知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)合格後はBIG4監査法人で働きたいんだけど。

日本の公認会計士ではなく、USCPAの場合は、どんな感じで働くのか知りたいな。

どこ
どこ
どこは、ワシントン州のUSCPA(米国公認会計士)だよ。

USCPA試験に合格したあと、BIG4大手監査法人で監査人として働いていたよ。

その時の経験を話していくね。

USCPAとしてBIG4大手監査法人で働きたいと考えている人は、参考にしてみてね。

 

USCPAをこれから目指す方へ

 

USCPA(米国公認会計士)は、受験資格の確認や出願州の選択など、最初に整理することが多い資格です。

まだUSCPAではない方は、まずはUSCPA予備校(おすすめはアビタス)の無料説明会で全体像をつかむのがおすすめです。

 

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USCPAの勉強を始めていない場合は「USCPA(米国公認会計士)の始めかたロードマップ|何から始める?」も参考にしてください。

USCPAの始めかた 5ステップ
USCPA(米国公認会計士)始めかたロードマップ|何から始める?【5ステップ】USCPA(米国公認会計士)になりたい人のためのUSCPA始めかたロードマップ。最初に潰す壁と一手→今日やること2つで何からを解決。始めかた5ステップで、予備校比較・州選び・費用/英語の不安まで整理します。...

 

どこの著書『USCPA(米国公認会計士)になりたいと思ったら読む本』も参考にしてくださいね。

USCPA資格の活かしかたUSCPA短期合格のコツを記載しています。

 

 

USCPAどこチャンネルのUSCPAでBIG4監査法人に入ると何をする?監査の仕事のリアルを解説も参考にしてくださいね。

 

1.配属されたBIG4監査法人の事業部

配属された事業部について

 

まず、配属されたBIG4大手監査法人の事業部についてです。

配属されたのは、外資系企業だけを監査する国際部でした。

 

所属していたのは、だいたい100名でした。

割合は以下の通り。

 

  1. 日本の公認会計士:50%
  2. USCPAと英国勅許公認会計士(ACCA):45%
  3. 無資格者(日本の公認会計士受験生、税理士試験科目合格者):5%

つまり、約半分がUSCPAでした。

 

そして、USCPAについては、こんな感じでした。

  1. 私のように、日本で勉強して合格した日本人
  2. アメリカの大学で会計を専攻して合格した日本人
  3. キャリア交換制度で来ていたアメリカ人

ほか、USCPAではなく、アメリカ事務所で働いていた日本人もいました。

 

USCPAだと、日系大手企業を監査する事業部に配属されることは少ないのではないでしょうか。

どこが勤務していたBIG4大手監査法人では、どこが配属された事業部に多くのUSCPAがいた印象でした。

 

どこが配属された事業部にいた日本の公認会計士は、英語もできるエリート、もしくはグローバル志向が強い向上心の高い人たちでした。

名前を出してしまうと、東京大学(同じ会計ゼミの人が集まっていたようです)や、一橋大学などの国立名門大学の卒業生が多かったです。

 

このようなエリートの日本の公認会計士の皆さんは、USCPAを馬鹿にするのではないかと最初は思いました。

ですが、優秀なうえに接しやすい人が多く、USCPAの私に対しても、上から目線で見てくるような人はいませんでした。

 

 

2.アサインされたBIG4監査法人での業務

アサインされたBIG4大手監査法人での業務

 

つぎに、アサインされた業務についてです。

現在はリモートワークなどが進んでいることもあり、どこが働いていた時期と、多く変わっている可能性にご注意ください。

 

監査法人では、アサインされたプロジェクトベースで働きます。

ちなみに、事務所内には自分の固定席はなく、私物を保管できるロッカーと、自分あての郵便物などを入れてもらうフォルダーが用意されているくらいです。

そして、プロジェクトの初日と最終日以外は、クライアント先への直行直帰になります。

 

どのようなプロジェクトにアサインされるかは人によって違います。

ほぼ1年間、1つのクライアントに常駐状態の人もいれば、毎週のようにクライアントが変わる人もいました。

 

どこの場合は、1年のうち約3か月間アサインされるクライアントが2社、あとの4か月は1週間から3週間くらいの間で次々とクライアントが変わる感じでした(残りの2か月は休暇や研修など)。

ずっと同じクライアントだと飽きますし、毎週のようにクライアントが変わると疲れますし、どこの場合はちょうどバランスが良かったと思います。

 

クライアントは外資系企業で、CFOだけ海外本社から派遣された外国人、経理スタッフは全員日本人というパターンが多かったです。

ですので、資料を依頼すると、財務諸表や帳簿関係は英語、銀行資料、請求書、税金関係資料は日本語という感じでした。

CFOへのインタビューは英語ですが、基本的には日本人の経理部員と日本語でやり取りをすることがほとんどでした。

ですので、英語での読み書きは大丈夫だけど、英会話はあまり自信がないというどこのようなタイプでも、困ることはなかったです。

 

アサインされたプロジェクトメンバーは3人のことが多く、一番多くても10人以下でした(ただし、往査に行くスタッフとシニだけの人数です)。

事業部の男女比が2対1だったので、3人監査の場合は、どこだけ女性、他の2人は男性、しかも日本の公認会計士というパターンがほとんどでした。

 

次々とアサインされるプロジェクトが変わり、メンバーも変わりました。

たとえあまり相性が合わない人と同じプロジェクトになっても、短期間で終わりになるので、そこまでつらくはありません。

 

今思い返しても、少しつらかったアサインは、野球が大好きな男性2人とのチームになってしまい、毎日ランチの時間に野球の話題をされ続けたことくらいです。

どこは野球は全く興味がないので……。

 

ランチは必ず、メンバーと行くことになっていました。

今から考えると、なぜ毎回一緒に行く必要があったのかと思います。

 

 

3.USCPAがBIG4監査法人でバリューを出すには?

USCPAがBIG4監査法人でバリューを出すには?

 

最後に、USCPAがBIG4監査法人でバリューを出すにはどうしたらいいのか、どこの考えをお話しします。

 

USCPAのどういう点が評価されるのか、直属のパートナーに聞いたところ、以下の3つでした。

 

USCPAが評価される点

  1. 英会話力があること
  2. わかりやすい監査調書が作成できること
  3. クライアントと良好な関係が築けること

 

(1)英会話力があること

英会話力があることは、USCPAにとって、一番の強みになりやすいポイントです。

 

監査メンバーが外国人スタッフだけで、しかもクライアントの監査対応スタッフも外国人社員しかいないアサインがあります。

ですので、クライアントに英語でインタビューできたり、監査メンバーと英語でコミュニケーションが取れると頼りにされます。

 

英会話力が非常に高いUSCPAは、監査法人内でも貴重です。

TOEIC満点は珍しくありませんでした(驚くくらい、日本の公認会計士でもTOEIC満点を持っていました)が、英会話力が高い人はそこまでは多くありませんでした。

 

(2)わかりやすい監査調書を作成できること

わかりやすい監査調書を作成できることは、レビューをする側からすると非常に重要なポイントです。

 

理論的だけど小難しく複雑な調書を作られると、レビューに時間がかかります。

シンプルに、結論が一目で分かる監査調書が一番いいわけです。

 

どこは、「この勘定科目のこのアサーションを検証するため、この監査手続きを行い、結果がこうだったので結論はこう」とわかりやすく書くことを心がけていました。

 

監査調書をわかりやすく書くコツ

  1. 目的:Objective
  2. 手続:Procedures
  3. 結果:Results
  4. 結論:Conclusion
この4つをわかりやすく書くこと。「目的」と「結論」、「手続」と「結果」がしっかり対応するように書くのがコツです。

 

監査調書がわかりやすいからと、わざわざ指名してアサインしてくれるシニアマネージャーもいました。

 

USCPAの勉強で、アサーションはしっかり学びますので、監査実務でもその知識は活かせます。

私が見ていた範囲では、難しい論点の議論は別として、基礎をしっかり押さえてわかりやすい監査調書を書くことは、USCPAでも十分に強みになると感じていました。

 

(3)クライアントと良好な関係が築けること

クライアントと良好な関係を築くことも、基本ですが大事なポイントです。

 

私が見ていた範囲では、日本の公認会計士の中には、クライアントを戸惑わせてしまう人もいました。

おそらく、社会人経験・経理の実務経験がないのと、難しい専門用語で説明してしまうのが原因だと思います。

監査資料を依頼しても、クライアント側からすると何を用意したらいいのかわからず、用意しないと監査が終わらないけれど、どうしたらいいのかわからないという状態になっていました。

 

どこは、外資系企業で年次決算まで一人でできるほどの経理の実務経験があったので、どのような資料が必要なのか、どうやったら用意できるのか具体的にクライアントに説明できていました。

USCPAは中途入社で前職がある人も多いと思いますので、たとえ経理の実務経験がなくても、前職の経験からクライアントとうまくコミュニケーションが取れるのではないかと思います。

 

結局、マネージャー以上になればともかく、スタッフやシニアレベルだと、

  1. 英会話ができるなど、USCPAとして頼られる部分に応えること
  2. 必要な監査手続きを漏らさず行い、レビューの手間をかけさせない監査調書を作成すること
  3. クライアントから苦情が出ないこと

この3点ができるだけでも、「USCPAとして監査法人内でバリューが出せている」と言えると思います。

 

 

以上、「USCPAでBIG4監査法人に転職して働いてみた体験談|仕事内容・評価される強みを解説」でした。

知りたい君
知りたい君
USCPA(米国公認会計士)がBIG4大手監査法人で働く場合のイメージができたよ。

すごく興味が出てきたよ!

どこ
どこ
USCPAだからと言って差別されたことも、つらかった覚えもないよ。

BIG4監査法人で働くという選択をして、心から良かったと思うよ。

BIG4で働ていたと言うと、転職の際に評価されやすいし、監査をした経験があると、事業会社で監査を受ける側になっても、監査人への理解が深まるよ。

USCPA試験に合格したら、監査法人で働くことも選択肢の1つとして考えてみてね。

 

 

監査法人や経理転職を考えている方へ

 

BIG4監査法人で働くことに興味が出てきた方や、USCPAをキャリアにどうつなげるか相談したい方は、転職エージェントに早めに相談しておくのがおすすめです。

 

特に、以下のような方は一度、転職エージェント(レックスアドバイザーズがおすすめ)に相談しておくと動きやすくなります。

  • USCPAをこれから目指すか迷っている方
  • 学習中で、合格後のキャリアを先に見ておきたい方
  • 合格後に監査法人・経理・FAS・FP&Aなどを検討している方

 

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キャリアの方向性は、求人を見たり相談したりしながら考えるとかなり具体的になります。

今すぐ転職しなくても、早めに情報収集しておくのはおすすめです。