青山学院大学大学院の会計プロフェッション研究科はUSCPAにおすすめ?大学院と予備校の違いを解説
USCPAを目指す方法を調べていると、青山学院大学大学院の会計プロフェッション研究科(GSPA)が気になる方もいるかもしれません。
青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科には、USCPAを目指す人向けの支援講座があります。
しかも、USCPA予備校のアビタスと提携しているため、大学院で会計を学びながらUSCPA試験の準備を進めることもできます。
では、USCPAになるために、青山学院大学大学院の会計プロフェッション研究科へ進学するのはおすすめなのでしょうか?
結論からいうと、会計を深く学びたい人や大学院で学ぶ目的がある人には、GSPAは選択肢になります。
一方で、USCPA試験合格だけが目的なら、基本的には大学院へ進学しなくても大丈夫です。
USCPA試験対策をしたいのであれば、アビタスなどのUSCPA予備校で学習を進める方が、費用面・時間面では現実的なケースが多いでしょう。
この記事では、青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科(GSPA)の特徴、USCPA支援講座、メリット・デメリット、アビタスUSCPA講座との違いを整理します。
「GSPAに行くべきか」「USCPA予備校で十分なのか」で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科(GSPA)とは
青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科は、会計・監査・税務などを専門的に学べる専門職大学院です。
英語表記の略称として、GSPAと呼ばれています。
会計専門職を目指す人や、社会人として働きながら会計・税務・監査の知識を深めたい人を対象とした大学院です。
プログラムとしては、会計監査プログラムや税務マネジメントプログラムなどがあります。
また、2年制だけでなく、社会人向けの1.5年制や1年制のコースも用意されています。
つまり、GSPAは単なるUSCPA試験対策講座ではありません。
会計専門職として必要な知識を、大学院で体系的に学ぶ場所です。
GSPAではUSCPAを目指せる?
青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科では、USCPAを目指す人向けの支援講座があります。
GSPAのUSCPA支援講座は、USCPA予備校のアビタスと提携しています。
大学院の講義を履修しながら、アビタスのE-learning教材などを使ってUSCPA試験の準備を進められるのが特徴です。
また、受験勉強だけでなく、受験資格審査の申請や受験手続きについても支援を受けられるとされています。
大学院で会計を学びながらUSCPAを目指したい人にとっては、魅力的な環境です。
ただし、ここで注意したいのは、GSPAに進学しないとUSCPAを目指せないわけではないということです。
USCPA試験は、大学院に進学しなくても受験できます。
必要な単位や受験資格を満たせば、USCPA予備校を利用して学習を進めることも可能です。
USCPAの受験資格について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
USCPAの受験手続きの全体像を先に知りたい方は、こちらの記事で流れを確認できます。
USCPAのためにGSPAへ進学するメリット
USCPAを目指す人がGSPAに進学するメリットはあります。
特に大きいのは、会計を試験対策だけで終わらせず、大学院で体系的に学べることです。
(1)会計・監査・税務を体系的に学べる
USCPA試験では、財務会計、監査、税法、ビジネス、IT、内部統制など、幅広い分野が出題されます。
GSPAでは、会計・監査・税務などを大学院レベルで学ぶことができます。
試験に合格するための知識だけでなく、会計専門職として考える力を身につけたい人には向いています。
(2)大学院で学びながらUSCPA試験対策ができる
GSPAにはUSCPA支援講座があります。
アビタスと提携しているため、大学院の授業と並行してUSCPA試験の対策を進められます。
「大学院で会計を学ぶこと」と「USCPA試験の準備」を別々に進めるのではなく、組み合わせて進められる点はメリットです。
(3)学位が得られる
GSPAは大学院なので、修了すれば学位が得られます。
USCPA試験に合格するだけでなく、大学院で学んだ実績を残したい人にとってはメリットがあります。
将来的に会計・監査・税務の分野で専門性を高めたい人や、大学院での学習経験に価値を感じる人には、GSPAは選択肢になるでしょう。
(4)同じ分野を目指す人と学べる
大学院では、会計専門職を目指す人や、会計・税務・監査に関心のある社会人と一緒に学ぶことができます。
独学やオンライン講座だけでは得にくい刺激を受けられる点も、大学院で学ぶメリットです。
会計分野で長くキャリアを築きたい人にとっては、同じ方向を向いている人と学べる環境も価値があります。
USCPAのためにGSPAへ進学するデメリット
一方で、USCPA試験合格だけを目的にするなら、GSPAへの進学は慎重に検討した方がいいでしょう。
大学院で学ぶことには価値がありますが、その分、費用や時間の負担も大きくなります。
(1)学費が高い
GSPAは大学院なので、入学金、授業料、施設設備料、教育活動料などがかかります。
USCPA予備校の受講料と比べると、必要な費用は大きくなりやすいです。
また、学費は年度によって変更される可能性があるため、必ず青山学院大学の公式サイトで最新情報を確認してください。
特に、GSPA公式サイトでは2027年度から学費が改定される予定と案内されています。
USCPA試験合格だけが目的であれば、大学院の学費まで負担する必要があるかは、慎重に考えた方がいいでしょう。
(2)修了まで時間がかかる
GSPAには1年制、1.5年制、2年制などがあります。
社会人向けのコースもありますが、大学院で学ぶ以上、一定の時間は必要です。
USCPA試験に短期合格したい人にとっては、大学院の授業・課題・研究と試験勉強を両立するのが負担になる可能性があります。
(3)試験対策だけなら負担が大きい
GSPAは、USCPA試験対策だけを目的とした場所ではありません。
会計専門職としての教育を受ける大学院です。
そのため、USCPA試験に必要な知識を効率よく学びたい人にとっては、学ぶ範囲や負担が大きく感じられるかもしれません。
USCPA試験対策に集中したいなら、USCPA予備校を使う方がシンプルです。
(4)入試や通学の負担がある
大学院に進学するには、入試があります。
入学後は、授業への出席、課題、試験、研究などもあります。
仕事をしながら通う場合は、スケジュール調整も必要です。
USCPAの勉強だけでも負担は大きいので、大学院の学習と両立できるかは事前に考えておきましょう。
GSPAとアビタスUSCPA講座の違い
GSPAとアビタスUSCPA講座は、どちらもUSCPAを目指す人に関係があります。
ただし、目的が違います。
| 比較項目 | GSPA | アビタスUSCPA講座 |
|---|---|---|
| 目的 | 会計専門職として大学院で学ぶ | USCPA試験合格を目指す |
| 学べる内容 | 会計・監査・税務などを体系的に学ぶ | USCPA試験に必要な内容を学ぶ |
| 得られるもの | 大学院での学習経験・学位 | USCPA試験対策・単位取得サポート |
| 費用 | 大学院の学費が必要 | USCPA講座の費用が中心 |
| 期間 | 1年〜2年程度 | 学習ペースによる |
| 向いている人 | 会計を深く学びたい人 | USCPAに効率よく合格したい人 |
GSPAは、会計を大学院で深く学びたい人に向いています。
一方で、アビタスUSCPA講座は、USCPA試験合格を目指して効率よく学習したい人に向いています。
どちらが上という話ではありません。
大学院で学びたいのか、USCPA試験合格を優先したいのか。
この目的の違いを整理して選ぶことが大切です。
USCPA予備校を比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
GSPAが向いている人・向いていない人
まずは、GSPAが向いている人と向いていない人を図解で整理します。
GSPAは、USCPA試験対策だけを目的にする人よりも、会計を大学院で体系的に学びたい人に向いています。
ここからは、向いている人と向いていない人をもう少し詳しく見ていきます。
(1)GSPAが向いている人
GSPAが向いているのは、次のような人です。
- USCPAだけでなく、会計を大学院で体系的に学びたい人
- 会計・監査・税務の専門性を深めたい人
- 学位を取得したい人
- 日本の公認会計士や税理士なども視野に入れている人
- 大学院での学びや人脈に価値を感じる人
- 時間と費用をかけてでも、専門職大学院で学びたい人
特に、「USCPA試験に合格できればそれでいい」というより、会計専門職として長期的に力をつけたい人には向いています。
大学院で学ぶこと自体に価値を感じるなら、GSPAは検討する価値があります。
(2)GSPAが向いていない人
一方で、次のような人にはGSPAはあまり向いていません。
- USCPA試験にできるだけ早く合格したい人
- 費用をできるだけ抑えたい人
- 大学院の学位にはこだわらない人
- 仕事とUSCPA学習だけで手一杯の人
- 試験対策に集中したい人
- USCPA予備校で必要な単位と試験対策を進めれば十分な人
USCPA試験合格を最優先するなら、GSPAは少し重い選択肢です。
大学院に通うには、学費も時間も必要です。
まずはUSCPA予備校で受験資格や必要単位を確認し、そのうえで大学院進学が必要かどうかを考える方が現実的でしょう。
USCPA目的なら、まずはアビタスの無料説明会で確認するのがおすすめ
USCPA試験合格が一番の目的なら、最初に確認したいのは大学院進学ではありません。
まず確認したいのは、自分の学歴・単位でUSCPAを受験できるのか、どの州で出願できるのか、追加でどの単位が必要なのかです。
USCPAは、出願する州によって受験資格や必要単位が異なります。
そのため、GSPAに進学するかどうかを考える前に、まずは自分がどのルートでUSCPAを目指せるのかを確認しておくことが大切です。
アビタスでは、USCPAの受験資格や必要単位、学習スケジュールについて無料説明会で確認できます。
GSPAのUSCPA支援講座でもアビタスと提携しているため、USCPAを検討するなら一度確認しておく価値があります。
大学院に進むかどうかは、その後に考えても遅くありません。
先にUSCPAの受験資格や単位の状況を確認しておくことで、GSPAに行くべきかどうかも判断しやすくなります。
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GSPAに行くか迷うなら、キャリアから逆算するのも大事
GSPAに進学するか、USCPA予備校で学ぶか迷っている人は、キャリアから逆算して考えるのもおすすめです。
GSPAを検討している人の中には、「会計の専門性を高めたい」という気持ちだけでなく、「今のキャリアのままでいいのか」という不安を持っている人もいるでしょう。
その場合、大学院に行くかどうかだけで判断するのではなく、USCPA取得後にどのようなキャリアを目指したいのかを整理することが大切です。
USCPAを活かせるキャリアには、いろいろな選択肢があります。
- 監査法人
- FAS
- 会計コンサル
- 経理
- 財務
- 連結決算
- 開示
- 内部監査
- 外資系企業
- 海外関連業務
たとえば、監査法人やFASを目指したい人と、事業会社の経理・財務でキャリアアップしたい人では、取るべき選択肢が変わります。
また、USCPAに合格してから転職するのか、学習中から転職活動を考えるのかによっても、動き方は変わります。
USCPA取得後のキャリア全体を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
大学院に行く前に、USCPA人材の転職市場を知っておくと、進学すべきかどうかも判断しやすくなります。
会計・経理・監査領域のキャリアを考えるなら、レックスアドバイザーズなど、会計人材に強い転職エージェントに相談するのも選択肢です。
特に、USCPA合格者やUSCPA学習者としてどのような求人があるのか、今の経験でどのくらい評価されるのかを知りたい人には役立ちます。
USCPAに強い転職エージェントを比較したい方は、こちらの記事も参考にしてください。
USCPA取得後のキャリアに迷うなら、転職市場を確認しよう
GSPAに進学するか、USCPA予備校で短期合格を目指すか迷う場合は、将来のキャリアから逆算することも大切です。
監査法人、FAS、経理・財務、連結、開示、外資系企業など、USCPAを活かせるキャリアは複数あります。
USCPA人材の転職市場を知りたい方は、レックスアドバイザーズの無料転職相談を活用してみるのもおすすめです。
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GSPAとUSCPA予備校、どちらを選ぶべき?
GSPAとUSCPA予備校のどちらを選ぶべきかは、目的によって変わります。
| 目的 | おすすめの選択肢 |
|---|---|
| USCPA試験に効率よく合格したい | USCPA予備校 |
| 受験資格や単位を確認したい | USCPA予備校 |
| 会計を大学院で体系的に学びたい | GSPA |
| 学位を取得したい | GSPA |
| 会計専門職として長期的に学びたい | GSPA |
| USCPA取得後の転職を考えたい | 転職エージェントへの相談 |
会計を大学院で深く学びたいなら、GSPAは選択肢になります。
一方で、USCPA試験合格を最優先するなら、USCPA予備校で学ぶ方が現実的です。
大事なのは、USCPAのために大学院へ行くのか、大学院で学びたいからGSPAへ行くのかを分けて考えることです。
まとめ:GSPAは会計を深く学びたい人向け。USCPAだけが目的なら慎重に考えよう
青山学院大学大学院 会計プロフェッション研究科(GSPA)は、会計・監査・税務を大学院で体系的に学びたい人にとって、魅力的な選択肢です。
USCPA支援講座もあり、大学院で学びながらUSCPA試験対策を進めることもできます。
ただし、USCPA試験合格だけが目的なら、GSPAに進学する必要はありません。
大学院に通うには、学費も時間もかかります。USCPAに効率よく合格したいなら、まずはUSCPA予備校で受験資格・単位・学習スケジュールを確認する方が現実的です。
一方で、会計を深く学びたい人、学位を取得したい人、会計専門職として長期的に力をつけたい人には、GSPAは検討する価値があります。
USCPA試験合格を優先するのか、大学院で会計を深く学びたいのか。
この目的を分けて考えると、GSPAに進学すべきかどうか判断しやすくなります。




