完璧にそろえる必要はありません。

会計キャリアを変えたいなら、まずUSCPAで専門性を作り、必要に応じてTOEICで英語力を補強する順番でも十分です。

 

外資系経理で英語をどう使うのか知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

USCPAとして外資系企業の経理で働く
USCPA(米国公認会計士)は外資系企業の経理転職で有利?仕事内容・必要スキルを解説USCPA(米国公認会計士)は外資系企業の経理転職で有利なのか。外資系経理の仕事内容、日本企業との違い、必要な英語力・実務経験、未経験から目指す方法、求人の探し方まで実務ベースで解説します。...

 

 

9.TOEIC対策はUSCPA学習に役立つ?役立たない?

TOEIC対策は、USCPA学習に役立つ部分もあります。

ただし、すべてがそのまま役立つわけではありません。

 

(1)TOEIC対策がUSCPA学習に役立つこと

TOEIC対策で役立つのは、主に英語への抵抗を減らす部分です。

 

たとえば、以下のような点です。

  • 英文を読む習慣がつく
  • 英単語に慣れる
  • 長文への抵抗が減る
  • 時間内に英語を処理する感覚がつく
  • 英語学習のリズムを作れる

 

USCPAは英語で問題を読む試験なので、英文になれていることはプラスです。

英語を読むこと自体に強いストレスがある人は、TOEIC対策を通じて少し慣れておくと、USCPA学習に入りやすくなります。

 

(2)TOEIC対策だけでは足りないこと

一方で、TOEIC対策だけでは補いにくいものもあります。

 

たとえば、以下です。

  • 会計専門用語
  • 監査・税法・ビジネスの論点理解
  • USCPA特有の問題文の読み方
  • MC問題の解き方
  • 会計基準や内部統制などの専門知識

 

TOEICの英語とUSCPAの英語は、重なる部分もありますが、同じではありません。

 

TOEICスコアが高くても、会計知識がなければUSCPA問題は解けません。

逆に、TOEICスコアがそこまで高くなくても、会計知識を積み上げながら、USCPA特有の英語に慣れて合格していく人もいます。

 

だからこそ、TOEICだけを延々と続けるのではなく、どこかでUSCPAの学習内容に触れていくことが大事です。

 

 

10.困ったときの判断表

USCPAとTOEICのどちらを優先すべきか迷ったら、以下を参考にしてください。

 

今の状態 おすすめ
英文をみるだけでかなりつらい TOEIC・英語基礎を短期間整える
TOEIC500点未満で英語に強い苦手意識がある 期限を決めてTOEIC対策→USCPA検討
TOEIC600点台で英文に抵抗が少ない USCPAの情報収集を始めてよい
TOEIC700点台以上 TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよい
会計キャリアを変えたい USCPA優先
外資系・グローバル経理に行きたい USCPA + 必要に応じてTOEIC
英語力だけを証明したい TOEIC優先
何年もTOEICを理由に止まっている USCPAの情報収集に進む

 

大事なのは、TOEICかUSCPAかを感覚だけで決めないことです。

 

「英語が不安だからTOEIC」ではなく、

  • 本当に英語の基礎が足りないのか
  • それともUSCPAに踏み出すのが怖いだけなのか
  • 会計キャリアを変えたいのか
  • 英語力だけを示したいのか

を整理してみましょう。

 

特に、何年もTOEICを理由にUSCPAを先送りしているなら、そろそろUSCPAの情報に進んでいいと思います。

 

 

11.TOEICを理由に、USCPAを先送りしすぎない

英語が不安なのは自然です。

USCPAは英語で受ける試験なので、不安がない人の方が少ないかもしれません。

 

でも、USCPAに挑戦する前に、完璧な英語力を求める必要はありません。

TOEIC対策をしても、不安が完全に消えるとは限りません。

 

TOEICの点数が上がっても、

「まだ足りないかも」

「もっと英語力を上げてから」

「会計も不安だから、もう少し準備してから」

と、次の不安が出てくることもあります。

だからこそ、不安をゼロにしてから始めるのではなく、情報収集しながら判断することが大事です。

 

USCPAに興味があるなら、いきなり申し込まなくてもいいです。

まずは、

  • 受験資格を確認する
  • 必要な単位を確認する
  • 費用を確認する
  • 学習期間を確認する
  • 自分の英語力でどのくらい大変そうか確認する

だけでも前進です。

 

「TOEICを先にやるべきか、USCPAに進んでいいのか」で悩んでいるなら、ひとりで悩み続けるより、USCPA予備校に相談した方が早いです。

英語力・会計知識・受験資格をまとめて確認できるので、次の一歩を決めやすくなります。

 

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12.FAQ:よくある質問

最後に、よくある質問にお答えしておきます。

 

(1)USCPA受験にTOEICスコアは必要ですか?

USCPA受験にTOEICスコアは必須ではありません。

TOEICや英検のスコアを提出しないとUSCPA試験を受けられない、というわけではありません。

ただし、USCPA試験は英語で出題されるため、英文を読む力は必要です。

TOEICスコアそのものより、英語で書かれた会計・監査・ビジネスの問題を読めるかが大事です。

 

(2)TOEIC何点あればUSCPAに挑戦できますか?

一律の基準はありません。

目安としては、英文を読むことに強い抵抗がないかが大事です。

TOEIC600点台で英文を読むことに強い抵抗がないなら、まずはUSCPAの情報収集を始めてよいと思います。

TOEIC700点台以上なら、TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよいでしょう。

ただし、TOEICスコアだけで判断するのではなく、会計知識・学習時間・受験資格もあわせて考えましょう。

 

(3)TOEIC500点未満でもUSCPAは無理ですか?

無理とは言えません。

ただし、英文を読む負担は大きくなりやすいです。

英語に強い苦手意識があるなら、短期間だけTOEICや英文法の基礎固めをしてからUSCPAに進むのもありです。

その場合も、TOEICを何年も続けるのではなく、期限を決めることをおすすめします。

 

(4)TOEIC高得点ならUSCPAは簡単ですか?

TOEIC高得点でも、USCPAが簡単になるとは限りません。

USCPAは英語で出題されますが、問われるのは会計・監査・税法・ビジネスの専門知識です。

英文が読めても、会計論点がわからなければ問題は解けません。

TOEIC高得点はプラスですが、USCPA合格には会計知識と問題演習が必要です。

 

(5)TOEICとUSCPAは転職でどちらが評価されますか?

役割が違います。

TOEICは、英語力の目安として評価されやすいです。

USCPAは、会計・監査・財務報告の専門性を示せます。

外資系経理やグローバル企業では、TOEICとUSCPAの両方があると、英語×会計の説得力が出しやすいです。

 

(6)TOEICの勉強をしてからUSCPAに進むべきですか?

英語に強い苦手意識がある人は、短期間だけTOEICで基礎固めするのはありです。

ただし、TOEICを理由にUSCPAを何年も先送りするのはおすすめしません。

USCPAに興味があるなら、TOEIC対策と並行して、受験資格や費用、学習期間の情報収集を始めましょう。

 

TOEICとUSCPAのどちらを優先すべきか迷う方は、USCPAの始め方全体を整理しておくと判断しやすくなります。

USCPAの受験資格、予備校選び、出願、学習開始までの流れは、こちらの記事でまとめています。

USCPAの始めかた 5ステップ
USCPA(米国公認会計士)始めかたロードマップ|何から始める?【5ステップ】USCPA(米国公認会計士)になりたい人のためのUSCPA始めかたロードマップ。最初に潰す壁と一手→今日やること2つで何からを解決。始めかた5ステップで、予備校比較・州選び・費用/英語の不安まで整理します。...

 

 

13.まとめ:TOEICを理由にUSCPAを先送りしすぎない

USCPAの前にTOEICが必要かどうかは、人によります。

ただし、TOEIC高得点がないとUSCPAに挑戦できないわけではありません。

 

TOEICは、英語力を示すには分かりやすい試験です。

英語にかなり苦手意識がある人にとっては、USCPAの前に短期間の基礎固めとして使うのもありです。

 

一方で、会計キャリアを変えたいなら、TOEICだけでは足りません。

USCPAは、英語で会計・監査・ビジネスを学び、会計専門性を示す資格です。

 

最後にこの記事の内容をまとめます。

  • USCPA受験にTOEICスコアは必須ではない
  • TOEICは英語力を示す資格、USCPAは英語で会計専門性を身につける資格
  • TOEIC600点台で英文に抵抗が少ないなら、USCPAの情報収集を始めてよい
  • TOEIC700点台以上なら、TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよい
  • 英語がかなり不安なら、TOEICで短期間基礎固めするのはあり
  • USCPAのためだけにTOEIC800点・900点を目指す必要はない
  • 外資系・グローバル企業では、USCPAとTOEICの組み合わせも強い
  • TOEICを理由にUSCPAを何年も先送りしない

 

TOEICは、USCPAに進むための準備にはなります。

でも、USCPAに興味があるなら、TOEICを足止めにしないことが大事です。

 

英語に不安があっても、まずはUSCPAの情報収集から始めてみてください。

不安をゼロにしてから動くのではなく、動きながら不安を減らしていきましょう。

 

USCPA/米国公認会計士 国際資格 アビタス