USCPA試験ダミー問題とは(Pretest)とは?採点される?見分け方・影響・対策を解説

USCPA試験では、採点されない問題が出題されると聞いたけど本当かな?

USCPA試験には、Pretest Questions、いわゆる「ダミー問題」が含まれるよ。
将来の本番問題にするためのデータ収集が目的で、スコア計算には反映されないよ。
「ダミー問題」は、受験者が見分けることができないので、全問本番だと思って解いた方がいいんだよ。
USCPAのダミー問題は「ある」「採点されない」「見分けられない」について、詳しく解説していくね。
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USCPAの「ダミー問題(Pretest Question)」とは?
ダミー問題(Pretest Questions)は、問題の品質チェックや統計データ取得のために試験に混ぜられる問題です。
形式はMC問題(選択問題)だけではなく、TBS問題(事例形式問題)にも含まれます。

2024年以降の新試験制度でもダミー問題はある?
新試験制度では「ダミー問題はなくなった」という話が広まっていました。
結論から言うと、新試験制度でもダミー問題はあります。
NASBAのウェビナーで、AICPAのCPA Exam Teamの担当者が、ダミー問題はあると話していましたので。
ダミー問題は採点される?スコアへの影響は?
スコア計算には入りません。
公式のFAQでも、Pretest Questionsは、データ収書のためで「スコア計算の一部ではない」と説明されています。
USCPA試験の問題の種類
- Operational Questions:採点される
- Pretest Questions:採点されない ☜通称 ダミー問題
ただし、影響がゼロかというと、現実的にはこういう影響はあります。
- 時間を使う
- 精神を削る(え、ナニコレ?となって集中が切れる)
- 手応えを狂わせる(後述します)
だからこそ、対策は「見分ける」ではなく、巻き込まれても崩れない解き方になります。
ダミー問題は見分けられる?
結論:見分けられません。
受験者には、どれが採点対象で、どれがダミー問題がかわからないです。
なので、試験中に
「これダミーっぽいから捨てよ」
みたいな判断は基本的に危険です(普通に本番問題を捨てている可能性があるので)。
「手応え」と「結果」がズレる3つの理由(ダミー問題あるある)
USCPA試験は「手応え」と「結果」がズレやすいです。
試験直後に「絶対落ちた、、、」と思った人が合格していたり、「絶対合格した!」と思った人が不合格になったり。
ズレる理由として、3つの理由が考えられます。
理由1:ダミー問題で「体感難易度がブレる」
ダミー問題は採点されないのに、解いている本人の疲労と不安は増やします。
よって、手応えがアテにならなくなります。
理由2:%正答ではなく、スコアは「スケール」で処理される
USCPA試験のスコアは「正答率=点数」ではありません。
また曲線(Curved)でもありません。
なので、「何割取れた気がする」という感覚がズレやすいです。
理由3:採点はIRTで難易度も考慮される
公式のFAQでも、スコアリングにIRT(Item Response Theory)を使うことが説明されています。
さらに、AICPAは、MC問題またはTBS問題のスコアが難易度などを考慮して算出されることを明記しています。
USCPA試験の採点方法については、こちらを参考にしてください。
試験当日の「ダミー問題対策」はこれだけ
受験中にダミー問題にどう向き合えばいいのかというと、このようになります。
対策1:全問「本番」として解く(見分けない)
これが最強です。
見分けに行くほど事故ります。
対策2:時間の上限を決めて、粘り過ぎない
ダミーか本番かわからない以上、1問に溶かす時間が一番もったいない。
「迷ったら仮置き → 後で戻る」を徹底する。
対策3:メンタル対策:違和感は「仕様」と思う
「初見の論点」「見たことない資料」「やたら回りくどい」
これ、あなたが弱いんじゃなくて、試験がそういう仕様なだけなんです。
よくある誤解(ここで事故る人が多い)
USCPA試験のダミー問題について、よくある誤解をここで解いておきましょう。
誤解1:間違えたら減点される(減点方式)
少なくとも「不正解にペナルティがある」といういい方は不正確です。
NASBAの資料にも「不正解にペナルティはない」という旨が記載されています。
誤解2:難しい問題が多かった=受かった
ダミー問題の混入もあるし、スコアは%正答ではないので、手応え判定は危険です。
誤解3:ダミー問題は簡単
逆も普通にあります。
というより、むしろダミー問題は難しい方が多い気がします(だから厄介です)。
よくある質問(受験生は気になる)
USCPA試験のダミー問題については、本当によく質問をいただいてきましたので、回答します。
質問1:ダミー問題は何問出る?
ダミー問題の出題数については、2024年以降の新試験制度については、AICPAは公表しないようです。
AICPAに問い合わせたところ「教えられない」と回答が来ました。
NASBAからは「そのようなことはわからない」という回答が来ました。
新USCPA試験でのダミー問題の出題数は、「正確な数は言えない」とAICPAから回答がありました。
旧試験の時は公表されていたのですが🤔
ちなみに、旧試験でのダミー問題の出題数は、MC問題で12問、TBS問題で1問。
MC問題は5問中1問くらい(約20%)、TBS問題は8問中1問がダミー問題だったわけです。 pic.twitter.com/1umNGXFvFH
— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) February 23, 2024
ちなみに、2023年までの旧試験制度ではどのくらいのダミー問題が、どこで出題されていたかというと、以下の通りです。
| 試験形式 | ダミー問題の数 |
| Multiple Choice Questions(MC問題) | 12問 |
| Task-based Simulation(TBS問題) | 1問 |
| Written Communication(WC問題) | 1問 |
ちなみに、旧試験制度での各科目ごとの出題数は、以下の通りでした。
| 試験形式 | FAR | AUD | REG | BEC |
| Multiple Choice Questions(MC問題) | 66問 | 72問 | 76問 | 62問 |
| Task-based Simulation(TBS問題) | 8問 | 8問 | 8問 | 4問 |
| Written Communication(WC問題) | N.A. | N.A. | N.A. | 3問 |
MC問題については、各科目ごとのダミー問題が出題数に占める割合は、以下の通りでした。
| 試験形式 | FAR | AUD | REG | BEC |
| Multiple Choice Questions(MC問題) | 18% | 17% | 16% | 19% |
USCPA試験でのダミー問題
- 旧試験制度においては、MC問題では、約20%がダミー問題だった。つまり、問題を解いていると5問に1問くらいはダミー問題にあたった。
- 旧試験制度においては、TBS問題とWC問題では、問題を解いていると1問だけダミー問題にあたった。
- 新試験制度においては、依然としてダミー問題はあるが、何問出題されているかは不明。
- 新試験制度のダミー問題は、おそらく旧試験制度と大きく違わないのではないかと推測。つまり、MC問題では5問に1問、TBS問題では1問だけ出題ではないか?
質問2:なぜダミー問題が出題されるの?
なぜ採点されないダミー問題が出題されるのでしょうか。
ダミー問題は、AICPA(出題者)がデータ収集を目的として出題しています。
ダミー問題出題の目的
以下のことを決めるため、出題して受験生に解いてもらい、正答率を確認。
- 今後、採点される問題(Operational Questions)として、実際に出題するかどうか。
- 今後、採点される問題(Operational Questions)として出題した場合、どのくらいの「ポイント」とするか。
質問3:試験中にダミー問題について気にするべき?
試験中にダミー問題について、何か気にしたほうがいいことがあるのでしょうか。
試験中は、特に気を付ける必要はないです。
というより、どれがダミー問題か問題を解いていても見分けがつきません。
AICPAも、ダミー問題がどれなのか分からないようになっていると明記しています。
以前「ダミー問題の区別がつくようになっていないと合格レベルにない」というツイートをしたUSCPA合格者がいて、かなり話題になりました。
ですが、区別はつかないので、ダミー問題の区別がつかなかったとしても、「自分は不合格かも?」と不安になる必要はありません。
ダミー問題の可能性があっても、全ての問題が採点されると考えて問題を解く必要があります。
ただし、あまりにも難しかったり、過去の勉強で全く触れたことがなく、解くのに時間がかかりそうな場合。
ダミー問題である可能性が高いと考え、後回しにしたり、時間をかけずに終わらせてしまっていいでしょうね。
NASBAのウェビナーで、AICPAのCPA Exam Team担当者も、同じことを言っていました。
「ダミー問題かわかるようになっていないと合格レベルに達していない」ということはないです。
ダミー問題かどうかにかかわらず、すべての問題を解くべき。
ただし、初めて見た問題で、難しく、解くのに時間がかかりそうな場合、後回しにしたり、あまり時間をかけずに次の問題に進むのがいいでしょう。— どこ『USCPAになりたいと思ったら読む本』著者 (@dokoblog) February 9, 2024
USCPA試験のダミー問題については、USCPAどこチャンネルの「USCPA試験の“ダミー問題”って知ってる?焦った人から落ちていく」でサクッと1分で紹介していますので、参考にしてくださいね。
まとめ:ダミー問題がある前提で崩れない戦略を
USCPA試験のダミー問題について、まとめておきます。
- USCPA試験にはダミー問題(Pretest Questions)が含まれる
- スコア計算には入らない
- 受験者は見分けられない
- だから、全問本番扱い+時間管理が正解
以上、「USCPA試験ダミー問題とは(Pretest)とは?採点される?見分け方・影響・対策を解説」でした。

でも、試験中に気にするようなものではないんだね。

できなかったと思っても、できなかった問題がダミー問題で、採点されなかったりするから、スコアが良かったりするんだね。
だから、あなたがするべきことは2つ。
試験中は、できが悪いと思っても、最後まであきらめずに全力を尽くすこと。
試験後は、スコアリリース(結果発表)まで、合否は自分の感覚で決めつけないってこと。
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