IFRS検定は意味ない!?そう言われる理由と意味ある人の条件を学習経験者が解説

IFRS検定に合格したら、就職や転職で役に立つのかな?

アビタスという国際資格の学校で、IFRS検定講座を受講した経験があるよ。
結論から言うと、IFRS検定が「意味ない」かどうかは、目的で決まるよ。
転職の資格欄目的だけなら、期待しすぎない方がいいかもね。
でも、IFRS適用会社・監査・連結に関わるなら、学習はかなり効くと思うよ。
IFRS検定が「意味ない」と言われる理由と、どんな人に意味があるのかを解説し、結局あなたがどうするのか決まるようにするね。
*なお、IFRS(国際財務報告基準)は、IASBが策定する国際的な会計基準です。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
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IFRS検定の詳細は、以下の記事を参考にしてください。
BATIC(国際会計検定)は、IFRS検定とは全く別の資格ですので、以下の記事を参考にしてください。
1.IFRS検定が「意味ない」と言われる理由
IFRS検定が「意味ない」と言われやすいのは、大体この3つが原因です。
- 日本での知名度が高い資格ではない(履歴書の資格欄で強烈に刺さるタイプではない)
- 「合格=転職が決まる」みたいな即効性を期待するとズレる
- 実務でIFRSを使わない人には、学習コストに対してリターンが見えにくい
逆に言うと、「意味ない」と感じるのは使いどころがズレているケースが多いです。
2.IFRS検定が意味ない人/意味ある人
結論から言うと、IFRS検定は「全員に必須」ではありません。
ハマる人だけハマる、人を選ぶ資格と言っていいでしょう。
(1)「意味ない」(優先度低め)になりやすい人
具体的に、IFRS検定が「意味ない」になりやすいのは、こんな人です。
- IFRSを使う予定が当面ない人(国内基準中心・担当領域もIFRSに触れない人)
- 「転職用の資格タイトル」が目的で、学習内容には関心が薄い人
(2)「意味ある」(学習効果が出やすい)になりやすい人
反対に、IFRS検定が「意味ある」になりやすいのは、こんな人です。
- IFRS適用会社/グローバル企業/監査で、IFRSに触れる土壌がある
- 連結・開示・監査・海外子会社管理など、IFRSが出てくる仕事をしている
- 独学で詰まりやすいIFRSを体系立てて短期で押さえたい
「資格としての強さ」より、実務で困らないための学習設計としてみると、評価がガラッと変わると思いますよ。
3.IFRS検定の学習をするメリット
IFRS検定の学習をするメリットについて、お話していきます。
IFRS検定を学習するメリットは、大きく分けて2つです。
IFRS検定を学習するメリット
- IFRS(国際財務報告基準)の理解が深まり、仕事で知識を活かせる
- IFRS検定合格と履歴書に書くことで、就職・転職で活かせる
IFRS検定の学習をするメリットは、IFRS(国際財務報告基準)の理解が深まり、IFRSの「知識」が仕事で活かせること。
そして、IFRS検定に合格することで、「資格」を就職や転職でアピールできること。
この2つです。
IFRS検定を通して得た「知識」を活かすか、IFRS検定合格の「資格」を活かすか、という2つの視点で考える必要があるでしょう。
IFRS検定は役に立たないなどという記事を見かけますが、ほとんどが「資格」として活かせないという論調だと思います。
そのような人は、資格関連の記事をただ書いているだけであり、実際にIFRS検定の学習をしたことがないようですので、意見は話半分に聞いておいた方がいいでしょう。
4.IFRSの「知識」を仕事で活かす
IFRS検定を学習するメリットとして、IFRSの「知識」が身につき、仕事で活かせることが挙げられます。
おそらく、この記事を読んでいただいている方ならば、IFRSの知識が必要になっていることは肌で感じていらっしゃると思います。
IFRSの知識が必要な理由(どこの経験)
- BIG4で、担当クライアントの9割は、IFRS適用
- グローバル企業で、連結子会社の大半は、IFRS適用
IFRSの知識がないと、大企業やグローバル企業で働くのが大変!
*すべての職種で必須という意味ではなく、連結・開示・監査・海外子会社管理など「IFRSに触れる役割」ほど効くという意味です。
(1)BIG4で、担当クライアントの9割は、IFRS適用
どこは、USCPA(米国公認会計士)試験に合格後、BIG4大手監査法人の会計監査人に転職したのですが、クライアントの9割はIFRS基準を適用していたため、ショックを受けました。
USCPA試験の勉強でUSGAAP(米国会計基準)を勉強したのに、世の中で通用するのはIFRSだったのです!
さらに、IFRSプロジェクトにまでアサインされてしまい、IFRSの知識がほぼない状態で、IFRSの仕事をしなければならない状態になってしまいました。
自分でIFRSの書籍を買ってきて勉強したのですが、あまりよくわからず、悠長に勉強している時間もなかったため、アビタスのIFRS講座を受講することにしました。
結果として、効率的かつ効果的にIFRSの知識を身につけることができ、無事に業務を全うすることができました。
(2)グローバル企業で、連結子会社の大半は、IFRS適用
その後、グローバル企業の日本本社に転職し、連結決算担当として、米国子会社、欧州子会社、アジア子会社の財務数値の管理もしています。
連結子会社の財務諸表は、米国の子会社はUSGAAPに準拠しており、欧州やアジアの子会社はIFRSに準拠しています。
つまり、USGAAPは米国内だけ(基本的に米国1か国だけ)で、他の国はIFRSを適用しています!
アジアの子会社などは、たとえば、タイはTFRS(タイ版のIFRS)、フィリピンはPFRS(フィリピン版のIFRS)などに準拠していますが、TFRSもPFRSも、内容はIFRSと同じと考えていいです。
IFRSの知識が仕事で活かせる場合の例
- IFRS適用の大企業で働く場合
- IFRS適用の海外子会社をもつグローバル企業で働く場合
- 監査法人でIFRS適用会社を監査する場合
経理・財務・監査などの仕事をする場合が最も活かせると思いますが、ITなどの部署であっても活かせるでしょう。
5.IFRS検定合格の「資格」を就職・転職で活かす
IFRS検定を学習するメリットとして、IFRS検定合格の「資格」を就職や転職でアピールできることが挙げられます。
正直に言ってしまうと、IFRS検定は日本での知名度は低いですし、日本では「民間資格」の類ですので、IFRS検定に合格したとしても、就職や転職で有利になるとは限りません。
よって、就職や転職のためだけにIFRS検定の学習をしようと考えるのは、得策ではありません。
就職や転職で活かすとなると、IFRS検定ではなく、USCPA(米国公認会計士)やBATIC(国際会計検定)を受験することがおすすめとなります。
(1)IFRS検定とUSCPA(米国公認会計士)試験の比較
IFRS検定とUSCPA(米国公認会計士)試験を比較します。
知名度は、USCPA(米国公認会計士)の方が断然高いです。
そして、転職などで評価されるのも、USCPA(米国公認会計士)となります。
とはいえ、USCPA(米国公認会計士)の方が、英語で受験しなくてはなりませんし、受験科目は4科目もあるため、学習時間も多くかかり、難易度も高いです。
USCPAを選ぶかは、慎重に考えた方が良いです。
また、IFRS検定は、国際会計基準(IFRS)についての試験ですし、USCPA(米国公認会計士)試験は、米国基準(USGAAP)についての試験です。
よって、IFRSの学習がしたい場合は、IFRS検定を選んだ方が良いでしょう。
IFRS検定とUSCPA(米国公認会計士)試験との比較については、以下の記事も参考にしてください。
(2)IFRS検定とBATIC(国際会計検定)の比較
IFRS検定とBATIC(国際会計検定)を比較します。
注)BATIC(国際会計検定)は終了してしまいました。
BATIC(国際会計検定)は、英語で英文簿記とIFRSの知識を問う試験でしたが、2021年に新制度となり、単なる英文簿記の試験となりました。
もはや、BATIC(国際会計検定)においては、IFRSの知識は問われませんので、IFRSが学べる試験ではなくなっています。
IFRS検定とBATIC(国際会計検定)との比較については、以下の記事も参考にしてください☟
IFRS検定の方がUSCPAやBATIC(国際会計検定)よりおすすめな場合
- IFRSの知識を身につけたい場合
- IFRS適用会社で働いていたり、IFRS適用会社に転職したい場合
- 英文簿記には興味が無い場合
- 「会計×英語」をアピールする必要がない場合
- 就職や転職で評価される会計資格が必要ではない場合
結論:IFRS検定のメリットや価値は?
結論としては、就職や転職で活かす気がないのでしたら、「IFRS検定の受験」はしなくてもいいでしょう。
ですが、「IFRS検定の学習」はしておくことをおすすめします。
特に、IFRS適用会社(大企業やグローバル企業)で仕事をする方は、IFRS検定の学習をしておいて損はありません!!!
資格というのは、以下の2つに大きくは分かれます。
資格の種類
- 資格自体を持っていないとその仕事ができないもの(医師・弁護士・公認会計士などの国家資格)
- 資格の学習を通して、知識やスキルを効率的に身につけ、身につけたことを証明するもの(日商簿記検定・英語検定・TOEICなどの公的資格や民間資格)
IFRS検定も、2つ目の「資格の学習を通して、知識やスキルを身につけたことを証明するもの」に該当します。
国家資格のように合格したから「食いっぱぐれない」「資格で生きていける」というような資格ではないことは、すぐにお分かりでしょう。
IFRS検定に合格しても就職・転職で活かせないなどというのは、そもそもナンセンス。
IFRS検定のメリット・価値というのは、IFRS検定の教材で効率的にIFRSを理解し、実務で活かせるスキルにつなげられることと言えます。
以上、「IFRS検定は意味ない!?そう言われる理由と意味ある人の条件を学習経験者が解説」でした。

IFRS検定の価値は、IFRSの知識を効率的に身につける機会になるということ。
IFRSの知識を効率的に身につけたいから、アビタスの「IFRS検定講座」を受講するか検討するよ。

IFRS検定の受験までしなくてもいいから、少なくとも、IFRS検定の学習をすることだけはおすすめするよ。
USCPA(米国公認会計士)は、受験資格を得るためにもUSCPA予備校のサポートが必要となります。
おすすめのUSCPA予備校はアビタスです。
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