USCPA試験の内容はよく変更されるイメージだけど、最近はどんな変更があったのか知りたいな。
2021年と2022年のUSCPA試験の内容の変更について、簡単にご説明していくね。
はじめに:最近のUSCPA試験内容の変更
最近のUSCPA試験内容の変更は、以下のようになっています。
最近の試験内容の変更
- 2021年7月:4科目の変更あり(BEC・AUDに大きな変更)
- 2021年10月:FAR・AUD・REGの変更あり
- 2022年1月:FAR・AUD・REGの変更あり(AUDに比較的大きな変更)
- 2022年7月:AUDの変更あり
BECは、2021年7月の変更が最後です。
USCPA試験の内容は、頻繁に変更されます。
新しいトピックが追加されたり、古いトピックが削除されたり、既存の内容が変更されたり、毎年何らかの試験の内容変更があります。
試験内容の変更は特別なものではないので、「勉強しているときに変更があって不運だ」と嘆く必要はないですし、「変更前に試験を受けなくては」と慌てる必要もないでしょう。
何が変更されたか把握し、情報をアップデートしておくだけのことです。
1.2021年の試験内容の変更
2021年の試験内容の変更から見ていきます。
2021年7月の改定は大規模で、BECとAUDに関しての変更が集中し、FARとREGは変更の影響はあまりありませんでした。
2021年10月の改定は小規模で、FAR・AUD・REGに関して変更がありました。
2021年の改定の主な変更点
- ビジネスプロセスの理解
- デジタルマインドセットとデータ分析
- SOC1®報告書への依存度の向上(ユーザー企業の財務報告に係る内部統制に関連するサービス機関の統制)
- IFRS(国際財務報告基準)の出題の取りやめ
詳しくは、以下の記事を参照してください。

AICPA(米国公認会計士協会)のBlueprintsも、2021年7月1日有効のものが最新になっておりますので、併せてご確認ください。




2.2022年の試験内容の変更
次に、2022年の試験内容の変更です。
2022年の試験内容の変更は小規模です。
AUD・FAR・REGに関する変更ですが、AUDは比較的大きな変更がありました。
2022年の試験内容の主な変更
- 監査人による報告、修正および関連した変更
- 幅広い分野での監査手続の追加・改定(アサーション、関連当事者取引、継続企業、不正など)
- 2021年の「American Rescue Plan Act(米国救済計画法)」の変更
詳しくは、以下の記事を参照してください。

参考:試験内容の変更に関するAICPAの方針
参考までに、USCPA試験の試験内容の変更に関して、AICPAの方針をご紹介します。
改正の種類 | AICPAの方針 |
会計・監査に関する公布の改正 | 以下のいずれか遅いほうの時期に出題できる。(1)最も早い強制発効日の後に開始する最初の四半期、または、(2)発効日の6ヶ月後に始まる最初の四半期。 |
内国歳入法・連邦税法の改正 | 発効日または施行日のいずれか遅い日から6ヶ月後に開始する四半期に出題できる。 |
連邦税の分野以外の連邦法の改正 | 発効日から6ヶ月後の四半期に出題できる。 |
統一法の改正 | 各法域の単純多数決による採択から1年後に開始する四半期に出題できる。 |
その他のすべての科目に関する改正 | 以下のいずれか遅いほうの時期に出題できる。(1)最も早い強制発効日の後に開始する最初の四半期、または 、(2)発行日から6ヶ月後。 |
何らかの改正があっても、USCPAに出題するまでには、しばらくの猶予があることが分かります。
ちなみに「何らかの改正があった場合、改正によって影響を受けた以前の内容はUSCPA試験から削除される」とも明記されています。
2024年1月に、試験制度の変更があります。
2021年や2022年の試験内容の変更と比べ、かなり大きな変更です。
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。

以上、「【最新】USCPA試験 最近の試験内容の変更をまとめました!」でした。
2022年はそこまで大きな変更がなかったようで安心したよ。
少なくとも半年ごとになんらかの変更が発生してもおかしくないので、なるべく早く合格してしまうのがいいね。
勉強の期間が長くなればなるほど、変更をアップデートしていくのが大変になることは覚えておいてね。

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