USCPAにTOEICは必要?何点あれば始めていいかUSCPAが解説
USCPAに興味はあるけれど、英語が不安。
だから、
「USCPAの前にTOEICを受けた方がいいのかな?」
「TOEICで何点取ってからUSCPAに進むべき?」
「英語が苦手なままUSCPAを始めても大丈夫?」
「USCPAとTOEIC、転職ではどっちが評価されるの?」
と悩んでいませんか?
USCPAは英語で受験する試験なので、英語への不安が出てくるのは自然です。
特に、英語に苦手意識がある人や、しばらく英語から離れていた人にとっては、「まずTOEICで英語力を上げてからUSCPAに挑戦しよう」と考えたくなりますよね。
結論から言うと、USCPA受験にTOEICスコアは必須ではありません。
TOEIC高得点を取ってからでないとUSCPAを始められない、ということもありません。
ただし、英語にかなり苦手意識がある人や、直近の転職でTOEICスコアが必要な人は、短期間だけTOEICを優先するのもありです。
この記事では、USCPAとTOEICのどちらを優先すべきか、英語が不安でUSCPAに踏み出せない人向けに解説します。
「TOEICを先にやるべきか」「もうUSCPAに進んでいいのか」で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- 1.結論:USCPA受験にTOEICは必須ではない
- 2.USCPAとTOEICは、そもそも何が違う?
- 3.TOEIC何点あればUSCPAを始めていい?
- 4.USCPAのためだけにTOEIC高得点を目指す必要はある?
- 5.TOEICを先にやった方がいい人
- 6.TOEICを待たずにUSCPAを始めていい人
- 7.TOEICスコアだけでUSCPAの向き不向きは決まらない
- 8.転職ではUSCPAとTOEIC、どちらが評価される?
- 9.TOEIC対策はUSCPA学習に役立つ?役立たない?
- 10.困ったときの判断表
- 11.TOEICを理由に、USCPAを先送りしすぎない
- 12.FAQ:よくある質問
- 13.まとめ:TOEICを理由にUSCPAを先送りしすぎない
1.結論:USCPA受験にTOEICは必須ではない
まず、ハッキリ言います。
USCPA受験にTOEICスコアは必須ではありません。
TOEICや英検のスコアを提出しないとUSCPA試験を受けられない、というわけではないです。
つまり、
「TOEICで○○点を取ってからでないとUSCPAに挑戦できない」
ということはありません。
USCPA試験で必要になるのは、主に以下の力です。
- 英文を読む力
- 会計・監査・ビジネスの専門用語に慣れる力
- 問題文の意味を正確につかむ力
- 英語で書かれた選択肢を読み分ける力
- 会計・監査・税法・ビジネスの論点を理解する力
USCPAで必要なのは、英会話力というより、英語で会計の問題を読む力です。
もちろん、TOEICの勉強が無駄になるわけではありません。
TOEICで英文を読むことに慣れておくと、USCPA学習に入りやすくなる面はあります。
ただし、TOEICはあくまで英語力を測る試験です。
一方で、USCPAは英語で会計・監査・税法・ビジネスを学ぶ資格です。
似ているようで、目的が違います。
そのため、
「TOEICで高得点を取ってからUSCPAを始めよう」
「英語に自信がついてからUSCPAに進もう」
と考えていると、いつまでもUSCPAを始められないことがあります。
TOEICを頑張ること自体は悪くありません。
でも、USCPAに興味があるなら、TOEICを準備ではなく、足止めにしないことが大事です。
また、TOEICの点数で悩む前に、そもそもUSCPAの受験資格を満たせるか確認しておくことも大事です。
USCPAは、英語力だけでなく、学歴や会計単位などの受験資格も関係します。
USCPAの受験資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
アビタスの無料説明会では、USCPAの受験資格や学習の進め方について相談できます。
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2.USCPAとTOEICは、そもそも何が違う?
USCPAとTOEICは、どちらも英語が関係します。
そのため、「USCPAとTOEICはどっちを優先すべき?」と比較されることがあります。
ただし、そもそも示せるものが違います。
| 項目 | USCPA | TOEIC |
| 何を示すか | 英語で会計・監査・ビジネスを学んだ専門性 | 英語力のスコア |
| 主な目的 | 会計キャリアを広げる | 英語力を客観的に示す |
| 試験内容 | 会計・監査・税法・ビジネス | リスニング・リーディング中心 |
| 転職での見られ方 | 会計・経理・監査の専門性 | 英語力の目安 |
| 弱点 | 英語力そのものを点数で示す資格ではない | 会計専門性は示せない |
TOEICは、英語力を点数で示すにはわかりやすい試験です。
企業の応募条件で「TOEIC○○点以上」と書かれていることもありますし、英語力の目安として使いやすいです。
一方で、USCPAは「英語ができる人」を示す資格ではありません。
USCPAは、英語で会計・監査・ビジネスを学び、試験に合格したことを示す資格です。
つまり、
TOEICは英語力の証明。
USCPAは、英語を使って会計専門性を身に着けた証明。
この違いがあります。
だからこそ、英語力だけを示したいならTOEICが向いています。
でも、会計キャリアを広げたいなら、TOEICだけでは足りません。
英語だけでなく、会計・監査・財務報告の専門性を示したいなら、USCPAの方が目的に合いやすいです。
より詳しくUSCPAに必要な英語力を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
3.TOEIC何点あればUSCPAを始めていい?
USCPAに興味がある人が気になるのが、
「TOEIC何点あればUSCPAを始めていいの?」
という点だと思います。
結論として、一律の基準はありません。
TOEIC何点以上なら大丈夫、何点未満なら無理、というものではないです。
ただし、目安として整理すると以下のようになります。
| TOEICスコアの目安 | USCPA学習の考え方 |
| 500点未満 | 英語への苦手意識が強いなら、短期間の基礎固めをしてからでも良い |
| 500~600点台 | 会計知識や学習時間を確保できるなら、USCPAの情報収集を始めてよい |
| 600点台 | 英文を読むことに強い抵抗がなければ、まずはUSCPAの情報収集を始めてよい |
| 700点台 | TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよい |
| 800点以上 | 英語力より、会計・監査・税法の理解が課題になりやすい |
目安として、TOEIC600点台で英文を読むことに強い抵抗がないなら、まずはUSCPAの情報収集を始めてよいです。
TOEIC700点台以上なら、TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよいでしょう。
もちろん、これはあくまで目安です。
USCPA学習では、英語力だけでなく、
- 会計知識
- 学習時間
- 継続力
- 受験資格
- 予備校教材との相性
- 問題演習の量
も大きく影響します。
TOEICスコアが高くても、会計知識がなければ苦戦します。
逆に、TOEICスコアがそこまで高くなくても、簿記や経理経験がある人は、USCPA学習に入りやすいことがあります。
英語力は大事です。
でも、USCPAは英語だけの試験ではありません。
会計・監査・税法・ビジネスの内容を理解して、問題を解けるようにする試験です。
そのため、TOEICの点数だけで「まだ無理」と決めつけなくていいです。
英語が苦手でもUSCPAに挑戦できるか不安な方は、以下の記事も参考にしてください。
4.USCPAのためだけにTOEIC高得点を目指す必要はある?
USCPAに挑戦したい人の中には、
「まずTOEIC800点を取ってから」
「TOEIC900点くらいないとUSCPAは厳しいのでは」
と考える人もいます。
もちろん、TOEIC高得点は無駄ではありません。
外資系企業やグローバル企業への転職では、TOEICスコアが英語力の目安として使われることがあります。
英語力を客観的に示せるという意味では、TOEIC高得点はプラスです。
ただし、USCPAのためだけにTOEIC800点、900点を目指す必要はありません。
USCPA合格が目的なら、TOEIC対策だけに時間を使いすぎるより、早めにUSCPAの試験内容に触れた方がいいです。
TOEICスコアを上げても、USCPA特有の会計用語や監査論点は別に学ぶ必要があります。
TOEIC高得点を取っても、FAR・AUD・REG・BARなどの試験範囲が自然にわかるようになるわけではありません。
つまり、
TOEIC高得点=USCPAに楽に合格できる、ではない
ということです。
TOEICを先にやるなら、
- いつまでTOEICをやるのか
- 何点を目安にUSCPAへ進むのか
- TOEICと並行してUSCPAの情報収集をするのか
を決めておいた方がいいです。
TOEICを頑張ることは良いことです。
でも、USCPAに興味があるなら、TOEIC高得点を目指し続けるより、USCPAの受験資格や試験内容を確認する方が先です。
5.TOEICを先にやった方がいい人
TOEICを先にやる意味がないわけではありません。
次のような人は、USCPAを始める前に、短期間だけTOEICや英語の基礎固めをしてもいいです。
(1)英文を読むだけで強い苦手意識がある人
英文を見るだけで強い拒否反応がある人は、いきなりUSCPAの教材に入ると、会計以前に英語で疲れてしまう可能性があります。
USCPAは、英語食そのものを測る試験ではなく、英語で会計・監査・税法・ビジネスの知識を問う試験です。
ですが、英語で出題される以上、英文を読むだけで毎回止まってしまうと、学習の負担が大きくなります。
中学・高校レベルの英文法にかなり不安がある場合や、英語学習の習慣がまったくない場合は、まず英語への抵抗を少し減らすのはありです。
TOEIC500点未満で英語への苦手意識が強い人も、短期間だけTOEICや英文法の基礎固めをしてからUSCPAに進むと、学習に入りやすくなる可能性があります。
(2)直近の転職でTOEICスコアが必要な人
直近の転職でTOEICスコアが必要な人は、TOEICを先にやる意味があります。
企業によっては、応募条件や社内評価の目安としてTOEICスコアを見られることがあります。
その場合、USCPA学習に入る前、またはUSCPA学習と並行してTOEICスコアを整えるのは現実的です。
ただし、会計キャリアを変えたいなら、TOEICだけで止まらないことが大事です。
TOEICは英語力の目安にはなりますが、会計・監査・財務報告の専門性までは示せません。
英語力を証明したいのか、会計キャリアを変えたいのかを分けて考えましょう。
(3)TOEICを先にやるなら期限を決める
TOEICを先にやる場合に大事なのは、期限を決めることです。
たとえば、
- まず3か月だけTOEIC対策をする
- TOEIC600点台に乗せたらUSCPAの説明会に行く
- 公式問題集を1冊解いたらUSCPAの受験資格を確認する
- 英文を読む習慣がついたらUSCPAの教材を見てみる
このように、TOEICをどこまでやるのか決めておいた方がいいです。
TOEICの勉強を始めると、「もう少し点数が上がってから」「まだ自信がないから」と、どんどんUSCPAを後回しにしてしまうことがあります。
でも、USCPAに興味があるなら、TOEICを何年も続ける必要はありません。
TOEICを先にやるなら、USCPAに進むための準備期間として使いましょう。
(4)TOEIC公式問題集で現在地を確認する
TOEICを先にやる場合は、まず公式問題集で現在地を確認するのがおすすめです。
自分がどのくらい読めるのか、どこで詰まるのかがわかると、必要以上に不安にならずに済みます。
ただし、TOEIC教材を何冊も買い込むより、いつまでにUSCPAの情報収集へ進むかも決めておきましょう。
TOEICを先にやるなら、まずは公式問題集で現在地を確認しましょう。
ただし、USCPAを先送りしないよう、取り組む期間は決めておくのがおすすめです。
TOEIC730点を目指す勉強法を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
6.TOEICを待たずにUSCPAを始めていい人
一方で、TOEIC高得点を待たずにUSCPAを始めてもいい人もいます。
(1)TOEIC600~700点台で英文に抵抗がない人
TOEIC600~700点台くらいあり、英文を読むこと自体に強い抵抗がない人は、TOEIC高得点を待たずにUSCPAの情報収集を始めてよいです。
TOEICで満点近いスコアを取ってから、USCPAを始める必要はありません。
USCPAの英語は、TOEICの英語とは違います。
最初は会計用語や問題文の言い回しに戸惑うかもしれません。
でも、USCPAの学習を進める中で、頻出の単語や表現には少しずつ慣れていきます。
「TOEICが何点になったら始めよう」と考えている間に、半年、1年と過ぎてしまうこともあります。
英語が完璧になってから始める必要はありません。
(2)会計・経理・監査キャリアに関心がある人
会計・経理・監査・外資系キャリアに関心がある人は、TOEICだけで止まらない方がいいです。
TOEICは英語力を示すには便利です。
しかし、会計・監査・財務報告の専門性を示す資格ではありません。
会計キャリアを広げたいなら、TOEICの点数を上げるだけでは足りないことがあります。
USCPAは、英語で会計・監査・ビジネスを学ぶ資格です。
英語力そのものより、会計専門性を身につけたい人にとっては、USCPAの方が目的に合いやすいです。
(3)USCPA学習を通じて専門英語に慣れていきたい人
USCPAでは、会計・監査・税法・ビジネスに関する英語が繰り返し出てきます。
最初は難しく感じても、同じような表現や専門用語に何度も触れることで、少しずつ慣れていきます。
TOEICの英語に慣れてからUSCPAに入る方法もあります。
ただ、USCPAに出てくる英語は、TOEICとは違う専門英語です。
そのため、USCPAに興味があるなら、早めにUSCPAの教材や問題に触れて、専門英語に慣れていくのも1つの方法です。
受験を通じて英語にも会計にも慣れていきたい人は、TOEIC高得点を待ちすぎなくていいです。
(4)TOEICの点数より先に受験資格を確認した方がいい人
USCPAは、英語力だけでなく、受験資格の確認も重要です。
出願州によって、必要な学位や単位要件が異なります。
そのため、TOEICの点数で迷っている間に、実は受験資格や追加単位の確認をした方がいいケースもあります。
USCPAに少しでも興味があるなら、まずはアビタスの無料説明会で、
- 今の英語力で始められそうか
- 受験資格を満たしているか
- 追加でどのくらい単位が必要か
- どのくらいの期間・費用がかかるか
を確認してみるのがおすすめです。
1人で悩むより、現実的な判断がしやすくなります。
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7.TOEICスコアだけでUSCPAの向き不向きは決まらない
USCPAとTOEICを考えるときに注意したいのは、TOEICスコアだけでUSCPAの向き不向きを決めないことです。
TOEICスコアが高くてもUSCPAで苦戦する人はいます。
一方で、TOEICスコアが高くなくても、会計知識や実務経験を活かしてUSCPA学習を進められる人もいます。
(1)TOEIC高得点でもUSCPAで苦戦する理由
TOEICの点数が高ければ、USCPAも簡単に合格できるのでしょうか。
答えはそうとは限りません。
TOEIC高得点でも、USCPAで苦戦する人はいます。
理由は、TOEICとUSCPAでは求められる力が違うからです。
TOEICは、英語のリスニング力やリーディング力を測る試験です。
一方で、USCPAは英語で出題されますが、問われているのは会計・監査・税法・ビジネスの専門知識です。
つまり、英語が読めても、会計論点が分からなければ問題は解けません。
たとえば、
- 何を聞かれているのか
- どの会計処理を選ぶべきか
- 監査手続きとして何が適切か
- 税法上どの扱いになるのか
- 内部統制上どこにリスクがあるのか
を理解する必要があります。
TOEICの英語とUSCPAの英語は、重なる部分もあります。
でも、同じではありません。
TOEIC高得点だからUSCPAが楽勝、というわけではないです。
USCPAで大事なのは、英語力だけではありません。
英語で会計を理解し、問題を解く力です。
USCPA受験中の英語対策を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
(2)TOEICが低くてもUSCPAに進める人
TOEICスコアが低いと、
「自分にはUSCPAは無理かも」
と思ってしまうかもしれません。
でも、TOEICスコアが低いからといって、必ずUSCPAが無理になるわけではありません。
次のような人は、TOEICスコアが高くなくてもUSCPAに進める可能性があります。
- 簿記や会計の基礎がある
- 経理・監査・財務などの実務経験がある
- 英文を読むことに少しずつ慣れる覚悟がある
- 学習時間をしっかり確保できる
- 日本語講義や日本語教材を活用できる
- 分からない単語を調べながら進められる
USCPAは英語の試験ではありますが、英語だけで決まる試験ではありません。
会計の基礎がある人は、英文の中で何を聞かれているのかを推測しやすいことがあります。
経理や監査の経験がある人も、実務イメージとつなげながら理解できる部分があります。
英語が不安でも、会計の土台があれば、それを支えにしてUSCPA学習を進められる可能性があるわけです。
もちろん、英語をまったく勉強しなくていいわけではありません。
でも、TOEICスコアだけで自分にブレーキをかけすぎない方がいいです。
USCPAの難易度を全体的に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
8.転職ではUSCPAとTOEIC、どちらが評価される?
転職を考えている人にとっては、
「USCPAとTOEIC、どちらが評価されるのか」
も気になりますよね。
これも目的によって、違います。
TOEICは、英語力の目安として分かりやすいです。
履歴書にも書きやすいですし、企業側もスコアで判断しやすいです。
一定のTOEICスコアがあると、英語への抵抗が少ない人として見てもらいやすいでしょう。
一方で、TOEICだけでは会計専門性は伝わりません。
TOEICの点数が高くても、会計・経理・監査の知識があるかどうかは別です。
USCPAは、会計・監査・財務報告などの専門性を示すことができます。
さらに、英語でその分野を学んでいることも伝わります。
そのため、外資系経理やグローバル企業の経理・財務ポジションでは、USCPAとTOEICの両方があると説明しやすいです。
特に外資系経理や日系グローバル企業では、「英語ができる人」よりも、「英語で会計・経理の仕事ができそうな人」と見られることが大事です。
TOEICスコアは英語力の目安になりますが、USCPAがあると、英語と会計専門性をセットで伝えやすくなります。
たとえば、
- TOEIC:英語力の目安
- USCPA:会計・監査・財務報告の専門性
- 両方:英語×会計の説得力
という見せ方ができます。
ただし、最初から両方を完璧にそろえる必要はありません。
会計キャリアを変えたいなら、まずUSCPAで専門性を作り、必要に応じてTOEICで英語力を補強する順番でも十分です。
外資系経理で英語をどう使うのか知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
9.TOEIC対策はUSCPA学習に役立つ?役立たない?
TOEIC対策は、USCPA学習に役立つ部分もあります。
ただし、すべてがそのまま役立つわけではありません。
(1)TOEIC対策がUSCPA学習に役立つこと
TOEIC対策で役立つのは、主に英語への抵抗を減らす部分です。
たとえば、以下のような点です。
- 英文を読む習慣がつく
- 英単語に慣れる
- 長文への抵抗が減る
- 時間内に英語を処理する感覚がつく
- 英語学習のリズムを作れる
USCPAは英語で問題を読む試験なので、英文になれていることはプラスです。
英語を読むこと自体に強いストレスがある人は、TOEIC対策を通じて少し慣れておくと、USCPA学習に入りやすくなります。
(2)TOEIC対策だけでは足りないこと
一方で、TOEIC対策だけでは補いにくいものもあります。
たとえば、以下です。
- 会計専門用語
- 監査・税法・ビジネスの論点理解
- USCPA特有の問題文の読み方
- MC問題の解き方
- 会計基準や内部統制などの専門知識
TOEICの英語とUSCPAの英語は、重なる部分もありますが、同じではありません。
TOEICスコアが高くても、会計知識がなければUSCPA問題は解けません。
逆に、TOEICスコアがそこまで高くなくても、会計知識を積み上げながら、USCPA特有の英語に慣れて合格していく人もいます。
だからこそ、TOEICだけを延々と続けるのではなく、どこかでUSCPAの学習内容に触れていくことが大事です。
10.困ったときの判断表
USCPAとTOEICのどちらを優先すべきか迷ったら、以下を参考にしてください。
| 今の状態 | おすすめ |
| 英文をみるだけでかなりつらい | TOEIC・英語基礎を短期間整える |
| TOEIC500点未満で英語に強い苦手意識がある | 期限を決めてTOEIC対策→USCPA検討 |
| TOEIC600点台で英文に抵抗が少ない | USCPAの情報収集を始めてよい |
| TOEIC700点台以上 | TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよい |
| 会計キャリアを変えたい | USCPA優先 |
| 外資系・グローバル経理に行きたい | USCPA + 必要に応じてTOEIC |
| 英語力だけを証明したい | TOEIC優先 |
| 何年もTOEICを理由に止まっている | USCPAの情報収集に進む |
大事なのは、TOEICかUSCPAかを感覚だけで決めないことです。
「英語が不安だからTOEIC」ではなく、
- 本当に英語の基礎が足りないのか
- それともUSCPAに踏み出すのが怖いだけなのか
- 会計キャリアを変えたいのか
- 英語力だけを示したいのか
を整理してみましょう。
特に、何年もTOEICを理由にUSCPAを先送りしているなら、そろそろUSCPAの情報に進んでいいと思います。
11.TOEICを理由に、USCPAを先送りしすぎない
英語が不安なのは自然です。
USCPAは英語で受ける試験なので、不安がない人の方が少ないかもしれません。
でも、USCPAに挑戦する前に、完璧な英語力を求める必要はありません。
TOEIC対策をしても、不安が完全に消えるとは限りません。
TOEICの点数が上がっても、
「まだ足りないかも」
「もっと英語力を上げてから」
「会計も不安だから、もう少し準備してから」
と、次の不安が出てくることもあります。
だからこそ、不安をゼロにしてから始めるのではなく、情報収集しながら判断することが大事です。
USCPAに興味があるなら、いきなり申し込まなくてもいいです。
まずは、
- 受験資格を確認する
- 必要な単位を確認する
- 費用を確認する
- 学習期間を確認する
- 自分の英語力でどのくらい大変そうか確認する
だけでも前進です。
「TOEICを先にやるべきか、USCPAに進んでいいのか」で悩んでいるなら、ひとりで悩み続けるより、USCPA予備校に相談した方が早いです。
英語力・会計知識・受験資格をまとめて確認できるので、次の一歩を決めやすくなります。
\ひとりで悩むより、早めに相談/
12.FAQ:よくある質問
最後に、よくある質問にお答えしておきます。
(1)USCPA受験にTOEICスコアは必要ですか?
USCPA受験にTOEICスコアは必須ではありません。
TOEICや英検のスコアを提出しないとUSCPA試験を受けられない、というわけではありません。
ただし、USCPA試験は英語で出題されるため、英文を読む力は必要です。
TOEICスコアそのものより、英語で書かれた会計・監査・ビジネスの問題を読めるかが大事です。
(2)TOEIC何点あればUSCPAに挑戦できますか?
一律の基準はありません。
目安としては、英文を読むことに強い抵抗がないかが大事です。
TOEIC600点台で英文を読むことに強い抵抗がないなら、まずはUSCPAの情報収集を始めてよいと思います。
TOEIC700点台以上なら、TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよいでしょう。
ただし、TOEICスコアだけで判断するのではなく、会計知識・学習時間・受験資格もあわせて考えましょう。
(3)TOEIC500点未満でもUSCPAは無理ですか?
無理とは言えません。
ただし、英文を読む負担は大きくなりやすいです。
英語に強い苦手意識があるなら、短期間だけTOEICや英文法の基礎固めをしてからUSCPAに進むのもありです。
その場合も、TOEICを何年も続けるのではなく、期限を決めることをおすすめします。
(4)TOEIC高得点ならUSCPAは簡単ですか?
TOEIC高得点でも、USCPAが簡単になるとは限りません。
USCPAは英語で出題されますが、問われるのは会計・監査・税法・ビジネスの専門知識です。
英文が読めても、会計論点がわからなければ問題は解けません。
TOEIC高得点はプラスですが、USCPA合格には会計知識と問題演習が必要です。
(5)TOEICとUSCPAは転職でどちらが評価されますか?
役割が違います。
TOEICは、英語力の目安として評価されやすいです。
USCPAは、会計・監査・財務報告の専門性を示せます。
外資系経理やグローバル企業では、TOEICとUSCPAの両方があると、英語×会計の説得力が出しやすいです。
(6)TOEICの勉強をしてからUSCPAに進むべきですか?
英語に強い苦手意識がある人は、短期間だけTOEICで基礎固めするのはありです。
ただし、TOEICを理由にUSCPAを何年も先送りするのはおすすめしません。
USCPAに興味があるなら、TOEIC対策と並行して、受験資格や費用、学習期間の情報収集を始めましょう。
TOEICとUSCPAのどちらを優先すべきか迷う方は、USCPAの始め方全体を整理しておくと判断しやすくなります。
USCPAの受験資格、予備校選び、出願、学習開始までの流れは、こちらの記事でまとめています。
13.まとめ:TOEICを理由にUSCPAを先送りしすぎない
USCPAの前にTOEICが必要かどうかは、人によります。
ただし、TOEIC高得点がないとUSCPAに挑戦できないわけではありません。
TOEICは、英語力を示すには分かりやすい試験です。
英語にかなり苦手意識がある人にとっては、USCPAの前に短期間の基礎固めとして使うのもありです。
一方で、会計キャリアを変えたいなら、TOEICだけでは足りません。
USCPAは、英語で会計・監査・ビジネスを学び、会計専門性を示す資格です。
最後にこの記事の内容をまとめます。
- USCPA受験にTOEICスコアは必須ではない
- TOEICは英語力を示す資格、USCPAは英語で会計専門性を身につける資格
- TOEIC600点台で英文に抵抗が少ないなら、USCPAの情報収集を始めてよい
- TOEIC700点台以上なら、TOEIC高得点をさらに待つより、USCPA学習に進むことを考えてよい
- 英語がかなり不安なら、TOEICで短期間基礎固めするのはあり
- USCPAのためだけにTOEIC800点・900点を目指す必要はない
- 外資系・グローバル企業では、USCPAとTOEICの組み合わせも強い
- TOEICを理由にUSCPAを何年も先送りしない
TOEICは、USCPAに進むための準備にはなります。
でも、USCPAに興味があるなら、TOEICを足止めにしないことが大事です。
英語に不安があっても、まずはUSCPAの情報収集から始めてみてください。
不安をゼロにしてから動くのではなく、動きながら不安を減らしていきましょう。




