英文会計を学び始めたばかりだと、会計用語の英語表現でつまずくことがあります。

資産は Assets、負債は Liabilities、売上は Revenue、費用は Expenses。

日本語では知っている会計用語でも、英語になるとすぐに意味が出てこないことも多いです。

 

英文会計を理解するには、まず基本的な会計英語に慣れることが大切です。

この記事では、英文会計初心者がまず覚えたい基本の会計英語を20語に絞って解説します。

 

勘定科目を詳しく調べたい方、英文会計の基本用語を体系的に学びたい方、英文経理の実務用語を知りたい方は、記事内で紹介している関連記事も参考にしてください。

英文会計をこれから学ぶ方、英文経理やUSCPA学習に興味がある方は、まず基本用語から確認していきましょう。

 

この記事でわかること

この記事でわかることは、次のとおりです。

  • 英文会計初心者がまず覚えたい会計英語20語
  • Assets・Liabilities・Equity の基本的な意味
  • Revenue・Expenses・Profit・Loss の違い
  • Debit・Credit・Journal Entry の基本
  • 会計英語を覚えるときのポイント

 

英文会計の用語は、一度にすべて覚える必要はありません。

まずは、財務諸表や仕訳でよく出てくる基本用語から覚えていきましょう。

 

英文会計初心者がまず覚えたい会計英語20語

英文会計を学ぶときは、最初からたくさんの用語を覚えようとしなくても大丈夫です。

まずは、会計の基本になる英語表現を押さえましょう。

 

英文会計初心者がまず覚える基本用語20語

 

英文会計の基本用語は、財務諸表や仕訳の中で覚えると理解しやすくなります。

まずは、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、仕訳・帳簿に分けて、基本用語の位置づけを確認しておきましょう。

 

英語 日本語 意味
Assets 資産 会社が保有している財産や権利
Liabilities 負債 将来支払う義務があるもの
Equity 純資産・資本 資産から負債を差し引いたもの
Revenue 収益・売上 商品やサービスの提供によって得た収入
Expenses 費用 収益を得るために発生したコスト
Profit 利益 収益から費用を差し引いたもの
Loss 損失 費用が収益を上回った状態
Net Income 当期純利益 最終的に会社に残る利益
Cash 現金 会社が保有している現金
Accounts Receivable 売掛金 商品やサービスを提供したあと、まだ回収していないお金
Inventory 棚卸資産・在庫 販売目的で保有している商品や製品
Accounts Payable 買掛金 仕入れやサービス利用後、まだ支払っていないお金
Retained Earnings 利益剰余金 過去の利益のうち、会社に残っている部分
Balance Sheet 貸借対照表 会社の財政状態を示す財務諸表
Income Statement 損益計算書 会社の経営成績を示す財務諸表
Cash Flow Statement / Statement of Cash Flows キャッシュ・フロー計算書 会社のお金の流れを示す財務諸表
Debit 借方 仕訳の左側
Credit 貸方 仕訳の右側
Journal Entry 仕訳 取引を借方と貸方に分けて記録すること
General Ledger 総勘定元帳 勘定科目ごとに取引を記録する帳簿

 

この20語は、英文会計の土台になる用語です。

たとえば、Assets・Liabilities・Equity は貸借対照表、Revenue・Expenses・Net Income は損益計算書、Debit・Credit・Journal Entry は仕訳でよく使います。

 

最初から細かい勘定科目まで覚えようとすると大変です。

まずは、この20語を見て意味がわかる状態を目指しましょう。

 

財務諸表に関する基本用語

英文会計では、財務諸表に関する英語がよく出てきます。

財務諸表は、英語で Financial Statements といいます。

 

代表的な財務諸表は、次の3つです。

  • Balance Sheet:貸借対照表
  • Income Statement:損益計算書
  • Cash Flow Statement / Statement of Cash Flows:キャッシュ・フロー計算書

 

まずは、それぞれの財務諸表でよく使う基本用語を見ていきましょう。

 

貸借対照表でよく使う会計英語

貸借対照表は、英語で Balance Sheet といいます。

Balance Sheet は、会社の財政状態を示す財務諸表です。

主に、資産・負債・純資産を確認します。

 

英語 日本語 意味
Assets 資産 会社が保有する財産や権利
Liabilities 負債 将来支払う義務があるもの
Equity 純資産・資本 資産から負債を差し引いたもの
Cash 現金 会社が保有する現金
Accounts Receivable 売掛金 まだ回収していない売上代金
Inventory 棚卸資産・在庫 販売目的で保有する商品や製品
Accounts Payable 買掛金 まだ支払っていない仕入代金など
Retained Earnings 利益剰余金 会社に蓄積された過去の利益

 

Balance Sheet では、Assets、Liabilities、Equity の3つが特に重要です。

 

英文会計では、次の会計等式もよく出てきます。

Assets = Liabilities + Equity

 

資産は、負債と純資産の合計に等しいという考え方です。

英文会計を学ぶときは、この3つの関係を押さえておくと理解しやすくなります。

 

損益計算書でよく使う会計英語

損益計算書は、英語で Income Statement といいます。

Income Statement は、会社の経営成績を示す財務諸表です。

売上、費用、利益を確認します。

英語 日本語 意味
Revenue 収益・売上 商品やサービスの提供によって得た収入
Expenses 費用 収益を得るために発生したコスト
Profit 利益 収益から費用を差し引いたもの
Loss 損失 費用が収益を上回った状態
Net Income 当期純利益 最終的に会社に残る利益

 

Income Statement では、Revenue と Expenses の関係が大切です。

収益から費用を差し引くことで、利益や損失がわかります。

英文会計を学び始めたばかりの方は、まず Revenue、Expenses、Net Income の意味を押さえておきましょう。

 

キャッシュ・フロー計算書でよく使う会計英語

キャッシュ・フロー計算書は、英語で Cash Flow Statement または Statement of Cash Flows といいます。

Cash Flow Statement は、会社のお金の流れを示す財務諸表です。

利益が出ていても、現金が不足していることはあります。

そのため、会計では利益だけでなく、キャッシュの流れも重要です。

 

英語 日本語 意味
Cash 現金 会社が保有している現金
Cash Flow キャッシュ・フロー 現金の流れ
Operating Activities 営業活動 本業によるお金の流れ
Investing Activities 投資活動 設備投資や投資によるお金の流れ
Financing Activities 財務活動 借入や増資などによるお金の流れ

 

Cash Flow Statement では、営業活動・投資活動・財務活動の3つに分けてお金の流れを見ます。

まずは、Cash Flow という言葉が「現金の流れ」を意味することを押さえておきましょう。

 

仕訳・帳簿に関する基本用語

英文会計では、仕訳や帳簿に関する英語もよく使います。

最初に覚えたいのは、Debit、Credit、Journal Entry です。

 

英語 日本語 意味
Debit 借方 仕訳の左側
Credit 貸方 仕訳の右側
Journal Entry 仕訳 取引を借方と貸方に分けて記録すること
General Ledger 総勘定元帳 勘定科目ごとに取引を記録する帳簿
Trial Balance 試算表 借方と貸方の合計が一致しているか確認する表

 

Debit は借方、Credit は貸方です。

日本語でも最初はわかりにくいところですが、英文会計でもよく出てくる重要用語です。

 

Journal Entry は仕訳を意味します。

たとえば、売上が発生したとき、現金で受け取ったのか、売掛金として記録するのかによって仕訳が変わります。

英文会計を理解するには、単語だけでなく、取引をどのように記録するのかも少しずつ理解していくことが大切です。

 

英文会計でよく見る略語

英文会計では、略語もよく使われます。

初心者の方は、まず次の5つを押さえておくとよいでしょう。

 

略語 正式名称 日本語
AR Accounts Receivable 売掛金
AP Accounts Payable 買掛金
BS Balance Sheet 貸借対照表
P&L Profit and Loss Statement 損益計算書
GL General Ledger 総勘定元帳

 

日本では「PL」と書かれることもありますが、英語では P&L と表記されることも多いです。

最初からすべての略語を覚える必要はありません。

まずは、AR、AP、BS、P&L、GL など、よく出てくる略語から押さえておきましょう。

 

会計・経理で使う英語略語をまとめて確認したい方は、以下の記事を参考にしてください。

会計・経理で使う英語略語一覧|AR・AP・GL・TBの意味を解説

 

会計英語をもっと詳しく調べたい方へ

この記事では、英文会計初心者がまず覚えたい基本用語を中心に解説しました。

ただし、会計英語にはさまざまな種類があります。

勘定科目を調べたい場合、英文会計の基本を体系的に学びたい場合、英文経理の実務で使う表現を知りたい場合では、見るべき記事が少し変わります。

目的に合わせて、以下の記事も参考にしてください。

 

知りたいこと おすすめ記事
勘定科目の英語を調べたい 勘定科目の英語一覧|BS・PL・キャッシュフローの会計用語を分類して解説
英文会計の基本用語を学びたい 英文会計の基本用語集|初心者が覚えたい会計英語をわかりやすく解説
英文経理の実務で使う英語を知りたい 英文経理の実務英語|売掛金・買掛金・決算で使う会計英語を解説
会計・経理の略語を調べたい 会計・経理で使う英語略語一覧|AR・AP・GL・TBの意味を解説

 

英文会計の初心者は、最初からすべてを覚えようとしなくて大丈夫です。

まずは基本用語を覚え、必要になったタイミングで詳しい記事を確認していきましょう。

 

英文会計用語の覚え方

英文会計用語は、ただ単語だけを暗記しようとすると覚えにくいです。

意味や使われる場面と一緒に覚えると、記憶に残りやすくなります。

 

日本語の会計用語とセットで覚える

英文会計を学ぶときは、英語だけで覚えるよりも、日本語の会計用語とセットで覚えるのがおすすめです。

たとえば、Assets は資産、Liabilities は負債、Equity は純資産・資本です。

日本語で意味を理解している用語であれば、英語表現も覚えやすくなります。

反対に、日本語の会計用語の意味があいまいなまま英語だけを覚えようとすると、理解しにくくなります。

英文会計を学ぶときは、日本語の意味も確認しながら進めましょう。

 

財務諸表の中で覚える

会計英語は、財務諸表の中で覚えると理解しやすいです。

Assets、Liabilities、Equity は Balance Sheet でよく使います。

Revenue、Expenses、Net Income は Income Statement でよく使います。

Cash Flow は Cash Flow Statement でよく使います。

このように、どの財務諸表で使う言葉なのかを意識すると、単語同士のつながりが見えてきます。

 

仕訳と一緒に覚える

Debit、Credit、Journal Entry などの用語は、仕訳と一緒に覚えると理解しやすいです。

Debit は借方、Credit は貸方です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、仕訳を見ながら少しずつ慣れていけば大丈夫です。

英文会計では、単語の意味だけでなく、実際にどのように使われるのかを意識することが大切です。

 

一度に覚えようとしない

英文会計用語は、一度に全部覚えようとしなくても大丈夫です。

最初は、よく出てくる基本用語だけで十分です。

まずは、Assets、Liabilities、Equity、Revenue、Expenses、Debit、Credit など、英文会計の土台になる言葉から覚えましょう。

わからない用語が出てきたら、その都度確認していけば問題ありません。

 

英文会計を体系的に学びたい方へ

基本的な会計英語に慣れてきたら、英文会計をもう少し体系的に学ぶ方法も考えてみましょう。

会計、監査、税務、ビジネスを英語で学びたい方にとって、USCPAは選択肢のひとつになります。

 

USCPAは、米国公認会計士資格で、試験では、財務会計、監査、税務、ビジネス法、IT、内部統制などを英語で学びます。

英文会計を体系的に学びたい方や、会計英語をキャリアに活かしたい方にとって、USCPAの学習は役立つ可能性があります。

 

ただし、USCPAを受験するには、学歴や会計単位などの受験資格を確認する必要があります。

USCPAに興味がある方は、まずは予備校の無料説明会などで、受験資格、必要単位、学習内容、費用を確認しておくと安心です。

 

私自身、USCPA予備校の中ではアビタスをおすすめしています。

USCPAに興味がある方は、まずはUSCPA無料説明会で、受験資格や必要単位、費用、学習スケジュールを確認してみてください。

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USCPAの始め方について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

USCPA(米国公認会計士)の始め方ロードマップ|何から始める?【5ステップ】
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英文会計を仕事で使いたい方へ

英文会計の基本用語は、英文経理や外資系企業の経理業務を理解するための土台になります。

英文経理では、請求書、売掛金、買掛金、支払い、決算、レポート作成などで英語を使うことがあります。

ただし、仕事で使う会計英語は、単語だけでなく実務の流れと一緒に理解することが大切です。

 

英文経理や外資系経理の仕事に興味がある方は、自分の経理経験や英語力でどのような求人を狙えるのか、転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。

会計・経理職の転職相談なら、レックスアドバイザーズの無料転職相談も選択肢になります。

すぐに転職するつもりがなくても、今の経験で狙える求人や、英文経理・外資系経理に近づくために必要なスキルを確認しておくと、今後のキャリアを考えやすくなります。

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英文経理の仕事に興味がある方は、以下の記事も参考にしてください。

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英文会計に関するFAQ

 

英文会計初心者は、まず何から覚えればいいですか?

まずは、Assets、Liabilities、Equity、Revenue、Expenses など、財務諸表でよく使う基本用語から覚えるのがおすすめです。

最初から細かい勘定科目や略語まで覚える必要はありません。

基本用語に慣れてから、勘定科目、仕訳、実務用語、略語へ広げていきましょう。

 

英文会計と会計英語は違いますか?

厳密に分けて使われることもありますが、一般的には近い意味で使われることが多いです。

英文会計は、英語で会計を学んだり、英語の財務諸表や会計資料を読んだりすることを指すことがあります。

会計英語は、会計で使われる英語表現全般を指すことが多いです。

 

会計英語は英語が苦手でも覚えられますか?

会計英語は、英会話とは少し違います。

よく使う用語や表現がある程度決まっているため、基本用語から少しずつ覚えれば理解しやすくなります。

英語が得意でなくても、Assets、Liabilities、Revenue、Expenses などの基本用語から始めれば大丈夫です。

 

英文会計を学ぶには、簿記の知識が必要ですか?

簿記の知識があると、英文会計は理解しやすくなります。

特に、資産、負債、純資産、収益、費用、仕訳、試算表などの基本を知っていると、英語表現も覚えやすいです。

ただし、簿記を完璧にしてからでないと英文会計を学べないわけではありません。

日本語の会計用語と英語表現をセットで少しずつ覚えていきましょう。

 

USCPAの勉強にも会計英語は役立ちますか?

はい、役立ちます。

USCPAでは、財務会計、監査、税務、ビジネスなどを英語で学びます。

そのため、Assets、Liabilities、Revenue、Expenses、Debit、Credit などの基本的な会計英語に慣れておくと、学習を始めるときのハードルが下がります。

ただし、USCPAでは会計英語だけでなく、試験制度、受験資格、学習計画、科目ごとの対策も重要です。

 

まとめ:英文会計は基本用語から少しずつ覚えよう

英文会計を学び始めたばかりの方は、最初からたくさんの用語を覚えようとしなくて大丈夫です。

まずは、Assets、Liabilities、Equity、Revenue、Expenses など、基本的な会計英語から押さえていきましょう。

 

英文会計を理解するには、用語を丸暗記するだけではなく、財務諸表や仕訳の中でどのように使われるのかを意識することが大切です。

勘定科目を詳しく調べたい場合は、勘定科目の英語一覧|BS・PL・キャッシュフローの会計用語を分類して解説の記事を確認しましょう。

英文会計の基本を体系的に学びたい場合は、英文会計の基本用語集|初心者が覚えたい会計英語をわかりやすく解説、英文経理の実務で使う表現を知りたい場合は、英文経理の実務英語|売掛金・買掛金・決算で使う会計英語を解説も参考になります。

 

英文会計を体系的に学びたい方は、USCPAも選択肢のひとつです。

興味がある方は、まずはアビタスのUSCPA無料説明会で受験資格や費用を確認しておくと安心です。

英文経理や外資系経理の仕事に興味がある方は、レックスアドバイザーズの無料転職相談で、今の経験で狙える求人や今後必要なスキルを確認してみてもよいでしょう。

 

英文会計は、最初の基本用語に慣れるだけでもかなり読みやすくなります。

まずはこの記事で紹介した20語から、少しずつ覚えていきましょう。